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   [10-01. 吸音材 端子類 切り売りケーブル]導通向上クリーナー ECI-50
     真空管にECI-100を塗布
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投稿者 スレッド
ケミ
投稿日時: 2013/8/29 16:21
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993さん、こんにちは。真空管のピンのクリーニング(古い接点改質剤の除去)、そしてECI-100塗布の効果が日増しに高まっています。

具体的には塗布前に Cannonball Adderley / Somethin' Else のモノラル盤セカンドプレスを聴いていて、マイルスがきつく、少し耳に痛い音になっていました。オリジナル盤ならそんなこともないのかななどと想像していました。

しかし、ECI-100塗布後はそれらが解消され、演奏の前に出てくるところはより前に展開してくれるし、引くところはさらに引いてくれるようになりました。

考えてみれば当然で、真空管が明るくなる=電気の流れが増したわけで、音量も上がりましたし、より小さな音も聞こえるようになったわけですから、立体感が増すのも当然と思います。

この効果はすべてのソフトに共通で、しかも多少膨らんでいた低域も締まってくれました。

私はECI-100を手の届く範囲しか実施していませんので、時間を見つけ効果を確認しつつECI-100塗布による効果を楽しんでいきたいと思います。

zappa1993
投稿日時: 2013/8/31 11:34
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
ケミさん

続報ありがとうございます。

「良い音・心地よい音で音楽が聴けるようになる」のは素晴らしいことですね。
嫌な音やストレスを感じる部分が無くなると音楽は本当にスッと心に入ってきて得も言われぬ感動を与えてくれます。

オーディオ用のクオリティの高い製品ばかり見ていると、真空管のピンはとても無骨で単なる棒にしか見えず、また古い真空管は接面も酸化や汚れで光沢感もありません。
こうした部分への塗布は特に効果的なようで、接面も目視できない凹みが多そうですので、重ね塗りの効果が高そうです。
あとは熱への耐久力が如何ほどかと言う部分ですが、今のところ極端に音が戻ったと言う感じはありませんし、問題は無いと思われます。
この先、間をおいて何度か重ね塗りをしながら音の変化と合わせて確認したいと思います。
zappa1993
投稿日時: 2013/9/12 0:50
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
皆さん

こんばんは

ECI-100塗布の報告をさせていただいた真空管の導通改善作業ですが、その後も色々と試しましたので簡単に報告させていただきます。

まず、ECI-100塗布による導通向上効果はその後も持続しており、熱により極端に効果が落ちるという事はなさそうです。
これはECI-100に使われているナノダイヤモンドカーボンという素材が熱に強い為、真空管の熱程度では品質に影響が出ないためだと思われます。
ナノダイヤモンドカーボンは別の用途として、トランジスタの発熱を逃がす目的でも使われているようですので熱には心配無用のようです。
被膜形成に用いられているハイテクオイルの耐久性は不明ですが、音を聴く限りでは凸凹に入り込んだナノダイヤモンドカーボンの効果は持続していると感じられます。

さて、ECI-100塗布のその後ですが、凝り性なものでECI-100の塗布だけでは納得がいかず、すべての真空管のピンとソケットを再度クリーニングしました。
オーディオ機器の端子をクリーニングするのには、専用のクリーニング液や無水エタノールを使われる方が多いと思います。
これでも汚れは取れるのですが、何せ真空管のピンは酸化して輝きを失った金属棒です。
最初は無水エタノールで丁寧に汚れを取り除いた状態で満足していたのですが、更にキレイにすればどうなるかと言う思いが強まり、極細のコンパウンドでも磨いてみました。

これらの作業は一度に行ったわけでは無く、まずは無水エタノールでパワー管だけクリーニングし、日を空けて整流管、プリ管と作業を進め、その間毎日音楽を聴いておりましたが、やはりクリーニングするたびに雑味が取れ、音の解放感やダイナミック感は高まりました。
ただ、音がきれいに成り過ぎたと感じられた時もあり、やや高域にキツさが残りました。
(後で分かりましたがクリーニングに使った無水エタノールの拭き取り不足が原因だったようで、最後にもう一回空拭きすることをお勧めします)
この間は折角塗布したECI-100を洗い流してしまった状態ですが、それでも音の鮮度はクリーニング前に比べだいぶ良くなったと感じられましたし、接点の汚れが音に及ぼす悪影響がこれ程大きいのかと改めて思い知らされました。

次に試したのが極細のコンパウンドで、これを綿棒に少量つけて真空管のピンを磨きました。
コンパウンドは車の鏡面磨きなどにも用いられるためカー用品店などで簡単に手に入りますが、私は美術のアクリル磨き用途のもの(粒子サイズ4ミクロン)を使いました。
中身は同じようなものですが、中には光沢を出すためにワックスやシリコンなどが入っている物がありますので、こうしたものは避けた方が良いと思います。(余計な被膜が出来てしまい洗浄してもきれいに取れないかもしれません。銀などの金属磨きも同様です)
効果に期待して12本の真空管のピンを磨きましたが、綿棒は黒くなるものの見た目はそれ程きれいになった印象はありません。
これは金属が高温で焼けて黒く変色している部分があるためだと思われます。
それでも元々それ程くすんでいなかったピンなどは光沢が見られます。
コンパウンドで磨いた後はまた無水エタノールできれいにクリーニングしました。
さて肝心の音の方ですが、芳しくない結果でした。
透明感が若干後退した感じで、音に変な癖がついた感じがします。
これは想像ですが、コンパウンドの微細な粒子がピンの凸凹に入り込み、これが導通の邪魔をしてしまったのではないかと思います。
変な癖と言うのもこの粒子が音に乗ってしまっていたのかもしれません。
再度無水エタノールで丁寧にクリーニングし直し、2日程度でだいたい元の音に戻りました。
熱で成分が消失してしまったのかもしれませんので、もうしばらくこの状態で使う事にし、
今度はソケットの穴を無水エタノールできれいにクリーニングしました。(もうコンパウンドは使いません!)
小さな穴には綿棒が入りませんので、私は先の細い歯間ブラシでゆっくりと擦りました。
歯間ブラシには汚れが付きませんのでどれ位きれいになったのか目視では分かりませんが、音質は確かに向上していましたので、ここもクリーニングしておいた方が良いと思います。
クリーニング後に真空管を戻す際には、3,4回程度抜き挿しをして金属表面に着いたクリーニング液の残りを拭き取るようにする方が良いようです。

今はこの状態でパワー管にだけECI-100を再度塗布し、音楽を楽しんでいます。
やはりECI-100塗布の効果は高く、音がきれいになるだけでは無く、深みや量感といったものまで出ますし、高域のキツさなども感じられません。
クリーニング仕立ては、音がきれいに成り過ぎたと感じることもありますが、2日程度で音のバランスも整ってきますし、アコースティックな演奏を聴くと実在感がかなり改善されているのが分かります。
またこれは副作用的な効果かも知れませんが、導通を改善することは真空管の安定動作を促しますので、貴重なヴィンテージ管の劣化を防ぐ役割も果たしていると思われます。

最後にECI-100使用時の注意点ですが、塗布後は出来だけ薄くきれいに溶液を伸ばした方が効果的が高まるような気がします。
効果があると分かるとつい多めにスプレーして、拭き取るのが勿体ないのでそのままにしてしまう事がありますが(私だけ?)これをすると全体にハイ上がりになり音が甲高く感じられる事がありました。(これはSP端子とRCA端子に塗布した時です)
私なりの解釈ですが、接点間にハイテクオイルが多く入り込み、金属同士の接触を妨げる結果となり、ハイテクオイル中のナノダイヤモンドカーボンと僅かな接触部分でしか接点を保っていなかったためではないかと思います。
直ぐに綿棒で薄く延ばしましたら、重心も下がりECI-100塗布の効果が表れました。
薄く延ばしながら余分な溶液を拭き取る事は、微細なナノダイヤモンドカーボンを凸凹に上手く馴染ませることにもなりますし、導通向上効果も早く現れます。


と、ここで終わりにするつもりでしたが、パワー管塗布にECI-100を使い切ってしまい、只今注文中のECI-100が届いて最後の仕上げをする前に、もう一つ試してみたいものを見つけました。
メタルクリーナーという名の真空管のピンなどの酸化膜のクリーニングを目的につくられた溶液で、オーディオ用らしいので試してみることにしました。
ECI-100塗布前の下地をきれいにするのが目的で、これと無水エタノールで金属の表面を出来るだけ酸化前の状態にし、ECI-100塗布の効果を最大限高めるのが狙いです。
物は試しで、真空管一本に試してダメならパソコンの内部接点磨きにでも使うつもりです。


非常に読みにくい文章で申し訳ございません。
読み直しましたが、何が書いてあるのかよく分かりませんね



※ 真空管にもピンが金メッキされたものがあります。
その他メッキされた端子にも研磨剤が入ったクリーナーを使うことは厳禁です。
成分をよくお確かめの上お使いください。


zappa1993
投稿日時: 2013/9/12 9:18
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
クロさん

お返事ありがとうございました。
返事が遅くなりましてすみません。

チューブラジエーターますます興味が湧いてきました。
ショッピングカートにはXLサイズが4つ入っていまして、あとはエイっとボタンをクリックするだけなのですが・・・
こうしたアクセサリーは実際に試してから購入できれば良いですね。

クロ
投稿日時: 2013/9/12 14:40
常連
登録日: 2008/4/7
居住地:
投稿: 43
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993さん、こんにちは

東京のショールームに行けば、視聴可能のようですね。
アコリバのグッズと同じ、絶対効果があります。

さあ、購入ボタンをクリックしましょう!
zappa1993
投稿日時: 2014/1/26 10:31
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
皆さん

おはようございます。

真空管のピンのクリーニングですが、これが実に効果的で、ECI-100の導通向上効果にも目覚ましいものがあります。
先の投稿以来ほったらかしになっていましたが、折角ですので私が行った方法を簡単に紹介させていただきます。

まず手順から申し上げますと、
1. メタルクリーナーで研磨
2. 上記の拭き取り
3. 無水エタノールで掃除
4. 上記の拭き取り
5. ECI-100の塗布
と言った流れになります。

1番のメタルクリーナーとは、和光テクニカルのオーディオ用メタルクリーナーMC13で、オーディオ用と謳っているだけに前回使ったようなコンパウンドよりは良いかな?という淡い期待の元に購入したものです。
水溶性ベースの研磨剤という事ですので、拭き取り易く研磨剤の粒も残りにくいと思われます。
結論から申し上げますと、研磨作用はそのままに音への悪影響はあまり感じられませんでした。
ただし、これは前回のコンパウンドに比べてのことで、丁寧なふき取り作業を怠るとやはり純度が低くくすんだ様な音になります。
(研磨剤の粒はキレイに除去する必要があります)
2番の作業でメタルクリーナーの液と取れた汚れを大まかに拭き取り、3番の作業でピンの表面をキレイな状態にします。
(この時は無水エタノールを大目につけてエタノール内に研磨剤の粒が溶け込む様な感じが良いと思います)
4番の作業は前回も申し上げましたように、無水エタノールもキレイにふき取らないと音への悪影響があるためです。
1〜4番の作業を終えた後に初めてECI-100を塗布するのですが、その効果は極めて高く、鮮度の高い音には驚くもので、今まで管球式アンプの本領が発揮できていなかったというのがよく分かります。


真空管の種類にもよりますが、ピンは非常に細いものですのでピンの表面をキレイに掃除しようとしても綿棒に当たる部分は僅かしかなく、拭きもれている箇所もあるはずです。
そこで、私は下記のような綿棒を薬局で購入して使っています。
綿部分が凸凹になっており、汚れがよくとれるという物なのですが、この綿棒の窪み部分に真空管のピンを当てるようにして拭くと短時間に効果的な掃除が出来ます。




また、汚れをふき取る素材ですが、私はキムワイプという物をAmazonで購入して使っています。
小さなキッチンペーパーの様なものですが、薄く柔らかい上に擦ってもボロボロになりませんので安心して使えます。
また、表面には適度なザラツキがありますので、汚れをふき取るのにも打ってつけです。




この時はプリ管のクリーニングでしたが、10本弱の真空管を掃除するのに2時間強かかりました。
良い音になる事を想像しながらの作業は楽しいものですし、作業が終わってからの音を聴けば今までの苦労も吹き飛ぶというものです


写真では分かり辛いですが、ピンはピカピカになりました。
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