メイン [02-03. シングルコアケーブルシリーズ]ラインケーブルLINE-1.0R-TripleC&LINE-1.0X-TripleC LINE-1.0X-tripleC-FMをマイクケーブルとして使用してみました | 投稿するにはまず登録を |
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Leftfield | 投稿日時: 2015/10/15 8:06 |
新米 登録日: 2015/8/25 居住地: 投稿: 1 |
LINE-1.0X-tripleC-FMをマイクケーブルとして使用してみました マイクケーブルはM社やB社などの業務用ケーブルを使用するのが一般的です。
わたしもいろいろな業務用ケーブルを聞き比べた結果、ここ数年はB社のミリタリースペックと呼ばれる軍需用の銀線ケーブルをマイクケーブルとして使用してきました。 このケーブルはワイドレンジでフラットな音質傾向があり、最良のケーブルだと感じていましたが、単体のマイクプリアンプを導入したためもっと取り回しのいいケーブルが必要になり、いろいろと探していたところPC-tripleCの評判を聞いて購入してみることにしました。 購入したのは、コンデンサーマイクからマイクプリアンプの間のケーブルとマイクプリアンプからレコーダーの間の2ヶ所のケーブルです。 それぞれ長さを35cmに特注で製作してもらい、レコーダーに差し込むプラグはTRSフォーンに交換し、その他のキャノンコネクターはすべてアコースティックリバイブ製の無はんだネジ留め式のプラグに交換する特注をしてもらいました。 実際に録音をしてみて、B社のケーブルとの比較をしてみました。 本来であれば生演奏の音楽を録音するのが、一番違いがわかりやすいのですが、演奏中にケーブルをとっかえひっかえ交換するわけにもいかず、とりあえずスピーカーから鳴らした音楽を録音してみました。 経験上スピーカーから鳴らした音楽は、それぞれの楽器の定位や臨場感に乏しいため違いがわかりづらいのですが、実際録音してみたら、驚いたことに音の質感に明確に違いが現れました。 一聴して違うのは、B社の録音は高音寄りの音像で、PC-tripleCの録音は低音寄りの音像になっているとうい点です。 しかし、実際にスピーカーから鳴らした音楽と聞き比べると、PC-tripleCの録音こそが原音を忠実に再現した音であり、B社の録音はかなり高音を強調した音になっているということがわかりました。 特にPC-tripleCの録音は、ロック系の音楽のベースやドラムのスネアの音が体にズンズン響いてくる感覚まで再現されている点に驚かされました。 B社の録音でもベースやドラムの音はちゃんと聞こえますが、体に響いてくる感覚までは再現できていません。 今まで高音質と思いこんでいたB社のケーブルは高音域が強調されることにより音色が明るくなり、それが好印象を与えていたものと思われます。 実際はPC-tripleCの録音を聞いた後でB社の録音を聞くと高音がうるさく感じられ聞き疲れのする音であることがわかりました。 PC-tripleCの録音は、高音域もごく自然に原音に忠実に再現されており、まさにこのケーブルこそワイドレンジでフラットな音質傾向のケーブルだと実感させられました。 特にマイクでの録音は不可能だと思っていた低音が体に響いてくる感覚まで録音できた点は、驚くべき再現力としかいいようがありません。 確かに業務用ケーブルに比べれば金額的には高額ですが、その価値は十分にあると感じました。 今回購入するにあたり、管理人Kさんにはいろいろとアドバイスを頂きありがとうございました。 PC-tripleCのケーブルも素晴らしかったのですが、わたしのような個人の消費者に対しても真摯に対応して頂いた姿勢にも感銘を受け、すっかりアコースティックリバイブのファンになってしまいました。 今後は、普段使用しているPCオーディオの配線やアクセサリーなど徐々にアコースティックリバイブ製品に買い替えをしていきたいと思います。 今後ともよろしくお願い致します。 |
リモコン二刀流 | 投稿日時: 2015/10/19 17:08 |
長老 登録日: 2015/5/19 居住地: 投稿: 348 |
Re: LINE-1.0X-tripleC-FMをマイクケーブルとして使用してみました Leftfieldさん
こんにちは、リモコン二刀流です。 マイクケーブルとは! 私も興味津々です。 録音をちょっとやりますので… 私はM社のケーブルがナチュラル傾向でお気に入りでした。 B社のミリタリースペックというのは初めて聞きました。 そんなのがあるのですね! さて、アコリバケーブルで録音されて、 B社の音に癖があったことを見つけられたとのこと。 これって録る側というか音を作る側の立場的にはすごい嬉しい発見ですよね。 だって、音を作るセクションはDAWやコンソール、あるいはアウトボードを駆使してやればいいのであって、基本録音は本来の音をそのまま記録できるケーブルを使いたいもの。 (中にはケーブルで個性を付ける人もいますが…) 低域の再現性が上がったのは、前のケーブルが損失が大きかったと言うことでしょうかね… 海外の製品はケーブルに限らず、やんちゃな音傾向がありますが… |
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