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   [03-01. AC電源関連]電源BOX RTP absoluteシリーズ / YTP-Rシリーズ
     壁コン、電源ボックスのコンセントを新コンセントに その3 (大型装置バージョン)
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投稿者 スレッド
Johaness
投稿日時: 2016/12/24 19:33
新米
登録日: 2016/7/26
居住地:
投稿: 3
壁コン、電源ボックスのコンセントを新コンセントに その3 (大型装置バージョン)
Johanessです。

コンセント交換シリーズ最終投稿。

今回相手にしたのは、仕事場で使っている装置。ラインナップはスピーカ側から、Spendor SP9/1(スペンドール創立何周年かの記念スピーカ)→Sonic Frontiers POWER 3 (x2)→Sonic Frontiers LINE 2→Lindemann 822(SACD)という、大型真空管アンプ主体の陣営です。
 仕事場を作ったのは16年前、壁コンセントはアメリカ製で、プレートは当時のアコリバ製。初期のアコリバ電源ボックスを複数使用していました。
そして4年ほど前、SACDプレーヤを導入。
アコリバにチューニングを依頼するついでに、プレーヤ用とアンプ用の、2つの電源ボックスもRTP Ultimateに更新して、ケーブルは機器同士の接続もすべて統一、晴れて「アコリバっ子装置」になりました。
Lindemann 822は、以前使っていたCDプレーヤよりずっと安いのですが、デジタル技術は日進月歩だそうで、一応期待していました。
ところが-----ダメなんだな、これが。
以下、オジサンの長い独り言です。

SACDプレーヤを導入して、さっそく買い込んだディスクは、我々中高年愛好家を狙い撃ちした、欧米のLP復刻SACD盤;EMI ClassicsのAudiophile edition Hybrid SACDや、RCAのLiving Stereoといったシリーズです。「全体的に音は粗いが、それが普通なんだろう」と思いながらも、そこそこ楽しみました。
Brahms/ Tchaikovsky: Violin Concertos (82876 67896 2)(J.ハイフェッツ+F.ライナー+シカゴSO)など、これまでCDで聴いてきた音のイメージを覆します。ところが、海外でSACDプレーヤが一般的でないのか、シリーズが続かない。
そこで国内盤を買い漁る事になり、またまた泥沼に….。
貰いものなので言いにくいのですが、大変有名な録音、Ch. ミュンシュ+パリ管の《幻想交響曲》 (2011年リマスター、ハイブリッド盤)、これなど、序奏の弦合奏が最初から割れており、主部に入るともういけない。弦の艶の成分がノイズに変換されて、その煩さが全体の音場の広がりを妨げている。
昔、安いLPプレーヤで再生し「ガット弦の音って、こんなに素晴らしいのか」と聴き惚れたクイケン兄姉によるモーツァルト《フルート四重奏》(Accent)の国内SACD復刻も「なんか変」。これも上と同じく、弦のストロークのキュキュッという心地よい擦音成分が「違う音」になる。
何とかしたい一心で、壁コンとプレーヤの間に、電源ボックスを3つ挿入した時期もあります---プレーヤ用の電源ケーブルは都合4本! タップを増やせば、フィルター効果が増し、ノイズも減る気がして….ああ健気(けなげ)。もちろん「ちょこざい」な方法はダメでした。
ノイズは少し収まったように錯覚するも、結局パワーの低下によって音像全体が後退するだけです。
もちろん全体のクオリティも落ちていたのでしょう。
この装置で音楽を聴く時間がどんどん減ってゆきました。
しかし考えてみれば、最近良い経験をしたばかりです。リビング用小型装置のコンセント(壁コン+電源ボックス)を全取替えして、大変な進展があった。
こちらの装置用のコンセントも、アコリバに依頼して、壁コンを含め、全て最新バージョンに交換することにしました。
ただし電源ボックスRTP Ultimateの本体は残して、コンセントだけ取り替え。
「激変」という単語は、しばらく封印。前にも書きましたが、アコリバ製品の中で、これほどオーディオの本質を突いた発明はないのでは!?
最初の報告に使用した数枚の輸入CD(いずれもガット弦合奏)の芸術性は、信じられないほど上がり、Living StereoやEMI ClassicsのSACDシリーズは、煩さが減り、豊かさが増して実にまろやか。
最初に挙げたブラームスのバイオリン協奏曲、ハイフェッツの音の繊細なこと!
CD時代、いやLP時代にも知り得なかった極上のニュアンスです。
シューリヒト+ウィーンPOの超有名な録音、ブルックナーの交響曲第8番、9番(EMI50999 9 55984 2 )も、これまで音が粗く奥行きも足りず、1曲聴き通すことが辛かったのに、決定的に改善され、1950〜60年代の録音が、新録音のように鳴っている。
中でも凄いのはバイオリン・セクション、艶があり、ビブラートなど間近で聴いているよう。
さらに(信じられないでしょうが)フルトヴェングラー! シューマンの交響曲1、4番やワーグナー曲集(いずれもチェコのPraga)は、周知の古さなのに音像に奥行きがあって、多くのCDでは楽音と混ざってしまうSPレコードの針音などが邪魔にならない。
弦セクションの上手さが、手に取るように分かります。
これなら他のフルベンも聴こうかな。
そうなると、なぜトスカニーニの復刻がないのか、他にも聞きたいLP名演は死ぬほどあるんだぞと、文句を言いたくなる。

でも日本盤のことを書くのは、少しばかり気が重いです。
コンセントを交換した後の《幻想交響曲》(パリ管)では、最初音場が広がって「おお」と思ったものの、弦の艶音がノイズに変換されているのは同じ。
ミュンシュ指揮の《幻想交響曲》はLiving Stereo SACD復刻があるので、比べてみると、こちらの方は文句なしの音がしている---録音はパリ管の10年も前、つまりステレオ最初期なので贅沢は言えないが、とにかく弦楽器が上手で他とハモっており、存在感は抜群。
パリ管SACDバージョンは有名なので、お持ちの方も多いでしょう。他ではどのような音で再生されているのか、興味津々です。
我が家の、別の装置でも聴いてみましたが、再生能力の差なのか、弦楽器がスピーカの前面に出てこないので「ああ煩い!」まで、行かないのです。
公平を期するため、日本盤のアドバンテージも書き添えておきます。ダブって買った同じ録音、”Rameau: Une symphonie imaginaire”。片方はオリジナルのハイブリッド・ドイツ版00289 477 5578、かたや日本盤のシングルレイヤーUCGA-9003。聴けば一目瞭然、シングルレイヤーの方は空間が豊かでストレスがなく、気持ちが良い。
しかし先程のディスクだって、別のプレーヤで聴けば「問題なし」になる事もあるだろう。
一体どうなっているんだ?
そこに天使のささやき「話題の電源コンデイショナーRPC-1を使えば、何とかなるかもよ〜…」-----ダメだ、妄想はいけない!
 …………きりがないので、新しいコンセントは、我が家の大型装置にも極めて有効で、とりわけ、海外SACDディスクで輝きを放っている旨を記して、3回に渡るレポートを終了します。
その改善度はすさまじく、これまでノイズ音に悩んだ古いCDディスクを聴き返そうとも思っています。

お騒がせしました。
 

ケミ
投稿日時: 2017/1/19 17:30
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 壁コン、電源ボックスのコンセントを新コンセントに その3 (大型装置バージョン)
Johanessさん,こんにちは。今回も興味深く拝見させていただきました。

私は海外製のダメなSACDプレーヤーを購入してしまったため,SACDには早々に見切りをつけてしまいました。10年ほど前の話ですが,このプレーヤーからデジタルアウトしてGOLDMUNDのDACで再生するCD層の方が比較にならないほどよかったです。

まず,共感できたことは壁コンセントから直接給電するよりも,アコリバ電源BOXを介して給電した方が音が良いという点です。給電ポイントの前段がFケーブルか,アコリバ単線かという違いなのかなと個人的には思っていました。

しかし,私もコンセントを新型コンセントに変更し,二つだけ新型電源BOXを導入してみて,前述の考えが一転しました。前段がFケーブルかアコリバ単線かということは考えなくてもいいと思っています。もはや新型コンセントなしにはオーディオ・録音・フォーマットのことを語ってはいけないのではとも思えてしまいます。

そして,バイオリン・セクションの”艶”という点にも同感です。今まできついと感じていたバイオリン・セクション(新フォーマットによるCDに多い)もなめらかで、艶が感じられます。この変化は本当に大きいです。マイナスからプラスですから。

私は低域の描かれ方にも大きな進化を感じています。ベースラインの音階が明確に聴き取れるようになりました。これ見よがしの膨らんだ低域ではなく,締まっていて自然に出てくる低域にホールでの生演奏を感じます。

また,「話題の電源コンデイショナーRPC-1」はさらに高い次元での再生を可能にしてくれると思います。今は現状を十分に楽しまれるのがいいと思いますし,いずれか近い将来には違う世界をRPC-1でお楽しみください。

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