SPC-PA（ダブルバイワイヤ）をリポートしました
初めて使うアコリバのケーブルです。

SPC-3.0PAを手に持つと思ったよりも軽く、独特の感触です。
太いわりに柔軟に曲がるので、取り回しは良好。
ケーブルに無理な力が加わると変形する可能性もありそうなので取り扱いには注意です。
ケーブル端末は、家にあったオルトフォン、ゾノトーンのYラグ（ロジウムメッキ）を
使用。
アンプ、スピーカーへの接続をすませ、ネットプレーヤーでJazzをメインに試聴しました。

繋いだ直後は、低域に力が無く、中域は平凡、高域もくすんでいます。
数日間、この状態が続きましたが徐々に音が変化してきました。
基本的にはナチュラルな音ですが、低域に弾力感が出て来た様です。

2週間を経過すると、良い所と不満なところが目立ちます。
高域には、もっと伸びやかさを・・
中域に、滑らかさを・・
低域は・・良い感じです。

3週間目に入ると、エージングも緩やかに進んでいる様で、曲によってはハッとする音に出会います。
ケーブル構造もしくは単線のメリットなのか、音場の立体感が良いです。
この時点でSPC-PAの音は、エネルギーが内側に向かう傾向です。
躍動感はありますが、Jazzにはもっとガッツさと開放感が欲しくなります。
反面、しっとり聴かせるヴォーカルやクラッシックのクオリティは十分。
ちなみにケーブルの下は、楓のブロック（4本）で浮かせています。

アコリバは何も加えず何も引かないナチュラルな音だと聞きます。

SPC-3.0PAも4週目に入りました。

SPC-3.0PA　1ヶ月を経過

久しぶりに録画（WOWOW）していた映画（美女と野獣）を視聴しましたが、セリフが実にリアルです。
センターSPは使っていませんが、位相が優れているのか定位感は良好。
我が家の環境（6.1ch/B＆W 804D3・N805・LM1）では音場空間は少しコンパクトですが、密度がギッシリと詰まった感じです。
以前、9.2chで使用していた頃より、映画に集中できます。

SPC-PAは映画との相性は良いですね。
音楽は素晴らしいと感じる時と、曲によって大人しく感じる時があります。
もう少し聴きこんでから、調整する予定です。

gonさん、初めまして。

こんにちは、kanoaと申します。

SPC-3.0PAご購入おめでとうございます。
エージングによる効果が、よくわかりますね

>久しぶりに録画（WOWOW）していた映画（美女と野獣）を視聴しましたが、セリフが実にリアルです。
センターSPは使っていませんが、位相が優れているのか定位感は良好。
我が家の環境（6.1ch/B＆W 804D3・N805・LM1）では音場空間は少しコンパクトですが、密度がギッシリと詰まった感じです。
以前、9.2chで使用していた頃より、映画に集中できます。

映画の音響こそ、聴こえてくる音が良くないと作品全体の評価も下がってしまいますからね。笑
集中できるほど、引き込まれたならば羨ましいです！

Kanoaさん　　初めまして
返信を頂き、ありがとうございます。
SPC-PAは中々の強者です。

最初に聴いた時はアレッ・・といった印象でしたが、1ヶ月も過ぎると本来の音が出てきた様で、音場空間の広がりは特筆に値しますね。

良いケーブルに出会ったものだと思っています。

20年程前に購入した、アコリバのRD-1は今も現役です。
消磁効果は薄らいでいるかもしれませんが、たまに聴くCDや新しく買ったCDに使っています。
RD-1はバージョンアップも出来るそうですね。

電源タップのYTP-6も長く使っています。
ホームページでRTP-6 absoluteを知りましたが、アルミ合金削り出しボディは凄いですね。
電源タップは、電源コンデショナーを含め10数個(台)あり、最近は関心を無くしていましたが、RTP-6 absoluteは試聴したくなります。

アコリバは、独創性のある製品が多いですね。
これからも、インパクトのある素敵な製品を期待しています。

・・閑話休題・・

SPC-3.0PA・突然ですが・・昨夜から音が大きく変化をしました。
解像度が上がり、高域が一段と伸びやかです。
今まで押さえつけられていた音が、一気に解放された感じです。
唯一不満に感じていた部分が改善されてきました。

エージングも終盤に近づいてきた様です。

gonさん、こんばんは。kanoaです。

＞20年程前に購入した、アコリバのRD-1は今も現役です。
　消磁効果は薄らいでいるかもしれませんが、たまに聴くCDや新し　く買ったCDに使っています。
　RD-1はバージョンアップも出来るそうですね。

消磁器は、私も必須アイテムの１つになっています。RD-3をつかっています

＞電源タップのYTP-6も長く使っています。
　ホームページでRTP-6 absoluteを知りましたが、アルミ合金削り　出しボディは凄いですね。

RTP-2absolute使っていますが、重量もそこそこあって高級感もありますよ！

＞電源タップは、電源コンデショナーを含め10数個(台)あり、最近　は関心を無くしていましたが、RTP-6 absoluteは試聴したくなり　ます。

凄い数ですね。。


＞SPC-3.0PA・突然ですが・・昨夜から音が大きく変化をしまし　　た。
　解像度が上がり、高域が一段と伸びやかです。
　今まで押さえつけられていた音が、一気に解放された感じです。
　唯一不満に感じていた部分が改善されてきました。

　エージングも終盤に近づいてきた様です。

エージングの段階がわかりやすいですね。細かいレポート勉強になります。

kanoaさん　こんばんは
返信、ありがとうございます。

無駄に長くオーディオを趣味にしているので、いつの間にかタップ数が増えてしまいましたが、あまり高価な製品は使っていません。
RTP-2absoluteは、贅沢な仕様ですね。
プリアンプかCDP等に使ってみたいですが、高価なので手が出せません。
アコリバの製品は使うと癖になりそうで、気になる製品が多いです。
ちなみにRTP-2absoluteは、どの様な傾向の音なのでしょう？

現状、プリアンプ用とCDP＆NetP用とHUB＆NAS用にクリプトンとシステマティック（古い）のタップを使っていますが、クリプトンのタップはフィルタ―が入っているので差込口によって音が違っています。
RTP-2absoluteは、フィルタ―を通さないので使い勝手も良さそうですね。

SPC-3.0PAを使って1ヶ月半が経過、音も良い方向で安定してきました。
ザックリとした印象は、透明感があり高密度です。
表面的には柔らかめで羽目を外さないタイプですが、躍動感がありJazzは快適です。
ヴォーカルは潤って、喉から声が発せられている様子が生々しく感じられます。
バイオリンは艶を伴いながら空間に放たれ、ピアノは立ち上がりも早く艶やかです。
定位感が良く、多彩な音色表現とともに今まで気づかなかった細かい音が聴こえます。
音場空間は広く、奥行き、立体感に優れ、トップクラスの質感です。

SPC-PAを使って感じるのは、システムの音をかなり支配している事です。
メインSPをJBL・K2S5500から804D3に入れ替えてから2年半、ワイヤーワールド、オーディオクエスト、ゾノトーンを経てNVSに決めた矢先、SPC-PAを知り衝動的にアコリバを購入しました。
今までと違った音の楽しさを、アコリバで再認識できたのは収穫です。