今般、願い叶って30年前のアナログプレーヤー(YAMAHA GT750)のフォノケーブルを
TripleC-FM(RCA−1.0)に交換して頂きました。
掲示板の先輩方が果敢に挑戦しておられる姿を拝見し、意を決して私も…とお願いした次第です。



恐る恐るKさんにメールでお尋ねすると、いつものように二つ返事。
「トーンアームを送って下さい、接続出来るか見てみましょう」。
早速見て頂くと、トーンアームの構造上直付け出来ないため、旧ケーブルを10センチ残して接続する方法をご提案頂き、
その通りお願いしました。
その間、技術的にもお骨折り下さっていました。旧ケーブルが１芯同軸構造のため接続がハンダ付けだけでは対応出来ず、
適合させる細い圧縮端子を探して下さっていたのでした。
しかし、ご苦労頂いたにも拘らず、翌週には完成品が届きました。このスピードにはビックリです 。

さて、その効果はというと…
・天井感のあった音域が拡がり突抜ける高音、引締まったドスの効いた低音に変わりました。
この余裕、クリアーな奥行きの深さがTripleC-FMの真骨頂なのでしょうか。

・これまで最も恐れていたクラシックピアノの音ですら、金属音がきちんと聞こえます。
立体感も素晴らしく、これなら変なコンサートホールで聴くより家でLP聴いた方が良い音だと思ってしまいました 。

・また、これまでLPの再発盤しか知らなかった時に、突然オリジナル盤を聴いた驚きにも似ています。

・しかし、最も驚いた(不思議に思えた)のは、恐怖のLPノイズ(ブチッ、バリバリ)の雑音が、1つ1つ違う響きがして
ノイズが音楽的？変な表現ですが、ノイズが煩くないのです。
このノイズが不思議だと思っていたら、Kさんから「プチパチのスクラッチノイズの質が変わって煩くなくなるのは
レスポンスの向上や歪みの減少によるものですので良い方向に行っている証拠になります」
…という至極明快なご回答を頂戴しました。
なるほど…これは目から鱗でした 。



なにせラジカセのようなケーブルを特別にTripleC-FMのハイエンドに替えて頂いたのです。
当然といえば当然でしょうが、こんなにも劇変する音の楽しみがオーディオの醍醐味ですね。
やはりケーブルの威力は掛替えのない凄さがあります。

フォノケーブルを替えるヒントときっかけを下さった掲示板の皆さん、稚拙でウルトラCのお願いを聞き届けて下さったKさん、
感謝感激です。ホント、何という幸せ者でしょうか。
お蔭でまた一段、レベルアップが叶いました。ありがとうございました。
皆さんも困ったときは是非Kさんにご相談されてみて下さい、目から鱗がボロボロ落ちること必至です 。

光ちゃんさん、こんにちは。

kanoaです。

フォノケーブル直だしのものを途中から切って交換されたんですね！クオリティアップおめでとうございます。レコードのプチッパチノイズ音も聴こえ方が変わってくるとは不思議なものですね。私もへろへろのケーブルなので、それをカバーするためにFNS-RCAを使っています。こちらを使ってクオリティアップはできていますが、ほんとであればケーブル、アース線等もちゃんとしてTripleCに交換できたら最高ですね！

光ちゃんさんお投稿見たら、私もゆくゆくはケーブル交換をKさんに相談してみたくなりました。（笑）

kanoaさんありがとうございます。

そうなんです、とても嬉しくなって投稿してしまいました。
実は先日、カートリッジのリード線をabsolute LEADWIREに替えて頂いたのですが、この時の衝撃に驚き、
これだけ音が変わるのだからケーブルも替われば…余りにバランスを欠いた（旧）ケーブルでは、
リード線本来の凄さが活きないのではないか…？

こうして、アナログプレーヤーの買い替えも頭をよぎったのですが、当時（30年前）のプレーヤーは
ケーブル以外の評価は先ず先ずとのこと、当面はこれで行こうと決めました。
また、残念ながら先輩の皆さんのようには、はんだ付けも細か過ぎて儘ならず…
ゆくゆくプレーヤーを買い替える時は、繋いだ側のケーブルにプラグをつけて頂ければ
新しいプレーヤーでも対応できるかな〜と勝手に楽天的な発想でお願いしたのが本音です 。
これも、これまでの先輩方のチャレンジのお蔭、それを可能にしたアコリバさんの信頼の裏付けがあってこそだと思います。
Kさん、ありがとうございました。

リード線のお蔭で奥行きが俄然深く透明感も半端じゃなくなりました。
ケーブル追加で楽器、ボーカルの細かい動き、ニュアンスまでが、より一層わかるようになりました。
アナログにこんな潜在能力があるとは思いませんでした（ごめんなさい）。
また、レコードの音が歪むのはやむを得ずと思っていましたが、高音がきちんと出ていなかったのだとよくわかりました。

今夜もLPの（特に中古に多い）湿気た臭いに囲まれて、ひとり悦に入っています 。

光ちゃんさん、kanoaさん

ご無沙汰しています。

アコリバ会員の間では、旧いアナログプレーヤのPHONOケーブルの取り換えが流行しているようですね。

私も、PHONOケーブルの導体を、PCOCC-AからPC-TripleC/EXに取り換えて頂いておりますが。

光ちゃんさんが言われるように高域がきれいの出ると、何とも心地良いですね。

私の平日の終わりは、ボードにエアーを入れ、RIO-5IIをON、RWL-3をテレビモニターの前にセット、
LPレコードを消磁、マイナスイオンを照射、ターンテーブルに載せる。
針を掃除、これで儀式は終わり。
LPレコード再生。至福の時です。

みなさんこんにちは！

光ちゃんさん
私もYAMAHAのプレーヤーを所有しております。
光ちゃんさんの投稿を見て、正直いいなーと思っております
YAMAHAのプレーやーはトーンアームからラインケーブルが直接出されており、当時は接点が少ない事で信号のロスが少ないと考えられていたと思うのですが、ラインケーブルの性能が向上しているのでラインケーブルが交換できればと思っておりました。

元のラインケーブルを10センチ残してケーブルを接続したのは、ダストカバーを閉める関係上でしょうか？

私も検討してみたいと思います。


スペンサー＆ホークさん
ご無沙汰しております。

＞私の平日の終わりは、ボードにエアーを入れ、RIO-5IIをON、RWL-3をテレビモニの前にセット、LPレコードを消磁、マイナスイオンを照射、ターンテーブルに載せる。
針を掃除、これで儀式は終わり。
LPレコード再生。至福の時です。

私もそれに近いものがありますが、途中ハイボールが入ってしまいます。
アナログでJAZZを聴きながら、飲むハイボールは最高です！

それではマタ！

wonderful生活さんへ

大当たり！フォノケーブルが太くてカバーが閉まらなくなるのです。

トーンアームを見て頂いた時のKさんコメントを拝借しますと…
「…根元からの交換は構造的に無理でした。出来るのは、フォノケーブル途中での継ぎ足しという形のみです。
…またケーブルが太いため、根元に近い部分で継ぎ足すとプレーヤーのダストカバーが閉まらなくなります。
ですので現在着いている標準のフォノケーブルを１０ｃｍ程度残した形で継ぎ足すしかないかと思われます。」
この様な想定しうるベストご提案を頂き、お願いした次第です。
確かにおっしゃる通り、根元からの交換は素人目でも無理、ダストカバーを壊すと蝶番も壊れるので無理でした。
植木も接ぎ木をすると強くなるが如く、ケーブルも…でしょうか？
また、私のYAMAHAアナログプレーヤーはコストダウン中の最低ライン、でも当時はこれでももったいないと思っていました。
しかし今ではワンランク、ツーランク上を狙っておくべきだったと悔やまれます 。

どうぞ、是非ともご検討ください。私の経験がご参考になれば幸いです。
（私はYAMAHAの回し者ではありません、念のため ）



スペンサー＆ホークさんへ

ちょっとご無沙汰しています。
思えば、スペンサー＆ホークさんが予想(予言)されていた通り、アナログにどっぷりハマりました。
録音が良くないとご存知のROXY　MUSIC　のライブ（VIVA）盤ですら、良い音？に聞こえます。
思い入れが多いせいでしょうか。

スペンサー＆ホークさんの儀式、素晴らしいです。
というよりも、私は帰るとすぐに飛びついているので見習いたいと思います。
また、wonderful生活さんのハイボールを飲みながらもカッコいいですね。私は今、麦茶を飲んでいます…
どうぞ、お薦めのアルバムがございましたら、また教えてください。音が良いのがいいです 。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

光ちゃんさん、wonderful生活さん

こんにちは、夏休みで実家に行っていましたので遅くなりました。

ハイボールに麦茶ですか。

私は風呂上りで喉が渇くので、コップに氷をいっぱい入れ、ミネラルウオーターを注いでは呑み、注いでは
飲みして音楽聴いています。


私が最初に買ったレコードプレーヤー(74年頃)はDENONのDP3700F実売で8万円台でしたね、
アンプがラックスのL309で、SPがJBLのL26（これでも1本8万円）でした。それで1年くらいして、
SPの4311Aが出たので替えました。みんなローンでした。

私のDP3700Fも残しておいて、フォノケーブル変えればいい音がしたのかもしれませんね。


wonderful生活さんはJAZZですか、夜は隣の椅子で家内が寝ていますので、大きな音は出せないため、
顔に似合わず、甘いラブソングなどを聴いています。

光さんのところではROXY　MUSIC　のライブ（VIVA）盤が良い音で聴けるという事ですね。
ムンドのフォノイコが効いているのでしょうね。
私も欲しいですね。

お勧めのアルバムは元ザ・フーのロジャー・ダルトリーのニューアルバムが宜しいですね。
ピート・タウンゼントがギター弾いています。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07BH9TM6P/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

最近買うアルバムは、60年代から活躍しているアーティストの新譜ばかりですね。
同時代を生きてきた人たちに興味があり、感性に曇りが無いようにしたいですね。

スペンサー＆ホークさんへ

お忙しい処、素晴らしいアルバムをご紹介下さり、ありがとうございました 。
早速LPを購入し、何度も聴き入ってしまいました。
(ロジャー・ダルトリー「アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー」)
私にとってのザ・フーは10年前の来日公演以来、時計の針が止まっていましたが、
このアルバムで再び針が動き始めました 。
しかし、ソウルっぽいアルバムにビックリすると共に新鮮な驚きを覚えました。
年齢を感じさせないパワーの原点はここにあったのかと脱帽です。

・ロジャー・ダルトリー74歳。
10代の頃のソウルミュージックを演奏していた頃へと原点回帰したのがこのアルバムだと言っています。
https://www.universal-music.co.jp/who/news/2018-03-16-release/

・突然ですが山下達郎65歳。
最近は気持ちがシュガーベイブの頃に先祖帰りしているとコンサートで言っていました。

・ポールマッカートニー76歳。
ビートルズへの回帰が賛否両論ですが、
その他何れも時代を切り拓いてきたアーティストたちが
再び原点に戻ってきたかのようです。

我々のオーディオも同じく古き良き時代のノスタルジーだけではない、今の時代にマッチし進化した
アナログへの原点回帰ですね 。
これからも大好きなアナログの魅力、60〜70年代ロックの原点を求めて時代に囚われない
良いものを追求していきたいです。
どうもありがとうございました 。