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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2024/9/5 16:40 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3325 |
Re: いまなお高音質 ! 皆さん こんにちは。 当リスニングルームにおいて、その躍動感溢れるサウンドを演出してくれる、Accuphaseモノラルパワーアンプ (M-6000)は2002年にマイナーチェンジされ、M-8000の後継モデルとしてよりレベルアップし、AB級 パワーアンプの理想を追求して登場したのがM-6000でした。 長年の愛機であるその弩級モノラルパワーアンプは、ゴージャスでダイナミックな高峰な響きに魅了され続けて いるのです。まさにリスナーを圧倒するかのように凄みさえ感じさせてくれるのです。 M-6000では2台の完全同一回路のパワーアンプユニットを並列動作させることで出力電流を大きくすること ができ、低出力インピーダンスのパワーアンプを実現させたのです。 そのことでS/N比などの大幅な改善させるなどの高音質化が図られているのです。 それは理想的なスピーカー駆動の実現を図っていることから、圧倒的なサウンドの空間の広がり、キメの 細かさ緻密さは現在においてもその見事な再現性を果たしてくれているのです。 日ごろからオーディオ心を擽る、並々ならぬ思いれを伝えるフラグシップモノラルパワーアンプでもあるの です。 まず、最初鳴り始めて、すぐ「何と滑らかな美音だろう!」と瞬間思ったのです。 広い再生帯域にわたりザラッポさや歪が微塵も感じさせないのです。更に感じたのは「低音の良さ!」と いっていいのか、ローエンド方向まで無理なく自然に伸びることでした。それは骨太なジャズを好むマニア として圧倒するような凄みさえも感じ取れるものでした。 M-6000がスピーカー802(N)での低域の曖昧さがなく、ニュアンスの違いも確実に表現してくれることが、 何よりの証だと思ったのです。 ここは好みとするジャズから聴いてみたのです。 ピアノ・トリオの重厚かつ艶やかなピアノが温もり漂う音場にゆったりと拡がる、ピアノの立ち上がりや音像感、 ベースの弾み感も生演奏のエネルギーを聴くようで、あるがままの自然な響きが心の中で絡まって郷愁の糸を 優しく丁寧にとぎほぐしてくれるようです。まさに現代ジャズの雰囲気を発散させてくれるようで、ピアノも 硬質な中高域の粒たちのエネルギーが、そのまま甦ってくるようなストレートな再現性を見せてくれるのです。 腰の強い骨太な音はガツンガツンと前に飛び出してくるようで、トリオが一体となっていくところは、ここは さすがモノラルパワーアンプの強みだと魅力的に感じさせられ、その勢いよく迫ってくるその感触に酔わせられる 瞬間でした。 ジャズのみならずオーケストラも聴いてみたのです。 高音弦の震えのような微小な響きからトゥッティや低音楽器群の強演等、クライマックスから湧き上がる力強い 躍動のリズムを、奥行きのある空間にクリアに解像感高く描き出していくところが素晴らしいと感じたのです。 ここはビッグバンドやピアノトリオなども聴いたのですが、明るく華やかに広がるトランペットや深みのある テナーサックス、リズミックに弾むウッドベース、パンチの効いたドラムスなどはパワフルに色彩感豊かに輝き を放っていくこの好みとするサウンドに引き込まれていくのでした。 一方、女性ヴォーカルではアグレシッな歌いっぷりから、ふっと漏らす吐息のような微細な表現まで鮮明に表現し、 彫の深い表情に仕上げてみせるところなど、溢れ出る美音のシャワーはゴージャスで実に好ましいと感じたのです。 誇らしげになるのは、身体の中を耳にして聴くコンパクトなシステムとは違って、身体の中まで音が自然体でしみ 込んでくるところも実感したのです。 小音量時でも音楽の感動がストレートに伝わってくるのには「何とも魅力的なアンプだろう!」と、つくずく感動 させられ続けているのです。 つづく |
marron | 投稿日時: 2024/9/5 20:26 |
長老 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 400 |
Re: いまなお高音質 ! RANZANさん、こんばんは。
長い間、M-6000を愛用されていらっしゃるのですね。特に「小音量時でも音楽の感動がストレートに伝わってくる」とのこと、何と素晴らしいことでしょう! 私も、かつては大型システムを使っていましたが「小音量で鳴らすのはなかなか難しい」と感じていました。 ちなみに、今は小型スピーカーを使っていますが、アコリバ製品と管理人KさんのチューンUPのおかけで、今では、かなりスケール感が増してきています。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/9/7 16:32 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3325 |
Re: いまなお高音質 ! marronさん こんにちは。 何時もありがとうございます。 >私も、かつては大型システムを使っていましたが「小音量で鳴らすのはなかなか難しい」と感じていました。 おっしゃる通りであり、しかも実際には複数の異なるアコリバアイテムを併用することで、音のバランスを 崩すことなく、静寂感の中に漂う余韻を満喫できるそのリアリティさにはブレがなく、より一層進化することに 感激したのです。 小音量で鳴らしても細くならず歪を減少させ、本来の音が生き生きと再現されるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/10/4 13:22 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3325 |
Re: いまなお高音質 ! 皆さん こんにちは。 前述してますようにAccuphase(M-6000)の音質は、現在も大変気に入っていることから、我がオーディオシステムの 主力として欠かせないもので、新しくマイナチェンジされたM-6200もモノラルパワーアンプとして、M-6000の継承機 であることから、これも大変気になっているのも確かです。 それが幸いにして偶然にもそのM-6200を聴く機会を得たのです。 M-6200が試聴できると言う情報を得て、大阪日本橋の某高級オーディオショップで試聴させてもらったのです。 試聴してみると、基本的なサウンドは従来機譲りで、緩みのない的確な描写力、繊細かつ透明な質感が揺るぎなく受け 継がれていることが分るのです。 日頃から愛聴アルバムとしているCD持参で、音質が最高のジャズCD「上原ひろみ/Silver Lining Suite」から聴いてみた のです。このカルテットの滑らかでパンチの効いた凄まじいエネルギーはまさに圧巻でもあったのです。 M-6000でも素晴らしいサウンドにはぞっこんでしたが、より進化したというM-62000の素晴らしいステレオイメージを 聴かされると、音が出た瞬間感じる感触や表現力の違いのような好印象で、ここは迫力あるテナーサックス奏者であり、 ヴォーカリストでもあるアーチー・シェップのアルバム「アーチー・シェップ・カルテット/ブルーバラード」の 2)「More Than You Know」5)「Cry Me A River」を聴いた時のビビッドなショックの少々感情過多な奏(唄)法は、アクの 強さゆえに嫌味になりそうですが、決してそうにはならないのは、アーチー・シェップ・ミュージックの特質でもあると いっていいでしょう。 ピユアでありながら押し出しの強さ、強烈で分厚く太いしゃがれ声で歌うブルーなムードを持つ美しいバラード曲には、 一瞬生唾を飲むくらい思わず極致してしまうようでした。 強烈な曲を聴いたことで、やはり時代の差を感じてしまう押し出し感のあるサウンドは、アンプのダンピングファクターが 500から1000にアップされたことで、ノイズのレベルがより低減化への実現で、緩みのない的確な描写力や、繊細かつ透明な 質感が揺るぎなく受け継がれていることが判断できるのでした。 この圧倒的な空間の拡がり、ニュアンスのキメ細かさ、緻密さがひときわ向上していることを強く体感させられたのです。 一方、クラシック盤でも録音が優秀な「ストラヴィンスキー曲/春の祭典:パーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団」を 聴いたのです。オーケストラなど演奏スケールの大きい曲での、M-6200はまるで広角レンズ的な怖ろしいほど鮮明であり、 その解像度の高さや反応のよさは別格といえるもので、明確なオーケストレーションは金管、打楽器のパワーが炸裂する このパワーには、従来機(M6000)を超える躍動感、鮮やかさは勿論カラフルで音像定位がすこぶる良好であったのが印象深く、 強く脳裏に残っているのです。 ですが、M-6000においては、なお心を動かされているのも確かです。 音楽を愛する心を持って制作されたという非常に解像度と、密度が濃くて素晴らしいサウンドパフォーマンス体験できるし、 まして、なお持ってそのスリリングに伝えてくれる802(N)をも、優れたバランスやエネルギー感あるドライブ能力により、 ここまで十分なまでにコントロールしてくれていることが、何よりの証でもあるからです。 永く何時までも愛聴していきたいと、いっそう高揚するのです。 |
marron | 投稿日時: 2024/10/4 20:23 |
長老 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 400 |
Re: いまなお高音質 ! RANZANさん、こんばんは。marronです。
新機種に心が揺れ動くというお気持ち、わかります! 一方で、ご愛用のアンプを「密度が濃くて素晴らしいサウンドパフォーマンス」と感じていらっしゃるのは、素晴らしいことだと思います。 パワーアンプの役割は、スピーカーをコントロールすることだと思いますので、それを実感されているのは何よりではないでしょうか。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/10/8 13:32 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3325 |
Re: いまなお高音質 ! marronさん こんにちは。 何時も勇気づけられるあたたかいレスありがとうございます。 揺れ動く心を理解して頂き感謝です。 >ご愛用のアンプを「密度が濃くて素晴らしいサウンドパフォーマンス」と感じていらっしゃるのは、 素晴らしいことだと思います。 そのことで現有のM-6000と長く付き合っていきたいと心新たにしています。 M-6200を試聴してみて、そのサウンドに魅せられる点は大きいですが、ここはM-6000の能力を M-6200以上に聴感能力を向上させることだと考えるのです。 現在においてもクラシックモニターから完全に万能型との評価が定着している感が強く、 締りの効いた反応のいい802(N)は非常に解像度の高い音で、臨場感、解像度、厚みがいい 塩梅でバランスした音楽性の高いモデルです。各ジャンルの音を魅力的に聴かせてくれるのです。 好みのジャズ・ピアノでは、タッチの力強さと瞬発力に満ちて、ベースのハーモニーが分厚く堂々とした バランスがよく絡み合い、演奏のスリリングさを密度の高い表現力で伝えてくれるのです。 それには優れた性能を発揮してくれる、まだ未使用の各アコリバアイテムを見極め、例えばラインケーブル XLR-absolute並びにPOWER SENSUAL-MD-K、RPC-1KM等々を検討することで、M-6200以上の能力を 発揮するエネルギーや躍動感ある音質に進化向上と、大きな音質効果を実現させてくれると信じるところです。 |
marron | 投稿日時: 2024/10/8 20:01 |
長老 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 400 |
Re: いまなお高音質 ! RANZANさん、皆さん、こんばんは。
〉優れた性能を発揮してくれる、まだ未使用の各アコリバアイテムを見極め 〉M-6200以上の能力を発揮するエネルギーや躍動感ある音質に進化 これはまさに大正解だと思います。お釈迦様に説法かもしれませんが、私の考えも少しお伝えさせてください。 「パワーアンプを替えたら、スピーカーの鳴り方が全く変わった」という話をよく耳にしますが、これは多くの場合、パワーアンプの能力が不足していたことに原因があると思います。しかし、スピーカーをしっかりと駆動できるパワーアンプを使っていれば、それ以上の機種を導入しても、コストパフォーマンスの点でやや疑問が残ることがあるかもしれません。 また、音声信号がパワーアンプに到達する時点で、サウンドの骨格は、すでに完成しているとも感じています。 一方で、アコリバ製品を導入すると、毎回、驚くべき音質の向上が得られることに感動しています。「もうこれ以上、アコリバは導入する場所はない!」となるまで、ご一緒させてくだされば嬉しく思います(笑)。 |
RANZAN | 投稿日時: 2024/10/17 14:57 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3325 |
Re: いまなお高音質 ! marronさん こんにちは。 >「パワーアンプを替えたら、スピーカーの鳴り方が全く変わった」という話をよく耳にしますが、 これは多くの場合、パワーアンプの能力が不足していたことに原因があると思います。しかし、 スピーカーをしっかりと駆動できるパワーアンプを使っていれば、それ以上の機種を導入しても、 コストパフォーマンスの点でやや疑問が残ることがあるかもしれません。 >「もうこれ以上、アコリバは導入する場所はない!」となるまで、ご一緒させてくだされば嬉しく 思います(笑)。 marronさんの意見に同感です。 現在愛用している満足感の高いパワーアンプ及びスピーカーを、ここは信号を忠実に伝達してくれる クオリティ性の高いアコリバアイテムは、激しい演奏を聴いても歪は皆無で、たとえ聴き飽きたディスク でも新しい感覚を呼び起こし、真の音質向上ができるよう一緒に頑張りましょう。 |
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