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   [00-03]音楽全般
     私のJAZZ 名盤 Part 2
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2018/6/9 16:01
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

サー/デビッド・マシューズ、エディ・ゴメス&スティーヴ・ガット」

デビッド・マシューズ(p)
エディ・ゴメス(b)
スティーヴ・ガット(ds)

1) 降っても晴れても
2) サー
3) アイ・ラヴ・ユー
4) 星影のステラ
5) 悲しみよさようなら
6) ラウンド・ミッドナイト
7) ゲット・オーヴァー・イット
8) カミン・ホーム・ベイビー
9) ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース
10) シー・ユー・アゲイン

これはNYでの新録音でありデビッド・マシューズが率いる、現在最高のピアノ・トリオが奏でる独自の
色彩感に富み、管のアンサンブルにも顕著表現に表現されていくのです。

これはピアノ・ソロの片鱗を楽しむことができる傑作アルバムでもあるのです。
それはプロ音楽家生活50年を超えるキャリアがあり、MJQを率いて常にジャズの最前線において
活躍してきた功績は偉大であり、マシューズがジャズ以外のジャンルにもたらした功績は大きく、
また、アナログ時代にもプロデューサーとして生み出してきたレコードは数えきれないくらいです。

MJQをはじめとして、今回のピアノ・トリオもピアニストとして、長年の音楽活動の成果をトリオの形で
発表したことで、これ以上ない喜びでもあるのです。

が、しかしオーディオ的な感知から聴くと、惜しいかなベースの低域感が分厚すぎて低音の分解能が悪く、
鮮明に聴きとれないところが非常に残念でならない。




RANZAN
投稿日時: 2018/7/3 11:43
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

ジャズ/フュージョン界の雄 “ SHAKATAK “

近年はスムース・ジャズやクラブ・ジャズ・シーンで安定した人気を誇るのがシャカタクです。

「アルティメイト・コレクション/シャカタク」

シャカタクは国内外問わず多くの編集盤が制作されてきたのです。
今回、厳選された30曲余りの曲(2枚組)を聴いてのみると、一貫されたシャカタクの音楽表現を貫いてきた
かが理解できるものです。

DISC 1<CRUISIN SIDE> 全16曲
「Night Birds」「Invitaions」この2大ヒットで全英チャートを記録して、シャカタクの人気を決定づけた
のです。

DISC 2<STEPPIN SIDE> 全18曲
激しい打ち込みビートなど、最新機器を駆使して常にアコースティック・ピアノの存在を忘れさせない
シャカタクらしい1曲で、ダンスチューン「Let’ s Start Over Again」でスタートし、タイプの異なる
ビート・チューンで迫ってくるのです。

これはジャズ同様、いまだこのフュジョンでの各アーティストのアルバムは聴き逃せないのです。

ジャズに熱中していた70〜80年代頃、耳に新鮮に聴こえてきたのは軽やかで楽しいリズムの、このフュージョンの
メロディーでした。
当時、カフェー・バーやブテックから流れるバック・グラウンド・ミュージックとして、若い世代にアピールし
こともあり、ジャズ・フュジョン・ミユジック・シーンに即興味を持ったのです。
その“シャカタク ”の軽快で明かるいシーンが今宵も魅惑の世界へと引き込んでいくのです。

このフュジョンにジャズのイージ・リスニング・スタイルを定着させていったのが、81年にデビューし、
翌年には、このシャカタクの代表曲「Night Birds」がヒットし、波に乗ったのです。
この軽快なメロディを聴いた瞬間「何と、陽気で軽快なリズムなんだろう!」という思いであり、いっきに好みと
なったのです。
以来、毎日のようにラジオ、テレビから流れるCMにもよく使われるようになり、その乗りの良いリズムは心身を
リフレッシュしてくれ、心が陽気になり明るい日々でもあったのです。



RANZAN
投稿日時: 2018/7/23 12:10
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

これはジャズ界に大きなインパクトを与える日米ハイブリッド・バンドの登場です。

「タイム イズ ナウ/ニューセンチュリー・ジャズ・クインテット」

テイム・グリーン(as)
ベニー・ベナック(tp)
大林武司(p)
中村恭士(b)
ユリシス・オーウェンズ・ジュニア(ds)

1) ニューセンチュリー
2) タン・ツィスター
3) ロンドン・タウン
4) デシジョーンズ 
5) フェスティ・ヴアイブ
6) ピュアー・イマジネーション
7) ランゲージ・オブ・フラワーズ
8) エル・グラン・アラド
9) インフィニット・ハート
10) ヤスガルー

ドラムスの若き王者ともいうべきユリシス・オーウェンズ・ジュニア、そして俊英ピアニスト大林武司を
主に日米の若き請悦が集結してのクインテットなのです。

それは古き良きジャズのエッセンスを基に若い感性で創造する新しい時代のジャズでもあるのです。
2013年にピアノの大林武司とドラマーのユリシス・オーウェンズ・ジュニアと初めて共演したとき、
ユリシスは大林の演奏スタイルにマルグリュー・ミラーからの影響を強く感じ取ったということです。
だが、惜しくもマルグリュー・ミラーは2013年5月に57歳という若さで他界したのです。
大林にとってはマルグリューは最も尊敬するピアニストの一人でもあったのです。
こうして生まれた企画からメンバー選びが始まったというのです。
中村と大林は過去数々のツアーやライブで多くの共演歴もあるのです。

音の鮮度は感も高く粒もそろっていて、緻密なアレンジを確実に表現できる凄さと、ここはやはりベースも
豊かで最適な沈み込みの解像度もよく、全体的に厚みのあるサウンドが実感的にエキサイティングな展開で、
快適に聴きとれるのです。



RANZAN
投稿日時: 2018/9/1 14:29
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
   こんにちは。


ピアノの魔術師ともいわれるリッチー・バイラークが放つ美しい響きは、その効果輝きを増した鋭いタッチで、
且つダイナミックに我が心に優雅さとやすらぎを与えてくれるのです。
これはピアノ・トリオではなくリリカルでありながらクラシカルなジャズ・ピアノ・ソロです。

この「ジャズ・アダージョ/リッチー・バイラーク」を聴くと、オーディオ的にも抜群に優れていているのです。

リッチ・バイラークが得意とするクラシック曲では、いきなりインタープレイの新鮮なアドリブを聴かせてくれて
いて、それは個性的で活気に満ちた演奏が素晴しく、リラックスしたスイング感であり、高テンションを伴うリズム
を多彩なソロで展開していくところが見事です。
その輝くように奏でていくメロデックなピアノの究極な美しさが優雅で、スローテンポにもかかわらず、思わず
リスナーをグイグイと引き込んでいく情感溢れる心地よい躍動感が断然魅力なのです。まるでビル・エバンスの
ようなクリスタルな響きとロマンティックで斬新なセンスを伴った煌びやかなピアノの音色は独自のゆったりした
美しい響きで奏でていくのです。
実に美しい旋律とリズム感で強烈に引っ張っていく、パワフルさだけでなくクラシックを聴く時のような、弱音部の
繊細感や微弱音を鮮明なまでに、バイラークの優雅な響きと切々と哀愁を込めて奏でるメロディは溢れんばかりに輝いて
いるのです。

オーディオ的にもサウンドは明るく繊細な音を織りなすピアノが、鮮やかさを増してソロを先導するバイラークならでは
のもので、濃密なその音はリラックスしたスイングと、その高いテンションを伴うリズムとが交錯するピアノが素晴しい
のです。
ピアノの響きがよく、まさにオーディオ的にも大変優れており優秀な録音です。

この美音、何度もプレイバックしたいと感じさせてくれるものです。



RANZAN
投稿日時: 2018/9/14 14:08
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

この3奏者の“ザ・ストックホルム・ジャズ・トリオ”は、2007年2月に録音した記念すべきデビュー・アルバムでも
あり、演奏、音質共に素晴らしい出来栄えです。

「ジャムバングル /ザ・ストックホルム・ジャズ・トリオ」

ヨーラン・ストランドベリー (p)
バトリック・ブーマン(b)
セバスチャン・ブォーグラー(dS)

1) ジャムバングル
2) ジュビレーション
3) リフレクションズ
4) コン・アルマ
5) ディア・オールド・ストックホルム
6) トゥリンクル・ティンクル
7) メランコリー・アルバート
8) 移民の唄
9) ウン・ポコ・ローコ
10) オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
11) レターズ
12) サンデュ

著名ジャズ・オリジナル曲を取り上げ、オーソドックスなジャズの醍醐味を、切れ味鋭いリズム感と心地よい
スイング力のピアノ・トリオでもあるのです。
まず、聴いていくと実に美しいメロディが印象的で静かな中にも気持ちいいハード・パップと、独特の哀愁が
滲み出る演奏なのです。
ブーマンの重厚でよく歌うベースはエネルギーがあり、古き良き時代の雰囲気を上手く出しているのです。
また、軽やかに疾走するブォーグラーのドラム・ソロもスピード感重視の素晴らしい演奏をくれ広げていくのです。

ブギウギを感じさせるピアノも4ビートの効いたスイング感が躍動し、全体にホーンが入っていないことと、
ストランドベリーの個性を前面に出してスリリングな演奏に仕上がっているのです。
黒々とした雰囲気を出さずにスマートに仕上がっていることで、不思議な世界が現出されている好例だと思われる
のです。



RANZAN
投稿日時: 2018/9/22 14:14
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

幅広い世代から圧倒的支持を得ている若手サックス・プレーヤーのジョシュア・レッドマンは進化
し続けるのです。

「 ジョシュア・レッドマン/ビヨンド 」

1) カーレッジ
2) ビロンギング
3) ネヴァーエンド
4) リーブ・オブ・フェイス
5) バランス
6) トワイライト・・アンド・ビヨンド
7) ストィック・レヴォリューションズ
8) サスペンディット・エマネーション
9) ラスト・ライツ・オブ・ロックン・ロール
10) ア・ライフ
11) トゥー

このビヨンドでは新に結成されたカルテットによって、最新型ストレート・アヘッド・ジャズなのです。
まさに、テナー、アルト、ソプラノ・サックスのジョシュア・レッドマンは多彩であり、ピアノのアーロン・
ゴールドバーグ、ベースのリューベン・ロジャース、ドラムスのグレーグ・ハッチンソンにしても、
変幻自在なサポートと独創的なプレイを繰り広げるところが素晴らしいのです。

アルト・ソプラノ・サックスの高音部の美しい響き、ピアノ音の深さとマイルドさ、ベースの圧倒的なパワーと
重心の低いグラマラな低音、ドラムスにしてもバランスよくサポートしているところなど、それぞれ圧巻です。
ほとばしる音と音との隙間、発散といったことも、プレーヤー全員が見事な表現力で迫ってくる迫力には、思わず
その音の空間表現や静けさといった爽やかな音の伸びは、その時代の空気感までもがリアルさにしばし聴き入って
しまうのです。



RANZAN
投稿日時: 2018/11/2 14:39
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

イタリア・ジャズが人気だった70年代から80年代に掛けて、ヨーロッパ・ジャズに人気が集まっていったのです。

「ライブ・フォー・ファン/ハイ・ファイブ」

ファブリッツィオ・ボッソ(tp,fih)
ダニエル・スカナビエコ(ts)
ルカ・マヌッツァ(p)
ピエトロ・チャンカグリーニ(b)
ロレンツォ・トゥッチ(ds)

1)パッション・ダンス
2)パンダグル
3)オン・ザ・ウエイ・ホーム
4)アダムズ・アップル
5)インセプション
6)ボディ&ソウル
7) ファイブ・フォー・ファン
8)ホワイト・イズ・ジス・シングス・コールド・ラブ

最近、再びイタリア・ジャズの人気が高まってきているのも確かなようで、嬉しいことです。
ジャズのリズムが一番華やいだ60年代のブルーノートを感じさせるファンキーなジャズ演奏で活躍したのが、
このハイ・ファイブだったのです。
ここは好みもあるでしょうが、昔懐かしいオーソドックスなジャズも聴きたいファンも多くおられるでしょう。
オーソドックスなジャズが持つ独特の楽しさがあるリズム感はまた格別なものです。

ハイ・ファイブは技能と実力が揃った5人のメンバーによって結成されていて、トランペット、フリューゲルホーン
でのリーダー、ファイブリッツィオ・ボッソの奏でるハイ・テクニックな奏法には「素晴らしい!」という、驚きを
隠せないくらいそのサウンドに魅せらるのです。

実に響きが美しくアップ・テンポで躍動感があるボッソの繰り出す響きが心地よいのです。、そこにダイナミックさが
加わるのだから聴いていても、さすが音の響きはハイ・ファイブならではのものと強く感じ取れるのです。
ボッソのトランペットとダニエル・スカナビエコのテナーサックスが織りなす、さりげないメロディの優雅さは
まさに若々しくもあり、エネルギーを肌で感じることができるもので、どれもが素晴らしく優れたスタイルで演奏さ
れていくのです。叙情感溢れる歌心と力強い演奏を伝えるかのように奏でられるトランペット、フリューゲルホーンの
ソロにジャズ・ファンはイタリアン・ジャズの楽しさを存分に味合うことができ魅了されていくのです。



RANZAN
投稿日時: 2018/12/1 15:04
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

堅実かつ正統派の力強いベースで、その歌心が魅力のデズロン・ダグラスと、これをフォローするのは
ジャズ界の一級ピアニスト、ライス・チェスナットとドラムスのルイス・ナッシューの新鮮なトリオ・サウンドに、
ピアノ・トリオファンを魅惑の世界へと誘ってくれるのです。

「ウォーキング・マイ・ベイビー・バック・ホーム/デズロン・ダグラス・トリオ」

デズロン・ダグラス(b)
ライス・チェスナット(p)
ルイス・ナッシュー(ds)

1)ウォーキン・マイ・ベイビー・バック・ホーム
2)ステイ・オン・イット
3)マイノリティ
4)ビューティフル・ムーンズ・アコー
5)ユアー・ルッキング・アット・ミー
6)アイ・キャット・シー・フォー・ルッキン
7)ダーリン・ジュ・ヴ・ゼイム・アミ・ボークー
8)ポートレイト・オブ・ジェニー
9)ウィル・ビー・トゥゲザー・アゲイン

いきなり圧倒的な技巧でベースのデズロン・ダグラスのソロから始まり、強烈で躍動感溢れるリズムを刻んでいき、
それに負けじとライス・チェスナットの弾力あるピアノと、表現感豊かで鮮度のよいルイス・ナッシューのドラム捌きに
いきなり魅せられるのです。
それは三位一体となった繊細で力強いこのトリオ演奏は、まさにこれぞピアノ・トリオの最先端を行くもので、小気味よい
サウンドが光っているように感じさせてくれるのです
ここはピアノが軽快にスイングしており、これまた美しく広がるドラムスの繊細で透明感豊かなブラッシュ・ワークが
聴きどころでもあるのです。

ピアノもまた哀愁のある雰囲気を漂わせながら、美しく輝くように響いていくのです。
力強いベースサウンドを中心として、新鮮な演奏を聴かせてくれていることが何より癒され、ベーシストとしてのデズロン・
ダグラスのスケール感を、これからもその存在とより進化した演奏を聴かせてくれることが楽しみなところです。

オーディオ的にも非常にクォリティが高いもので、このメローなサウンドはトリオならではといっていいでしょう。



RANZAN
投稿日時: 2019/1/1 14:09
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
こんにちは。

2019年新しい年、それを象徴するかのように明るく元気なMAYAのジャズ・ヴォーカルは楽しく、何時聴いても心癒される
魅惑的なヴォーカリストなのです。

「 シーズ・サムシング/MAYA 」

MAYA (vo)
二村希一(p)
萩原亮(g)
藤井寛(vib)
嶌田憲二(b)、
松尾明(ds)

DDCZ-1755

1) フィール・ライク・メイキング・ラヴ
2) イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
3) ベサメ・ムーチョ
4) ザッツ・ノー・ジョーク
5) エフ・ソウ・ウン・ピアノ(私はピアノ)
6) イズント・シー・ラヴリー
7) アイヴ・ゴット・ア・クラッシュ・オン・ユー
8) ドント・ビー・ザット・ウェイ
9) オーパト
10)セ・ウマ・エストレーラ・アパレセール(星に願いを

それはまさにダイナミックにリズムを刻んでいくメロディは美しく個性的なシンガーでもあり、力強くソウル・フィーリングで
唄うMAYAをフォローする松尾明のドラミングが華やかに彩りを添えていくのです。
また、ベースのみでワン・コーラスは聴くもの全てを魅惑の世界へと招き、哀愁のある声は情熱を込めた美しく響きが冴え渡る
のです。
それはまた語りかけるように歌い上げていくシーンが彼女にはよく似合うようで、愛らしく女らしく歌うところ
などは、何といっても聴きどころ充分であり、シンプルにそして爽やかに歌う温かみのある歌声に色気がチョッピリ
乗り、大人の雰囲気を醸し出すしていくところとリアルな表現が素晴らしいと思えるくらい魅力でもあるのです。

MAYAは自分のスタイルを崩さず、満足感溢れる歌声の質感、そしてギター、バイブラフォーンを含む松尾明をリーダーと
するカルテットの演奏において、若さが漲る音に勢いが感じられ、アレンジもよく各楽器から放たれる深みある音色が粋で
素晴らしいヴォーカルが響き渡るのです。



RANZAN
投稿日時: 2019/1/23 14:25
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 私のJAZZ名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

トルド・グスタフセンが理想のカルテット編成で放つオーソドックスなカルテットですが、緻密さと即興性が生か
されて明快なジャズになっています。

「ザ・ウェル/トルド・グスタフセン」

トルド・グスタフセン(p)
トーレ・ビュルンボルグ(ts)
マッツ・アイレッツェン(b)
ヤーレ・ヴェスぺスタ(ds)

 UCCE-7017 

1)プレリュード
2)プレイング
3)スイート
4)コミュニオン
5)サークリング
6)グラスゴー・イントロ
7)オン・エヴリ・コーナー
8)ザ・ウェル
9)コミュニオン
10)イントゥイション
11)インサイド

トルド・グスタフセンが理想のカルテット編成で放つオーソドックスなカルテットですが、緻密さと即興性が生か
されて明快なジャズになっているのです。

グスタフセンのピアノがメロディアスで夢のように美しく響き、柔らかな雰囲気のテナーが交じり、心地よい空間を
つくるのです。
そのロマンティックで新鮮な洗練された演奏に酔いしれるようで、ピアノが静かに情感溢れる美しいメロディを紡いで
いく透明感は素晴らしく、実にリアルに響きわたるのです。
そのグスタフセンを支える、テナー、ベース、ドラムスは技能が高い奏者ばかりといったところで、実に演奏の一つ一つ
に情感や音色の透明感が表現されていいくのです。それはまるでクラシック音楽のような音質の再現性であると感じさせて
くれるもので、グスタフセンの洗練された知的なテクニックとアレンジが一段と光るのです。
そのピアノはボリューム感タップリでダンピングが効いて心地よいノリが、実にリズムも力強く繊細でありセンスのよさも
一段と冴えわたり、ひときわ輝くような贅沢な響きにシビレさせてくれたのです。

独創的な表現力を持つピアノは、この寒い夜のしじまで響くのが温かくもあり、ジャズ・ピアノ・ファンの心の潤いには
欠かせないものとなるのです。



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