メイン [02-01. シングルコアケーブルシリーズ]シングルコアケーブルシリーズ PC-tripleC RCA‐1.0PAとLINE‐1.0Rインプレッション | 投稿するにはまず登録を |
スレッド表示 | 新しいものから | 前のトピック | 次のトピック | 下へ |
投稿者 | スレッド |
---|---|
papa | 投稿日時: 2011/1/11 14:00 |
新米 登録日: 2011/1/6 居住地: 投稿: 14 |
RCA‐1.0PAとLINE‐1.0Rインプレッション はじめまして、「PaPa」と申します。
RCA‐1.0PAとLINE‐1.0Rを、主にフォノ系で試聴しましたので、ご報告します。 我が家のアナログプレーヤーは、RCA端子出力のため、このような使い方ができますが、CD系に比べて微弱な信号を扱うため、ケーブルの傾向が一層はっきり現れます。 RCA‐1.0PAは、「付帯音ゼロ」を標榜するとおり、どの曲でも一か所や二か所は必ずあるような、歪みやビリつき、キツさやこもり音などをまったく感じない、「正しい信号そのまま」という音が出てきます。 付帯音や汚れ成分がないために、静寂感が際立っており、定位はピンポイントで、広々とした音場が広がります。 空間が清潔な分、今まで聴き落していた多くの微弱音に気付かされます。 また、どの周波数ごとの位相も左右が正確に合っているようで、音場の水平がしっかり出ています。 レコーディングエンジニアが意図した定位、配置、エフェクトが「ああ、そういうつもりだったのか」と、手に取るように分かります。 実は、プレーヤーは正しい信号を送り出していたのに、ケーブルを通る途中でこんなにも変質していたのかと唖然とさせられました。 これまで使っていたAETのミドルクラスのラインケーブルも、けしていい加減なケーブルではなかったので、驚きはなおさらです。 音の傾向がどうのこうのといった問題ではなく、信号を正確に送りこめばこういう音が出るんだというケーブルに、初めて出会いました。 さえぎるモノがなく高精細に「見えてしまう」音場は、録音やエンジニアの技量の良しあしを暴露してしまいますし、CD系では、ボーカルの肌触りなどで、ともすれば「作りもの」的に聴こえるCD規格の限界を感じさせられることもあります。 同時に試聴したLINE−1.0Rも単線の芯線で、現代的なハッキリくっきり鮮明な音を聞かせてくれますが、RCA−1.0PAと比べると、色付けのなさや静粛性などで大きな違いがあり、「加工されたデジタル的な音」「楽器やボーカルのきめまでは見えない」と感じてしまいます。 失礼ながら、あくまで比べての感想です。 もし、どちらかお悩みの方がいらっしゃれば、遠回りせずにRCA‐1.0PAをお勧めします。 小さくはない価格差ですが、今後ラインケーブルのことを考えなくてすみます。 RCA−1.0PAの音の秘訣は、単線の芯線だけではなく、はんだ未使用のプラグ(ロジウム独特のキツサが無いのに驚きました)や、銅管シールド、内部構造など一つ一つ理詰めで積み上げた結果ということでしょう。 まさにリファレンスと呼べる「正確な伝達をする」ケーブルだと思います。 もちろん早速、購入いたしました。 |
管理人K | 投稿日時: 2011/4/19 19:59 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: RCA‐1.0PAとLINE‐1.0Rインプレッション papaさん、こんばんわ。
返信遅れて大変申し訳ございません。 仰る通り、RCA-1.0PAは見え過ぎるほど見えて来てしまう面がございますので、録音の粗や限界なども感じてしまう面があるかと思います。 しかし、この辺は電源ケーブルからスピーカーケーブル、他の振動対策や電磁波、ノイズ対策などを行う事で、悪いものは悪いなりに心地良い音で楽しめるようになると思いますので、焦らずじっくり取り組んで頂ければ幸いです。 ちなみにLINE-1.0Rですが、もちろんRCA-1.0PAには開放感や質感表現、本当の意味での分解能などでは及ばないものの、「自称世界一ケーブル」や「素材だけPCOCC-Aケーブル」などと聴き比べて頂けば、その実力や価値がご理解頂けるかと思います(苦笑) |
スレッド表示 | 新しいものから | 前のトピック | 次のトピック | トップ |
投稿するにはまず登録を | |