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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2015/8/16 16:40 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く新鮮な音 皆さん
こんにちは。 2008年頃から録音(ミキサー)環境がころっと変わり、それ以来言い続づけてきた音の酷なヴィーナスCD。 7年が経過した現在においても、依然としてヴィーナスレコードの音質はいまだ改善されるどころか、 よりラウンドネスウォーが高まり、音圧も異常な高圧感を与えているのが現状です。 ジャズは勿論、ピアノや楽器の持つ細かなディテールやアタックのニュアンスが全く感じられないのです。 それは悪いシステムやケーブル、アクセサリーを使えばなおさら音色や質感の表現が出来なくなるので、 そこはエネルギーやダイナミックレンジをスポイルしない、アコリバPC-triple Cケーブルのような高品質な アクセサリー類の使用が必須条件となるのです。 そのことで、リスニングルームにジャズは活気に満ちて、エネルギーが高く常に強烈な再現性を生み出すのです。 ロマンテックなメロディとジャズ・フィーリングで、まさに至福な世界へと誘ってくれるのです。 |
リモコン二刀流 | 投稿日時: 2015/9/2 21:31 |
長老 登録日: 2015/5/19 居住地: 投稿: 347 |
Re: 天井高く新鮮な音 RANZANさん
こんばんは、リモコン二刀流です。 ヴィーナスレコードと聞いて、思い出したのですが、オーアクの付録でJAZZのSACDがありました。 http://www.phileweb.com/editor/audio-a/voice.php?archive=1329 RANZANさんもお持ちですか? 私も書き込みを読んで再生し直してみました。 確かに音圧はありますね。 全体的にグッと押し出し感のある音作りです。 ライブっぽいミックスを施している印象です。 あるいはアナログのマスターをマスタリングしてる感じ。 アコリバの機材をDSD化の過程に導入すれば質感はもっと豊かに、音像ももっとクリアになってくれそうです。 ちょっと野暮ったい印象の音がいい意味で整理される感じ? その先の音作りでどの程度加工されるかはエンジニア次第なので、 音の判断基準やセンスの善し悪しでまた変わってしまうと思いますが…… RANZANさんもお持ちでしたらぜひ感想を聞かせて下さい。 |
RANZAN | 投稿日時: 2015/9/3 12:56 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く新鮮な音 リモコン二刀流さん
こんにちは。 現在のところヴィーナスCDの音質はリスナーの好みにもよりますが、 今の音は市販されているCDとa,a誌の付録のように、その音圧 が異常なまでの高圧感に耐え切れないのです。 現在に至ってなおヴィーナスCDの音は聴く気になれないのです。 以前、掲示板(2008/5/31)発信の「音楽全般」“CDの音質激変” でも言っていますように2008年2月頃までは品番がTKCV-35418 「オールウェーズ/ニューヨーク・トリオ」を最後に、比較的ミキシングに優れた 録音は姿を消したのです。 その年の3月以降の「マイ・フーリッシュ・ハート/レナート・セラーニ・トリオ」 VHCD-1001「チャオ・チャオ・バンビーノ/ローマ・トリオ」VHCD-1002と 新しい品番での変更スタートとなった直後、そのサウンドは激変したのです。 (どうして激変したのか!当時感じたままの感想を詳細に説いています) それ以来今日までヴィーナスCDの音質が激変してしまったままになって いるのです。 ヴィーナスCDにおいては、6,7年前最高級の最新ミキサー機材を導入して、 社長自らマスターリングに関わりミキシング編集し、音決めしているということですが、 思えばヴィーナスCDの音が激変したのも時を同じくしているようです。 逆にそれが災いして現在の音の膨らんだ酷なラウドネスウォーにつながっている のではないかと思えてくるのです。 どんなに優れた最新ミキサー編集機器を使おうとも、おっしゃるように最終の音決めは エンジニア次第なのです。 例えば2004年頃に発売の「ロマンティカ/ダニーロ・レア・トリオ」 TKCV-35332 を聴くと、アドリブのフレーズの限りなく美しく メロィアスでスリリングなスイング感の心地よいサウンドに浸れる のです。今の音圧の高いラウドネスウォーなんか微塵も感じさせな いのです。 >アコリバの機材をDSD化の過程に導入すれば質感はもっと豊かに、 >音像ももっとクリアになってくれそうです。 優れた最新アコリバ・アイテム PC-triple C-FM機材等の導入で、 システム全体の機能がより充実してきて、その音質に満足している のが現状で、DSD化でのデジタル対応はしていません。 でも、どのような最新の優秀なアコリバ・アイテムを用いようとも、 a,a誌の付録CDを含めて、現在までのヴィーナスCDのラウドネスウォーには 依然として馴染めないのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2015/10/5 10:08 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く新鮮な音 皆さん
こんにちは。 リスニングルームの音響環境観察は毎日欠かせないものです。 今更ながら天然水晶インシュレーターRIQ-5010を最初CDプレーヤーに試してみて、また次の段階では プリアンプ前後の脚下に設置、高音質効果が得られたのです。 そのことからオーディオへの情熱と意欲をいっそう掻き立てられるかのように、ここはシステムの高能率循環を いっそう図ろうという狙いからRIQ-5010Wでは新鮮な気持ちで取り組み、新たなチャレンジにも俄然意欲が 湧いてくるのです。 RIQ-5010&RIQ-5010Wを上手く用いることでインシュレーター効果は、リスニングルームの音響環境が 高まり、先のCDプレーヤー、プリアンプにおいて優れた効果を発揮してくれたのが忘れられないものでした。 そのことで何時も念頭にある先進的な向上心を掻き立てられるように、アコリバオーディオアクセサリーの 巧みな音の変化を楽しむためのチャレンジを促進しているのです。 やはりその甲斐あってか、徐々に立ち上がりのエネルギーに躍動感が漲り、高・低の両エンドまでスムーズ で音の明快な存在感が生まれてくるのがはっきり分るものでした。 それは強力なダンピングで引き締まり、音の輪郭は明確に力強く描かれていくようで、最初は多少クールで 硬い印象の音質も次第にスムーズになり、抜けの良い開放感にも満ちて広がる音場感が魅力になってくるのです。 また、リスニングする何時もの大音量の混濁を、見事解消してくれるこの再現性にはかなり「高フォローしてくれて いるんだ!」という安心感を抱くのでした。 この状態での方がなぜか音の出方は非常にスムーズで、心地よいダンピング感はエージングなしでも 最初から密度が濃く低域の膨らみも消え解像度が向上するのです。 これは硬質感とは違った肉厚であり、シャープでクリアー且つ鮮明な歯切れのよさを生み出して くれるところが素晴らしいです。 音像も明確で低音の分解力、混濁も更に減少し音は活性化されたように活き活きとした開放感は、 伸びやかさが引き出され密度が上がってくるのです。 ヴォーカルの生鳴りの質感に至っては、音場が特に奥行き方向へ深みのある澄んだ音声は、 その立体感あるリアルさとヌケの良さが功を奏していて、ベースの低域感もたっぷりと弾き出されて くるのです。 そこに上質で暖かな抑揚ある表現力が素晴らしく、細かなニュアンスも丹念に描き分けることができ、 更にスムーズで説得力に長けた音質再現性を発揮してくれたところを十二分に味わったのです。 これならジャズであれクラシックであろうとも充実した低音域の伸び方を示し、特にジャズに圧倒的な 相性を発揮するようで、ビッグバンドはダイナミックで、エネルギーは強烈なインパクトを与えてくれる のです。ピアノは生き生きと鮮明に再現打鍵される瞬間の質感とギターの甘いタッチがよく伝わってくる のです。 これはどの帯域においても力強くハイレベルな響きに思わず感動するもので、リスニングルームにはいっそう 躍動感あるサウンドが蘇ったという高印象を抱くのでした。 |
RANZAN | 投稿日時: 2015/10/24 11:20 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く新鮮な音 皆さん
こんにちは。 現在リスニングルーム内の一端には、今は使用していない往年のプロフェショナル・クラスで、長年の愛機 でもあったS社製高級オープンテープデッキ TC-777S-4Jを大切に保存設置しているのです。 それは現代デジタル機器にはない、堂々として存在感あるスタイルは、アナログ時代の名機ともいえるもので、 いやが上にもその光景が目に飛び込んでくるのです。 さすが惚れ込んだプロ級クラスというだけに、ダイキャスト製の頑丈な造りには圧倒されんばかりでした。 3モーター・3ヘッドシステム、プレイバックモニター機構も装備された、TC-777Sとして アメリカで先行発売され絶賛を博し、国内でも待望されていた “スリーセブン”のステレオ型です。 ちょうどその頃FM放送開始も手伝って、エアーチェクでのオープン・デッキが開花した時代でした。 高級オーディオマニアにステレオ・テープレコーダーとしての、あらゆる機能を取り入れた贅沢な プロ級テープコーダーでもあったのです。 当時、オーディオマニアのソースといえば、多彩な音楽番組をFM放送のいい音で聴きながら エアーチェック(録音)することと、リスニングするにはスリル感があり唯一の楽しみでもあったのです。 また、我がマニア究極の願望といえば、レコード会社のマスターテープと同じクオリティを得ることでした。 オープンデッキで録音することでその新鮮な気持ちも手伝い、エアーチェックしたテープだけでは飽き足らず、 好きなジャンルでの音楽市販テープソフトの数は、日本ではまだまだ販売数が少なく、そこでレコードショップを 通じて、わざわざ海外から取り寄せてもらっていたのです。 それくらい、当時オープンデッキの音質が一番良かったと感動し魅了させられ続けていたのです TC-7777S-4Jの性能はプロフェショナル・クラスの機能を備えた、高級オープンテープデッキということもあり、 値段はかなり高価だったのも確かです。 当時、大卒給料が 23,000円 だった頃、TC-777 S-4Jの価格は128,000円と、我がマニアにとって高値の華でした。 現在、そのTC-777 S-4Jはリスニングルーム内の、ヴィンテージ・オーディオ装飾の一部として保存していますが、 アナログ大型VUメータがよく似合い、じっと眺めているだけで、あの頃オーディオマニアを唸らせた匂いがするようです。 5年前まではリスニングルームの大きなオーディオラックの中央に居座り、レトロでアナログな雰囲気が目に焼き付き、 そのフェースは精悍で凛々しく実にかっこよかったのです。 この頃の時代を思い起こせば、なぜかその時間までもが、このオープンテープのようにゆっくり回っていたような 温かな雰囲気が脳裏に甦るのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2015/12/14 14:15 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く この優雅な音 皆さん
こんにちは。 B&W 802 Diamond、新しい802 D3にも魅了されます。 現在の愛用機は802 Nautilus です。 その802Nautilus 導入での搬入時、リスニングルームは3階に設置のため、現在の日本の住宅環境を 考えれば、その時点でのB&W802Nautilusが搬入作業での限界であり、今思えば自宅で使うには 802の大きさが最適な選択でした。 それも最初に導入を検討していたのは、一番大きい801 Dを有力候補に挙げていたのも確かでした。 しかし、801 Dは余りにも図体が大きく、スタジオ等大きなフロアーに設置するならともかく、 重量も100Kgを超えるマンモスSPであることと、それに加え外形が丸味なことで移動させにくい SPということでもあったのです。 それにもまして幅が大きいため動かすのは勿論、3階までの階段をどうして運び入れるか、そこは 最初から搬入作業は難をきたしすことは予想されたのです。 数多いSPの中でもこの801 Dは特に設置場所を選ぶことは勿論、搬入についても専門業者までも 頭を悩ますということです。(結果、801 Dの搬入は無理でした) その802 Nautilus はマトリックスシリーズで得られた性能を活かしながら、チューブテクノロジーを 高次元で融合した優れたSPだと考えるのです。 現在、その802 Nautilus はM-6000(モノラル)フラグシップ機で十分過ぎるくらいの再現性を果たし てくれています。 今回嬉しいことに、以前から親しくしているオーディオショップ店主のご好意で、試聴用のM-6200を このリスニングルームに持ち込んでもらえるということで、デモンストレーションを行ったのです。 SPは802 Nautilus ですが、お陰様でB&Wの真価が十二分に発揮されるもので、まさにビッグバンドの強烈な ハイパワー時にも腰砕けのしない、すごく伸びやかで安定した再現性を聴かせてくれたのです。 そのNew M-6200はよりノイズレベルを低減、更に入力回路と出力回路を同一基板上に配置することで グラウンドラインを短縮化し、ダンピングファクターも何と1000を実現したという超高性能パワーアンプ なのです。 そのため圧倒的な音楽空間の拡がり、ボーカルでのニュアンスのキメ細かさ等がひときは向上したと好感を 持ったのです。 抑制を効かせた躍動感あるベース、ドラムスと思い切ったトーンで再現し、華やかに盛り上げていく ところなど心憎いばかりでした。 新旧双方が同時に試聴できるという、この贅沢極まりない今回の試聴は、どう転がっても今後に至っても ありえない事だと、その感謝の念でいっぱいでした。 M-6200はさすがAB級アンプだけのことはあり、より力強くガッチリとした出力源によって、ピアノ、ベース、 ドラムスといったリズム群を重量感たっぷりに低音部を構成していくところと、ノイズの減少において比較すると M-6000はどうしても切れ味の勢い等々については一歩後退するようです。 M-6200はSPにも高純度な循環効果をもたらしてくれるのです。それはダンピングファクター1000以上を叩き出す という優れた性能からして、802 Nautilusの内臓ネットワークの重負荷が軽減され、特にダブルウファーの動きが 一段とよくなるようで、ベースの弾けるような力感や朗々とした鳴りっぷりには満足でした。 前述したとおり、ネットワークの重負荷軽減で低音の歪を減少させることに成功しているようで、我がジャズファンに とっても凄く魅力なところです。 実際この音を聴いてみて、その静寂感が宿る表現力は素晴らしく、臨場感豊かで聴くほどに気持ちが高揚してくるのです。 そのエキサイティングで熱気を帯びた雰囲気など、ライブ感が直に伝わってくるようです。 それは音楽の細部まで精緻でクリアに描き出すところにも、どのジャンルの音楽を聴いても、実にしなやかなトーンで 暖か味も感じられるところが実にいいですね! やはりこれもM-6200のより進化向上効果でしょうか。 M-6200は最新テクノロジーを駆使した機器であり、SPにおいては少々古くてもここで聴く802 Nautilusは、 やはりハイエンド・スピーカーには変わりないと感じさせてくれるもので、あらためてその音に興奮させられるのでした。 大事なのはこれからの基本セッティングと、組み合わせるコンポーネントが問題になってくるものだと強く感じるの でした。 また、アンプだけでなくアクセサリー群で振動や共振をいかに取り除くかが課題になるでしょう。それだけにハイエンドを愛するマニアにとって、802 Nautilusをここまで大切に愛用してきて思うことは、これからもチャレンジのし甲斐あるスピーカーでもあると、改めてその感銘をつよく持つのでした。 現在、B&WからはDiamond ⇒ D3とNew機種が次々と登場しているようで、素晴らしい音の世界を繰り広げてくれて いますが、今回、ニューパワーアンプM-6200で試聴して判断できたことは、それは何といっても音像は奥に広がり スタジオ空間とステージ・シーンが、まさに目の前に出現するような高峰なる素晴らしい音の世界を探求できたのは、 何よりの収穫でした。 もちろん現在のM-6000も優秀ですが、New M-6200によって更にB&Wの完成されたサウンドは、我がリスニング ルームに滑らかで、かつ優雅で豪華な音楽の幻想の世界へと誘ってくれるようでした。 |
RANZAN | 投稿日時: 2016/1/1 12:10 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: 天井高く この優雅な音 皆さん
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 オーディオを最愛する心情はこれからも不変でしょう。 この新しい年に向かって、今一度オーディオが熱く語られたあのよき時代を想い起こしているのです。 思えば 「あの時代はオーディオファイルにとって、よき時代でもあったなぁ〜!」と 深く感激するのです。 近年は殆どジャズしか聴かないですが、オーディオ機器については、それまでは一般的なコンポで聴いていたのですが、本格的な高級ピュアオーディオに目覚め、その音と音楽に興味を持ち始めたのは、たしか昭和55年頃だったと記憶にあります。 そのきっかけと言えば、京都高島屋5階全フロアーを独占した形で、ナショナル電化製品ショールーム「新製品を見て!触れて!試して!」をテーマーに掲げて、長年にわたって開設されていたのです。 それにもましてオーディオファイルにとって嬉しいことには、ナショナル・オーディオ部門のTechnicsコーナーが設けられたことででした。防音完備された豪華な試聴用リスニングルームは3ルームが設置されていて、これオーディオファンにはたまらない魅力があり、それは充分満足のいく試聴ができたからです。 特に興味を持った、その1ルームにはどのようなSPをも鳴らし切る、最新鋭のセパレートアンプ( SE-A5000、SU-C5000 )と、最適なリスニング・スタイルに純度の高まる音楽ソースを心地よくフィットさせる、高級2チャンネルグラフィックイコライザー(SH-GE100)33素子、周波数特性:5〜50,000Hz(−1dB)まで自由自在に音調整できるのが実に楽しかったのです。オーディオ時代の変化はリスニング環境へのリスナーの取り組みもその重要さが増すばかりで、デジタル化とはあまりにも速度が異なりすぎるリスニング環境の変化でした。 とりわけその傾向が著しい周波数特性をアジャストすることは避けては通れないことで、それはルームとシステムのマッチングには欠かせないものでした。 また、SPにはピュアな SB-MX200 で試聴した瞬間からその音に魅了され、これは実に迫力があり直に伝わる音圧の凄さと、よく引き締まるその力感が実に素晴しいと感じたのです。 さらに、グラフィックイコライザーを用いて素子を自由に調整ができるその操作によって、ダイナミック感、躍動感、力感が増す楽しみを味わい、心地よい音楽を長時間聴いていると音の輝きがいかに心地よいものか、その実感できる楽しい一時を味わったことは、オーディオファイルにとって実に幸せであり、我がリスニングルームに居るかのように操っていたこの時間は、楽しく生涯忘れることのできない至福な時間でもあったのです。 (それは高度経済成長期の景気の良かったこの時代だからこそ、メーカーもこうした贅沢なショールームを設けることができたのでしょう。現時代において到底考えられないことです) このようなことから休日を利用して、時間があればソフトを河原町 “ JEUGIA楽器店 ” で購入、Technics ショールームのシステムでよく試聴させてもらったものです。 当時はクラシックが大好きで、今では信じがたいことですが、オーディオ入門での音楽は意外にもジャズではなくクラシック音楽だったのです。 我がリスニングルームにおいては、ジャズを主に聴くようになって最初SPとアンプは、JBLとマッキンの音が好みだったので、時代の音の変化によって入れ替えていったのです。リファレンスシステムでは、ジャズに最適な骨太で厚くゴツイ音が出せるJBL(4343WX⇒4344MK2⇒4348へと、マッキン・パワー(M-500⇒M-601⇒M-501へ、プリC-40⇒C-46⇒C-200)へ、次々と好みの組み合わせで聴いていたのです。 それはまさにジャズの王道をいくシステムといっていいでしょう。 そのことから、リファレンシステムだけでなく、音質への拘りから気分転換にとセカンドシステムも組んでいて、アンプはレファレンス機器導入まで、あのナショナルショールームのTechnics コーナーで試聴して、その音が気に入り長年大切に使っていた例の セパレートアンプを用いて、SPは小型ではあるが高性能スピーカーを用いて、夜は静かな音楽を聴きたい時には、よくクラシック音楽を静かに聴き入っていた頃を懐かしく想い起こすのです。 まさに あの頃はよき時代だったなぁ〜!! |
RANZAN | 投稿日時: 2016/2/1 14:59 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
リスニングルームの響きに 注視 !! 皆さん
こんにちは。 リスニングルームの音の響きには、何時も注視しているのです。 昨年11月頃から好きなジャズを聴く時間を割いて、リスニングルーム内に既設しているシステムの 重要な各箇所での、数多くの電源ケーブル、各アクセサリー・アイテム、そしてスピーカーの設置位置の 見直し等々、またWウーファーのビスの増締め、、各機器でのオーディオボードとヒッコリーボードとの 組み合わせでの比較、それを一つ一つ検証しながら高音質向上へのアプローチを実施してきたのです。 新しい年になって改めて心を静め聴き直してみると、その成果が実ったのか眼前の空間にステージが鮮やか に浮かび上がり、各アーティストがリアルに見えてくるような視野の拡がりと、明るい響きが展開される のです。 それは明るさだけでなく、低音域と中・高域域においても、ニュートラルでありながらリアリティに 富んだシンバル&スネア及びハイハットの繊細な音質の再現にも繋がったような感触を受けたのです。 ヴォーカルにしても一段と透明感のある表現力で発せられ、それはまるで唇の渇きまでもが見えてくるようで、 非常に豊かなS/N比の高い能力が増していくことが確認できるものでした。 現在、愛用のSP、B&W 802(N)は使い始めてから約8年経過しますが、その音にはますます磨きがかかって きたように感じるもので、聴き込んでいけばいくほどリスナーが望む方向の音に近づいてくるような、 そんな心地よい感触を抱くのでした。 また昨年は新たな挑戦として、B&W 802(N)に専用フロア・スパイク・キットを履かせたのです。 そのことでトゥイーターの位置とリスニングする耳の高さが丁度上手くマッチして、接地面がより安定 したのか、その一音が発せられた途端「これは素晴らしく見事な再現性だ!」と感激するのでした。 今まで少し荒いと感じていた音質が落ち着き、音量を上げても音は崩れないし、朗々とした音質には 変わりはなく、長く聴いていてもより疲れなくなってきたのには驚きです。 この音の出現で途端に感じたのは「これならクラシック音楽にも最適な表現力を発揮してくれるだろう!」と、 勇気と安心感を与えてくれたのです。 このことから、昨年の半ばから本格的に元来好みだったクラシック音楽も、ジャズを聴く間に挟んで聴く 時間が増えたのです。 今はただただこの贅沢な時間を存分に楽しませてくれています。 ステージの左右に展開するバックの中央にナチュラルなヴォーカルが浮かび上がり、生々しい表情を醸し出す のです。 また、ジャズの音の立ち上がりのスピードが速くなり、特に低域での瞬発力とフォーカスの正確さ、ウッドベースの 弾かれる瞬間での豊かな音像表現と広々とした音場空間の再現が実現するのです。 ピアノの中音部など曇りが減少して、緻密かつ正確でありながら音楽を躍動のリズムと共に、 素晴らしく豊かで輝くように美しく気品がある響きを、リスニングルームに運んでくれるのです。 それはまた瑞々しささえ感じる、この音はまったく新鮮なサウンドだと思わず嬉しくなってくるのです。 先程のジャズベースの線の細さはすっかり影を沈め、低域感はより力強くパワフルに引き締まり、 音は前へ前へと繰り出してくる感じで、音に生気が満ち溢れて鳴りっぷりがよくなり、迫力が 増してくるのです。 各楽器の定位も一段と鮮明にハッキリと分解され、眼を瞑って聴いても目の前にそれが見えてくる ような感触と、カラッとした明るさで鳴らし切る再現性なのです。 音圧も高く感じるもので、シンバルとブラシの繊細で透明感も高く、解像度も含め総合的な全体の 音質はリアリティであり、また一つ自然の響きに近づいたと実感したのです。 これにより、音楽の持つ微妙なニュアンスや演奏者の位置、スタジオの奥行き感や広さや高さ、 その空間表現をより自然に再現してくれているところに、我がリスナーの表情が変わること間違いない といっていいでしょう。 リスニングルームを満たす爽快な空気感は、このようなシステムの細かなチエックがあってこそ、 どの音に対しても力感が漲り、緩みも見られないことからして、各楽器の定位がハッキリと確認できる もので、音がより生々しくなってきたのです。 よく言われる、音像定位に優れた再現性を実現することで、「スピーカーの存在を感じさせない表現力」 その実現に向かって突き進みたいと望むところです。 これからも我がリスニングルームのシステムが、毎日のオーディオライフの充実に繋がってくれるもので、 長年のオーディオへの情熱に勇気づけられ、これからもその魅力に取りつかれていくことは間違いない ものと確信するのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2016/3/1 11:17 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3255 |
Re: リスニングルームの響きに 注視 !! 皆さん
こんにちは。 弥生三月 新芽が芽吹き これからみんなが元気を貰い活気づくのです。 前述のとおり、リスニングルームの高音質に繋げるアプローチを実施してきた結果、その音の響きが良質に改善 されていくという喜ばしいもので、ジャズ&オーディオで益々元気を貰っているのです。 我がリスニングルームで長年使い慣れたB&W 802 (Nautilus) の凄いところは、小音量でもウッドベースと シンバルの弾けるような力感と、ことに低域の解像度の高さと高域の透明な伸びやかさの響きが満喫できることで、 ジャズの分厚く重心の低い音を存分に聴かせてくれるのです。 国内外の多くのレコーディングスタジオのモニターとして採用されたといわれるNautilusシリーズは、何といっても、 このサウンドが今のところジャズに無くてはならないゴリッと感のある音であり、最も「お気に入り」の音といって いいでしょう。 先代Matrixのテクノロジーの良さを引き継ぎながら技術改良を行ったNautilusは、愛用するマニアの間ではある程度 パワーがあるアンプでないと、なかなか美味しい音で鳴ってくれないといわれていていたのです。 まさにこのNautilusは「アンプを選ぶ!」といっていいでしょう。 リスナーにとってNautilusを鳴らすのは難関ですが、逆に挑戦のし甲斐あるSPということもできるのです。 最新のSPと比較すれば、今となって少々粗削りな部分も垣間見られるようですが、この荒々しさが本来聴く ジャズ表現のコントロールには必要不可欠なところもあることから、躍動感あるダイナミックで 厚みが増す音質は健在であり、この表現力はジャズの音源にはなくてはならない、またその奥深いところも たまらない魅力になっているのです。 Nautilusを上手く鳴らすには、まずアンプの選択が前提であり、パワーのある優秀なアンプを選択 することで凄く心地良く鳴ってくれるのです。 実際、聴かれて各リスナーの音の好みは分かれるでしょうが、特に中音域の繋がりがよく温かなサウンドと、 決してワイドレンジではないですが、真に音楽を奏でるこの音質に現在のB&Wの中では好みであり、 唯一抜きん出ていると好感を持っているのです。 だが、Nautilusについて前述してきましたように「好みの音!」と、強気な発言をしてきたものの、 ここはやはり新しいB&W のNew SPを聴かされると、俄然その音は凄く新鮮な感触で耳に飛び込んで くることも事実です。 最近、試聴してその音がいまだ脳裏から離れないのがB&Wの最高峰800 Diamond です。音像は非常に 解像度が高く低域方向は低重心でその鳴りっぷりの良さと、究極でゴツイ威風堂々とした重低域の壮大で 優れたクオリティ性には、まさに降参するものでした。 実聴した音楽において、ジャズでは切れ味が鋭く透明感に優れた高分解能で、ピラミッド形エネルギー バランスのパワフルで伸び伸びした、ダイナミックレンジが広くスタイリッシュな低域の吹き出し感が さらに向上するのです。 一方、クラシックにおいては、音楽そのものが語りかけてくるようで、大編成のオーケストラなどは 凄まじい迫力で表現されるのです。ましてそこに静寂の表現力がさらに増して、圧倒的なフォルテの 堂々たるダイナミズムも体感でき、低域感の再現力の音像も明確で剛性感をも共に味あうことができる ものでした。 こうしてフラッグシップ800 Diamondを聴けば、802の低域とは格段に違って聴こえてくるのも確かであり、 その音質の優秀性においては誰もが認めるところでしょう。 また、最近800 Diamond Seriesがフルモデルチェンジしたのです。 B&Wのトレードマークだった黄色のケプラーコーンユニットから、新しい灰色のコンティニュアム・ コーンユニットに変更され、見た目にも非常に新鮮に映るのです。 そこで最新802 D3 だったらどうでしょう!! ある面で800 Diamond よりパフォーマンスを 劇的に向上させてくれてくれるところもあるでしょうか。 この新しいシリーズでは、先に 802 D3、803 D3、804 D3、805 D3 が登場した今、ここにフラッグシップ 800 D3のビッグネームが存在しないのがファンとして寂しいかぎりです。噂によればその800 D3の 登場もあるということのようです。 実際はどうでしょう! 当リスニングルームには、より理想とするシステムでの音場空間を進化させつつ構築を図っていくことで、 オーディオの醍醐味をいっそう楽しく、また明るく素晴らしい音楽への情熱へと誘ってくれることでしょう。 |
にゃー君 | 投稿日時: 2016/3/1 22:53 |
一人前 登録日: 2014/12/16 居住地: 投稿: 80 |
Re: リスニングルームの響きに 注視 !! 初めまして、RANZAN さん
私も802 diamondを使っておりますので以前からRANZANさんの投稿はよく読んで参考にさせて頂いております。 新しいシリーズの802 D3にはRANZANさんと同じく興味津々です、雑誌の記事などでは802 D3は800diamondを超えたというようなものもありますが本当かな〜 どうしても部屋の都合で私も800diamondは置けないので、新しい802 D3が特に低域で質的にも量的にも800diamondに匹敵するものを持つなら素晴らしいことだと 私は地方に住んでいるのでなかなか試聴の機会がないので、もしRANZANさんが802D3 と800diamondの比較試聴をされることがあればぜひレポートをお願いいたします。 リスニングルームとは関係ない802の話題で長々と書いてしまいましたが、今後もRANZANさんの投稿を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。 |
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