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   [02-02. シングルコアケーブルシリーズ]ヘッドフォンリケーブル
     (3)RHC-2.5HE-B試聴報告
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投稿者 スレッド
tomoyuki
投稿日時: 2011/8/12 22:30
新米
登録日: 2011/5/27
居住地: 愛媛県
投稿: 17
(3)RHC-2.5HE-B試聴報告
今回はRCA-1.0PA,USB-1.0SPに続いて3回目の試聴報告です。

 さらに「普通」に聴けるようになりました。
前回の試聴報告で、USB-1.0SP,RCA-1.0PAの御蔭で音が「明確」になり、付帯音が消えて透明な音になったと申し上げました。
そして今回管理人様の仰る通り、HD800にRHC-2.5HE-Bを用いるのは当然と言いますか、この品質で標準品として販売して頂きたいと思いました。

 購入の際最も注意を払ったのがHD800でした。
只でさえ高価なヘッドホンですが、ここまで変動がありますと、標準のケーブルが標準品として成立すべきものでない品質に幻滅する一方、リケーブルの出来に驚くばかりです。

 しかし本当にRHC-2.5HE-Bの素晴らしさを手放しで喜ぶべきなのでしょうか。
此処を先途と検証せねばならない事象だと思います。
元々HD800の性能の高さは瞭然でありますし、そのHD800の真価を引き出せる蓋然性の高さを確信して、アコースティックリバイブ様はリケーブルを開発されたのだと思います。
しかし訝しむのは、この変化は単純にリケーブルの御蔭(則ち標準品の品質の低さ)なのか、将又(以前も申し上げましたが)標準ケーブルが「無」の音に何かを付帯させていて、抵抗を及ぼしているのかという事です。

(ここでは、私の基盤(HD-7A192,MBA-1S,HD800)を他の機器に交換したら如何かと言い出しますと、話が縷々としますので、ここでは前提とさせて頂きます。
長者の方は別ですが、最初に一式基盤を揃えると、その基盤で何とかアクセサリー類を交換して音の改善に腐心するのが普通だと私は思うからです。
講釈を垂れて基盤を交換するのは、日本の都道府県には良さが其々ありますが、
どの県が一番素晴らしいかを決めるといった類の話と同じ気が致します。
その基盤を選んだにも拘らず、腰が定まらないようでは出発点にも立てません。)

ここから説明のため比喩が多くなる事をご容赦ください。
「子供」(音源)には個性があります。
多様で、一点において能力の差こそあれ簡単に比較できるものではありません。 
其々の「子供」の力を最大限に引き出して、「100m」(音源の存在する場所からススピーカーもしくはヘッドホンまで)を各々の最高のタイムで走らせようと「先生」(基盤:DAC,HPA,アンプ、スピーカー、ヘッドホンなど)は苦心します。
当然「先生」の能力如何によって「子供」の能力の開花に差が出てくるかもしれませんが、どんなに地面と抵抗の無い走り方やフォームを教えても、その子に適した「靴」(アクセサリー類)を履いていないと意味がありません。
逆に「子供」が「靴」を履いていることを感じさせない一方で、「100m」を軽やかに走り抜けられるように柔軟に対応できる「靴」であれば、「子供」の力を最大限に引き出すことが可能なのではないでしょうか。
流行のものであったり「世間」の評判が高い「靴」を履く事が「子供」の力を最大限に引き出すのに必ずしも有用に作用するとは限らないでしょう。
「靴」の何々素材が素晴らしい、構造、密度、力感、処理、表面積が云々というのは、実際に開発に命を懸けられて、商品の品質が素晴らしい事を示すためには致し方無いかもしれません。
しかしオーディオ初心者の戯言かもしれませんが、帰する所音楽鑑賞は文字通り音を感性で楽しむものだと思います。
「靴」の何々に拘ったと羅列するのが蘊蓄を乱発しているに過ぎないと私が感じてしまうのは、本来の「無」の音を望む純真無垢な愛好者の耳を視覚(文字)を通じて攪乱させ、煽動しようとする煌びやかなだけの表現だと感じるからです。

 関連した話を申し上げますと、近頃PCオーディオを始めてからよく専門雑誌を拝見しますが、依然として(オーディオ誌に限りませんが)専門語が乱立し、凡人には理解出来かねます。
さらに殆どの記事が賞賛の嵐ですので、もう少し「評論家」らしい解説をして頂かないと有益な情報が得られません。
著者にも様々な方面からの何かがあり、執筆内容にも葛藤があるのかもしれませんが、内容を察するに筆者が常人を超えた耳をお持ちでないとあれ程までに表現する事はできません。

 正直そこまで明確に音質の変化を感じるのでしょうか。
案外人の耳というのは、現代社会での生活下で聴覚その他の力が衰えていると思います。
私もUSB-1.0SP,RCA-1,0PA、RHC-2.5HE-Bを試聴してはたと気づかされましたが、たとえアクセサリーを交換して明白な変化を感じたとしても、そのまま書き連ねて表現してしまうと、既成の言葉や月並な変化しか述べることしか出来ませんでした。(変化するという先入観が潜在的に作用しているからかもしれません)
事実、そんな表現が溢れています。
変化したオーディオ環境の状態で暫く聴き続け、その音に慣れた頃に元の環境に戻した時にこそ、冷静により変化が感じ取れるのではないでしょうか。
何かを得たときよりも失った時の方が変化が大きいとされるのは既知の事実で、
それが反映された意見には、真実が表現されている可能性も高いと思います。

 大きく脱線し、慇懃無礼な意見に不快な思いをされたかもしれませんが、最近の正直な思いを表現した次第です。
勿論RHC-2.5HE-Bは長々と述べて参りましたことを反映した、謙虚でありながら包容力のある素晴らしいリケーブルであったことを申し上げまして、第3回試聴報告を終わらせて頂きます。
 
管理人K
投稿日時: 2011/8/16 3:47
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: RHC-2.5HE-B試聴報告
tomoyukiさん、こんばんは。

RHC-2.5HE-Bお試し頂きありがとうございました。
効果を発揮したようで嬉しい限りです。

それにしてもtomoyukiさんの判断能力はもちろん、物事に対する的確で公正な視点には驚かされます。

このご投稿はぜひとも、ヘッドフォンメーカーと各雑誌の編集者、そして評論家に読んでもらいたいです。

雑誌の編集者さん、あなた達がこの掲示板を観ている事は知っていますよ(笑)
ぜひともこの貴重なご投稿を読んで、真摯なユーザーの意見として受け止めて、オーディオジャーナリズムとしてのあり方を考え直してみて下さい。

広告集めや金儲け、メーカーへの配慮や気配りがオーディオジャーナリズムの仕事ではありません。
ユーザーは真の正しい情報を求めているんです。
真の情報が手に入ると判れば雑誌は売れます。
広告収入がなくてもやって行けるくらい売れる雑誌を目指しましょう。

雑誌がいまだに存在してられるのは、オーディオの場合、まだまだネット上の情報がいい加減で嘘が多いからです。
しかし、オーディオ雑誌がネット上の情報よりも当てにならず嘘ばかりだと判明した暁には雑誌の命はその時点で終わります。

そうならないためにも今、改革が求められています。




ゲスト
投稿日時: 2011/8/23 22:37
Re: RHC-2.5HE-B試聴報告
tomoyukiさんこんばんは

フェーズテックデジタルみたいに、ケーブルに信頼のおけるメーカーにリケーブルアイテムを任せるのがトレンドになって欲しいですね

POWER REFERENCE 試してほしいな
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