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   [04-04. アンダーボード]ヒッコリーアンダーボード RHB-20
     ヒッコリーボードRHB-20
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投稿者 スレッド
とおさく
投稿日時: 2013/3/8 10:14
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
円安で輸入真空管も値上がり傾向のようです。
今のうちにと思い、パワーアンプに中国製出力菅300Bをオークションで購入しました。

一昨年の大地震で真空管アンプがラックからずり落ち、出力菅WE300Bの1本の首がグラグラになってしまいました。(音は出るので使えますが)
ピンチヒッターで購入した中国製300Bの1本が1年ちょっとで逝ってしまい、再度WEを登板させたり、残った中国製と予備の無銘300Bと左右アンバランスで使用したり、落ち着かない状況でした。
で今、新しい球の慣らし運転中です。
印象はWE300Bに比べて音像クッキリ、シャープな響きです。
とくにパワーアンプにVVF単線電源ケーブルを使うと相乗的にそういう傾向が強いようです。
少し響きが緩くなるPowerMax10000自作ケーブルでちょうど良い感じです。
もう少し鳴らしていると単線ケーブルでもバランス良くなるかも知れません。
高い方のフワッとした響きはWEの方が好ましいかな?
オーディオ雑誌でたまに300Bの聴き比べ記事を見ますが、順々に交換していったら傾向として違いを判別出来るかも知れませんが、いきなり聴いたらどこの300Bだなんて絶対わからないと思います。
そのぐらい微妙な違いです。
なのにWE300Bがペア20万円、復活国産300Bが10万円、中国製は1万5千円、この差は何なんだ!
いや、我流自作派としては安い代替品があるだけで良しとしましょう。

自作RST-38HM(MはModokiの略)をプリアンプに使用して、音像クッキリ、定位も安定していますので、球やケーブルの交換による変化もわかりやすいようです。
とおさく
投稿日時: 2013/3/9 18:17
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
新しい出力菅の調教を続けていますが、昨日書いたケーブルの選択でちょっと違うなぁと感じるところがあり、いろいろ試行しています。

アコリバサイトで自作ケーブルの音傾向なんか、皆さんは興味無いでしょうが、いつかPowerReferenceあたり導入ということもあるかも知れませんので、前段の取り組みとしてご寛容ください。

当初は使い込んだWE300Bと比べて若干ハイ上がりで、高域がベタッとした感じで空間に漂うような響きが不足しているな、という印象でした。
使っているフルレンジSPの弱点なのですが、高域は時にヒステリックな際どい響きになります。
とくに当方の好きな古楽の奏法で、ビブラートをかけないバイオリンの高域は難敵です。

そこでパワーアンプの電源ケーブルを、全体に響きのカッチリした自作単線ケーブルから、ちょっと響きが柔らかく感じられるPowerMax10000自作ケーブルに取り換えてみました。
昨日は刺激感が減って良い感じだと思ったのですが、今朝から聴きこんでみると、依然高域が気になります。
新しい球の慣らし運転中で、だんだん音の傾向が変化して行くと思いますので、今は我慢のしどころということなのかも知れません。が、これはこれで何とかしたいと思うのが死ぬまで長期休暇中のオジサンの暇つぶし。(笑)

PowerMaxケーブルをさらに穏やか傾向のアンプ付属ケーブルに変更しました。
たしかに響きはおとなしくなるのですが、音像のクッキリ感が後退、ソリストがオーケストラの一員に紛れ込んでしまうようです。

今度はパワーアンプをPowerMaxケーブルに戻し、プリアンプの単線ケーブルを付属の撚線ケーブルに取り換えました。
やはり音像の立ち方がもう一つです。
もうちょっとだけクリヤーであって欲しい。

PowerMaxを単線に交換したところ、う〜ん、こんなところかなぁ、響きの鋭さもナントカ許容出来そうです。

ポリフォニー・複旋律音楽と呼ばれる形式の古楽曲は複数の旋律が独立して絡み合って進行していきます。
合奏といっても、それぞれの楽器が独立してそれぞれのパートの旋律を奏でていて、どちらが主役ということでもありません。
ですから古楽の再生では音の際立ちがクリヤーで、内声部の楽音もはっきり聞こえないとつまらないのです。
自作RST-38HM(MはModokiの略)導入で定位が安定していますので、一つ一つの楽音の際立ちと透明感のある響きのバランスがとれたら・・・。

しかしジャズでは、多少粗野でも力感ある音像を!なんて思い、クラシックでは端正な音像を!と求めるのですから、欲の深いことです。
はい、安い中国製真空管でしっかり楽しんでいます。

で、今日はここまでとしました。
明日はジャズ、とくにピアノを聴いてみようと思います。




とおさく
投稿日時: 2013/3/15 13:56
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
前回書いた電源ケーブルの状態で、新真空管の慣らし運転を続けています。
意外に頑固な球で、現用WE300Bに比較して硬質な響きはなかなかこなれて来ません。
その分ピアノはきっちりした響きで好ましく感じます。
しかしバイオリン系はまだまだの状態です。
ま、気長に構えて行きましょう。

そうこうしているところへ先日、友人がもう使わないからとKT88のシングルパワーアンプを持って来ました。
躯体の塗装もところどころ剥げた見るからに古いアンプですが、内部を見ると几帳面な配線がキレイで、とくに不具合も無さそうです。
PCに繋いでいるデジタルアンプと取り替えてみました。
小さなヤマハのブックシェルフから、見違えるような(聞き違えるような)豊かな音、とくに低音が出てきてビックリです。
これならメインの300Bアンプの代替も可能かも知れません。

いや、オーナーを迷わせないよう新真空管の奮起を期待したい、なんて思う暖かい春の日の午後。
今日は穏やかな気分でブルックナーの大曲を聴いています。
とおさく
投稿日時: 2013/3/18 16:44
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
新球を購入して10日あまり、毎日7〜8時間の慣らし運転です。
高域はまだ十分にほぐれていませんが、低域が少しずつ出てきて、全体にだいぶ聴きやすくなってはきました。
ギターとかチェンバロみたいな撥弦音は明快で悪くないと思いますが、バイオリンは倍音が上手く乗らないのか依然響きが硬い。
もう少しフンワリ柔らかい響きが欲しいところです。
これがこの中国製300Bの音傾向なのかも知れませんが、もうちょっとこなれて馴染んでくれと、無理やりバイオリン曲CDのかけ流し状態です。

ところが先ほど、LPはどんな感じになるのか確認したくて管弦楽曲をかけてみると、あれ?これは・・・。
とてもクリヤーで素直な音場が拡がります。
なんか、高低うまくバランスがとれていて、良い感じです。

しかしこれって、約30年前CDが世に出た頃感じたLPとCDの違い(新しいメディアはちょっと表現が直截的で響きが硬いと感じた)のような・・・、そんなことを思い出しました。

思えば、最近は我が家でもすっかりCD中心でLPは冷遇されていたのですが、RHB-20(RST-38HM)導入でアナログPが息を吹き返しました。
古い骨董的プレーヤーでも手をかけてコンディションを整えてやれば、ここまで復活してくれる。
いやいや、まだ若いもんには負けられん、というところでしょうか。
なんだか人間臭くて面白いですね。

今の我が家では、パワーアンプの出力菅を交換してこなれていない状態では、LPの音がCDを圧倒しています。

オーディオというのは実に難しくて飽きない、楽しい趣味です。
とおさく
投稿日時: 2013/3/23 13:44
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
この数日間はLPを中心に聴き続けています。

エラックの古いカートリッジSTS455Eの針がだいぶ傷んでいるようなので、エラックに比べて高域寄りの感じがするシュアのV15Type3に交換して聴いています。
その分さらにハイ上がり傾向になった新中国製300Bだったのですが、ここに来てだいぶ落ち着いてきました。
ダンダン低域の豊かさが感じられるようにもなり、上下のバランスがとれてきたようです。
RHB-20(RST-38HM)に乗せたアナログPで、LPは楽音の定位が安定しています。
後はそれぞれの音像の実在感が表現できればということですが、シュアは大音量では気にならないのですが、どうも小音量では低域の表現がもの足りないような、そんな感じです。

例えばチェロの強奏部で、弦がただブ〜ンと鳴るのではなく弓と弦の擦れる音というかバサとした感じの音が聞こえる録音がありますが、このへんはエラックの方が上手く鳴らすようです。
低域の再生能力というより中高域とのバランスだろうと思います。

またSTS455Eの針を求めなくてはイケマセン。
検索すると、まだ手に入るようですが、なんだかはかない供給状態ですね。

CDでは、曲によってはバイオリンの最高域がほんの少し引きつる感じがありますが、これはSPの方の弱点なので、まぁこんなもんかな。

とりあえず新出力管のエージング段階は終わりのようです。

今年アナログP用にRHB-20を導入する時に、RST-38H風台座を自作してModokiとして使い、好結果に気を良くして、さらにもう1枚Modokiをプリアンプに敷き、かなり定位が安定しました。
この2か月はアナログを中心にして、拙宅のオーディオ環境整備が進みました。

さて、次にどこを改善するか、またイロイロ聴いて確認しながらやって行きます。
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