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     たかがロックンロール、されど・・・
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投稿者 スレッド
ELPEAMAN
投稿日時: 2013/6/16 22:43
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様

さらにヒートアップしてきましたね。それぞれの方がそれぞれの感覚で意見を出していただいており、なるほど、と思わせていただきました。

以前の私の書き込みで「嗜好を言い出すと埒があかない」と申し上げたものですから、過去の流れを振り返る、という視点で自分の所感を申し上げようと思い、数日考えていました。

まず、時代背景は抜きにはできないと考えます。Kさんが仰るように、80年代近くになると経済が豊かになり、レコ−ドもLPがミリオンセラーになるものが増えてきました。メジャーなレコード会社は当然所属ミュージシャンに売れる作品を強く要求し、ミュージシャン側もそれに応えるべく、ポップで聴きやすい作品を作るようになり、という意味で「ロック産業」が成熟したのでは、と考えます。さらに80年代に入りMTV時代が来ました。音楽+映像はまさに別のアート表現(単なる宣伝用も多し)で、しかも、アルバム表現から曲表現への変化。60年代にシングルからLP時代に、そしてMTV以降シングル時代に戻ったと思います。今ではi Podにダウンロード→飽きたら消去。パッケージレス時代ですか?

もう少し突っ込むと、「売れない」ミュージシャンはメジャーと契約せず(売れなければ、が必要条件)インディペンデント・レーベルの誕生(特に英国)。このあたり、英米で若干の温度差があったと思います。ちなみに私が好んで聴いていたのは英国のインディペンデント・レーベルからの作品が多かったです。

そこで「ロック」について考えました。恐らく私はこのことばに思い入れが強いのかもしれません。私が考えるロックとは、ミュージシャンの主張が音やことばにこもっており、刺激を与えてくれるものです。

実は先日kさんの評価が高いStyx/Paradise Theater(当時の日本盤)を目にしました。そうしたらジャケット表に"New Adult Music"というステッカーが貼ってありました。Adult・・・ロックは感受性が強く、欲求不満の青年のものだと思っていますので、そのステッカーを見て「?」と思いました。さらに、ライナーノートをざっと読んだら「解りやすい作品にした」とのミュージシャンのコメントが掲載されていました。

ポップ・・・メロディーが解りやすく耳当たりが良い・・・だから大衆受けする。

ロック・・・電気楽器を使い、ビートの強い音楽・・・もちろん大衆受けするものもある。

あらためまして、善し悪しではなく、客観的に「産業ロック」と誰かが呼んだのでしょう。

「ロックは死んだ」・・・これは違うと思います。崩壊はしましたが。今でもいます。David Bowie, Neil Young等々。

BABAさん、いらっしゃいますか。
Kさん、私の論旨をご理解いただけましたでしょうか。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2013/6/17 11:55
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様こんにちは

管理人さんの呼びかけで日本中の元ロック少年達が集まったようですね。

皆様はヒートアップしないで抑えながら、適当に楽しんで書かれていましたよね。

私などは浦島太郎状態で殆ど知らない名前でした。

ELPEAMANさんが書かれた「ロックはすっかり崩壊への道を進んでいったと考えています。」については、ロックの捕らえ方によってはこのように感じる人もいるだろうとは思っていましたので、それほど違和感はありませんでした。

80年代のロックを聞いていた人には抵抗があるようですね。

>「ロックは死んだ」・・・これは違うと思います。崩壊はしましたが。今でもいます。David Bowie, Neil Young等々。

これでは、あと5年持ちますかね。心配です。


昨日は、2年くらい前にBSで録画していたシンプリーレッドのロイヤルアルバートホールでのライブを見ました。
もう5〜6回見ていますが、圧縮音源はだめかなという意識がありましたので、最近はあまり録画物は見ていませんでしたが、これはそんなに悪くはないですね。

このバンドは85年代にデビューしていますが、音楽的に皆様よりもう少し年齢が上の世代向けのようですね。

以前ラジオで聞いて、それ程の印象がなかったのですが、とりあえず録画しておいたものです。

しかし、素晴らしくノリの良いサウンドでした。ブルー・アイド・ソウルというらしいですね(白人のソウル)、ホール・アンド・オーツも同じジャンルになるのでしょうが、ホール・アンド・オーツのほうが黒いですね。

ミック・ハッキネンのボーカルはソフトで、それほどコブシは回しませんがソウルフルで心地良いいです。

ギターリストは日本人の鈴木賢司。この人のギターも抜群にいいですね。ドラムも小気味よいリズムを叩き出しています。
客は同世代(40代)の人のようで、女性はかなりドレスアップしていました。

そして英国の人はライブを楽しむのがうまい。


もう一つ「U2・360・アット・ザ・ローズ・ボール」を見ました。
以前はサウンド的にあまり好きではありませんでしたが、最近はだいぶ聞くようになりました。

私はロックの未来はメッセージを持ったU2に託します。

ホワイトメタルさんこんにちは。

>産業ロック=ロック(ポップ)の絶頂期で

私にとってのロック絶頂期は70年前後です。(笑)

ジェネシスは「幻惑のスーパーライブ」は素晴らしいアルバムでしたが、80年代はダメでしたか。

BABAさんこんにちは
ストーンズのことはおてやわらかにお願いします。
JAPANは実力派バンドだった記憶があります。デビット・シルビアンですね。

きくりんさん、黒いですね。
レニークラビッツ、Princeなかなかよろしいですね。私はお金が無いのでここまで広げられませんが、気になるところですね。

P・バラカンさんファンですか。どうりで、好みが合うわけですね。

バラカンさんファンならアフリカの音楽も聴かないわけにはいかないでしょう
zappa1993
投稿日時: 2013/6/20 0:17
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆さん

こんばんは

好きな音楽故、当然皆さん色んな思いがおありだと思いますし、自分の好きな音楽を悪く言われて良い気はしません。
私もELPEAMANさんの「嗜好を言い出すと埒があかない」という言葉に従い、記憶を頼りに歴史的な背景を思い出しながら少し書かせていただきます。
遅くなりましたが、先の私の書き込みに気を悪くした方がおられましたらお詫びいたします。

まず大前提として、ROCKミュージックそのものは決して死んではいません。
常に新しいアーティスト・アルバムが生まれていますし、ROCKの黄金期を支えてきたアーティストの中にも未だに現役で作品をリリースしている人達もいます。
当たり前の話ですが、ROCKと言うのは単に音楽のジャンルを指している言葉に過ぎず、ROCKにカテゴライズされる音楽がリリースされ続ける限り、ROCKは生きていると言えます。
それでは何故「ROCKは死んだ」や「崩壊した」と言う言葉が使われるかと言えば、それは音楽ジャンルとしてのROCKそのものを指したものではなく、ROCKの存在意義や役割、その音楽形態、ミュージシャンのイデオロギーやメッセージ性、更には精神世界への繋がりなどが変貌したということに他なりません。
あまりROCKをご存知では無い方にも分かるように書きましたが、ROCKを長年聴いてこられた方にとっては改めて言う必要もないことであり、実は一番大切な部分でもあります。

日本ではROCKを聴くのは不良だと言われた時代もあったほど、ROCKは若者の暴力性の象徴の様に思われていますが、世界に目を向けてみると暴力性は勿論ありましたが、反戦運動や人種差別問題への抗議など政治色の強さが伺われ、貧困からの脱却など当時の世相を反映したメッセージをもつ音楽であったことが分かりますし、アルコールやドラッグに溺れ現実逃避する若者の捌け口でもあり、同時にフラワームーブメントの様な理想的な自由を求める若者たちの思想とも切り離せない存在でした。
つまりROCKは単なる音楽ではなく、自分たちの思想を反映させる手段であり、それはアートや小説などとも結びつき一つの文化であったと言えますし、社会現象でもありました。
ウッドストックの様な大規模なコンサートが行われるようになり、アーティスト同士がお互いに刺激を与えながら色んな方向性の音楽が生まれた頃でもあります。
音楽は芸術であると同時に文化であり、必然的に時代とともに様変わりしていく要素を持っていたと言えます。
中略しますが、ベトナム戦争終結を受け国家を超えた文化交流が盛んになる中でアメリカでも新たなアーティストがROCKシーンを率先するようになり、それは次第に巨大な資本を投資したショービジネスに様変わりしていきます。

当初レコード会社がアーティストの才能に金を出し、成功は後からついて来ていたものが、音楽業界がショービジネス化していくと、売り上げを伸ばすために売れるアーティストに金を出すというシステムに変貌し、最後にはレコード会社が作曲にまで口を挟むようになりました。
一曲シングルヒットが生まれると、「同じような曲」というクリエイティブなアーティストが最も嫌う注文をレコード会社が強要するようになり、自らの意志に反した音楽活動しか出来なくなりバンドを解散する道を選んだアーティストをたくさん知っています。
やや早急な流れになりましたが、時代とともに若者の思想や文化の象徴であったROCKにビジネスとしての側面が大きくなって行った流れはお分かりいただけたと思います。

80年を前後した音楽の移り変わりの中で、もう一つ大きな影響を与えたのが電気楽器等の発達ではないかと私は考えています。
巨大なアンプを歪ませてラウドな音を作らなくても、小さなエフェクターで簡単に望む音が作れますし、機器のトランジスタ化が進み省電力で故障が少なくなったことは、野暮ったいスタイルから洗練されたスタイルに見た目も変わり、それはアーティスト自身のスタイルにも影響を与えたのではないでしょうか。
更にシンセサイザー等の電子楽器の発達はROCKの可能性を飛躍的に広げた反面、華やかなショービジネスとしてのROCKを後押ししたとも言えます。
(自らアルバムにNo Synthesizers!と書いていたQueenがシンセサイザーを用いたアルバムThe Gameを出したのも1980年です)
※シンセサイザーを否定している訳ではありません。

そしてMTVと共に様変わりしたROCKは、ラジオ等で「聴く」音楽から「見る」音楽の要素が強くなり、レコード会社としては「見せる」と言う部分に大きな比重が置かれるようになり楽曲の良し悪しとは別の所でヒット曲が生まれるようになります。

さて、ここまで来てようやく「産業ロック」の話ですが、私が聴く限りでは彼らが活動を開始した70年代から作風が大きく変わったとは思いません。
もちろん作品ごとに演奏技術も高まり、時代を反映させた音楽にはなっていますが、それは(多少の意識はあったとしても)強く意図したものではなく自然な流れだったのではないでしょうか。
確かに80年を過ぎたあたりからどのバンドも桁違いのヒット曲を連発するようになりますが、これはバンドが売れ線に走ったと言うよりは、時代が彼らの様な音楽を望んでいたと見る方が正しいように思いますし、60,70年代の音楽を知らない若い世代に洋楽の楽しさを知らしめたと言う意味での功績は大きかったと思います。
ROCKに深いイデオロギーを求めるファン層とは別に、この頃は純粋に聴いて楽しい音楽からROCKファンになった人も多かったのではないでしょうか。
ELPEAMANさんがStyxのアルバムのステッカーやライナーノーツで見られた言葉は、当時のROCKの大衆性(或いはレコード会社の売り方)を示していると思いますし、尖がった若者だけの音楽ではなくAORとしての意味合いも持っていたことを表していると思います。
彼らの楽曲の多くは今聴いても良い曲だと思いますが、これは良い音楽センスとバンドのアンサンブルを持っていたからだと私は思います。

結局のところ、時代とともに存在意義や内包するメッセージ、スタイル等様々な変化を伴いながら存在し続けてきたROCKをどの時点で最もよく聴いたかという事が一番のポイントで、一番なじみ深い時代から様変わりしたROCKを「軟弱になった」「変わってしまった」等と捉えることは至極当然のことで、これは何もROCKに限らずJAZZでもCLASSICでも同じことです。
だから70年代のROCKを聴いてこられた方が80年代のROCKを変わってしまったと仰るのはよく分かりますし(しかもこの場合は音楽スタイルよりももっと内面的な部分での変化)、60年代のROCKを聴いてこられた方にとっては70年代のROCKですら衰退したと感じるかもしれません。

今やROCKコンサートも大規模・組織化され、完全に収益を見込んだショーの様相を呈し、もはやROCKに60〜70年代の面影はありません。
アルバムも万人受けするものが好まれるようになり、私が好んだアーティストの才能に畏敬の念を抱くような凄味のある作品は少なくなりました。
しかし、これらを嘆いてばかりいても仕方ありません。
「ROCKは死んだ」とは思いませんが、私たちが求める「ROCKらしさ」は確実に薄れていったと思いますし、今後それが戻るとも思えません。
ROCKの歴史を見ますと、確かに「産業ロック」とカテゴライズされるアーティスト・音楽はありましたが、私はそれを否定的に思ったことはありませんし、寧ろ楽しんだ方です。
そして、ロックの崩壊に関しては産業ロックに罪はなく、それはMTVの台頭や音楽業界の様変わりの中で起こるべくして起こったことであり、同時期に流行ったギターオリエンテッドな音楽が産業ロックとカテゴライズされただけであるように思います。(70年代を通して聴かれてきたROCKとのスタイルの変化は認めます)
産業ロックを肯定するも否定するも簡単な事ですが、それは各々の思い入れとの絡みもありますので、一概に結論を出せるものではありません。
それよりはROCKという素晴らしい音楽の歴史をより深く理解し、またアーティストが何を表現したかったのかという事を再確認することの方が有意義だと思いますし、私のROCKの楽しみ方もそこにあります。
私たちにはまだ聴いていない作品が沢山あります。
それはROCKの黄金期と言われる60年代後半から70年代中頃までの名作の中にもありますし、未知のアーティストの中にもあります。
一生の間にあとどれだけの音楽を聴くことが出来るのか分かりませんが、アーティストが生み出した無数の作品を今後も聴き続けられるというのは、言葉では言い表せない喜びです。

議題から外れた散漫な文章になり申し訳ございません。
「ROCKは崩壊した」ではなく、「ROCKの○○は崩壊した」と読み替えれば自ずと自分に合った自然な解釈が出来るのではないでしょうか。


※記憶・解釈の違いがあるかも知れませんので、おかしな所があればご指摘ください。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2013/6/24 0:39
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様こんばんは

とりあえずは、zappa1993の投稿で「産業ロック」については一段落ということでしょうか。
Zappaさん詳しい説明ありがとうございました。貴重な資料となります。

また、私の読んでいる「THE PEOPLE’S MUSIC A GLOBAL RE-VIEW OF POP」という本にポピュラー音楽のついての説明の一部分がありました。

いちようご参考までに。

「クラシック音楽が楽譜に固定された作曲家の作品として完結性を強くもち、永久不変の芸術的価値を追求することに重きを置くのに対し、ポピュラー音楽は作り手と聴衆が同時代に生き、同一の社会意識を共有しているのが原則であって、それはポピュラー音楽がレコード、カセットテープなどの形で商品化され、ある程度まで“売れる”ことを前提として成立しているという社会経済的側面と表裏の関係をなしている。

中略

70年代以降のアメリカのジャズやロックなどが大幅に商業主義化し、特に黒人マイケル・ジャクソンが高度音楽産業による大量消費商品として世界的なマス・セイルス達成した例に典型的に見るように、ポピュラー音楽が負わされている二面性・・・資本主義経済のもとでの商品としての側面と、大衆の意識(あるいは無意識)の表現体としての側面とのあいだの矛盾が増大し、今後の動向が予測つかないほど現状は混沌としている。」

この本が書かれたのが85年ころですからちょうど「産業ロック」云々と言われている時期ですね。
この「商品としての側面」が大きくなりすぎると崩落とか、死んだという言葉で表現されることもあるのでしょうね。


ちょうど産業ロックなるもの投稿があった時に思い出したのが、次の宇崎竜童氏の言葉です。

「ずっと生きる音楽と腐っていく音楽とのちがいというものは、あるんです。食うためにやっている人の音楽は腐っているんですよ。」

これは週刊誌で音楽プロデューサーの藤田正氏が宇崎氏にインタビューした記事の一文です。

宇崎氏は意図的に目立たないように震災の支援活動をしていることも出ていました。

売名行為と言われることを恐れ、カメラがいないところへ行き、ギターを持って弾き語りをやったそうです。しかし、「俺たち芸能人は本当に微力ですよ。」と言っています。

ひとつだけ決着をつけたのが、中学校の一バンド分の吹奏楽の楽器代を稼ぐため、路上での弾き語りライブなどをやったりして、一年ちょっとかかって資金を集めたそうです。

そんな宇崎氏が4月に「NOTHING BUT a BLUES BAND」というアルバムを自主制作しました。

宇崎氏の音楽についてはこれまであまり聞いていませんでしたが、このインタビュー記事を読んで買ってみました。

なんといってもこのアルバムのハイライトは、ボーナストラックとなっている「竹田の子守唄」です。

この歌は昔フォークの連中などがよく歌っていましたが、今回のものは、元唄というもので、今まで聞いていたものとは歌詞などが少し違っています。

「これが日本のブルースだ」ということですが、ギター弾き語りでド迫力の歌です。

この歌は京都の被差別部落の歌ですが、黒人のブルース同様に差別され抑圧された者の怨念のようなものを感じます。

アルバムの本編はダウンタウン時代のものや山口百恵さんの歌ったものも入っていますが、ロックン・ロールとブルースです。バックは御堂筋ブルースバンドとなっています。

音はセンターに寄せてモノラル調です。音質云々するものでは当然ありません。
しかし、宇崎竜童の歌心があります。
カメラを連れて被災地に行く連中とは次元が違います。

宇崎竜童46年生まれ。この団塊の世代はいつまでもパワフルです。脱帽。

また今回も取り留めのない文章を書いて申し訳ありませんでした。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2013/7/2 11:49
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様こんにちは。

先週の土曜日深夜のBSプレミアムでストーンズベスト50という特集をやっていましたので録画して観ました。

NHK-FMで「今日は一日R・S三昧」という番組でのリクエストの集計のようです。

30位、40位台は結構初期の曲が来ていましたね。やはりアルバムは「サム・ガールズ」までが多いようですね。このあたりは私と同感覚のようです。

私が以前このスレで、好きな曲という事で挙げたものは、「ビッチ – Bitch」「メモリー・モーテル - Memory Mote」「ビースト・オブ・バーデン - Beast of Burden」の3曲が下位のほうにランクインしていました。

このようなリクエストとなると、シングルやライブでの演奏回数の多いものが多くなりますので、仕方ないことです。

意外だったのは「黒く塗れ」が5位でしたね。
「アンジー」が3位というのはリクエスターが少しイモですね。
無情の世界や、悪魔を哀れむ歌などはもっと上位だろうという気がしますがね。

しかし、この番組はわけのわからない評論家が出てこないで、クリス・ケプラーさんのナレーションで一気に音楽やビデオを流して好印象です。

何度でも再生して観たい番組でした。

この番組の後は、ブライアン・ジョーンズの追悼コンサートであるハイドパークのライブも放送されました。



P・S・

悪魔を憐れむ歌は2位に入っていましたね。間違いでした。失礼しました。

この曲でJ・レノンが踊っているのがちょっと出ていましたね。
また、ハイドパークのコンサートでは観客の中にポールがいました。

以前、全世界に同時放送されたビートルズの「愛こそすべて」でミックがビートルズの近くにいるのが映っていました。

この二つのバンドのメンバーは仲が良いのか悪いのかよくわかりません。

zappa1993
投稿日時: 2013/7/4 0:04
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆さん
こんばんは

スペンサー&ホークさん
お邪魔します^^;

今日ちょっとした待ち時間の暇つぶしにと思い、本屋で一冊の雑誌を買いました。
定期的に出ている「大人のロック!」という本はご存知の方も多いと思いますが、それの特別編集版として、レジェンド・オブ・ロックスターズと銘打ち60〜70年代を中心にアーティストを系統立ててまとめたものです。

「80年代初頭の音楽シーンについて何か興味深いことが書いていないかな?」と思ったのも購入した理由の一つです。
結局目新しい話は何もありませんでしたが、先のROCKの話題に興味をもち、古いアーティストを聴いてみたいと思った方には分かり易い本ではないかと思います。

もう一つ、これも改めて説明するまでもない「レコード・コレクターズ」の今月号も「英国ロック/ポップの名曲ベスト100」というタイムリー?な特集を組んでいます。
音楽評論家等が選ぶ楽曲ゆえ、若干ディープな内容にはなっていますが、1967〜1975年の音楽シーンを窺い知ることが出来ます。(シングル・リリース曲からの選曲と言うのもランキングを面白いものにしています)
来月号はこれの米国版だそうですので、併せて読んでみるのも面白いのではないでしょうか。

話は戻りますが、今日購入した本の中で、「一発屋」と言う括りで、The Knack(他にはNENAとa-ha)の名前がありました。
この手の話題になる度に出てくるバンドですが、本当にこのバンドの事を知って書いているのか大いに疑問があります。
「一発屋の放ったヒット曲は、楽曲そのものが魅力的なのだ。(中略)これらの曲は私たちの耳に残り続ける。」と好意的にとらえて書いているのは分かるのですが、一発屋云々の話は、結局はその曲しか知らない(売れなかった)という所から出たわけで、こうした発言が、益々The Knackの様なバンドに一発屋というイメージを植え付け、正当な評価を妨げている気がします。
確かに多くの方が1979年のデビュー・アルバム「Get The Knack」一枚で消えたと記憶しておられると思いますが、実際には一度目の解散までに3枚のアルバムを出し、90年代に入ってから再結成して4th「Serious Fun」、そして90年代後半に5th「Zoom」(ドラマーは何とテリー・ボジオ)、その後も2枚のアルバムを出し、2010年のリードボーカルの死をもって事実上解散しています。(何れも大ヒットにはつながっていません)
私もThe Knackの全てのアルバムを聴いたわけでは無いのですが、4thや5thは好んで繰り返し聴きました。
兎に角曲がPOPで、一度聴いたら自然と覚えてしまうようなものが多く、若干のばらつきはあるものの良い楽曲が揃っています。
こうした楽曲を聴くと、「My Sharona」のヒットも単なる偶然ではなかったのではないかと思うのです。
只、この楽曲の大ヒットが目立ち過ぎたのと、「ビートルズの再来」と期待され過ぎたのが彼らにとっては不幸だったのかもしれません。

スペンサー&ホーク
投稿日時: 2013/7/5 16:32
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様こんにちは。

zappa1993さんこんにちは。

相変わらず熱心ですね。
「レジェンド・オブ・ロックスターズ」は40代の人に人気があるように書いてありますね。
zappa1993さんらの世代はこういうのが好きなようですね。(笑)

私は、ミュージックマガジン社から出ている「定盤1000」と「ミュージックマガジンの500枚」という本を持っています。

私もこの本を見ながら以前、皆様が挙げた80年代のアーティストのアルバムが出ているかを探しましたが出ていませんでした。

この本はロックだけではなく、ポピューラー音楽のジャズからワールドミュージックや歌謡曲までの名盤や定盤を網羅しているので、80年代のロック関係で括ると10数枚程度の紹介ですから致し方ないところですね。

80年代のロック関係は、殆ど聴いていないアーティストばかりでした。

現在の私にはワールドミュージックの方に興味がありますので、今後も聴く事はないと思います。

さて、「一発屋」についてですが、zappa1993さんは随分いろいろと聴いておられますね。
この辺りまでカバーするとなると相当なCD所有枚数でしょうね。

私の聴いているアーティストは、一発屋的な人はいないのですが、「マイ・シャローナ」みたいにビルボード6週連続1位などをとると、後はプレッシャーで大変でしょうね。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2013/7/11 17:26
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様こんにちは

今週は暑いですね。埼玉、群馬、京都の皆様お見舞い申し上げます。

私も、2階にあるオーディオルーム兼リビング・ダイニングの室内温度が33度になったので、とうとう月曜日の夜からエアコンの電源を入れました。家内は、日中は我慢しているようです。
私は会社で涼んでいますが・・・。

今回は私が、70年代によく聴いたROCKのアナログ盤の紹介です。
ライブが多いのが特徴で、皆様ご存知の大物ばかりです。

1.メイン・ストリートのならず者(R・ストーンズ)
2.テュペロ・ハニー(ヴァン・モリソン)
3.ロック・オブ・エイジズ(ザ・バンド)
4.狼からの一撃(Jガイルズ・バンド)
5.ハーヴェスト(ニール・ヤング)
6.アトランタ・クロッシング(R・スチュアート)
7.ショウ・タイム(ライ・クーダー)
8.コズミック・ブルース(J・ジョップリン)
9.レイト・フォア・ザ・スカイ(J・ブラウン)
10. Kinks Kronikles (ザ・キンクス)
11.クリーム・ライブ(クリーム)
12.LIVE YARDBIRDS FEATURING JIMMY PAGE(ヤードバーズ)
13.激しい雨(ボブ・ディラン)
14.グレートフル・デッド(グレートフル・デッド)
15.ライブ(ジョニー・ウィンター)

ストーンズはアルバムで差をつけるのは難しいのですが、これが一番よく聴いたと思います。

ヴァン・モリソンは今でもこのアルバムがいいですね。タイトル曲のテュペロ・ハニーは彼の最高のラブ・バラードです。
このアルバムの中のワイルド・ナイトをマリア・マルダーがカバーしてヒットしていました。

ロック・オブ・エイジズ、ジャケットからしてサウンド同様に滋味あふれるアルバムです。
ザ・ウェイト、オールド・デキーシー・ダウンなど好きな曲がたっぷり聴けます。

狼からの一撃、このバンドの全盛時のライブアルバムです。スタート・オール・オーバーはピーター・ウルフのボーカルとJガイルズのギターの演奏ですが、このギターが堪りません。
このグループは81年のシングルが全米第1位を6週間取ったようですね、その後産業ロックに走った、との批評がウィキペディアに出ていました。
私の知っている頃は、ブルース色が濃く、とてもヒット曲を出すようなバンドではなかったと思います。

ニール・ヤングのハーヴェストも彼の最高傑作ではないでしょうか。ハート・オブ・ゴールド、アラバマ、ワードこれらのギターの音が大好きです。
同じ年に過去への旅路という2枚組みのアルバムが出ました。これはバッファロー・スプリング・フィールド時代、CSNY時代の曲が入っていますが、片面全部にワードが入っています。このアルバムはここだけよく聴きました。

後は隙をみて書きます。
zappa1993
投稿日時: 2013/7/13 10:43
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: たかがロックンロール、されど・・・
スペンサー&ホークさん
皆さん

おはようございます。

本当に毎日暑いですね。
京都も盆地で暑いですが、群馬は40度近くにもなったとか・・・
京都ではこれから祇園祭で賑わい、私の好きなシーズンです。

スペンサー&ホークさんとは世代が違うため、リアルタイムで聴いた音楽はずいぶん違いますが、私も今回紹介されたアルバムのいくつかは後追いで聴きました。

面白いのはThe J. Geils Bandで、私はこのバンドの事は「落ちた天使」のヒットくらいしか知らず、それまでの活動にはあまり興味がなかったのですが、リアルタイムで聴いてこられた方にとっては思い入れのあるバンドなのですね。

Neil Youngは、私の場合同時期に発売されたもう一枚の名盤After The Gold Rushの方をよく聴きました。
と言っても入口は「はっぴいえんど」等のフォーク・ロックが影響を受けたアーティスト・アルバムとして掘り下げたもので、CSN&YやBuffalo Springfield、James TaylorやLaura Nyro等のアルバムと一緒に耳にしました。

私も久しぶりに聴いてみたくなりました。
ELPEAMAN
投稿日時: 2013/7/14 23:59
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: たかがロックンロール、されど・・・
皆様

すでに夏バテしています。今週は全くアンプの灯を入れませんでした。暑さと疲労で、エアコンの効いたリビングで20年ほど前に録画した"Ed Sullivan Show"をみていました。これぞ"Variety Show"ですね。「バラエティー」はいつから変質してしまったのでしょうか。今では「お笑い」と同義語になってしまいました・・・ちょっと話がはずれてしまいました。

音楽番組は時代を映している、という観点でみると面白いですが、最近は音楽自体がちょっと残念な気がします。今のヒット曲に、20年後も語り継がれるものがあるのか不安です。もちろん日本に限った話ではありませんが。これもどうでもいい話ですね。

スペンサー&ホークさんのことばには含蓄がありますね。60年代をリアルタイムで経験した方には私なぞは到底及びません。

宇崎竜童氏のことばが紹介されていましたが、グッとくることばですね。

すみません。雑感のような書き込みになってしまいました。

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