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   [10-01. 吸音材 端子類 切り売りケーブル]導通向上クリーナー ECI-50
     真空管にECI-100を塗布
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投稿者 スレッド
zappa1993
投稿日時: 2013/8/21 0:19
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
真空管にECI-100を塗布
皆さん

こんばんは

ECI-100が発売されて幾分日も経過し、その間私も様々な所にこの導通向上クリーナーを使ってきました。
ざっと書き出しますと

1. オーディオ機器の各接点(入出力端子や電源、SP端子など)
2. 各種ケーブルの接点(電源ケーブルやラインケーブル、SPケーブル、Yラグなど)
3. 電源BOXや壁コンセントの接点(差込口とFケーブル)
4. ブレーカー内の接点(主ブレーカーを落として行いました)
5. ネットワーク機器の接点(電源やLAN端子など)
6. パソコン(内部の各種ケーブルやボードの接点、外部のUSB端子など)
7. その他のアクセサリー(RR-777の接点や、電池を使用する物は電池の接点など)
8. 車(バッテリー端子など)

・・・等々、忘れているだけで他にもまだまだあると思います。

そんな中、今まで塗布した中で一番効果が感じられた場所が真空管のピンでした。
製造から既に40年以上経過しているヴィンテージ・パワーアンプですので、SP端子等の各接点はかなり汚れ、また導通の悪そうな金属が使われています。
いきなりすべての接点に塗布するよりは、順を追って違いを確かめたいと思い、まずはECI-100は使わず、クリーニング液と綿棒でのクリーニングから始めました。

0. クリーニング前の状態
1. 入力端子、SP端子
2. 真空管のピン・ソケット、ヒューズ

1と2の間は一日空け、毎回予め決めた数曲を聴きましたが、徐々に音がクリアになっていくのが分かります。

3. 入力端子、SP端子、ヒューズにECI-100を塗布
いきなりワイドレンジになり特に高域方向への伸びが顕著でした。
音は更にクリアになり、またキレも出て古い管球アンプとは思えないほどダイナミックな演奏に聴き惚れる日々がしばらく続きました。
特にJAZZとのマッチングが素晴らしく、ネットワークオーディオのやや線が細い音質を上手くカバーし、熱く迸るような演奏はJAZZの魅力が何たるかを示しているように感じました。
ただ、爽やかなボサノバや、クラシックの繊細な表現はやや不得意と思われ、何を聴いても同じ空気が支配しているような感じがし、幾らアクセサリーで微調整をしてもアンプの個性の中でもがいているような所がありました。

夏の暑さの為しばらく管球アンプは使っていなかったのですが、8月に入ってから暑さに逆行してまた使い始め、先日思い立って真空管のピンにECI-100を塗布してみました。
もちろん最終的にはここへも塗布するつもりでしたが、現状での他の改善方法を模索していた関係で、後回しになっていました。
片チャンネル6本×2の計12本の真空管のピンとソケットに塗布して音を出し、その音の違いに驚きました。
どこまでもクリアな音質で、静寂感も増し、力強く太い音から繊細で細い音まで表現の幅がぐっと広がり、どんな音楽をかけても重すぎることなく軽やか且つ煌びやかに音が空間に浸透していきます。
今まで不得意としていたタイプの音楽でも、以前使っていたトランジスタアンプに引けを取らないくらいクールで現代的な鳴りっぷりで、「管球アンプ」と聞いて想像されるようなナローな感じは全くなく、また音が分厚すぎるという事もなく、ヴィンテージアンプが現代に蘇ったような鮮度の高い音を聴かせてくれています。
古いアンプですので、現代のトランジスタアンプと比べるとS/Nの悪さは仕方がないと諦めていたのですが、これもそれ程気にならない程度に改善され、寧ろ微弱な信号の再現性においては管球アンプの方が優れていると思われる部分も感じられるようになりました。

今回は古い機器と言うことで、今の機器ほど接点の抵抗を考えた作りになっていない点、それなりに汚れがあった点などが理由で、ECI-100の効果が際立ったものになったのだと思いますが、それでもこの箇所への塗布は今までの中で一番大きな効果を感じました。
導通が向上したことにより、真空管の動作が安定したこという事もあるかも知れません。

もう間もなく2本目のECI-100が空になりそうです


上記とは別の話ですが、このアンプは底面に電源スイッチがあり、仕方なく今までは立てた状態で床に直置きしていたのですが、余っていた黒檀ブロックを底の四隅に入れ、床から浮かした状態にしてみました。
すると、今まで少し気になっていた低域の膨らみが改善され、全体に見通しの良い音場に変化し、更に望む方向性の音に近づいてきました。
アンダーボード等を用いて機器の振動対策をすることの大切さは十分分かっているつもりでしたが、今回の様にほんの少しの対策だけで大きな音質改善がなされるのを見ると、振動対策には手を抜いてはいけないという事を改めて感じました。
黒檀ブロックはあくまで仮の対策で、今後アンプの脚(アルミまたは水晶)、クオーツアンダーボード等で対策をしていくつもりです。


追記:管球アンプへのECI-100塗布の順番で、2と3の間に電源プラグへも塗布したことを思い出しました。
ケミ
投稿日時: 2013/8/21 12:42
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993さん、こんにちは。詳細なレポートありがとうございます。いつもながらの前向きな取り組みには本当に頭が下がります。

導通向上クリーナーECI-100の効果を承知しながら、手の届く範囲しか塗布していない私にとって、zappa1993さんより叱咤された思いです。しかも、以前使用していた接点改質剤をクリーニングせずにECI-100を直接塗布していました。今後しっかりクリーニングしてからECI-100を再塗布します。

さて、真空管のピンのクリーニングにECI-100の塗布が効果的だった結果は私にとっても朗報です。私の使用しているパワーアンプAriaはハイブリッドではありますが、出力段に真空管を使用しています。

しかも、このパワーアンプはKさんより購入したにもかかわらず、チューンアップをしていないことが最近判明しました。

まだまだ我がシステムにおいても伸び代があるということではありますが、忙しさにかまけていた自分を反省したいと思います。

また、アンダーボード等の対策結果も楽しみにしています。

zappa1993
投稿日時: 2013/8/22 0:52
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
ケミさん

こんばんは
レスありがとうございます。

ケミさんのパワーアンプはハイブリッドだったのですね。
それならば是非真空管にECI-100を試していただいて、また結果を教えてください。

先の投稿で音が良くなった理由として、真空管の動作が安定したからではないかと書きましたが、あながち間違っていないのではないかと考えています。
気のせいだと言われればそれまでなのですが、ECI-100塗布後真空管の灯りがほんの少し明るくなった気がするのです。
別段灯りの事など気にしておらず、無意識の中で感じたことですので比較はしていませんが、確かに「おやっ」という感じがありました。

ピンへの塗布方法ですが、私は画像の様に綿棒を4本束ね、間にECI-100をしみ込ませて、そこにピンを挿して上下に移動させました。





>まだまだ我がシステムにおいても伸び代があるということではありますが、忙しさにかまけていた自分を反省したいと思います。

私は毎日音楽を聴く中で、少しづつでも音が良くなっていく事を楽しんでいるような所があり、一度にガラリと変えてしまう事はあまりしません。
また伸びしろがあることで、「次はあれをやってみよう」とアイデアを温存しておくこともよくありますので、今の音が絶対的だと思う事もあまりありません。
ケミさんも時間に余裕のある時に楽しみながら少しづつ先に進まれては如何でしょうか。

アンダーボード等は管理人Kさんに相談しながら対策をしていくつもりで、また結果を投稿させていただきます。

ケミ
投稿日時: 2013/8/22 8:49
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993さん、こんにちは。

丁寧な写真付き解説ありがとうございます。”綿棒の4本束ね”で真空管のピンへのECI-100の塗布を行ってみます。

真空管の場合、音だけでなく明るさでもその変化の度合いを確認できるのは、楽しみが広がります。

以前より、キャノンプラグのオス側のピンへの塗布や拭き取りがしっくりいかずに中途半端に行っていました。この”綿棒の4本束ね”はいろいろな箇所への応用が利きそうですね。

また、私はzappa1993さんのようにじっくりと変化を楽しむことができず、一気に複数の作業をしてしまい、どれがどれくらいどのような効果があったのかを未確認なことも多々ありました。

精神的に余裕のある今、ちょっとさまざまな変化を楽しんでみます。

クロ
投稿日時: 2013/8/22 11:12
常連
登録日: 2008/4/7
居住地:
投稿: 43
Re: 真空管にECI-100を塗布
横から失礼します。クロと申します。

ラックスマンのMQ-88uを使用しています。
真空管のピンにECI-100を塗布し、アンプの足下には
RIQ-5010とRHB-20で振動対応しており、その効果に
満足していました。

最近、真空管放熱フィンを購入し、取り付けてみました。
・放熱により部品の劣化を防ぐ
・金属蛇腹により、振動の抑制と磁気シールド
その謳い文句通り、音質が激変しました。

■皆様も機会があれば、お試しください。

zappa1993
投稿日時: 2013/8/22 19:15
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
クロさん

情報ありがとうございます。
私もこの放熱フィンには興味があり、どれ程の効果があるのか知りたいと思っていたところです。
熱分布図で熱の分散効果は分かっても果たして音がどう変わるのか、真空管にとってダメージは無いのかと言ったところは使ってみないと分かりません。

宜しければ使用感など教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
クロ
投稿日時: 2013/8/22 21:20
常連
登録日: 2008/4/7
居住地:
投稿: 43
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993さん、今晩はクロです。

特に高域の情報量(音のキレ、音数)がアップして、
上級のアンプに買い替えたようです。

放熱フィンについて、原理や装着方法、使用感などは
下記を参考にしてください。

http://www.pluton.jp/HTM/tube.html


ケミ
投稿日時: 2013/8/23 9:06
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993、クロさん、こんにちは。話をECI-100に戻してしまいすみません。しかも、真空管にECI-100を塗布できなかったという報告で、重ね重ねすみません。




写真のように(わかりづらいですが)2本の真空管が使われていて、ECI-100塗布前後の真空管の明るさの変化を撮影してみようと三脚まで用意してみましたが、そこみ立ちはだかったのは六角レンチの不適合でした。

私が所有しているミリ・インチ両方の六角レンチ群ではこのAriaをあけることができませんでした。本当に残念です。以前使用していたプリ・パワーも同様な問題があり、苦労しました。後日追って報告させていただきます。


ケミ
投稿日時: 2013/8/26 11:21
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: 真空管にECI-100を塗布
zappa1993、クロさん、こんにちは。パワーアンプをあけることができました。星形レンチを購入して試してみましたら、あっけなくあきました。

さて、私のカメラ(左側の真空管の明かりに焦点を合わせました)のモニターでは真空管の明るさに明確な違いが出ましたが、解像度を落とした次の写真では違いがわかりづらくなってしまいました。上がECI-100塗布前で、下が塗布後です。しかし、よくみてみると、左の柱の明るさや暗部の明るさに違いがあるのがおわかりかと思います。また、暗部が白っぽくなっています。



写真では違いが曖昧になってしまいましたが、聴感上は確実な違いが出ました。最近少し気になっていた高域のきつさは真空管のピンのクリーニング、ECI-100塗布でほとんど気にならなくなりました。また、音の芯がより明確になり、音のエッジが立つのではなく、音像の陰影が増しました。音場は広がるし、立体感は増すしと、こんな大切な箇所に手をつけなかったことを大反省です。

zappa1993
投稿日時: 2013/8/29 0:10
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 真空管にECI-100を塗布
ケミさん

詳細なレポートありがとうございます。
やはり音が良くなるだけではなく、真空管の灯りにもECI-100塗布の影響が表れたのですね。
先日のRMEのイベントの際に見せていただいたデジカメの画像はハッキリと違いが分かるものでしたが、やや分かり辛くなったとは言え、掲示板にアップされた状態でも両者の違いは分かります。

そして肝心の音の変化ですが、私もケミさんと同様の感想を持ちました。
真空管の暖かくコクのある音が洗練されより立体的になり、分離や音離れも向上し密度の高い音がハイスピードで耳に届くようになり、SPの駆動力を高めたような感じの印象を持ちました。
またSNの向上も見逃せませんね。

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