今晩はスタビです。

今回のテーマは、定在波です。
私の部屋は、8畳で和室です。
其処に、KEF ST109は許容オーバーでした。
スピーカーの位置が、背後の壁より最小280ｍｍの位置で横が最小340ｍｍです。
この状態ですともろに、壁との距離が不足する為スピーカーと壁の間に定在波が起こりました。
38ｃｍでバフレス2個＋LMFから繰り出される低域は、もちろん定在波で膨れて膨張した低域は壁や窓などを振動させて、全帯域を濁らせもさっとした音にして高域は伸びず低域は物がガタガタ・ビリビリと振動して振動音を聞いていました。
この状態ですから、当然ながら音像定位はボヤケ奥行きは出ない状態で非常に不満足な音楽を聴いていました。
当然ながら当時オーディオを始めて1年と2ヶ月の私には、解決する知識・経験は持ち合わす事が無く解決出来ませんでした。

管理人Kさんに、相談して指導を仰ぐ事にしました。

定在波の処理方法　

・RWL―1・2を、コーナーに配置でサイドはスタックさせて天上付　近まで使用

　音の拡散によって定在波が軽減した。
　音の濁り感が軽減されS/Nが向上し音場の広がりや音の密度が向　上した。
　音の響きが良くなった。





・定在波が働く部分に高さが違う筒を数個配置（管理人Kさんのｱﾄﾞﾊﾞｲｽで竹の節を抜いた物を使用）
＊ﾎﾟｲﾝﾄ　　　高い筒をコーナー部に配置する
　　　　
　　音像定位がしっかりして、さらに音の濁り感が軽減されS/Nが　　向上した。
　　低域は、振動低域では無く音圧低域に変化した。
　　音の響きも向上した。　　　　

・スピーカーの下に水晶インシュレーﾀｰを使用
　　　　　
　　音に芯が出てきて抜けが良くなった。
　　当然ながらS/Nも向上（これが1番大きい変化です。）
　　低域の膨らみは低減され、さらに音圧低域が向上した。
　
　　　　　　　　


・機器の下に水晶インシュレーﾀｰを使用

　　音に芯が出て来て、有機的な音質で音の切れや立ち上がりなど　　が良くなった事で響きが向上しリアリティーな音になった。
　　立体感が良く成り奥行きも深くなりました。
　　音像定位がしっかりとして、音の配置が良く見える。



いずれにせよ、管理人Kさん無くしては今の音には巡り会う事は有り得ないと思います。

管理人Kさんこの場をお借りして、大変ありがとうございました。
感謝いたします。

今後も更なる音質向上を求めて進んで行きます。　

出来れば正面の3枚はRWL-3を使用したいですね。
以前RWL-1・2・3を聞き比べをした事が有ったのですが1〜3まで各々効果は充分拡散するが各々音の響き方が違う、此処を交換すれば激変が待っている。
変えたいぞ〜

スタビさん、こんばんわ。

スタビさんのスピーカーは部屋のサイズに対して余りに大きいので低域の処理や定在波対策が大変ですね。
でも困難に立ち向かって見事解決するのもオーディオの醍醐味かもしれません？

RWLのコーナー配置によってコーナーを潰すのは定在波自体の発生要因を無くす事に繋がるのでスタビさんのように定在波に悩まれている方には非常に有効です。

また、スタビさんが試された竹筒はヘルムホルツ共鳴の原理を応用したもので優れた定在波吸収効果があります。
長さや太さの違うものを数種類使用するとより効果的に定在波を吸収してくれます。
竹筒ではなく日本酒の一升瓶やビール瓶、ワインやウィスキーのボトルでも応用が利くので定在波で困っている人はぜひ一度試してみて下さい。

RWLシリーズと合わせてこれらの対策を施せばたちまち定在波は解消されて、もわもわした気持ち悪い低域方向のこもりや膨らみがが晴れ渡って行くのを実感出来るはずです。

PS、RWL-3への交換は質感、音色が更に生々しくなり、音像定位や厚みなどが間違いなく向上します。
でもオーディオは生涯かけて出来る趣味ですからゆっくりやって行かれて下さい。
RWL-3は弊社が潰れない限り販売しますので（苦笑）