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     私にとっての名盤 (ジャズ編)
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投稿者 スレッド
GEO
投稿日時: 2008/7/26 17:52
一人前
登録日: 2008/6/22
居住地: 群馬県
投稿: 138
私にとっての名盤 (ジャズ編)
みなさま
暑中お見舞い申し上げます。

新規スレッドをお借りしてCDのご紹介をさせて頂きます。

最近、とんとJAZZのCDを買わなくなってしまった。
私がジャズのCDを買うのは、観賞用ではなく
自分が演奏する為の勉強材料という事が多い。
プレーの勉強になるのは、スタジオ録音ではなく、
やはりライブ盤ということになる。
しかし、なかなか気に入ったCDに出会えないのが現状。

そんな中で、ライブ録音にしては音もまぁまぁで
演奏内容が特に気に入っているライブCDをご紹介致します。


バンド名:スイート・ベイジル・トリオ
メンバー:シダー・ウォルトン(ピアノ)
      ロン・カーター  (ベース)
      ビリー・ヒギンス (ドラムス)

NYのスイート・ベイジルで異例の長期公演を行い、大成功を収めた
91年のライヴ・セッションを収録。

「シダー・ウォルトン」は、オーソドックスなジャズピアノを弾く
プロの人に特に人気があるピアニスト。
ちょっと地味なイメージだが、ピアニストからみると技術的にも
かなり凄い事をやっているらしい。
とにかくスイングすることに主眼を置き、どんな曲を弾いても決して
大仰にならず、小気味よいピアノトリオの持ち味を演出する。
特に、ドラマーのビリー・ヒギンスと組んだ時のトリオ編成では、
凝縮された音と空間の緊張感は特筆ものである(私にとって一つの
理想のピアノトリオの形)。

このトリオでは、ベースのロン・カーターも、スピード感のあるスインギーなベースを
弾いています。
ビリー・ヒギンスとのコンビネーションも最高にGOOD!流石名人の二人といった感じです。
90年代の録音ですが、ハードバップ黄金期のスイング感を醸し出しています。
最近の録音ではこういうスイング感が無くなってしまったので
寂しい限り。

このトリオにしいては珍しく、スイングジャーナル選定ゴールド・ディスクになっていた様です。

  アルバム名:スイート・ベイジル・トリオ

  商品番号: ABCJ-232
  メディア: アルバムCD
  組枚数: 2
  発売日: 2002/12/25
  価格: 3990円(税込)

  1. マイ・ファニー・バレンタイン
  2. ジャスト・イン・タイム
  3. デートゥア・アヘッド
  4. メモリーズ・オブ・ユー
  5. ラウンド・ミッドナイト
  6. アイ・ドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ
  7. ウッディン・ユー
  8. オールド・フォークス
  9. ジョン・ポール・ジョーンズ
  10. セント・トーマス
  11. エブリー・タイム・ウイ・セイ・グッドバイ

  http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=ABCJ-232

おなじみのスタンダードナンバーばかりですが、小アレンジを加え、
センス良く仕上げています。
特に唄モノの曲は、下手な歌以上にシダーのピアノが唄っています。特に6曲目から
11曲目の後半の演奏がいいです。

ありふれた曲をシンプルにここまで歌いきるのは、簡単な様で
一番難しい事の様な気がします。

当時、話題になったCDですので、もしお手元に御座いましたら
もう一度お聴きになられた如何でしょう?
管理人K
投稿日時: 2008/7/30 4:16
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
GEOさん、こんばんわ。

今回も素敵なディスクのご紹介ありがとうございます。

シダー・ウォルトンですか。
確かに渋くて地味な印象がありますね。
私は10人のピアニストが代わるがわる弾く100フィンガーズというコンサートでシダー・ウォルトンの演奏を聴いた事がありますが、その時もケニー・バロンと並んで一番地味で目立たない印象がありました。

でもプロや通の人からの評価は非常に高いピアニストですね。
作家の村上晴樹が絶賛したコラムを読んだ事もあります。
きっと判る人には判る高度な技術があるんでしょうね。

この機会に私もGEOさんお薦めのディスクを購入して、シダー・ウォルトンをじっくり聴いてみたいと思います。

ありがとうございました。
GEO
投稿日時: 2008/7/30 16:31
一人前
登録日: 2008/6/22
居住地: 群馬県
投稿: 138
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
 管理人Kさん

いつもお世話になります m(__)m
Kさんとのお約束を守り、少しずつですがプレーヤーからみた
お薦めソフトをご紹介させて頂いています。
内容的に、おかしなところが御座いましたらアドバイスの程
宜しくお願いします。

Kさんが仰る通り、シダーは一般的に地味な印象がありますね。
60年代にアート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズに
参加し、その後もセンスの良いハード・バップピアニストとして
の地位を確立していますが、日本のジャズリスナーの間では
余り人気がないのは少し残念です。
私の知り合いのプロのピアニストは、シダーのファンが多い
ようです。

ケニー・バロンも素晴らしいピアニストですが、イマイチ
リスナーの方には、人気がないみたいですね。
私が持っているケニー・バロンのLIVECDを今度お持ちします。
そのCDでは、のっけからアップテンポで弾きまくっています。
それを聴くとケニーの卓越したテクニックが解かるかと思います。
しかし、そのCDは1曲聴くとどっと疲れます ^_^;
それ程気合の入った演奏だと理解できます。 

文章書くの苦手ですが、また機会を見て書きたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
RANZAN
投稿日時: 2008/8/6 13:04
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
GEOさん こんにちは。

GEOさんはジャズ・ドラマーということで、我がジャズファンには
感動させられます。

シダ・ウォルトンのピアノでは、お薦めの「スイート・ベイジル・
トリオ」は、今にないそのスイング感が何とも言われぬムードを醸
し出し、さすがこの時代オーディオも凄く華やいだ頃でもあり、小
気味良く奏でられるピアノ・トリオのアルバムが多くありました。
まさにピアノ・トリオブームでもあったのです。

シダ・ウォルトンは現在75歳ということですが、そのピアノ・トリ
オで比較的最近盤の「ミッドナイト・ワルツ」では、あの大きい身
体から繰り出される強烈なピアノを聴けば、これ若い世代にも決し
て負けていない元気はつらつとした演奏が随所に垣間見られるので
す。

またこのピアノ・トリオでは80年代からコンビを組んできたとされ
るベースのデビッド・ウイリアムスとドラムスではマイルス・デイ
ビスの不朽の名作「カインド・オブ・ブルー」にセッションに加わ
ったジミー・コブが、それぞれ見事な演奏を聴かせてくれており、
よりいっそうシダ・ウォルトンを盛り立て勢いを加速させるので
す。

例えば「「ホリー・ランド」を聴けば、その美しい旋律のピアノに
対しデビッド・ウイリアムスの分厚いベースは突き上げるようなエ
ネルギーと、その切れ込みがよく、ジミー・コブのドラムスも繊細
感豊かなシンバルは迫力があり、一段と冴えた音像へと繋がってい
くのです。
それぞれが立体感豊かに、そして美しく響かせて聴く者の心を動か
すのです。

これを聴けばシダ・ウォルトンは創造意欲が満々で、相変わらず多
忙な演奏活動をこなしているようです。

ジャズ・ピアノ界の巨匠(シダ)にはまだまだ元気で頑張ってもら
いたいと切望するのです。

GEO
投稿日時: 2008/8/8 10:51
一人前
登録日: 2008/6/22
居住地: 群馬県
投稿: 138
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
 RANZAN様

 こんにちは!

書き込み有難うございます。

さすがによくご存知でいらっしゃいますね。
私は「ミッドナイト・ワルツ」はまだ聞いていないです。
ドラムがジミー・コブなんですね。

ビリー・ヒギンスが亡くなってからは、シダーの新譜を聴かなく
なってしまいました

シダーの新し目のCDは、アートブレーキーのトリビュート
アルバム「モザイク」(2001発売?)を聴いたくらいですね。
シダーは大健闘していますが、残念ながらドラムが・・・・。
ブレーキーの偉大さを感じました。(T_T)

また何か情報がありましたら教えて下さい。
「ミッドナイト・ワルツ」聴いてみます。

今後とも宜しくお願いしますm(__)m 

RANZAN
投稿日時: 2008/8/17 11:54
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
GEOさん 皆さん こんにちは。

「ミスティ/ケニー・ドリュー 」

   ケニー・ドリュー(p)
ニールス・ベーデルセン(b)
エド・シグベン(ds)
アルビン・クィーン(ds)

まさにケニー・ドリューにとっては切っても切れないホームグラウ
ンドの
ような場所であったということも偶然でしょうか。

一音が発せられた瞬間からケニー・ドリューのモダンで美しく響く
ピアノは、

まさににメロディックで豊かなジャズの音楽性を秘めていることが判断
できる素晴らしい演奏です。
ケニー・ドリューとベースのニールス・ベーデルセン及び二人のドラマー、
エド・シグベンとアルビン・クィーンのピタリと息が合った演奏は、
お互いを引き立てながらそれぞれの良さを強調していく掛け合いには、
十分聴き応えがあり、その繊細な技法に魅せられ続けてしまうのです。

GEO
投稿日時: 2008/8/19 17:13
一人前
登録日: 2008/6/22
居住地: 群馬県
投稿: 138
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
RANZANさん こんにちは

お気いに入りのCDご紹介ありがとうございます。

私はついこの間、偶然にも、ケニーが亡くなる数年前のケニー・ドリュートリオ
(ペデルセン、アルビン・クィーンのリズム隊)のDVDを観たばかりです

ケニードリューは、硬派なジャズファンのから「ジャズ風ムード歌謡」
とか言われ、賛否両論があるみたいですが ^_^; 
これはプロデューサーの意向で、ケニーには、本当に気の毒だと思います

このCDは、ケニー・ドリュー奇跡の未発表~アーカイブス・
シリーズというやつでしょうか? 

曲目を見ると

5. 時の過ぎゆくままに
6. ラスト・タンゴ・イン・パリ(映画音楽のやつですよね?)
9. 追憶

と、ジャズを聴いた事がない人でも知っている曲をやって
いますね

1. 星影のステラ
2. ミスティ
4. バット・ノット・フォー・ミー
10. アイム・オールド・ファッションド

と有名スタンダードも多く、これからジャズを聴こうとする人
にはとても親切な選曲だと思います

RANZANさんが、演奏も録音も優秀と言われているので、お薦めだと思います
私も機会があったら是非聴いてみたいと思います。


RANZAN
投稿日時: 2008/8/19 18:21
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
GEOさん こんばんは。

早速のレスありがとうございました。

>このCDは、ケニー・ドリュー奇跡の未発表~アーカイブス・
>シリーズというやつでしょうか? 

さすが!よくご存知でいらっしゃいますね。これはケニ・ドリュー
未発表シリーズとして今年1月に「バードランドの子守唄」
「煙が目にしみる」の2枚が発売され、既に2006年11〜12月には
「酒とバラの日々」そして「ミスティ」「シェルブールの雨傘」
「A列車で行こう」の4枚、計6枚が発売されたのです。

それはライブのリハーサル、自宅での練習模様といった音を、貴重
なマスタリングでの奇跡の未発表アーカイブス・シリーズです。

アルバムは演奏内容も優秀なので二重の喜びです。

これからもGEOさんの有意義なJAZZ情報をお待ちしております。

どうか宜しくお願い致します。

RANZAN
投稿日時: 2008/8/29 22:24
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
皆さん こんばんは。

マンハッタン・トリニティの安定感は、名手3人によるところが絶大で、
それはサンライス・チェスナットの無類の安定性、ジョージ・ムラ
ーツの豊かな音楽性、ルイス・ナッシュの抜群のドラムスの趣味のよさが
上げられるのです。
このアルバムを聴いて三位一体の結束力がより深まった感のある
素晴らしいトリオ演奏といえるものです。

曲名
(1) バット・ノット・フォー・ミー
(2) ホエア・オア・ホエン
(3) ザ・ジェントル・レイン
(4) ネイチャー・ボーイ
(5) サンシャワー
(6) ユー&ナイト&ミュージック
(7) ヌアージス
(8) ワンス・アポン・ア・サマータイム
(9) アナステシア
(10)リフレクションズ
(11)ゼア・ウイル・ネバー・ビー

音質もさすが最新録音という好条件も整い、ドラムスのスネアや
シンバルの繊細な部分がよく伝わってくるのです。
ベースの骨太感も印象的で音像の明確化と音色の鮮度感は抜群です。
それはエレガントにも感じるようで、このトリオの切れ味、粒たちも
実にナチュラルな響きを呈してきます。

色彩感豊かな音質で、その伸びやかに広がるバランスのよい再現性を
聴かせてくれます。

まさに貫禄のジャズが伝わってくるようです。

RANZAN
投稿日時: 2008/9/8 11:53
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
皆さん こんにちは。

「星影のステラ/ザ・グレート・ジャズ・トリオ」
 VRCL-18835

ハンク・ジョーンズ(p)
ジョン・パティトゥッチ(b)
オマー・ハキム(ds)

聴いた瞬間からハンクの美しいピアノに聴き入り、このような時間が何時までも
続いていたいと、そのピアノに魅了されっぱなしでした。
その洗練され選び抜かれた独自の音で綴っていく姿を思い浮かべると、
年齢からくる衰えなど微塵も見せないところが素晴らしいのです。
ピアノには聴いていてもかなり余裕を持って、美しくダイナミックに
紡いでいく見事な演奏に、思わず聞き惚れてしまうのです。

ベースのジョン・パティトゥッチもハンクに刺激されたのか、そのピアノ・
プレイに寄り添うように、ダイナミックで力強く躍動感あふれるベースライン
がいいのです。。
ドラムスのオマー・ハキムはその繊細で透明感のあるシンバル捌きも魅力で
すが、その素晴らしい喉も披露してくれているところがリスナーへの気配りが読み取れるのです。

フォーカスが鮮明で奥行感もあり、楽器と楽器の空間やその距離が身近に
感じられ、突起した繊細でダイナミックな再現性を発揮しているのです。

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