メイン [00-03]音楽全般 私にとっての名盤 (ジャズ編) | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2009/3/23 18:46 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん、こんばんは。
いよいよサクラの開花も例年より早く北上してくるようです。 「タンゴ・エクスタシー/アレッサンドロ・グイス 」 アレッサンドロ・グイス(p,syn,sampler) ルカ・ピロッツイ(b) アルマンド・ショーンメリー(ds) それはロマンティックにそして情熱的に繰り広げられていく、リズムカルで、ロック、ビートで楽しく和ませてくれるのもいいものです。 それは聴いていてもなぜか官能的で美しい響きが伝わり、タンゴが持つ 優雅さを上手く生かしつつユニークに綴っていくのです。 その芸術性も高く、グイスのカラフルなピアノの真髄をタップリと聴かせて もらったようです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/4/2 9:01 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
≪ 枯葉/レディ・キム ≫ レディ・キム(vo) エリック・アレキサンダー(ts) リチャード・ワイアンズ(p) ポール・ブラウン(b) クラディ・テイト(ds) 熱くするしっとりとした大人の男女の会話のように歌っていく、セクシーさを 感じるシニアなボーカルがレディ・キムであり、聴くものを魅了するのです。 これは彼女の個性を遺憾なく発揮してくれているところがうれしいのです。 彼女の歌声は聴いたあとに何時までも心地よく耳に残る清澄な歌唱力に魅力があります。 リチャード・ワイアンズのピアノの演奏に引きずり込まれていくように 歌詞をひとつひとつ大切に歌っているようで、愛らしささえ感じ取れるような 雰囲気の中で、レディ・キムの、歌の広さと奥行きを感じずにはいられないのです。 ポール・ブラウンのベース、透明感豊かに弾け飛ぶクラディ・テイトのドラムスと、 どれをとっても一級クラスの響きがあり、それはメンバーとの心が通い合って いることの空気感が、ひしひしと伝わってくるようでもあるのです。 レディ・キムの歌手としての自信すら感じられるもので、彼女の歌声は実に 魅力的であり、曲の進行に従い一段と気が入っているようにも思え、リスナーを魅了していくのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/4/18 16:22 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
≪ フロム・ジス・モーメント・オン/ダイアナ・クラール ≫ ダイアナ・クラール(vo) アンソニー・ウイルソン(g) ジョン・クレイトン(b) ジェフ・ハミルトン(ds) ハミルトン・オーケストラ ダイアナは人気美人シンガーであり、またピアニストでもあるのです。 情熱的で歌詞を大切に歌っているところなど、これがダイアナらしいところ なのです。 ここではストリングスをバックに、呟くように歌うダイアナの何とも言えない たたずまいが、目の前に見えてきそうで、繊細な歌唱を披露してくれている ところには、思わずジーンと心に響いてくるのです。 ダイアナの魅力的な歌唱力、アンソニー・ウイルソンのギターの雰囲気も最高に 盛り上がり、特にその中で彼女の各ヴァージョンは最高潮に達するのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/5/1 10:25 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
爽やかな5月(皐月)の始まりです。 「 ?/フォープレイ 」 ボブ・ジェームス(key) ラリー・カールトン(g) ネイザン・イースト(b) ハビ・メインソン(ds) ボブ・ジェームス、ラリー・カールトンの他に常連メンバーでもある、 ハービー・メイソン(ds)のダイナミックさと繊細感を併せ持った歯切れの よいドラミングと、ベースのネイザン・イーストの太くくエッジの効いた音には、 思わず熱気を帯びさせててくるのです。 このフォープレイが優しく包み込む音楽は、実に爽やかなサウンドで、これからの初夏の香りを運んできてくれるのです。 ボブ・ジェームスがフォープレイに編成されてから、このリズムがとても聴きやすいので、まさにスムース・ジャズの代名詞のように気に入っているのです。 フォープレイを聴くたびに、その軽快なリズに浸り常に前向きな気持を維持できるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/5/10 15:04 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
≪ バードランドの子守唄/マンハッタン・ファイブ ≫ 井上智 (g) ベニー・グリーン(p) スティーブ・ネルソン、(vib) ピーター・ワシントン(b) ケニー・ワシントン(ds) このジョージ・シアリング・サウンドの音色は、現在聴いても新鮮で爽やかな感触を抱くのです。 ギターとバイブの織り成すメロディのコンビネーション豊かに演奏されていくところが、心地よく響きわたるのです。 フォーク調的なリズムに乗せて、ベースとギターがソロを上手くフォローしていくのです。 洗練された都会的な洒落感覚で、その軽快なリズムで弾んでいくところなど、これ実に素晴しいと感じるのです。 マンハッタン・ファイブのより洗練された現代ジャズ・サウンドは、オーディオ的に聴いても素晴しいと感じるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/5/25 17:59 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
毎回ご覧いただきありがとうございます。 「デイリー・リビング〜ライブ・アット・ザ・ブルーノート/エルダー・ジャンギロフ」 エルダー・ジャンギロフ(p) マルコ・パナシア(b) トッド・ストレイト(ds) ロイ・ハー・グローブ(tp) クリス・ポッティ(tp) エルダーは3歳からクラシックピアノを学んだということで、その力強い鍵盤を 叩くバランスがとれた演奏を聴くと、実にしっかりとした基礎を作り上げて いることが分かるのです。 エルダーのスピード感溢れるアドリブには、ただただ驚くばかりで、 怖さ知らずの猛突進という感じがするのです。 一転じっくりと落ちついて紡いでいくピアノの表現がまたこれ若者らしく 清々しいくらいです。 そこにトランペッターのクリス・ポッティが、曲を盛り上げていてエルダーを上手くカバーしていき、二人のライブ感での掛け合いは絶妙な までに素晴しいく、見事な表現力です。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/6/10 10:41 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
「 イン・ザ・ムード〜プレイズ・グレン・ミラー/マンハッタン・ジャズ・オーケストラ 」 デビッド・マシューズ(p,cond,arr) ルー・ソロフ、ウォルター・ホワイト、 デイブ・スタール、クレイブ・ジョンソン(tp) バーチ・ジョンソン、ジョン・フェチョック、 マイク・ボーシェン、ラリー・ファーレル(tb) デイブ・テイラー(b-tb) アンディ・スニッツァー(ss,ts) クリス・ハンター(as,fl) スコット・ロビンソン(cl,bs) トニー・プライス(tu) ビンセント・チャンシー、ジョン・クラーク(frh) チップ・ジャックション(b) テリー・シルバーライト(ds) リーダー、マシューズがマンハッタン・ジャズ・オーケストラの真髄を 聴かせてくれるアルバムであり、スコット・ロビンソンのバリトン・サックスが 一段と太く冴えわたり、ここでもクリス・ハンターの好演が輝きを増して いくのです。トランペット群とソプラノ・サックスが生み出す、何とも表現の しようのない不協和音にも似た独特の音色が、逆に斬新さを生み出している のです。 リズムの乗りがよく高音質で、ミラー・サウンドがリスニング・ルーム一杯に広がり、その厚みある響きに心地よく刺激されるように聴き入るのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/6/23 23:01 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんばんは。
沖縄は早くも梅雨明けしましたが、列島の梅雨明けも待ちどうしいですね。 『 私のボサノバ/イリアーヌ 』 イリアーヌ(vo) マーク・ジョンソン(b) バウロ・プラガ(ds,per) オスカー・カストロ・ネビス(g) リカルド・ボート(g) イバン・リンス(vo) トゥーツ・シールマンス(hca) ストリング・セクション 暑い夏に相応しく、イリアーヌには最もボサノバがよく似合うようで、 音楽的な面からしても優れた才能を持ち合わせていることが分かるものです。 イリアーヌの爽やかで心癒される歌声と表現力が素晴しいと感激するのです。 まさに芳醇で気高く品があり、イリアーヌのボサノバは毎年のこの時期に相応しいものです。 地中海の青いコントラストの情景が見て取れるようで、その柔らかさの表現には実にシャープさがあり、イリアーヌが耳元でやさしく囁く瞬間でもあるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/7/11 20:40 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんばんは。
暑い日々が続いていますが、体調管理にはくれぐれも配慮してください。 『アメイジング・グレース/ティファニー 』 VRCL-18842 (SACDハイブリッド盤) ティファニー(vo) 右近茂(sax) 井上信平(fl) 小曽根真(p) 秋田慎治(p) 椎名豊(p) 中島弘恵(p) 海野雅成(p) 小沼ようすけ(g) 井上陽介(b) バカボン鈴木(b) 本川悠平(b) 伊東理栄子(b) トニー・キャンベル(ds) 広瀬潤次(ds) 安永晴美(ds) ティファニー本人の作詞、作曲とされる曲等をボーカルの醍醐味を遺憾なく聴かせてくれるのです。 ティファニーに寄り添うがごとく、小曽根のピアノの歌わせ方が、鮮烈な 光りを放つっていくのです。 クリッとした目とキュートな感じも上手く表現されていて、爽やかなところもいいものです。 随所に細かなニュアンスの表現をし魅せるところも、さすがティファニーと思わせるものです。 また、そのバックのフォローとの好演も光っているようで、中島弘恵の ピアノの切れ味がよく、その音は清く響き渡っていくところなどを聴いていると、 新鮮な空気感が読み取れるのです。 まさに贅沢な時間が過ぎていくことに快感を覚える瞬間です。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/7/23 22:16 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんばんは。
≪ 楽興の時/大西順子 ≫ 大西順子(p) 井上陽介(b) ジーン・ジャクソン(ds) レジナルド・ビール(b) ハーリン・ライリー(ds) カムバックを果たした大西順子の、堂々とした演奏でジャズファンの目の前に 姿を現してくれことに喜びを感じ、その力強い演奏は変わらないものです。 やはり大西順子のピアノは楽しいく、快調に飛ばしていくのです。その美しさと力に頼らず以前より柔らかなタッチのピアノは相変わらずダイナミックでありながら、見事なスイング・フィーリングをも兼ね備え、それは自然な雰囲気のピアノを醸し出していくようでした。 ビート感のあるリズムはファンキーでブルージーな好印象も持ち合わせていて、 フレーズの一つ一つをキッチリと弾いていることが、その進化の証とも いえるのです。 伸び伸びと自由に紡いでいくリズム感は、さすがエネルギッシュに満ち溢れているようです。 今となって心の落ち着きと技術力が上手く噛み合い、その才能でのリズムに説得力があり、安心感をも呼び起こしてくれるようで、久しぶりに聴く大西順子のピアノに魅了されるのです。 |
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