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   [00-03]音楽全般
     私にとっての名盤 (ジャズ編)
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2010/6/8 10:45
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
皆さん こんにちは。

新しい発想でピアノの独奏(ソロ)が楽しめる、この企画はなかなか
ユニークなものです。

「 ピアノリウム/アキコ・グレース 」

アキコ・グレース(p)

今回のアルバムはアキコ・グレースが1年間、新曲を発表した曲を1枚のアルバムに収録したもので、
日本ジャズ界では初めての試みということです。
それはまた彼女の新しいオリジナルな珠玉のピアノ・ソロ作品でも
あるのです。

1)「真空の水」を聴くと、余りにも美しいピアノの旋律が、風のささやきにも似た表現力は、さすがアキコ・グレースと思わせるところが
心憎いばかりです。
5)「ひまわりのワルツ」においても、ビューティフルなタッチと輝かしい
ピアノも華々しく奏でられていくところももいいですね。
6)「雨上がり」では、若々しくエネルギー感あふれて、よりクリエイティブで
自分のスタイルをもって演奏していることが分かるというもので、そこに
気品さえ感じ取れるのです。
10)「おとぎの国の音使い」については、落ち着いて、無理をせずまた背伸びすることなく、自然な形で力を出しているような感触を抱くのです。
12)「桜は夢」最後まで聴いてくると、その情景を上手く表しているようで、実に新鮮で豊かな想像力で心に映し出された幻想的な演奏が
見事です。

これは知的でビューティフルなタッチによって詩情あふれた演奏が
繰り広げられるのです。


RANZAN
投稿日時: 2010/6/21 11:11
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編)
皆さん こんにちは。

梅雨時のじめじめした日には、爽やかな歌声が一番です。

「アカペラ協奏曲第1番作品23/XUXU(しゅしゅ) 」

XUXU(しゅしゅ)[YUKI,YUMI,ASUKA,NORIKO(vo)]
川本悠自(b)

一音が発せられた途端いきなりその力強い骨太なベースワークには
魅せられました。
このXUXU(しゅしゅ)のコーラス・ハーモニーも抜群ですが、ベース一つが
こんなにも素晴らしい音のプレゼントを届けてくれるとは、オーディオファン特に
ウッドベース好きにはたまらないものです。
以前から素晴らしいアレンジと美しいジャズ・コーラスで活躍している
女性4人コーラス・グループで、今回のこの作品で8作目のアルバムと
いうことです。

今までさまざまな曲をアレンジして歌っているというが、今回はクラシックの
名曲を取り上げチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番作品23」から
リストの「ラ・カンパネラ」までボーカルとコーラスを上手く交えて
よくスイングしているのです。
まさにボサノバあり、ラテンありでこのようなクラシックの名曲を快適に、
そこを上手く活かすジャズ・アレンジでコーラス化して歌っていくあたりは、
さすが手馴れたものだと感心させられるのです。
(1)「ピアノ協奏曲第1番作品23」ではロシア語、(2)「アルルの女」
ではフランス語という風に、(3)「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で
勿論ドイツ語で歌っているのです。
その使い分けも慣れたもので、なかなか堂に入っていて素晴らしいと
感じずにはおれないものです。


RANZAN
投稿日時: 2011/7/18 14:40
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
JAZZの素晴らしさ!
皆さん こんにちは。

今朝(3時半)からは、手に汗を握る思いで見てました。
女子サッカW杯で、“なでしこジャパン” がPK戦でアメリカを下し
世界一(優勝)に輝いたのです。  そのTV観戦で寝不足の朝でした。

これはまさに大人のJAZZを聴かせてくれるのです。

ジャズファンであり、オーディオマニアでもあるからには、ピアノ・
トリオ、ワンホーンカルテット、ビッグ・バンド、トランペット、
ボーカル等々、ジャズは幅広く聴きます。
でも、オーディオ的にいって音質のクオリティが劣るソフトは
できるだけ避けたいものです。

現在、日本にはジャズCD販売会社は多く存在しますが、
2007年7月にバーズレコードが設立されて以来、まだ若い会社では
あるが、そのジャズCDの音質に魅せられるのです。
こう言ったら何ですが、音質的にも外れのないのが嬉しいことです。
それは有名で優秀なアーティストが揃っていることと、新人でデビュー
してもその素晴しい演奏とボーカル等を聴けば聴くほど味があり
絶唱させられるのです。まさに大人のジャズを聴かせるのです。

例えば、巨匠デビュッド・マシューズ率いるマンハッタン・
ジャズ・クインテット、マンハッタン・ジャズ・オーケストラ始め、
トランペットのライアン・カイザー、ルー・ソロフ、テナー・
サックスのシャーマン・アービー、グラント・スチュワート、
アンディー・スニッツァー、ボーカルではアマンダ・ブレッカーと、
好みのミュージシャンが揃っているところも断然魅力です。

それにも増してバーズレコードのCDは音質が優秀なことです。
我がオーディオ&ジャズファンを満足させてくれるジャズCDは、
現在バーズレコードを置いて他に見当たりません。
他のレコード会社のことを言っては何ですが、これまではヴィーナス
レコードのCDの音が気に入りよく買っていたが、3年前から
ヴィーナスCDの品番がTKCVからHVCDに変更されてから、
その音は我がオーディオマニアから言わせれば、多分ミキシングでの
制作が悪い方向に舵を切って行ったようです。
その現在の音は、一段と音圧が高くなり過ぎてブーミーな音質になり
オーディオ的にいって聴いていられないような圧迫感を感じる
再現性になってしまっているのです。

そのバーズレコードの最新盤「クイン・ジョンソン/クイン・
ジョンソン・トリオ」XQDJ-1014を聴いてみたのです。
このクイン・ジョンソンのアルバムの登場を待ち望んでいた一人でした。
それは予想通り素晴しい演奏と音質で、美しく響くクイン・ジョンソンの
ピアノの表現力が実に力強く清らかな感じで奏でられていくのです。

これはオーディオ的に聴いても素晴しく、音の抜けが抜群でよく締りを
効かせて、各楽器の位置もハッキリと確認できるところも素晴らしいのです。
演奏も実に快適でスピード感もあり、ピアノ、ベース、ドラムスが
三位一体となりダイナミックな表現で、滑らかにそして艶やかに繊細感にも長け、
クイン・ジョンソンのピアノ・ソロも軽快なフットワークを効かせ躍動感溢れ
る演奏を披露してくれているのです。

ジャズの躍動感と心地よいリズムの響きを我がリスニング・ルームいっぱいに
広がるのです。


RANZAN
投稿日時: 2011/9/7 12:07
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: JAZZの素晴らしさ!
皆さん こんにちは。

今日はリスニングルームの窓を開けると、風が爽やかで乾いた心地よい空気を
運んでくれるようで、「秋近し!」の感を抱かせます。

やはり、何時聴いてもピアノ・トリオには魅せられます。

今のジャズ・ミュージシャンは若者らしく現代的でガッツ溢れる斬新なプレイを聴かせてくれると評価されるようです。
4ビートの心地よいリズム感は21世紀の現在において、何時までも魅力を放っていって欲しいし、いつの時代にも対応していけるものではないかと思うのです。

若さのあるピアニスト、ダン・ニマーはオーソドックスでありながら、ちょっぴり斬新なプレイも聴かせる粋なピアニストでもあるのです。
彼がオスカ・ピーターソンを聴き、ジャズに開眼したということからも伺えるのです。レッド・ガーランド、パド・パウエル、チック・コリア、ハービ・ハンコックへと進んだということです。そのことからも彼の演奏でのオーソドックスさも見えてこようというもので、納得もできるのです。
しかし、ダン・ニマーから感じるオーソドックスさは、哀愁を帯びたという感じはしないのです。オーソドックスではあるが、フィーリングにおいて、現代的なスピード感溢れるプレイに徹しているからです。

その「ケニー・ブルー」のアルバムを聴くと、キッチリと現代風にアレンジし、4ビートの効いた心地よい響きで、最近あまり感じたことのない、本来のジャズが持っていた奥深い味わいを堪能させてくれるのです。
それは全曲にわたり、リズム感もよく、軽快にスイングしているシーンには、思わず踊りだしたくなるような軽快なリズム感で、よく弾んでいくのです。

そのサウンドはオーディオ的にいっても、新曲が出るごとにそのピアノの響きの美しさと、しっかりした厚さが交差しあい、魅惑的な音質で表現されていくのです。フォローするジョン・ウェバーのベースも図太く安定感が増したようで、ドラムスは言わずと知れたジミー・コブですが、シンバルの音の輝きは生き生きとして、素晴らしいドラム捌きを披露してくれているところに、気分がスカッとするのです。

ピアノ・トリオの持つ色彩感の豊かさと溶け合って、そこから生み出される繊細で緻密な音作りに一役買っている感があります。
ここは大型スピーカーで音量を上げ、原寸大で再現すると、今日の爽やかな空気感のようにスカッとします。


RANZAN
投稿日時: 2011/10/1 9:47
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: JAZZの素晴らしさ!
皆さん こんにちは。

爽やかな10月の始まりです。
これからは音楽&Audioを楽しむには絶好のシーズンです。

この掲示板の初頭で、ピアノ奏者シダー・ウォルトンについてGEOさんとキャッチボールしていますが、改めて「ミッドナイト・ワルツ」を久しぶりに聴いてみたのです。
ここでのパーソネルは、シダー・ウォルトン(p)、デビッド・ウイリアムス(b)、ジミー・コブ(ds)のコンビで素晴らしい音を奏でていきます。それはジャズ・ピアニストとして今や巨匠の域に入った感のあるシダー・ウォルトン、これはさすがと思わせるもので、アートブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズが、フロントに3管を擁してセクステットとなったのは1961年であるということです。
新生メッセンジャーズのデビュー作「モザイク」の冒頭を飾るタイトル曲を書いたのがシダー・ウォルトンだったのです。
前任のボビー・ティモンズと比べて地味な印象のあるウォルトンではありますが、彼は極めて器用なピアニストだったことから、誰よりも優れたコンポーサーだったということで評価されてきたのです。それは軽やかに、そして華麗に奏でていくウォルトンのプレイは、豪快に響くピアノを聴くと心が晴れ晴れとしてくるのです。
ウォルトンの作曲家とプレーヤー両面の魅力を楽しめるのが、オリジナル・ナンバーを集めたこのアルバムなのです。親友ジミー・コブのバックアップを得て、円熟味に溢れたプレイを聴かせてくれるのです。時代に吸着し、若い世代にも決して負けない生気を感じさせてくれているところが嬉しい限りです。自身を再創造するアルバムでもあるのです。

サウンドはウォルトンのピアノは芯がしっかりして太く、フォローするベースは深い感触で床を這うその低音に圧倒されるのです。一方のシンバルはS/Nの高い繊細で、高域感も見通しのよい鮮明な音像を呈してくるのです。


RANZAN
投稿日時: 2012/2/20 11:15
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: JAZZの素晴らしさ!
皆さん

こんにちは。
RANZANです。

今回の名盤は「KENNY BARRON TRIO/THE MOMENT」FSCD2005です。
ロマンティックなセンスを合わせ持つジャズ界のベテラン・ピアニスト、ケニー・バロンの魅力がいっぱい詰まった最高傑作でもあるのです。

最近のジャズCDにおいて、音質効果を向上させるため、その録音ではミキシング等で色づけされたものが多く存在する中、この“ケニーバロン・トリオ/ザ・モーメント“の音質は、ニュートラル基調でまとめられ、やさしくヌケとキレが抜群に冴えて聴きやすいのです。

そんなバロンならではの美学と呼べるピアノの魅力がフルに楽しめる好演で、バロンにとって得意の曲ばかりだけに、あくまでも自然そのものの録音が手に取るように分かるようで、そのスイング感はとても快適です。
バロン独特のスリリングなインタープレイが独創的であり、美しくも力強いアドリブとメロディが上手く交差し、鍵盤上を軽快に弾んでいくのです。

非常にリラックスして、この切れのあるレコーディングは、最近余りお目にかかれないだけに、ここはケニー・バロンの繊細な魅力にふれてみられては如何でしょう。


RANZAN
投稿日時: 2012/4/5 13:41
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: JAZZの素晴らしさ!
皆さん こんにちは。

「ボディ・アンド・ソウル/フランク・ウエス 」MYCJ-30346

テナーサックスの大ベテランの一人でもあるフランク・ウエスの日本制作での久しぶりのリーダー作品でもあります。
録音当時83歳とは思えないような若々しいプレイにまず驚かされるのです。

何といっても嬉しいのはテナーでも、その分厚い音色とフレーズ
は実に男性的であり、往年のズート・シムズ、コールマン・ホーキンスを彷彿させるたくましいブローを聴かせるところが懐かしくて、またこれが心地よいと感じるものです。 
ジャズの躍動するスイング感とバラードプレイでも堂々とした演奏は、様々なスタイルの楽曲をバラード調に、それを実にスインギーにこなしていて、それでいてちゃんと自分の持つ個性も発揮してくれているのです。さすが年齢を感じさせない大ベテランだと、関心しきりで何しろテナーが図太く厚いので、ついついその心地よい音像に引き込まれていくのです。
それも曲によってフルートも吹いていますが、断然テナーの方が素晴らしいと感じさせてくれるのです。
また共演のテレル・スタッフォードのトランペットも落ち着きのある演奏でこの作品を豊かなものとしているところにも感銘するのです。

しなやかな響きとその豊かな音像、ボリューム感のある重厚さがお気に入りで、ついつい原寸大の音量で聴きたくなるのも、無理からぬところです。


RANZAN
投稿日時: 2012/5/20 17:33
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: JAZZの素晴らしさ!
皆さん こんにちは。

RANZANです。

『ファイブ・ピース・バンド・ライブ/チック・コリア&ジョン・マクラフリン 』
UCCJ-3021-2

私にとってこれを聴けばジャズ・ピアノの巨匠チック・コリアは、未だその若々しい躍動感溢れる演奏において、ファンを魅了してやまないのです。

このアルバム「ファイブ・ピース・バンド・ライブ/チック・コリア&ジョン・マクラフリン 」においても、常に新しい発想で前向きな姿勢は、数多いアーティストとの共演を果たしているところにも共感を呼ぶのです。
また、これをフォローするフュージョン・ギターのジョン・マクラフリンとは40年ぶりに再会したということです。そこにケニー・ギャレット、クリスチャン・マクブライト、ビニー・カリウタという最強のメンバーが集い、チックはますます気合が入り、エネルギー感豊かで意気盛んなところを聴かせてくれるのです。

チックのスピード感ある強烈なピアノ&キーボードで奏でていくところが、これまた魅力であり、マクラフリンがリズムを一転させて、スローテンポな流れで癒されるソロを聴かせてくれていますが、チックはもちろんソロに回ったときも、興味深いフレッシュな演奏がたまらないのです。
そこにサックスのケニー・ギャレットが入り、再び源流のリズムで刻んでいくところも、これまた心憎いばかりといっていいでしょう。
それは新生ファイブ・ピース・バンドの生き生きとしたエネルギッシューな演奏に、観客の興奮覚めやらないライブの雰囲気が伝わってくるようです。

サウンドも圧倒的なエネルギーを放ち、全体に程よいテンションを与えて音の伸びやかさ滑らかさも感じさせるもので、豪快なサウンドがウリでもあるのです。
この演奏を聴けば誰もが興奮させられるようで、更なるジャズ界の話題をさらうことにもなるでしょう。


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