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投稿者 スレッド
イナバウ庵
投稿日時: 2014/12/21 17:47
長老
登録日: 2012/5/28
居住地: 新潟県
投稿: 318
こいつはいい!
ホワイトメタル 様

お疲れ様です。いつもお世話になっております。

さて、先日は御推薦のCDをお送り頂き誠に有難うございました。
スティーヴ・ヴァイの師匠として名を馳せているロック・ギターインストゥルメンタルの第一人者:ジョー・サトリアーニのオリジナル(スタジオ)アルバム13作目の作品ですね。

到着後何度も拝聴致しました。私はスティーヴ・ヴァイも好きですが、ジョー・サトリアーニの方が音楽的に楽しめます。
ギターテクが最高なのは言うまでもありませんが、何よりも素晴らしいインストゥルメンタルメロディーが私の琴線にビシビシ触れます。
特にお気に入り曲は11曲目の、「God Is Crying」です。
最高にメロディアスなナンバーで、これを聴いているとストレスもスッと消え去りますね!

メタルさん、今後も良いアーテイストを是非御紹介下さい。
この度はどうも有難う御座いました。
ホワイトメタル
投稿日時: 2014/12/21 23:07
長老
登録日: 2012/8/21
居住地: 群馬県前橋市
投稿: 372
Re: こいつはいい!
イナバウ庵さん、こんばんは

いつもお世話様になります。
ご丁寧にスレッドをおこして頂きまして有難うございます。
こちらこそ、手塩にかけた新蕎麦をお送り頂き有難うございました。
最高に美味でした。

まず、PR電源ケーブルのtriple Cへのバージョンアップおめでとうございます。
別スレでその効果を拝見させて頂きましたが、驚異的なS/N向上や躍動感溢れる再生音、そして何よりもリアルな再現性を獲得出来たご様子で、大変羨ましい限りであります。
ファインメットビーズの或る無しの効果の確認も同時に判断基準として行えたことは素晴らしい体験をされたのですね。
新たなオーディオライフがスタートされた事が確信出来ます。

JOE SATRIANI(通称、ジョーサト)のスタジオフルアルバム(2010年、通算13作目:BLACK SWANS AND WORMHOLE WIZARDS)のご所感誠に有難うございます。
気に入って頂けた様で、嬉しい限りであります。
イナバウ庵さんも仰っておられますが、ジョーサトの魅力はテクニックのみならずメロディーにあります。
ロックギター・インストゥルメンタルのアルバムほど1つの作品として完成させるのは至難の業で、テクニックをひけらかすだけの作品が多いのも事実ですし、その様な作品はリスナーにとっては単なる腕自慢で退屈でしかありません。
しかし、ジョーサトの作品は楽曲のクオリティーが高く、メロディーセンスが天才的な上に途轍もなく難しいテクニックを駆使しているにも関わらず、その超絶技巧が全く嫌味に感じないのです。
まさにロックギター・インストゥルメンタルの先駆者であり第一人者だと思うのは私だけではないと推測されます。
このBLACK SWANS AND WORMHOLE WIZARDSは、86年にデビューしてからの集大成的な作品で、ジョーサトの魅力が凝縮された傑作だと思います。
中でもtrack.11、「God IS Crying」がお好みだった様ですね。
この作品のフィナーレに相応しい、ブルースを基調としたジョーサトならではポップセンスと要所でのテクニックがツボを押さえた良い曲ですね。
是非、今後も聴き込んで頂きtrack.1「Premonition」の軽快なテンポながら流れる様でエモーショナルなメロディーとテクニック、track.9「Wormhole Wizards」のこれぞ!ジョーサトと思えるスケール(音階)の多種多様なテクニックと楽曲の完成度、track.10「Wind in The Trees」の冒頭から美しいハーモニクスから始まり、ワウペダル(ワウワウ言う音)を大胆に活用した泣きのメロディーとテクニックと楽曲の完成度(涙ものです)をお勧めしたいのです。
ロックギター・インストゥルメンタルを聴いた事がない方がおられました、是非とも聴かれては如何でしょうか?

私も更なる再生音向上(理想郷)へ向けて頑張って参りたいと思っております。
今後とも宜しくお願い致します。
zappa1993
投稿日時: 2014/12/22 2:54
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: こいつはいい!
ホワイトメタルさん
イナバウ庵さん
こんばんは。

ジョー・サトリアーニ(私は略したことがありません)良いですね。
ホワイトメタルさんと同意見になりますが、私もサトリアーニは超絶技巧を駆使したギタープレイにも拘らず、それをあまり感じさせない(それはライブで見ていても)ところが凄いと思いますし、決して技術に溺れない楽曲重視の姿勢も素晴らしいと思います。
ギター・インストゥルメンタル・アルバムと言うと、ジェフ・ベックの「Blow By Blow」を思い浮かべる方も多いと思いますが、新しい時代のギターインスト作品の幕開けが、ジョー・サトリアーニの「Surfing With The Alien」であったのは間違いないと思います。
何しろ決して好セールスを期待できないギターインスト作で、いきなり大ヒットを飛ばしたわけですから、いったいどんなギタリストかと話題になりました。
当時は、イングヴェイのギタースタイルを真似た、ネオクラシカル路線のギタリストが次から次へと出て来て、既に飽和状態にあった頃だったと記憶しています。
私もアルバムを聴くまでジョー・サトリアーニの事は何一つ知らなかったのですが、当時の少ない情報の中で、既に次世代のギタリストとして注目を集め始めていたスティーヴ・ヴァイにギターを教えていた人という事でかなりクローズアップされました。
サトリアーニが凄いのは、他のゴマンといるヘヴィメタル系のギタリストと違い、基本的な技術が完璧に備わっていることに加え、様々なギタースタイルを身に付けていたという事です。
ご多分に漏れず、私もサトリアーニのファンで、出るアルバムは欠かさず購入していましたが、少しずつアルバムの内容が代りばえしないものになってきた様に感じ、いつの間にか中古で見かけたら買うというような感じになっています。(またライブ盤も多いのです)
個人的な好みで言えば、「The Extremist」の頃がアルバムとしては頂点だったのではないかと思いますが、ホワイトメタルさんご推薦の「Black Swans & Wormhole Wizards」は未聴ですので、こちらも機会があれば聴いてみたいと思います。

イナバウ庵さん
もし、ストレートなロック・インスト作がお好みでしたら、「Surfing With The Alien」は最も分かり易く、且つ疾走感のある作品だと思いますので、機会があれば聴いてみて下さい。



話は変わりますが、昨日(12/20)大阪に出たついでに、ジェイソン・ベッカーというギタリストのドキュメンタリー映画を観てきました。
ホワイトメタルさんには説明不要ですが、他の方のために簡単に説明させていただきますと、僅か17歳でその天才的な才能が認められてプロのギタリストとしてデビューし、数枚のアルバムを発表したのち、まだ20歳そこらで、スティーヴ・ヴァイが抜けた後のデイヴィッド・リー・ロスのバンドメンバーに抜擢されながら、レコーディング中に、体中の筋肉が委縮して体の自由が効かなくなるという不治の難病ALSに侵されていることが分かり、成功を目前に控えながらたった一枚のアルバムに参加しただけで、ギタリスト生命を絶たれてしまったという不運なギタリストです。
ALSは発病すると僅か数年の余命という恐ろしい病気なのですが、ジェイソン・ベッカーは周りの家族や友人、そしてミュージシャン仲間に支えられ、愛され、励まされ、全身の自由が効かなくなった今も、奇跡的に人工呼吸器を付けた状態で車いすでの生活を送っています。
彼が凄いのは、これ程の逆境の中にありながらも、決して笑顔を絶やすことなく、ジョークを言い、そして今も音楽活動を続けているという事です。
もちろん、全身の筋肉が動きませんし、言葉を発することも出来ませんが、辛うじて動かせる眼球の動きだけで会話をし、彼をサポートする家族たちによってコンピューターに音符を入力し、何度もプレイバックしながら曲に仕上げて行くという方法をとっています。

私はジェイソン・ベッカーのファンで、彼の1stソロアルバム「Perpetual Burn」は愛聴盤です。
信じられないようなテクニカルなフレーズをいとも簡単に弾きこなし、Bachを敬愛するというクラシカルで美しいフレーズはとても魅力的です。
小さな映画館でしか上映していませんし、ご覧になる機会もないかもしれませんが、もし興味があればご覧いただけますと幸いです。

※このドキュメンタリー映画の中にもジョー・サトリアーニは登場します。
マイケル・リー・ファーキンスはあまりの容姿の変わりようで、後で登場人物を見るまで誰か分かりませんでした
イナバウ庵
投稿日時: 2014/12/23 10:06
長老
登録日: 2012/5/28
居住地: 新潟県
投稿: 318
Re: こいつはいい!
ホワイトメタル 様

お疲れ様です。イナバウ庵です。
御返信有難うございます。

>ファインメットビーズの或る無しの効果の確認も同時に判断基準として行えたことは素晴らしい体験をされたのですね。

貴重な経験をさせて頂きました。ヘッドホン再生では微細な違いが手に取るように判ります。人によってはファインメットビーズ無しのほうが音楽を好ましく感じられる方もいると思います。
私は有り、を選択致しましたが本当にオーディオとは奥が深いものですね。
K様、有難うござました。

>イナバウ庵さんも仰っておられますが、ジョーサトの魅力はテクニックのみならずメロディーにあります。

仰るとおりです。超絶のギターテクを有しながら、これ見よがしに見せつける事なく官能的なメロディーと同化させるあたり、ジョーサトは全く只者ではありませんね!惚れましたよ!

因みに先の投稿でも書きましたが、マイベスト1は11曲目の「God Is Crying」、第2位は9曲目の「Wormhole Wizards」、第3位として4曲目「Light Years Away」を挙げたいと思います。

メタルさん、本当に有難う御座いました。
イナバウ庵の蕎麦共々、今後ともよろしくお願いいたします

イナバウ庵
投稿日時: 2014/12/23 10:38
長老
登録日: 2012/5/28
居住地: 新潟県
投稿: 318
Re: こいつはいい!
zappa1993 様

こんにちは、イナバウ庵です。
御返信有難うございました。

>もし、ストレートなロック・インスト作がお好みでしたら、「Surfing With The Alien」は最も分かり易く、且つ疾走感のある作品だと思いますので、機会があれば聴いてみて下さい。

御情報有難うございました。ストレートなロック・インスト、私大好きです!
早速、「Surfing With The Alien」注文させて頂きます。
私はこれまで敬愛するギタリスト、リッチー・ブラックモアやマイケルシェンカー等の曲は、間奏での泣きのギタープレイを味わう為に何度も曲間リピートしていました。今回メタルさんのお蔭でスティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニを御紹介頂き、新たな音楽の幅がぐんと広がりました。
これも皆様と掲示板で出会えたお蔭です。

zappaさん、また何かお勧めのアルバム等御座いましたら是非お知らせ下さい。そして、たまには音楽を聴きながらイナバウ庵の蕎麦でも食べてやって下さい


ホワイトメタル
投稿日時: 2014/12/24 23:56
長老
登録日: 2012/8/21
居住地: 群馬県前橋市
投稿: 372
Re: こいつはいい!
イナバウ庵さん、zappa1993さん、こんばんは

いつもお世話様になります。

ロック・ギター・インストゥルメンタルの作品をこちらの掲示板で意見交換できた事に深くご感謝申し上げます。

イナバウ庵さん

JOE SATRIANI「SURFING WITH THE ALIEN」をご購入されたとの事ですが、私もzappa1993さん同様に推奨させて頂きます。
この作品は、素人、玄人どちらの方も満足できる初期の名盤だと思います。
ジョーサトの魅力は様々なジャンルの要素が吸収されていて、特筆すべきはオリエンタルな音階を多用している点です。
これは我々日本人の琴線に触れ、根底に眠っている感情を目覚めさせているのだと勝手ながら感じております。
基本的にはブルース、ブギー、ロックンロールのリフが中心となり高度なメロディーセンスとアレンジ、そして確かなる技巧が多彩な楽曲とへと繋がっているものと思われます。
是非、今後も数作ご購入頂いて真価を問うてみて頂けると幸いかと思いますので、宜しくお願い致します。

zappa1993さん

やはりジョーサトの話題にご参加されましたね。
有難うございます。
実は私も一時期はジョーサトから遠ざかっていました。
好きなミュージシャンも何処かで飽きがきますよね。
代りばえしないのは耐えられる程度と耐えられない程度があります。
ジョーサトの場合は近年優れた作品が多く、多少なりとも新しい要素が加わっていますし、近年のヴァイとは異なり何よりも楽曲のクオリティーが高いと思います。

ジェイソン・ベッカーの名が出て参りました。
懐かしいですね。
難病ALSに発病してからの経過は全く知り得ませんでした。
まさか全身の自由が利かなくなってからも音楽活動をしていたとは、驚きと畏敬の念に堪えません。
奇跡が起こり、また第一線で活躍してもらいですね。
私の場合、ジェイソン・ベッカーの真の実力を感じたのは、デイヴィッド・リー・ロスバンドに加入したアルバム「A LITTLE AIN´T ENOUGH」の在籍時です。
この作品では、一皮も二皮も剥けたジェイソンのブルージーでハード、そしてエキサイティングなプレイが当時の私には鮮烈でした。

でも、でもです。
やはりCACOPHONYの「GO OFF!」ですかね。
マーティー・フリードマンとの超絶ソロバトルが強烈に刺激的でした。
ちょっと、マーティーの個性とセンスが高すぎてジェイソンが気の毒でしたが。


イナバウ庵
投稿日時: 2014/12/27 21:01
長老
登録日: 2012/5/28
居住地: 新潟県
投稿: 318
Re: こいつはいい!
皆様、こんばんは。

先日ジョー・サトリアーニのアルバム、「 Surfing With the Alien」「 Is There Love in Spac」の2枚を注文致しました。

年明け到着予定ですが大いに期待しています。
当然感想は後日ですが、何かエキサイティングな新年となりそうで思わず投稿してしまいました。

失礼致しました・・。
zappa1993
投稿日時: 2014/12/30 1:37
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: こいつはいい!
イナバウ庵さん
こんばんは。

返事が遅くなりまして申し訳ございません。
「Surfing With The Alien」ご注文いただきましてありがとうございます。
きっとイナバウ庵さんのROCK魂に火をつけてくれることと思います。
テスタメントまで聴かれるようになった日には椅子から転げ落ちますが・・・

リッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーは、私がギターを弾き始めた頃のヒーローです。
リッチーはインスト・アルバムを出してはいませんが、「Maybe Next Time」や「Anybody There」等の美しいインスト・ナンバーがありますし、「Difficult To Cure」もよくコピーしました。
M・シェンカーには私の大好きなインスト・アルバムがあります。
『Adventures of the Imagination』というタイトルですがご存知でしょうか?
購入当時の記憶では、ある程度のテーマだけを決めてスタジオに入り、あとはレコーディング中に思いつくメロディーを弾いて仕上げた作品だと言うことで、タイトル通りマイケルのイマジネーション豊かな演奏が堪能できます。
その為、「Into The Arena」や「Captain Nemo」程の完成度の高い楽曲はありませんが、どの楽曲にもマイケルらしいメロディセンスが感じられ、聴くたびに自然にメロディを耳で追っている自分に気づきます。
一般的にはあまり評判の良く無いアルバムですが、私の中では大切な作品です。
よろしければ、ジョー・サトリアーニを堪能された後に聴いてみて下さい。

イナバウ庵さんのお蕎麦は美味しいと伺っています。
まず最初はお会いして、お話を伺いながらご馳走になりたいと考えていますので、その時が来るのを楽しみにしています
お気遣いいただきましてありがとうございます。
zappa1993
投稿日時: 2014/12/30 1:40
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: こいつはいい!
ホワイトメタルさん
こんばんは。

仕事納めの今日、「Black Swans & Wormhole Wizards」で久しぶりにサトリアーニのギターを堪能しました。
全体的にへヴィなリフで貫かれ、予想外にROCK色の濃いアルバムでしたが、これはチキンフットの影響もありそうですね。
なかなか良いアルバムで、私も気に入りました。
それにしても、数小節聴けばサトリアーニと分かるフレージングやトーンは健在ですし、既に確たるスタイルを築きながらも、まだ楽曲に新鮮さが感じられる点には感心しました。
私は6曲目〜9曲目に繋がる流れが好きですね。
「Littleworth Lane」のブルースを基調とした泣きのギター。
「The Golden Room」のオリエンタル音階を効果的に用いながらも、楽曲全体としては紛れもなくサトリアーニ節になっている辺りは流石です。
「Two Sides to Every Story」の6/8拍子のグルーヴ感は、アルバムの良いアクセントになっています。
そして「Wormhole Wizards」。これは間違いなくアルバムのベストチューンでしょう。
ライブでの盛り上がりが目に浮かぶようです。
私的には2曲目の「Dream Song」が面白く、マイク・ケネリーの影がチラリと見えて、思わずニヤリとさせられました。


「A Little Ain't Enough」は、最初に聴いた時は地味な作品に感じられ、期待外れと言う印象を持ったように記憶しています。
その時の印象が強く、購入当時に何回か聴いて以来手に取ることは無く、20数年ぶりに聴いていましたが、全然地味なことないですね。
ギターのボリュームが抑えられて引っ込んだ感じはありますが、実に良いプレイをしています。
よく考えてみれば、デイヴ・リー・ロスにネオクラシカル路線が合うはずもなく、彼の多彩なボーカルスタイルの楽曲群に適応した演奏を、僅か20歳という若さでこなしていることに驚きました。

カコフォニーや、レーサーXなど、凄いツインリードのバンドがありましたね。
当時は、今のマーティやポール・ギルバートの姿は想像もできませんでした。
ホワイトメタルさん、カコフォニーなんて話をし出すと止まらなくなりますよ
ホワイトメタル
投稿日時: 2015/2/11 21:44
長老
登録日: 2012/8/21
居住地: 群馬県前橋市
投稿: 372
Re: こいつはいい!
イナバウ庵さん、zappa1993さん、皆様

こんばんは
いつもお世話様になります。

先日イベントでイナバウ庵さんにお会いした際に、「SURFING WITH THE ALIEN」と「IS THERE LOVE IN SPACE?」が届きましたと仰しゃっておりましたので、この2枚を中心に意見交換をさせて頂きたいと思い投稿させて頂きました。
折角の機会ですので、JOE SATRIANIのオリジナル(スタジオ)全14作品を全て聴き直してみました。
初期から最新作品まで、練りに練られたロック・ギター・インストゥルメンタル作品で、ギターの神様と言われる由縁が改めて再確認出来て心が躍りまくりでした。


「SURFING WITH THE ALIEN」はセカンドアルバムですが、この手のインストゥルメンタル・アルバムとしては異例のビルボード誌:45位までチャートアクションをみせております。
この作品の内容は、ハードロックを基調したサウンドでロックンロール、ブルース、ブギー、クラシック、JOE特有の幻想的でメロディアスな要素が巧みにブレンドされており、初期の傑作に相応しい素晴らしい作品です。
80年代特有の強めにかけたディストーションが疾走感を感じ、定番のワウサウンド、コーラス(エヘェクター)のクリアで深みのあるクリーントーン、リバーブやディレイ(エフェクター)などの空間系の絶妙なかけ方などは、当時全ギター小僧垂涎の憧れギターサウンドでした。
本格的なオーディオシステムと環境で聴く当作品は、当時ミニコンポで聴いて感じた宅録的なイメージとは異なり意外にも良いと思える録音(音質)でした。
私は同作品のアナログ盤も所有しておりますが、CDよりも更に密度が増す事でよりエネルギッシュ且つ躍動感が得られる事で強靭なギターサウンドに変化し、音場も拡大してスケールの大きさが際立っておりました。


次に、2004年発表の通算10作目「IS THERE LOVE IN SPACE?」ですが、数年ぶりに聴く当作品に「あれ?」と感じた事がありました。
ギターサウンドが変貌しておりディストーションサウンドが抑えられており、ギターアンプの変更もあると思いますが、ディストーションはかけていますがギターアンプのゲインボリュームを下げる事で、エッジの効いた乾いたギターサウンド(この方がかっこいいですね!)が古き良き部分を踏襲しつつJOE特有の並のギタリストには出せないエキサイティングなギターサウンドへと繋がっているのだと思いました。
それと重要なのが、ギターのチューニングが半音下げている曲と一音下げている曲があります。(恐らくですが)
「SURFING WITH THE ALIEN」では全曲ノーマルチューニング(恐らくですが)なので、少々へヴィな曲でも重々しく感じないと思うのですが、「IS THERE LOVE IN SPACE?」のtrack.2:Up In Flamesでは冒頭のリフからチューニングを一音下げる(恐らくですが)事でとことんへヴィなリフを演じているのですが、ギターサウンドがゲインのボリュームを下げてディストーションのかけ方を抑える事で、逆にへヴィだけどメタルのリフとは異なる感覚を味わう事が出来ると思うのです。
因みにtrack.1:Gnaahhでは、チューニングを半音下げる(恐らくですが)ので、曲の感じ方が異なると思うのです。
例えば過去の作品でFRIENDSと言う曲がありましたが、6弦が一音下げで1〜5弦は半音下げでした。(これは練習した事があるので確かです)
タイトル曲:Is There Love In Space?ですが、和訳しますと「愛のスペースはありますか?」となると思うのですが、タイトルと曲のイメージが合致する点などはJOE SATRIANIの特筆すべき感性かと思います。
この曲でも震えが止まりませんでした。
サビの部分での素晴らしく独創的なメロディーセンスとテクニック、エフェクターの使い方などは感無量で、良質なリバーブ(残響を自然に演出)、ディレイ(具体的には音を遅らせる装置で山彦と同様な効果)の巧みな妙技は、SPの中央に定位したギターサウンドが遥か奥彼方へと消え去る再生音が快感の一言に尽きます。
このディレイと言うエヘェクターは、一定のテンポを刻めない腕の悪い奏者だと下手な演奏がそのまま山彦の様に響いてしまいますので、この様な点を意識しながら聴いて頂くとJOEの凄さが一段と解ると思います。
そして嬉しい事に、この「IS THERE LOVE IN SPACE?」は全作品中で一番音質が良い盤であった事です。
ギターサウンドの他、特筆すべきはドラマーのJEFF CAMPITELLIの巧みなドラミングと素晴らしいサウンド、地味だけとずしんと沈み込んでダンピングの効いたMAT BISSONETTEのベースサウンドは、JOEには欠かせない名パートナーです。
この辺の優れたリズム隊も忘れずに聴いて頂きたいと願っております。

上記のチューニングの設定やエフェクターのかけ方などは私の所感が間違っている可能性がありますので、どうぞご理解下さいませ。

最後に、全てのケーブル類をPC-triple C化へとバージョンアップ出来たならと想像しますと、現況の再生音ではまだまだ満足してはいけないのだと思う今日この頃です。


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