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リモコン二刀流
投稿日時: 2015/10/31 22:34
長老
登録日: 2015/5/19
居住地:
投稿: 347
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん

こんばんは、リモコン二刀流です。

まさか小池さんご本人から書き込みがあるとは!
驚きと喜びを持って読ませて頂きました。
音楽作品を作るプロとしての誠実で優しい目線に溢れた内容で感動しました。

「自分たちが奏でている生の音をレコーディングによって再現できることに期待していない」ということは少し驚きもありますが、仕方ない気もします。

私は、アニメの劇伴で小池さんの演奏はよく聴かせて頂いていますが、
同時にクラシックのアマチュアコンサートに月一くらいで通っています。
あの鳥肌も立つような生の響きの美しさ、空間の奥深さ、包囲感。
情報量もそうですけど、音楽記録作品で味わえる訳がないと思ってしまいますもの。
一般の聴き手でさえそうなのだから、演奏家の方が上記のように期待できないのは致し方ないとも思います。
それはスタジオワークを行っているエンジニアの方々を貶める意味ではなく、個々の役割(職種)ごとに受け止め方は違うという話ですが。

>音というものに対して制作者も求める側も、そこまで原音、自然な音を望んでいない
これは残念ながら結果としてそうなっているというか、時代がそれを許してくれないという感じはします。
とにかく加工。変質させて楽しむ音楽が増えた。
音圧至上主義とはまた違った側面があるように思います。
適材適所でもあるので、全ての生音が質感重視の原音忠実でなければいけない訳もなく、求められる音楽が結果として加工されるタイプのものに偏ってしまっているのかなと思うのです。偏れば偏るほど、さらに生の質感を知らないリスナーが増えるという悪循環…

長くなってしまったので、この辺りで。

小池さんのアコリバを知るきっかけも読めてよかったです。
ありがとうございました。
PAKA
投稿日時: 2015/11/3 9:33
長老
登録日: 2008/2/22
居住地: 兵庫県
投稿: 746
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん

はじめまして、たまに掲示板へ参加させていただいているPAKAと申します。
演奏者の方のご投稿に返信することは大変恐縮してしまいますが、演奏者視点での録音現場の実情や、Acoustic Reviveとの出会いのエピソード、とても興味深く拝見させていただきました。

我が家のシステムには配信音楽は導入していないため、未だ自宅では聴いていませんが、「ます」を他の方のシステムで3度聴かせていただきました。
「ます」は個人的にとても好きな楽曲で、名盤と呼ばれるものも含めて何枚も所有していますが、今回の音源はどの盤とも一線を画する自然で心地よい潤いが感じられ、その場の演奏における実際の距離感までわかるような立体的なものでとても驚きました。
また、リリカルで抑揚感のある、皆さんが一体となった演奏もたいへん素晴らしく、早く自宅のシステムで聴くことができる日を楽しみにしております。
一ユーザーとしましては、このような演奏も音質も良い音源がもっと多く普及し、現在の一般的な録音品質の底上げとなってくれることを願って止みません。

今後も素晴らしい作品を世に送り出し、私たちを楽しませていただけるよう応援しております。
それでは、お忙しいかとは思いますが、また機会がありましたらご投稿楽しみにしております。
Koike Strings
投稿日時: 2015/11/7 19:22
新米
登録日: 2015/10/26
居住地:
投稿: 9
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
リモコン二刀流 さん
PAKA さん
皆さん、こんばんは。

本当は前回の続きについて述べようと思っていたのですが、リモコン二刀流さんの記述を拝読し、あらためて認識した事について述べようと思います。

>全ての生音が質感重視の原音忠実でなければいけない訳もなく、
>求められる音楽が結果として加工されるタイプのものに偏ってしまっているのかなと思うのです。

今まで自分が求めていた・・・いえ、そんな大袈裟なものではなく、自分が単に好きな音って?

私は今まで毎日当たり前のようにヴァイオリンをはじめとする生楽器にもう半世紀以上も生音を耳にし、触れてきました。
ですからその音が全てと言っても過言ではありません。
原音忠実という言葉も最近ようやく使い始めた言葉でもあります。
少なくとも生音を聴く音楽はその音が全てで、その音しか知らないのです。
もっと言えば、前回述べた「普段から自分たちが奏でている生の音をレコーディングによって忠実に再現できるということを,失礼ながらあまり期待していなかった」
という話の裏返しでもあります。
・・・とすれば、自分はオーディオに人一倍興味があるくせに、普段当たり前に感じている「音」とオーディオの「音」とは別のものと認識していたようです。

私は幼少の頃、サヴァリッシュのウィンナ・ワルツ集のLPレコードを、ジャケットを手にして踊りながら擦り切れるほど聴いていたそうで、始まりこそクラシックだったものの、小学校5年生の時にバリー・ホワイトとクインシー・ジョーンズ、ナット・キング・コールに感銘を受け、中学・高校ではクラシックはほとんど聴かずにシカゴ、サンタナ、EWF、スタイリスティックスなどを聴いていました。
当時、小遣いはオーディオ関連に消えていましたからライヴを聴きに行くことはかなわず、当然そういったジャンルの音はスピーカーからしか聴いていません。
まさに、加工された音はそういうものなのだと勝手に認識していたようです。
当時はそれでもアコースティック楽器が殆どでしたし、その中でも自分が好きな音、好きな音楽という認識はかなりはっきりと持っていました。
特にベースやドラムの音が気に入らず(自分なりにですが)、スピーカー・ケーブルを換えてみたり、電源タップを換えてみたりしていたものです。
それこそが私にとっての「オーディオ」だったように認識していたようです。

私は音楽をよく料理に例えることが多いのですが、自分にとっての生音とは素材そのもののように思います。
いろいろな野菜、肉、米など、更に言えば私達が飲んでいる水・・・。
それらいろいろな食材の味を生かしつつ、様々な調味料によって料理が作られる。
でも最後は料理人が食べていただく方々に対してのもてなしの気持ちが一番大事です。
でもそんな料理、毎日食べられるわけもなく、たまにはジャンキーなものも欲しくなるのが人間です。
言い方が悪いかも知れませんが、ここでいうジャンキーという表現はご理解いただけることと思います。
アコースティックの音を多用するクラシックやジャズなどが素材の味だとするなら,いろいろアレンジ(加工)して素材のいろいろな可能性を引き出すのが電子楽器などを含むポップスなのだと思うとともに、それらはどちらも必要な要素だと思います。
よくクラシックは「癒やしの音楽」などと言われますが、それは間違い。
ジャンル問わず、音楽である時点で既に「癒やし」です。

トマトソースが好き、でも生のトマトを食べたことがない・・・
確かに加工音楽の氾濫は素材の味を知らずに食べているのと一緒なのかも知れません。

ここで矛盾した意見を述べます。

それでも良いのかも知れません。
聴く人自身、それが自分の好きな音であり、好きな音楽ならば・・・です。
自分の意思が決まっておらず、他人が良いと言ってるから自分もその音や音楽というのが一番良くないと思うのです。
音楽に限らず感性は人それぞれだと思うのです。

私はAcoustic Reviveの製品に出会って、自分のオーディオ環境が自分の求める音にどんどん近づいているのを感じています。
でもオーディオに携わる人の中には、アコリバの製品は不要だという人も居るのだと思います。
でも自分の求めるものに正直であるならばそれでも良いと思うのです。

この数日、自分にとってあらためて「音」という概念を検証しておりました。
良い機会を与えていただけたと思っています。
ありがとうございました。

では、次回はレコーディングのその後について述べたいと思います。
長文、失礼いたしました。
リモコン二刀流
投稿日時: 2015/11/9 16:59
長老
登録日: 2015/5/19
居住地:
投稿: 347
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん

メチャクチャ面白い考察ありがとうございます。
リモコン二刀流です。

オーディオマニアは生演奏を聴かないなどと揶揄する声を昔から聴きますが、
結果として生音の質感とはかけ離れた録音や加工された音を「良い音」などと勘違いしてしまう残念な側面があります。

しかし、小池さんは幼少の頃よりオーディオを嗜み、その後演奏家としてのキャリアもスタートされ……ってなんて完璧なんだ!
僕らオーディオ愛好者にとって夢のような演奏家です。
サウンドプロデュースとして、レコーディングやミックスにも関わったらどんな作品をお作りになるのかゾクゾクします。

音楽=料理、生音=素材、本当にその通りですね。
素材だけでも美味しいけど、加熱すればまた違った味になる、調味料を加えると食が進む、出汁があれば深みが出る、盛りつけ一つで気分が変わる。

音楽における録音やミックス、マスタリングも、よりリスナーに楽しんでいただくためのノウハウの蓄積であったはず。
それが音圧競争とか、何でもかんでも打ち込み、圧縮音源向けの音作りなど、本来の意義を見失ったような音楽が増えてしまったことが不幸なことじゃないか。

小池さんのご意見に私から添えるとしたら…

>確かに加工音楽の氾濫は素材の味を知らずに食べているのと一緒なのかも知れません。
これを知らないで、あるいは大切さを理解しない人が加工音楽を手がけていると、音質的に残念な音楽が出来上がってしまうことが問題ではないでしょうか。
過度な加工音楽(ジャンクフード)が悪いのではなく、素材の味を知らないで作ってしまうことが危ないのだと。
Koike Strings
投稿日時: 2015/11/21 19:55
新米
登録日: 2015/10/26
居住地:
投稿: 9
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
皆さん、こんばんは。

今年6月中旬に行われたレコーディングですが、驚異的な早さでマスターが完成しました。

シューベルトとモーツァルトの2曲を収録しましたが、どちらもそれぞれ一日の収録で、初日にシューベルト、二日目がモーツァルトという順で行われました。
シューベルトはピアノを使用するので,当然調律が必要になります。しかも長時間行われる予定ですので調律師の小野寺氏は一日中待機状態。
私達の休憩時間に舞台に上がり微調整を行うという、なかなかハードなお仕事です。
演奏者には一日で一曲仕上げなくてはいけないというプレッシャーもあり、おまけにDSDレコーディングなので基本的に編集は出来ないと言われていたので、そのプレッシャーは一入です。
梅雨の時期でしたので両日とも外はかなりの雨、時折ホールの天井付近に当たる雨音が聞こえていましたが録音された音にはまったく影響がありませんでした。

私達は何度か同ホールにて演奏、録音を経験していますが、レコーディング・スタッフの腕然り、アコリバの粋を集めた製品が驚くべき音を表現したことは前回お話ししたとおりですが、その違いにはただただ驚嘆しておりました。
以前の録音に問題があるという意味ではなく、こんな音で録音できるのか!という驚きです。

レコーディングが終わってわずか三日後、編集・・・と言っても、通常のPCM録音の様な大幅な編集が出来るはずもなく、ノイズが入ってしまった箇所の修正や、楽章の曲間タイムを決めるといった作業になりました。
ですからエンジニアの鈴木氏は特に指示することもなく、私が全体の流れ(音楽的な面からの意見)に即したアドバイスをStudio Dedeの吉川氏に伝えてという作業です。
その後のマスタリング工程は行われず、LRchのワンポイント録音で、加工も一切行われないため、わずか数時間でマスターが完成しました。
当日、プロデューサーの管理人K氏は勿論立ち会っておられましたが、データをコピーするUSBメモリをご自身で慌てて買いに行かれたのが印象的でした。(^^)

ここから少し話が変わります。

ご承知の方もいらっしゃるかと思いますが、雑誌ステレオ・サウンドのNo.187(2013 Summer)にAcoustin Reviveの製品を導入したオーディオ・クォリティUP術という記事が掲載されています。
管理人K氏とエンジニアの鈴木氏が私の自宅にいらして、実際にアコリバ製品を少しずつ導入しながら聴き比べていき、Q&Aの形で私が感想を述べているという記事です。
この時から私はアコリバ製品の深い深い沼に嵌まっていくわけですが、兎にも角にもこの時からオーディオ・アクセサリーという分野の製品に対する考え方が全く変わりました。
それぞれの機器は元よりきちんと出来得る仕事をこなしているのだと知らされ、それを正しいものに導いていないのがアクセサリーなのだということ、そして特に電源に対しての認識の甘さに気づかされました。
この時、電源周りを含むほとんどのケーブル類、ルーム・チューニングのアイテムなどがすべてアコリバに変わり、今まで聴いていたものはいったい何だったんだと、呆れるほどでした。

以来、ケーブルがPCOCC-AからPC-TripleCに進化して、私のオーディオもスピーカー・ケーブル以外はPC-TripleCになりました。
この時、以前に増して音が明るく太くなるように感じました。
そして特に一番大きく変わったと感じたのもやはり電源ケーブルでした。
最初にアコリバ製品を接続したときには、徐々に解像度が上がり、あたかも霧がスーッと晴れていくようなイメージでしたが、PC-TripleCにすると解像度は更に増し、しかしながらきちんと正常な肉付きが為され、表現力が向上しました。
この感覚は私の中で演奏家の立場としてはとても重要な部分であると感じています。
何より、演奏者が表現したい部分というのは、うまく言葉では言い表せないのですが、はっきりとした音質の変化ではなく、五感、あるいは六感で感じて欲しい部分が大きいと思うのです。
PC-TripleCの音はまさにその部分に迫っているように思います。

ここで話を戻します。

そのようなアコリバの音をずっと聴いている私ですので、今回の録音はDSD11.2Mhz。
PC-Audioについて少しは勉強しておりましたが、所詮ノイズの温床であるPCを使うのだからオーディオとは全く別物、と考えていました。
PC-Audioに積極的でなかったのはそのような理由でしたが、今回のレコーディングを機にそんな事は言っていられなくなりました。
ホールでのプレイバックの音、編集の時Studio Dedeで聴いた11.2Mhzの音・・・もう耳に焼き付いていて離れません。

人間という生き物は本当に欲深い生き物です。もう後戻りできないのです。(^^)

持っていたDACはDSD11.2Mhzに対応していないので、対応するDACを急いで購入。
ところがここから色々なトラブルが発生します。
DSD11.2Mhzというのは音楽ファイルとしてはとてつもなく重く、今回の収録曲であるシューベルトもモーツァルトも演奏時間は全楽章でおよそ40分前後ですが、ファイル・サイズはそれぞれ6GBにもなります。
私の環境ではPCからオーディオ機器までの距離が遠いので、どうしてもUSBケーブルは3m以上の物が必要でした。
ですので最初は通常の(オーディオ用ではない)市販USBケーブルを使用していたのですが、これがうまく再生が出来ないのです。
バチッと大きなノイズが入ったり、途中で止まってしまったり、ひどいときは再生ソフトが強制終了してしまいました。
でも何より一番気になっていたのはその再生音質でした。
これもうまく表現できないのですが、何かしらこう安定しない音質なのです。
いろいろと原因を考え、まずはUSBケーブルを長いケーブルを販売しているSAEC製のものに変えてみました。
ノイズが減少したり止まったりすることはなくなり、少し落ち着いた感はありますが、音質はまだ不安定です。
次にPCの内蔵メモリに着目しました。当初8GBだったメモリを32GBに増設してみました。これはとても大きな収穫で音の安定度が大幅に改善されました。
DAC、USBケーブル、メモリと厳しい出費でしたが、現在は落ち着いて安定して再生されています。
こういうことがあるからやはりPCは信用おけない・・・とまた思ってしまいましたが、時代の流れ・・・これも仕方ないのでしょうね。
次は管理人K氏が、PC-TripleCによるUSBケーブル現在制作中との事ですので、その完成を首を長くして待っているところです。(^^)

次回はPC-Audioについて述べようと思います。
長文、失礼いたしました。
リモコン二刀流
投稿日時: 2015/11/21 22:07
長老
登録日: 2015/5/19
居住地:
投稿: 347
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん

こんばんは、リモコン二刀流です。

小池さんのレスはいつもムチャクチャ面白いです。
オーディオのことは、オーディオをやっている音楽家(ここでは音楽を仕事にしている人の意味)に聴くのが一番面白いですね!
実際、楽器演奏などやってるオーディオ評論家の講義は面白いですし。

>以前の録音に問題があるという意味ではなく、こんな音で録音できるのか!という驚き
アコリバの製品を使ったときの驚きってこういうことですよね。
もっと音楽が生き生きと見えてくる。少しでも実際にそこで鳴っていた音に近づけた気がする。そんな感動、ワクワク。

>正しいものに導いていないのがアクセサリーなのだ
これは、真理だと思います。
多くの方は、アクセサリーは音を良くするモノ。
場合によっては、特徴を付加するモノと考えていらっしゃるでしょう。
特に録音現場などでは、ケーブルによって音楽的な工夫をするとも専門書で読んだことがあります。
それがいいとか悪いとかではなくて、機材や楽器の本来の音を知っていること、それを知るための近道がアコリバではないかと思うのです。


40分で6GB!! ムチャクチャですねw
私も5分くらいの曲を持ってますが、1GB弱あります。
ちょっと普及するレベルのデータ量じゃないですね……
本当に選ばれし者だけが聴くことの出来る究極。
実際にモバイルPCにUSB-DAC繋ぐと省エネ設定によってはCPUパワーが足りず音飛びしまくります。DSD11.2Mhzおそるべし……
Koike Strings
投稿日時: 2016/3/4 2:42
新米
登録日: 2015/10/26
居住地:
投稿: 9
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
皆さん、こんばんは。

前回の投稿からすでに3ヶ月以上が経過してしまいました。
メインのお仕事のスタジオでのレコーディングに加えて、コンサートなどが重なってちょっとご無沙汰してしまいました。
自宅でゆっくりと音楽を楽しむ時間も限られていましたが、このところはCDだけでなくPC-Audioがとてもお手軽ですので
ついついそちらを聴くことも以前より多くなりました。

昨年は私のオーディオ環境が大きく変わった年でした。
それまでDSDやハイビットPCMなどのハイレゾを聴いていなかったわけではないのですが、
いわゆるPC-Audioという未開の森に初めて足を踏み入れたわけです。

そもそもオーディオとPCが共存しようなどと全く考えていなかったわけで、PCはノイズの温床という概念があったものですし、
PCは正直なところ、よく使用している割には最後までどこか信用していない部分もあるのです。
私の最初のPCは今からちょうど20年前Power Macを手にしたのが始まりでした。
以来、Macユーザーとして主にDAWや楽譜作成などの音楽関係ソフト、Photoshopなどの画像編集ソフトを扱ってきました。
ですから音楽ファイルをデジタルのファイルとして扱うことはかなり以前から行ってはいました・・・が、
あくまでもオーディオとは別物と捉えていたのです。
CDをリッピングしてデジタル・コピーが出来るなどという許しがたい時代になりましたが、
流れの勢いは止まらずスタジオでのレコーディングも何でもアリのデジタル録音。おかげで通常ではあり得ない
ゲスなレコーディング方法も今では当然のように行われるようになってしまいました。(そのお話しはまた追々・・・)

私のリスニング・ルームはとても狭いのでオーディオ・システムから3mほどのところにMacが鎮座しています。
今まではオーディオを聴くときはMacの電源は入れないでいました。
それが昨年のレコーディングを機に、今ではPCとオーディオはすっかり一体化してしまいました。
・・・というのは、全部アコリバ製品がいけないのです。
ノイズの温床であったPCからその要素をほぼ抜き取ってしまったのですから。
もっともそれ以前より電源周り、アンプやCDプレーヤーなどとの接続など、そこまでクリーンになってしまうのか、
と感じていたのですから至極自然なことなのかも知れません。

DACを購入して繋いでみると、驚きの連続です。
正直なところ、我が家のオーディオでここまでの音が出せるのか?と思いました。
おかげで以来、e-onkyoをはじめ、ハイレゾ・サイトはチェックを怠らず、気がついてみると請求額が!!
そんな視聴を繰り返しているうちに色々なことがわかってきました。

配線はMacからUSBケーブルでDACへ、そこからアンプへというシンプルなものです。
アコリバのUSBケーブルはご存じの通り、端子分離型で信号と電源を分けたすばらしいものです。
DACからのケーブルはPC-tripleCによるアンバランスのラインケーブルです。

ここからはあくまでも私個人の見解ですのであらかじめご了承下さい。

まずはMac側の問題ですが、内蔵メモリが音質に大きく関係していることがわかりました。
特にDSDファイルはPCMファイルに比べるとメモリの違いでかなり不安定になりやすいと言う事です。
当初内蔵メモリは16GBでしたが、32GBに増設すると安定度が増し、音質も格段によくなりました。
それから内蔵HDDですが、これもSSDと比べてみましたが、私はHDDの方が良いように感じました。
HDDが良いというより、SSDの音が何となく軽いような、薄いような気がするのです。

DACはiFl-AudioのIDAC2、それからTeacのUD-503を使用しているのですが、これまたDACの違いで音も変わるのです。
どちらもDSD11.2Mhz、PCM384Khz対応なのでスペック的には同じです。
使用するソフトもiDAC2には特に付属ソフトがないので、Audirvana Plusというソフトを使用、
UD-503にはTeac HR Audio Playerという付属ソフトがあるので、これを使用しています。
ここでどちらがどう、という見解は遠慮させていただきますが、同じソースを聴いてもやはり違いがあるのです。
UD-503でAudirvana Plusを使って聴いてみると、これまた先の2通りの音とまた違うのです。
ということは、再生ソフトにもそれぞれ個性があり、DACは勿論のことなのでしょうね。
ただiDAC2はバスパワー起動なので、もしアコリバのRBR-1を使用したら劇的に変わるのかも知れません。
これまた当たり前かも知れませんが、ソフトを使用するときRAMモードでファイル・データを一度メモリに読ませてから再生する方が,
明らかに音の明瞭度、安定感が増すのは間違いありません。
ただRAMモードは1トラック毎、しっかり読み取ってから再生するので時間がかかります。
私達がレコーディングしたDSD11.2Mhzの40分ほどのファイルなどは読み込むのにかなりの時間を費やします。

それからUSBケーブルですが、これも当たり前なのかも知れませんが、長さが変わると安定度も変わるようです。
短いに越したことはないですが、気持ち的にはPCとオーディオを近づけたくはないというのがあり、難しいところです。
以前にも書きましたが、ここはPC-tripleCのUSBケーブルの登場を非常に待ちたいところです。
e-onkyoなどのハイレゾ配信サイトからダウンロードする際にLANケーブル経由となりますが、
こちらもPC-tripleCのLANケーブルが新しく発売されたようですので是非試してみたいアイテムですね。

最近、アナログ・ブームが復活してレコードの発売、購入という話を良く耳にしますが、
この半年間私の頭の中では未だ解決しないPC-Audioの音の謎が頭の中を駆け巡っています。

ここでお知らせがあります。
アコリバHPでも後日発表があることと思いますが、
来る6月28日(火)19時より 東京・四ッ谷の紀尾井ホールにて
私達ストリングス・メンバーと新垣隆氏の室内楽コンサートを行うこととなりました。
昨年レコーディングしたメンバーがコンサートを行うのですが、
「Acoustic Revive Classic Concert」
として、当日はライヴ・レコーディングも行う予定です。

是非皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

また、昨年レコーディングし、e-onkyoにて先行配信されておりますピアノ五重奏曲「鱒」と
モーツァルトの弦楽五重奏曲のCDが5月8日リリースとなります。
PAKA
投稿日時: 2016/3/8 4:54
長老
登録日: 2008/2/22
居住地: 兵庫県
投稿: 746
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん

ご無沙汰しております、PAKAです。

Koike Stringsさんのオーディオの近況、とても興味深く拝見させていただきました。
私もPCオーディオはしていないものの、オーディオとPCは同じ部屋にあり、以前からPCやその関連機器がオーディオの音に悪い影響を与えていることを体験していました。

そこで数年前から、オーディオの音を改善するために、部屋にあるPC関連の環境にAcoustic Reviveのアクセサリーを使い、電源や設置、ケーブルなどなど、オーディオと同様のアプローチで対策を行っていったところ、現在ではPCがオーディオに与えている悪影響は全く気にならなくなったばかりか、様々な対策を行ったことで反対に良くなったのではないかと思えるほどになりました。
特にモデムやルーターなど、ACアダプターで給電しているネットワーク関連機器への対策が顕著な効果がありました。
間接的な私の環境でもこれほどの効果があったので、Koike Stringsさんの直接的なPCオーディオでの環境では、より劇的な効果があったのではないかと思いながら拝見させていただいていました。

6月28日の東京・四ッ谷の紀尾井ホールでの「Acoustic Revive Classic Concert」の告知、ありがとうございます。
これほどオーディオしているにもかかわらず、普段はほとんど生演奏を聴く機会がありませんので、常々機会があれば体験したいと考えております。
少し先で、仕事柄まだ予定がわかりませんが、都合をつけることができれば是非参加させていただければと思います。

また、先に配信されていた、ピアノ五重奏曲「鱒」とモーツァルトの「弦楽五重奏曲」がついにCD発売されるのですね。
他の方の環境で何度か聴かせていただいたことがありますが、あの演奏・音質ともに素晴らしいクォリティの音源を我が家のシステムでも聴いてみたいと思っておりました。
発売、楽しみにしております。
zappa1993
投稿日時: 2016/3/13 17:52
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1915
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
Koike Stringsさん
はじめましてzappa1993と申します。

レスさせていただくのは初めてですが、一連の投稿はいつも拝見させていただいております。
アーティスト側からの貴重な体験談やオーディオへの取り組み方などは滅多に目にすることが出来ないものですし興味深く読ませていただきました。

私の場合も、PC上で音楽ファイルを扱う事が出来てもそれはあくまでデスクトップ上で楽しむもので、ピュアオーディオとは別物だと考えてきました。
昨今のPCオーディオはそれが1つの音楽スタイルとして定着し、十分なクオリティで音楽を楽しめるようになっていますし、利便性から見れば最先端を行っています。
それでもPCオーディオならではの様々な音を変質させる要因があり、対策をしなければいけないところが山ほどありますが、私もアコリバのアクセサリーを駆使することで非常に満足の行くオーディオを構築できています。(私の場合はネットワークオーディオです)

書かれています様なHDDとSSDの音の違いやメモリ容量での音の違いなどは、オカルト的な扱いを受けることもありますが、聴感上違いを感じてしまうのは事実ですし、PCの諸設定によっても音が変わることもおそらくKoike Stringsさんもご体験なさっているのではないかと思います。
ケーブル類で音が変わることにすら無頓着なアーティストがおられる中で、こういったマニアックな部分への拘りをもって自身がオーディオに取り組んでおられるということに驚きと喜びを覚えました。
読み返してはおりませんので記憶が定かではありませんが、アコリバに出会い良い音で録音することへの良い刺激を得て、優れた作品を作り上げることに今まで以上の魅力とやり甲斐を感じておられるのではないかと想像いたします。
ハイレゾ音源もDLして聴かせていただきましたが、作り手の熱い思いが伝わってくるような素晴らしい作品でした。
6月のコンサートも出来れば参加させていただきたいと考えおります。

今後の投稿も楽しみにしております。
zappa1993
投稿日時: 2016/4/1 1:11
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1915
Re: DSD11.2Mhz録音配信開始!
皆さん
こんばんは

少し古い情報になりますが、Koike Strings with 新垣 隆 コンサートについての告知を目にしましたので投稿させていただきます。

http://www.koikestrings.com/special.html

ハイレゾ音源やCDで聴き込んだ楽曲・演奏を、コンサートという形で実体験し、更にそれをライブレコーディングしたものを再度聴くことが出来る貴重な機会です。
音楽の奥深さを知ることが出来るのと同時に、オーディオの調整にも役立つのではないかと思います。
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