皆さまこんにちは

私のシアターは電柱直下のメータから専用引き込み線でオーディオ用分電盤を設置し、さらにコンセントへ屋内配線用ケーブルEE/F-2.6tripleCを使用したことで、音にも映像にもかなりの効果があったことは過去にレポートいたしました。
その時にはマイ電柱も自分で交渉したのですが電力会社に断られ導入できませんでした、しかしその時のスレッドでリモコン二刀流さんに教えて頂いた専門店に相談して交渉してもらい・・・
遂に昨年末にマイ電柱設置とアース工事(接地抵抗2.9Ω）が実現しました、そしてその追加工事で音も映像もさらに進化を遂げることが出来ました 。
リモコン二刀流さんありがとうございました、それともちろんアコリバさんの様々なアイテムがその能力を発揮し重要な役割を果たしているお陰であると思っております 。

前置きが長くなりましたが、今回はBDプレーヤーに使用している電源ケーブルのPOWER　REFERENCE　TripleC(FMビーズ無し)が2芯構造となっており、アース工事の効果を最大に発揮するためには3芯構造の方が良いのではないかと考えました。
またコンセントとの位置関係で2mは長すぎたため、3芯構造への変更と2分割が可能かKさんに相談したところ、快く無理なお願いをきいて頂けたので、同時に新プラグにバージョンアップしてもらいました。

以下その新ケーブルのインプレッションですが、長くなったので次に続く・・・

さて新しくなったケーブルの第一印象ですが、まず２芯と３芯ではケーブルの硬さが全く違います。
２芯の時はコンセントに挿してから、ラック裏を配線しながらケーブルを適当に曲げていけばうまく配線できましたが、３芯だとあらかじめ両手がつかえる状態である程度配線に適した形に曲げておく必要があると感じました。
それと新プラグとインレットですが重量感もあり見た目も高級感アップです、いちばん大事な挿し心地も精密感がありしっかりホールドする最高の感じです 。

まずBDプレーヤーに使った映像ですが、ダイナミックレンジがグンと伸びたようで特に白ピークの伸びには目を見張るものがあります、黒もしっかりと沈み込むとともに黒の階調表現がしっかり出ます。
発色も綺麗で今まで分からなかったグラデーションの存在にも気がつきました、若干色は薄くなるようで１ポインだけ調整で濃くしました。
映像は情報量も増えさらに細かく、まさにノイズレスで浮き上がるような立体感があります、シアター仲間の友人が見に来て『すごい綺麗い！』の後につぶやいた『３Dじゃないのに３Dだよ！なんで〜？ 』が印象的でした。

もう１本をDACに使った音の感想では、まず音像の実在感がより増し音像と音像の隙間が見えるような感じで、音場の見通しが良くなりました。
高域はさらに澄みきって伸び、低域の沈み込みはより深く・引き締まリ・膨らみはやや抑え目ながら分解能は良い感じです、スピード感リズム感も良くなりました。
広大な音場の中に実在感のある音像が精密に配置するのを目標にしてきましたが、また一歩そこに近づきました。

Power Reference tripleC　新プラグにしてさらに素晴らしいケーブになりました 。
そしてなによりもアコリバさんの対応のきめ細かさと、ユーザーのことを本当に考えたその親切さに感謝・感動いたしました。