管理人さんにお尋ねです。
グラハムのファントムというアームを使っていますが、アームからリード線が出ていますが、これに今話題のリード線が使える対策、例えば御社のリード線のアーム側にピンを指してアームのリード線とつなぐとか。

これまで3日反応なし。その間二度会社に電話、回答を依頼。何かおかしい。

mmmさん、皆様、こんばんは。

御連絡遅れて大変失礼致しました。

アームから直接リード線が出ているものは基本的にリード線を交換出来ませんし、アームやアームパイプの分解も出来ないものが殆どなためアーム内部の配線を交換することも不可能です。

唯一試せるのはリード線を継ぎ足す方法です。
absolute-LEAD WIREの片側にピンを半田付けしてアーム側から出ているリード線に継ぎ足す形になります。
以前にPC-TripleC導体を使用してこの方法を試したことがありますが、その時は良くなる部分と悪くなる部分を両方感じました。
この方法は余計な接点が一箇所増え、リード線も長くなってしまうため鮮度やエネルギー感が落ちるなどの音質劣化を感じたのですが、その反面で音像定位や立体感の向上などを感じたのもまた事実です。
音像定位や立体感が向上したのは単線導体を経路に挿入したことによる効果ではないかと思います。
その際に試したのはmmmさんが使用しているのと同じグラハムのファントムでした。

さて、ではEX導体によるabsolute-LEAD WIREではどうなるか？ということになりますが、こればかりはやってみないと何とも言えません。
PC-TripleCの単線導体での実験結果からは音像定位や立体感が改善されるのは間違いないと思いますし、鮮度やエネルギー感の劣化もEX導体の105％という導通率を考えた場合、さほどないのではないかと思います。

但し、接点が増えることには違いがありませんし、この方法が理論的にも正しいやり方ではないことには変わりがありません。
現在のファントムのリード線のチップ部分や5PIN端子部分に導通向上クリーナーECI-50で処理をして、更にPHONOケーブルを良質なものにする方が確実に良い効果を得られるはずです。
もちろん、フォノケーブルをEX導体にて製作すればより絶大な効果に繋がるのは間違いありません。

ご検討を宜しくお願い致します。

mmmさん、

こちらに他の会員様のPC-TripleC製継ぎ足しリード線の試聴報告がございますのでご参照下さい。

https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3215&forum=3&viewmode=flat&order=ASC&start=0

ご返事有難うございます。IC50は使用しています。フォノケーブル二種あり、値段の差が非常に大きいので何がこの差を生むのか興味があるありまう。違いを端的に教えて下さい。

先の投稿内容に曖昧な質問、ミスタイプもあり、補足、訂正させていただきます。私が管理人さんにお尋ねしたかったのは御社のフォノケーブルに二種類あり価格のひらきが大きいので選択の判断基準を端的に教えて欲しいという事です。難しい質問かもしれませんが当然其々開発の意図が違うでしょうから。

mmmさん、こんばんは。

ANALOG-1.2TripleC−FMとPHONO-1.2TripleC-FMの一番大きな違いはANALOG-1.2TripleC-FMがケーブル工場で製造された状態のケーブルを剥いてプラグを付ける製造工程に対して、PHONO-1.2TripleC-FMは線材、シルク緩衝材、テフロンコーティングフレキシブル銅管シールド、カーボンCSFチューブという独自に開発した部材を完全ハンドメイドで組み上げていく製造工程であることになります。
特にテフロンコーティングフレキシブル銅管シールドを二股形状に加工する際は銅管を切断して磨き、更に半田で溶接するという極めて手の込んだ工程になります。

PHONO-1.2TripleC-FMは独自に開発、発注しているそれぞれの部材のコストが非常に高額ですし、ハンドメイドで加工し組み上げていく工程は時間的に10倍以上かかります。

その他、ANALOG-1.2TripleC-FMのPC-TripleC単線導体が真円形状であるのに対してPHONO-1.2TripleC‐FMは楕円形状あるため、伸線時に使用する天然ダイヤモンドダイスが特注となるため、これも莫大なコストが生じています。

更にRCA端子やXLR端子がANALOG-1.2TripleC-FMが半田付けであるのに対し、PHONO-1.2TripleC-FMは無ハンダネジ留め式となっております。

その音質差は開放感、エネルギー感、空間表現、Fレンジ、Dレンジ、音像の密度など価格以上の差があると申し上げておきますが、他社のPHONOケーブルに比べればANALOG-1.2TripleC-FMも圧倒的なCPを誇るのは間違いありません。
それはバランス伝送に対応する2芯シールド構造でテフロン絶縁を施し５PINプラグにロジウムメッキの高級パーツを使用したPHONOケーブルが10万以下ではないことからも判るはずです。

論より証拠、まずは無料貸し出しにてご自宅の環境にてお試しになってみて下さい。

宜しくお願い致します。

ご丁寧な説明有難うございます。是非試聴させて頂きます。つまらない事ですが、掲示版の自分の名前の下の表示が 新米 とあるのは如何なものかと思いますが。

管理人さんにお尋ねします。昨日来フォノケーブル(高い方)を試聴させていただいています。雑誌などでつないだ最初の音で仰け反ったなどと書かれていますが、私はそのように経験していません。繋いだ後馴染むのに時間が掛かると言う事はありますか。もしそうだとすればどれ位の時間を見るのが妥当でしょうか。

mmmさん、こんばんは。

弊社のケーブルはTELOS-AUDIO DESIGNのケーブルブースター（強制エージングマシン）や独自のケーブルエージング装置で強制エージングを施して出荷をしておりますが、５PINのPHONOケーブルは端子がないために強制エージング自体が出来ません。

エージングに関しましては、カートリッジから送られる電圧は極めて微弱なため、かなり時間がかかると思います。
それでも１００時間ほど使い込んで頂けば安定状態にはなって来ると思います。

アナログはこの掲示板でも報告されている通り、カートリッジとトランスのインピーダンスマッチングが取れていない場合や、フォノイコライザーとの相性が悪い場合はレコード盤に刻まれている情報を隈なく伝達すること自体が出来なくなります。
仮にそのような状況であった場合はいくらPHONO-1.2TripleC-FMのような高額フォノケーブルを使用したところで真価を発揮することは出来ません。
また、スピーカーや機材、ケーブルなど全てを含めたオーディオシステム全体も含めた相性やセッティングなどに問題がある場合も一部分のケーブルの効果が判り難くなることもあり得ます。

もちろん、mmmさんのシステムに問題がると申し上げている訳ではございませんが、一度mmmさんの現在のシステムの詳細をお教え頂ければ解決策をご提案出来るかもしれません。
お手数お掛けしますが宜しくお願い致します。

尚、掲示板に表記される「新米」とか「長老」とかは元々の掲示板のシステムに組み込まれてしまっているもので削除することが出来ません。
投稿数に応じて表示も変化するもので、一個人を指摘したものではございませんので御気にされぬようお願い致します。