以前、スピーカーを購入した際、お店からおまけで付けてもらったｍ／数千円のスピーカーケーブル使用していました。
一念発起し、スピーカーケーブルを買い換えることを決意したのですが、失敗はしたくないと考え、馴染みのお店に頼みこみ、アコリバほか数社のケーブルを揃えてもらい、自分の装置で試聴することができました。
数週間、いろいろなメーカーのケーブルを試聴してみると、ケーブル自体の個性というか、自分のシステムとの相性が見え、同じ曲がこれほどまでに違うものかと驚きました。
そんな試行錯誤の中で、自分の感性にぴったりとはまったのがアコリバのＳＰＣ−ＰＡだったのです。初めは、他メーカーの各種線材を使用したハイブリッドな構成に興味をそそられ、正直、今さら単線と懐疑的に思ったものでした。
結果的にＳＰＣ−ＰＡの導入となったわけですが、導入して２か月ほど、数百時間のエージングを経て、線のかたさもとれ、ようやく本来の音をだしてくれるようになったように思え、その感想を書きたいと思います。
このＳＰＣ−ＰＡの音質ですが、とてもリアルな音を聞かせてくれると思います。きわめて自然な音です。特に感動しているのが、女性ジャズボーカルの声です。しっとりと、つぶやくように、まるですぐ傍らでささやかれているような臨場感。これほど血の通った音は聞いたことがありません。雰囲気まで表現するかのような音場の再現に感動しました。
低域がダブつくこともなく引き締まった音を聞かせ、中高域についてはどこまでも伸びていくような、抜けるような明快さ。清清しささえ感じます。
今は、このケーブル無しの生活は考えられません。それほど素晴らしい音を聞かせてくれます。とても満足しています。

ソアラさん　こんにちは。

やはりソアラさんもSPC-PAに魅せられましたね。
しかも、その選択は正解だったと思いますよ。

＞数週間、いろいろなメーカーのケーブルを試聴してみると、
＞ケーブル自体の個性というか、自分のシステムとの相性が
＞見え、同じ曲がこれほどまでに違うものかと驚きました。

単線シングルコアーケーブルの良さは迷走電流の発生のない、
また色付けがないニュートラルでありながら、自然な音調と
豊かな音楽性に富み、圧倒的なワイドレンジ感を持っていて、
よく伸びる高域、深く沈み込む低域感が、大変充実して
いるところが魅力なのです。
またその情報量の多さと目前に繰り広げられる色彩感豊かな
音像に魅せられるのも確かです。

ケーブルメーカーの中には見た目の高級感はあるが、
曖昧な作りのケーブルでは、ワイドレンジであるが
ドンシャリ傾向につながっている例が少なくないのです。
よく聴いていくとその音の不自然なまでの明瞭さが、よりマニアを
疲れさせる要因にも繋がっていることが多々あるのも確かです。

そのことからしてシングルコアーケーブルの実にコントロールの
効いた音調が大変貴重に感じるのです。
そのスピーカーケーブル(SPC—PA)のよさは、バイワイヤー仕様で、
スピーカーの本領がより発揮されます。
今後、もし余裕ができれば、バイワイヤー仕様でその大きな
成果と豊かな音楽性の喜びを味わってみてください。

ソアラさんのオーディオライフを、より楽しく豊かなものにしてくれる
ことは、間違いないでしょう。

ＲＡＮＺＡＮさん、こんにちは。

レス、ありがとうございます。
＞色付けがないニュートラルでありながら、自然な音調と
豊かな音楽性に富み、圧倒的なワイドレンジ感を持っていて、
よく伸びる高域、深く沈み込む低域感

そのとおりなんです。私は、文章は苦手で上手く表現できませんが、おっしゃるとおりです。
こんなに綺麗な音が出るなんて、想像していませんでした。今まで聞こえなかった？感じられなかった？音が聞こえ、まるで音の粒子が見えるような音場を創出してくれます。
他メーカーのカラフルなケーブルと見比べてみると、リビングで引きまわすには見栄えはよくありませんが、よく言えば質実剛健。この音を出してくれるなら…と納得しています。

数あるケーブルの中から、このケーブルに出会えたことは今の私にとってこの上ない喜びです。
しばらく、引き篭もりの日々が続きそうです。

ソアラさん　こんにちは。

やはりSPC-PAケーブルによって、目の前に突然ステージが
出現したようなクリアーな音像の世界、これっていいですね。

＞こんなに綺麗な音が出るなんて、想像していませんでした。
＞今まで聞こえなかった？感じられなかった？音が聞こえ、まるで
＞音の粒子が見えるような音場を創出してくれます。

それはストランドジャンプ現象と呼ばれる迷走電流の発生のない、
優れた性能のPCOCC-A楕円単線を用いたスピーカーケーブル
SPC-PAに出会えたことは、ソアラさんにとっても非常に
嬉しいことではないでしょうか。

オーディオにとっての天敵、不帯音や歪のない忠実な伝送が
可能だということが一番だと思います。
ソアラさんがおっしゃる“質実剛健”の再現性が実現できた
ことで、このような好状況での引き篭もりの日々は、
いくら続いてもいいですよね。

今までのケーブルでは実現不可能な不帯音、歪みゼロの
素晴らしい音の世界を、これからも堪能してください。