みなさんこんにちは、PAKAです。
ここ数ヶ月でCDプレーヤーの買い替えや、それに伴うXLRケーブルの導入、アンプのトラブルがきっかけとなり、アンプの電源ケーブルをAcoustic Revive製に変更したりなど、いくつか環境が変わりました。
もちろん音質的にも大きく変化しましたので、その感想などを順を追って投稿していきたいと思います。

まず最初はCDプレーヤーの変更で、昨年末より掲示板で紹介されていた高音質CDを聴いてみてその高音質さに驚き、もっと良い音で聴いてみたいと思うようになり、SACD再生にも挑戦してみたくなりました。
我が家ではグレード的にCDプレーヤーが次の買い替え候補であったこともあり、数機種の候補の中から、現在使用しているDENONのDCD-S10?と同一メーカーであるということや、現用のアンプがバランス構成のアンプで、CDプレーヤ〜アンプまでをフルバランス伝送にしてみたい、などの理由から管理人K様のアドバイスもいただき、DENONのDCD-SXというCDプレーヤーを選びました。
今まで使用してきたDCD-S10?にはアコリバチューンUPを施していただいており、その大きな効果は体験済みですので、DCD-SXは初めからチューンUPを施していただいての新規導入としました。
同時にバランス伝送用に、接続ケーブルもXLR-1.0PA?の一般の物よりも線材の太い1.4×1.8mm導体仕様を併せて譲っていただきました。
バランス接続で聴いてみたいという逸る気持ち抑え、まずは今までと同じRCA-1.0PAでの接続で聴いてみました。





















今までのDCD-S10?と比較すると、最新機種で価格帯も全く違うので当然なのでしょうが、音のグレードも予想以上に上がっており、簡単に言えばデジタルっぽさが薄れ、音の実在感に大きな差があります。
オーディオ的に言えば、若干しなやかさが勝った印象ですが、エレガントで落ち着きがあり、全く刺々しい感じがないのに、瑞々しい鮮度感の高い音質で今まで聴き取れなかった音が聴こえてきたりします。
そして一番衝撃を受けたのが、音の前後感がものすごく表現されていることで、ボーカルはもちろん編成物を聴くと各楽器の位置関係が、左右だけでなく前後へも今まで以上に立体的に表現されていて、チューンUPによる効果も大きいのだと推測しますが、我が家では未体験ゾーンの表現力で驚きました。
まだ導入して間もないので、これからも変わっていくと思いますがファーストインプレッションはこんな印象で、当初予定していた予算よりオーバーしてしまいましたが、思い切って導入して良かったと思います。
これからエージングの様子を見ながら、細かい調整も行っていこうと思います。
次回は、RCA-1.0PAとXLR-1.0PA?の比較試聴記なんかも投稿してみようと思いますので、よろしければ読んでやってくださいませ。

PAKAさん、こんにちわ。
DCD-SX導入おめでとうございます。

DCD-SXは現在最も音の良いSACDプレーヤーと言っても過言ではないと思います。
私がこれまで様々なSACDプレーヤーを聴いた限りではG社の世界限定50台価格850万（！）があらゆる面で一番良い音だと感じておりましたが、DCD-SXはこの超高額品に勝るとも劣らないクオリティで衝撃を受けました。

PAKAさんも仰っている通り、DCD-SXの一番の特徴は音の立体感にあります。
深い奥行きを背景に厚みのある音像が立体的に浮き出ます。
しかも、全ての音像が有機的な音色を伴って生き生きと躍動します。
これまでのDENONさんの音は良くも悪くも中庸というか、少々地味で大人しいイメージがあったのですが、このDCD-SXで完全にブレークスルーしましたね。
国産機という点でも、これまでの国産機の概念を覆したと思います。
どうして、こんなに変わったのですか？とDENONさんの担当者に尋ねてみたところ、基本的なメカやパーツの吟味はもちろんの事、聴感による追い込みを徹底的に行ったという回答でした。
この辺もこれまでの国産メーカーにはなかった事ではないでしょうか？
国産機は物理特性は優れていても実際の音は機械的だったり、無機質だったり、平面的だったりというものが多いのですが、それは技術はあっても耳がないというか、聴感で追い込む作業を怠った、もしくは追い込むことが出来なかったのではないでしょうか？

いずれにしてもこのDCD-SX本当に素晴らしい音質です。
DENONさんの製品で80万は高いという方もおられるかと思いますが、この80万は安いですね。
なにしろ850万の製品よりも音がいいのですから（笑）

管理人K様

いつもお世話になっております、PAKAです。
レスありがとうございます。
DCD-SXに関するDENONの担当さんからの裏話、興味深く拝見させていただきました。
管理人K様のおっしゃるようなDCD-SXの音質的な利点は私も感じておりますが、これからも更にDCD-SXのポテンシャルを引き出せるように少しずつ対策を行っていきたいと思います。
その際は、また御社製品の力をお借りすることもあるかと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

PAKAさん　こんばんは。
DCD-SXの導入おめでとうございます

私もPAKAさんと同じような境遇ですので大変参考になります。
現用機がDENON　SA500ですのでアップグレードする際には何が良いかを管理人K殿に尋ねたらDCD-SXがピカイチと、お薦めされました。

いかんせん価格が

PAKAさんのレポートを拝見すると欲しくなってしまいます

Plainさん

こんばんは、レスありがとうございます。
PlainさんもDENONのプレーヤーからのアップグレードをお考えなのですね。
私も同じくDENONのCDプレーヤーからの買い替えでしたが、クォリティはもちろん、音質的な傾向も以前のDENONと比べて思っていたより違っていて驚きました。
また、もう１つ予想と違っていたことが、SACD再生は初めてで大変興味がありましたが、それがどうでもよくなるくらいにCD再生のクォリティが高かったことです。
一般的にDCD-SXはSACDプレーヤーとして評価されているのかはわかりませんが、CD再生のクォリティこそが最も評価されてよいのでは、と個人的には感じております。
確かに一般的には価格的になかなか手を出しづらいところではありますが、Plainさんももし導入できる機会があれば私も是非お薦めさせていただきます。

PAKAさん
こんにちは、kab907です。

DCD-SX導入、素晴らしいですね！
PAKAさんの5/29 の「RCA-1.0PAとXLR-1.0PA?の比較試聴記」を先に拝見しまして、掲載写真を見て「オッ、DCD-SXだ！」、ついに換えたのですか・・・と感動していました。

私も、機会があれば…欲・し・いと思っている装置です。
あるオーディオ店視聴室で聴いたのですが、あまり環境は良くない状態でしたが、それでも比較視聴した他社高級機に比べて、厚みや立体感に感激したものです。


ESOTERICのhybrid SACDや最近発表されたユニバーサルのSACDリリースなど、SACDには新しい動きが期待できそうですが、ノーマルのCDでもその器の可能性はもっとずっと大きいと感じています。
PAKAさんの言われるよう、CD再生のクォリティアップについてもっとやることが沢山ありますよね。
（良いソース）＊（良い再生装置）＊（良いアクセサリー）＝さらに楽しく、深〜いオーディオライフ目指して、進もう・・・なんてね。


PAKAさんのDCD-SXでの視聴記など、掲示板で拝見できるのを楽しみにしております。

kab907さん

レスありがとうございます、PAKAです。
私もDCD-SXは他のプレーヤーと比較すると、しなやかな厚みと立体感にメリットがあると感じました。
また、kab907さんのおっしゃるとおり、ノーマルのCDもまだまだ情報を引き出せていなかったということも実感しました。
これからも楽しみながら、より一層DCD-SXのポテンシャルを引き出せるよう頑張っていこうと思います。
また面白いことがありましたら、掲示板に投稿していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
kab907さんのご投稿も楽しみにしております。