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     私のJAZZ 名盤 Part 2
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2016/11/5 15:52
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

「ザ・サイドワインダー/ライアンカイザー」

ライアン・カイザー(tp)
サム・ヤヘル(org)
ピーター・バーンスタイン(g)
ウィリ・ジョーンズ(ds)

VACM-1221

1, キャンデー
2, パニック・アタック
3, セオラ
4, ザ・サイドワインダー
5, バトル・クライ
6, スピード・ボール
7, ザ・ドリーム
8, ライク・サム・ワン・イン・ラヴ
9, Mr, ケニヤッタ

あのリー・モーガンに捧げたファンキー・ジャズの代表作「ザ・サイドワインダー」は
トランペットの勢いある厚いエネルギーが、リアルに描き出されシンバルの粒たちもよく
解像度の高く生々しい響きには、これは快心の傑作と言えるものです。
ライアン・カイザーのパンチの効いたスピード感は、疾走する痛快な透明感と野太く豊かな
その勢いが炸裂するのです。

まさにライアン・カイザーのワン・ホーンの魅力を余すところなくがとらえた最高傑作と、
そのジャズの醍醐味と息づかいが聴こえる風格があり、大人っぽく熱く弾んでいくのです。
都会的でスインギーなサウンドは21世紀を牽引する実力ナンバー1 トランペッターであり、彼の熱い
ブロウと滑らかで繊細なスイングに、自然と聴き惚れるのです。

オルガン、ギター、ドラムスとも、その音には澱みなく迷いもなく、断然キレがあり
トランペットとの相性もよく、まさにこれこそライアン・カイザーが聴かせる力感が漲る、
これぞ趣あるJAZZ 名盤といっていいでしょう。



RANZAN
投稿日時: 2016/12/2 11:13
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

このピアノ・トリオこそヨーロピアン・ジャズが脚光を浴び、ピアノ・トリオの人気が高まる中、
80年代後半から90年代かけて刺激的なジャズを創り出してきたのが、ヨアヒム・キューン・トリオでした。

「ヨアヒム・キューン・トリオ/フロム・タイム・トゥ・タイム・フリー 」

ヨアヒム・キューン(p)
ダニエル・ユメール(ds)
J,F,ジェニー・クラーク(b)

OSCA-1002

1)インディア
2)スパイVS、スパイ
3)フロム・タイム・トゥ・タイム・フリー
4)バラ
5)サムタイムズ・アイ・ドント・リメンバー
6)キャノンボール
7)トリオ・ミュージック
8)エクスプレッション

ヨーロピアン・ジャズ最強のピアノ・トリオが放つ衝撃作でもあるのです。
ヨアヒム・キューンのピアノは、メロディアスで美しく響き、その存在感といいダイナミズムと
そのエネルギー感に圧倒されるのです。
音場空間の雰囲気が新鮮で洗練された演奏に、思わず拍手したくなるのも無理からぬところでしょう。
ピアノが時には静かに情感溢れる美しいメロディを奏でていくとき、その音には透明感があり実に
リアリティに響きわたっていくところにも魅せられるのです。
そのヨアヒム・キューンを支えるのは、技法力の高い演奏者ばかりでJ,F,ジェニー・クラークのベース、
ダニエル・ユメールのドラムスといった布陣は、その演奏の一つ一つに情感や音色の美しい響きが表現で
きているころは、さすがヨーロピアン・ジャズの真髄といったところです。
これを聴くとヨアヒム・キューンの非常に洗練された知的でありながら、そのテクニックとアレンジが
冴えわたっているようです。
このトリオの弾んでいくリズム感はボリュームもあり、ダンピングの効いたノリのよいピアノで、また力強
繊細に奏でていくのです。
ヨアヒム・キューンのセンスのよさは、このトリオの冴えわたって聴こえるところが実に魅力的なのです。

ここは、しばし贅沢な輝きのピアノ、ドラムス、ベース三者一体化された良質な響きにシビレさせてもらい
ましょう。


RANZAN
投稿日時: 2017/3/15 13:33
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
 こんにちは。

早くからアメリカの“サウンド・ミュージック・アワード”のニュースター賞を受賞する
という天才肌の上原ひとみが、まさに、その技法は高く評され国際的ピアニスト、
上原ひとみが新たに結成したという最強のメンバーを迎えてのピアノ・トリオです。

「ヴォイス/上原ひとみ ザ・トリオ・プロジェクト・フィーチャリング・
アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス 」

上原ひとみ(p)
アンソニー・ジャックソン(b)
サイモン・フィリップス(ds)

UCCT-1227

1) ヴォイス
2) フラッシュバック
3) ナウ・オア・ネヴァー
4) テンプテンション
5) ラビリンス
6) デザイア
7) ヘイズ
8) デルージョン
9) ベートーヴェンピアノ・ソナタと(ナウ・オア・ネヴァー)

1曲ごとにその進化を果たし、ジャズ・ファンに希望と元気を与えてくれるようで、
それは女性ジャズ・ピアニストとして、若さとダイナミックで力強い演奏においても躍動感と
迫力に満ち溢れているようです。

今回初めて結成されたとは思えないような、グルーヴ感と息のあったトリオで奏でていくのです。
2)「フラッシュバック」を聴いても、彼女の明るく清らかに紡ぎ出すピアノのアレンジと力強い
グルーヴ感は、パワー感が増していき、聴くものを魅了させずにはおかないようです。
まさに、アゲレッシブでありながらスピードが加速して、かなりハードな演奏で進行していく
ところが、これ上原らしいと感じるところでもあるのです。
聴けば聴くほど素晴らしく、まさにガッツがあり、密度の高いサウンドは絶品です。
その情熱を込めて奏でていくピアノ奏法は躍動感たっぷりで、まさに現代を奏でるピアニストと
いっていいでしょう。
9)「ベートーヴェンピアノ・ソナタと(ナウ・オア・ネヴァー)」においても、そのスピード感が
よく出ていて、アンソニーの力強く素晴らしい響きのベースやサイモンの音数の多いドラムスの
伸びやかさも手伝ってエレクトリック・ジャズの雰囲気に、躍動感と元気があり好感が持てるのです。

上原ひとみ自ら語っているように「私がベースやドラムスついて分かっている知識や経験と、
彼らのそれは全く違うので、そういう点ではとても勉強になりました!」と言っているように、
新メンバーを迎えてアンソニーのダイナミックなベースがあるからピアノが引き立ち、サイモンの
絶妙なドラムスがあるからこそ、セッションが上手くいったのだと思うのです。

これを聴けば現代感覚にもピタリと合っているようで、とにかくヴァイオリンが最前面に位置し、
ベースもしっかりとそれをサポートしていて、上原ひろみのピアノ・ソロは感情のうねりに
音に込めて、何時も聴く人に活力と若さを与えてくれるようでもあるのです。



RANZAN
投稿日時: 2017/3/26 15:14
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

長年の趣味であるオーディオ&音楽において、機器チューニングでの成果も実り、
その音は以前より、一歩も二歩も前進していることが判断できるものです。
それを判断したのは、普段あまり聴いていなかったJAZZ名盤CDを取り出し、
改めて聴いてみたのです。
ジャズの持つ躍動感たっぷりな、「魅惑的でこんなにもいい音だったのか!」と、
その音の素晴らしい再会に心ふるわせ、喜びを感じる瞬間でもあったのです。

久しぶりに聴く図太い音色のテナー・サックス「ロード・ショウズVol,1/
ソニー・ロリンズ」で、最初に音が出たとたん、今まで感じ得なかった、燃える
ようなテナーの情熱豊かな響きに圧倒されんばかりだったのです。
またジャズ・ベースはその低域のエネルギー感にすごく底力があり、ベースは
深い感触で床を這うような重低音を唸らせる力感はさすがでした。そして、
ピアノも芯が太く、それが広域までうまくつながっているようで、改めて高印象を
受けたのです。

ボーカル・アルバム「サムワン・ライク・ユー/スーザン・ウォン」を、多くの
ヴォーカル名盤アルバムの
中から選択して聴いてみたのですが、最初この盤を買った時点で聴いた時より、
S/Nがより高くなったようで、スーザン・ウォンの気だるくハスキーでしなやかな
ボイスが音場の密度と表現力に富んでいて、艶があり音の立ち上りが素早くなった
ように感じるのでした。

今回、この2枚のアルバムを聴いただけで、不要な響きが消え音像は中央に定位し立体感が
あり、繊細な語りかけで歌っている表情には、思わず身を乗り出したくなるこの情感は、
これ到底味わうことのできない心癒されるもので、その表現力にうっとりさせらたのです。

この見事なくらいジャズの持つダイナミックでエネルギー感もたっぷりと乗り、
底力ある低域感が伝わってくっるようで、リアルにそして弾力性のパワーがもり
もりと躍動してくるようです。
特に力感も音圧感も十分ですが、一方シンバルとスネアの音をより繊細で滑らか、
かつ、鮮明に表現してくれているのです。それには迫力があり直に伝わる音圧と
力感がすばらしいと感じさせられたのです。

長年、各機器、電源関係、ケーブル等の改善により、その高性能化、あらゆる
チューニング等によって、こんなにも音の進化の素晴しさに驚き、改めてジャズと
オーディオの楽しみ、その感触と満足感を得たのです。

これからも「時代の波に乗り遅れまい!」とハイレゾ音源など最新の高音質ソース
再生の新しい“リアルサウンド”の実現に向けても、努力していきたいと意気込む
ところです。



RANZAN
投稿日時: 2017/5/25 13:00
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

アメリカ音楽文化のモダン・ジャズを創造してきた、スイング・ジャズの王道を行くと
いっていいディック・ハイマンのアルバムです。

「 ユア・マイ・エヴリシング/ディック・ハイマン・トリオ 」

ディック・ハイマン(p)
ジェイ・レオンハート(b)
チャック・レッド(ds)

1,ユア・マイ・エヴリシング
2,フォーテイーセカンド・ストリート
3,アット・ラスト
4,アイ・ファウンド・ア・ミリオン・ダラー・ベイビー
5,瞳は君ゆえに
6,月の雨
7,セレナーデ・イン・ブルー
8,合えば会うほど
9,あなたの他には
10,ウィアー・イン・ザ・マネー
11,ビューティフル・ベイビー
12,オールド・マン・マズルカ
13,パープル・ローズ
14,マイ・フェバリッド・シングス

ディック・ハイマンのピアノは何時聴いても力強く、美しいピアノはよくスイングして
ジャズファンを魅了するのです。
今作はミュジカル・ナンバーや映画音楽をハイマン独自のスタイルで、スイング感溢れ
るトリオ演奏に思わず魅せられるのです。
例えば1)「ユア・マイ・エヴリシング」において、我々が聴いても分かりやすいリズム感と
よくスイングする演奏の繊細かつダンピングの効いたノリのよいピアノは、ひときわ輝いて
聴こえるのです。

どの曲においても、その流れるようなリズムと、エネルギッシューな躍動感でハイマン独特
のスリリングなインタープレイが独創的で、美しくも力強いアドリブとメロディが鍵盤上を
軽快に流れていくところが素敵です。
まして、ピアノの粒たちと美しく透明な音場に浮かび上がり、静寂な世界に導いてくれるよう
でもあるのです。
一方、ジェイ・レオンハートのベースは重心の低い低域感が魅力となって、たっぷりと響く
胴鳴りがリスニングルームの床を這ってくるような、この音は腹身に染み込むようです。
好みでもあるこのような太いベースの豪快な音には、思わずうれしさが込み上げ感激する瞬間
です。
またドラムスのチャック・レッドはハイマンとはさすが呼吸もピタリと合っているようで、
そのドラム捌きは繊細感豊かに奏でられ、実に美しいシンバル・レガートの表現であり、
メリハリの効いた鮮明な押し出し感は見事なものです。

オーディオ的に聴いても、ピアノの美しさとダイナミックで躍動感溢れんばかりの豊かさが
表現されていて、よくスイングしたリズム感に惚れ込み、これが現在のピアノ・トリオの
音でもあると強く感じ、レンジ感の広いスマートでカラフルな演奏と自然と緊張感が解れて
いく心地よさ、これには時を忘れしばし聴き入ってしまうのです。



RANZAN
投稿日時: 2017/6/18 13:41
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

「 ブルー・マナー/ジュニア・マンス 」

ジュニア・マンス(p)
ヒューストン・パーソン(ts)
田中秀彦(b)
ジャッキー・ウイリアムス(ds)

XQCM-1312

1, ブルー・マイナー
2, ジャンゴ
3, ホエン・アイ・ロスト・マイ・ベイビー
4, オールド・フォークス
5, シングル・ペダル・オブ・ア・ローズ
6, アイ・ドント・ケア
7, オール・ザ・ウエイ
8, オール・ブルース
9, ハウ・ロング・ハズ・ジス・ビーン・ゴーイング・オン?
10,スモール・フライ

ストレート・アヘッド・ジャズの巨人“ジュニア・マンス”のピアノは、ジャズの醍醐味
であるスイング感とリラックスした雰囲気を前面に、ここはベテランにしか出せない美しく
奏でらていくピアノには何時も感動させられるのです。
このアルバムを聴くと、なおいっそう鼓動が高鳴るのです。

ジュニア・マンスはブルージなタッチで好評を得たピアニストですが、また、テナーの
ヒューストン・パーソンも冒頭から勢いいっぱいのブローも好感が持てます。
この二人のベテランしか出せない深い味わいの演奏に思わず聴き入ってしまうのです。
こうして全曲聴いていくと、パーソンが共演していない曲に物足りなさが残るのも確かです。
ここは低域感がある田中秀彦のベースと、クッキリと浮かび上がるジャッキー・ウイリアムスの
ドラムスが程よいエネルギー感をもって、ドラムスの革の弾力音のリアリティが素晴らしいのです。

サウンドに関しても、音の純度が感激的で歪感も少なく解像度が増した快適感には、マンス
の絶技功をより一層引き立ており、その実態感が増すようです。



RANZAN
投稿日時: 2017/7/18 19:03
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんばんは。

これは MJQ の"パワフル・スイング三部作”であって、今回は何と6月、7月、8月と3ケ月連続
新作アルバムをリリースするということで、今作はその第一弾(通称 M盤)です。

「スイングしなけりゃ意味ないね/マンハッタン・ジャズ・クインテット」

デビッド・マシューズ(ld,p,arr)
マイケル・ロドリゲス(tp)
クリス・ハンター(as,ts)
ハンス・クラヴィシュニク(b)
クリフ・アーモンド(ds)

KICJ-765
1, スイングしなけりゃ意味ないね
2, 危険な関係のブルース
3, ザ・チキン
4, この素晴らしき世界
5, アイ・ラブ・パリ
6, サテン・ドール
7, キサス・キサス・キサス
8, いつか王子様が
9, A列車で行こう
10, キャンディ

結成33年を迎えたデビッド・マシューズ率いるマンハッタン・ジャズ・クインテット(以下MJQ)が
奏でる音はジャズ永遠の旋律といっていいでしょう。
このニューアルバムにおいても凄くパワフルな演奏で、もちろんマンハッタン・ジャズ・
オーケストラ(ビッグ・バンド)もいいですが、このクインテットは凄くお洒落で、その軽快な
スイング感に思わず魅せられてしまうのです。

「今年はジャズが初めてレコードに録音されて、ちょうど100年目を迎えた。ジャズは、ニューオ
リンズで生まれ、世界中に広まった。演奏のスタイルは時代とともに変化してきたが、いつも
ジャズは人々を励まし、困難な時代も乗り越えてきた。 (ライナーノーツより)」

MJQはピアニストの、デビッド・マシューズが大切に育てたもので、そのレコード生誕100周年を
祝うに、ふさわしい数々の名曲が厳選され網羅されているのです。
それは何といってもマシューズのアレンジ力と、圧倒的パワーがほとばしり、しかも重心の低い
ファンキーでガラマラスな低音からシャープに切れ込む高域まで、広帯域わたって音像の明快さは
実に気持ちよく、心の隅々まで揺さぶられるのです。
ピアノ・ソロ、それは高い演奏能力によって生み出されるもので、パワフル・スイング力は
今作もサイモン&ガーファンクル時代のポップス、MJQ独自でのジャズというこれら全て
の経験が、マシューズの巧みなアレンジによってバランスと心地よいサウンドが生み出されて
いるといっていいでしょう。

聴いた瞬間、何といってもMJQ独特の歯切れのよいパワフルで、トランペットとサックスが中心を
なし、最高のソロを展開してくれているところに、改めてMJQに感動する楽曲が多いのも確かです。
結成33周年を迎えて益々進化を続ける、MJQのかっこよさを今後も維持し続けてもらいたいと願う
ところです。

この演奏と、まして高音質サウンドのSHM-CD盤、体感するには実際「聴かなきゃ意味ないね!」



RANZAN
投稿日時: 2017/8/7 12:52
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

前盤に続きデビッド・マシューズ率いる、マンハッタン・ジャズ・クインテット(以下、MJQ)の
新しいメンバーチェンジを行って、ニューヨークで最新録音した、パワフル・スイング三部作の
第2弾(J盤)の登場です。

「サム・スカンク・ファン/マンハッタン・ジャズ・クインテット」

デビッド・マシューズ(Id,p,arr)
マイケル・ロドリゲス(tp)
クリス・ハンター(as,ts)
ハンス・クラヴィシュニク(b)
クリフ・アーモンド(ds)

KICJ-766
1, エル・クンバンチェロ
2, 夜も昼も
3, サム・スカンク・ファンク
4, 柳よ泣いて遅れる
5, ダウン・バイ・ザ・リバーサイド
6, フライミー・トゥ・ザ・ムーン
7, ベサム・ムーチョ
8, 身も心も
9, アイ・ガット・リズム
10,二人でお茶を

まず、ラテン音楽を代表する1, 「エル・クンバンチェロ」から聴いてみたところ、アフロキューバンの
速いテンポでいきなりサックスとトランペットでの、熱狂的なアドリブ合戦に誘惑されていくのです。
また、ここはベース・ソロの見事さも冴えわたるのです
マシューズの何時ものアレンジ効果を存分に発揮する、日本のジャズ・ファンのツボを押さえたもので、
小粋なピアノの響きのピアノ・ソロも流石といったところで、その輝くようなプレイに感激するのみです。

MJQのプレイはホットでもあり、ソロにしても秀逸でもあり、今回もどの曲を聴いてもマシューズの
優れたアレンジは、全曲にわたって新しい手法が盛り込まれているようで、まさに心憎いばかりです。
まして、新メンバーでの演奏はフレッシュであり、とても熱く、鋭く、挑戦的で素晴らしいといって
いいでしょう。MJQ全プレーヤーが最高のソロを聴かせる「これぞジャズ!」といったところで、
ここは最上のプレイではないかと感じさせられるのです。

今回も本アルバムを聴いて感じるのは、マシューズの枯れることの知らないアイデアと選曲が、
何時も感覚が新しい指導によって、これからもフレッシュ・メンバーでの粋な演奏で、スイング感の
現代性を掘り起こし、新しいスポットを当て続けていってほしいと願うところです。



RANZAN
投稿日時: 2017/9/5 14:56
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

弾けるように高い演奏能力を活かし、3ケ月連続のデビッド・マシューズ率いるMJQ。
“パワフル・スイング三部作”その第3弾(通称:Q盤)で、このシリーズの完結盤です。

「 恋人よ我に帰れ/マンハッタン・ジャズ・クインテット 」

デビッド・マシューズ(Id,p,arr)
マイケル・ロドリゲス(tp)
クリス・ハンター(as,ts)
ハンス・クラヴィシュニク(b)
クリフ・アーモンド(ds)

KICJ-767
1, 恋人よ我に帰れ
2, バードランド
3, ティーン・タウン
4, 星に願いを
5, あなたと夜と音楽と
6, 木の葉の子守唄
7, 酒とバラの日々
8, 明るい表通りで
9, ムーン・リバー
10,チーク・トゥ・チーク

既に(M)(J)盤においても優秀だったことから、より強硬になって進化した新メンバーでのMJQは、
アレンジの魔術師デビッド・マシューズの編集テクニックによって、より多くのバラエティに
富んだサウンド構成になっているのです。
それぞれの曲はアグレシッブで、アドリブにも個性あふれる異なったキャラクターを持って
いるのです。
躍動感たっぷりなスインギー感は今回においても冴えわたっていきます。

新リズム隊でのこの驚異的な緊迫感が、エキサイティング且つダイナミックさは、他の追随を許さない
ところです。
今作の例えば2) 「バードランド」を聴いてもワクワクするような録音の功も奏していて、マシューズの
ピアノはより厚く透明感が高く、ドラムスはピアノやベースより一歩後退しているようですが、
必要以上に出過ぎることなく、それでいて繊細かつリズムの良さがしっかりと伝わってくるところは、
さすがMJQの優れた能力の集合体であることが、実感として伝わってくるのです。
テナーとアルトを使い分けて奏でるクリス・ハンターの究極な技法は、たまらなく魅力で興味を引き、
そのテナーが太く豊かで、アルトにしても繊細でリアリティさが加速していくところと、タイトで引き
締まったハンス・クラヴィシュニクのベースがしっかりと全体をサポートしていることです。
そして、クリフ・アーモンドのドラムスも程よい切れ味と重厚さが加わり、シンバル系とスキン系の
バランスにも、そのそつなさがよく伝わってくるのです。

MJQ、その進化はますます留まることがないのです。



RANZAN
投稿日時: 2017/11/6 12:20
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2347
Re: 私にとっての名盤 2(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

「ラウンド・ミッドナイト/アラン・ブロードベント」

アラン・ブロードベント(p)
ブライアン・ブロンバーグ(b)
ジョー・ラバーバラ(ds)

KICJ-481

1, グルービン・ハイ
2, セレナータ
3, ラメント
4, ディー・フェラインバルング
5, ジャーニー・ホーム
6, アイム・オールド・ファッションド
7, ラウンド・ミッドナイト
8, ザ・マン・アイ・ラブ

絶妙な技巧で奏でるアラン・ブロードベントのピアノは流れるようにスインギー感で、
さらにタッチも先進的な上、一味違ったアプローチを加えて聴かせてくれるのです。
そこにブライアン・ブロンバーグの太いベースを得て、さらにスリリングな演奏が
展開されていくのです。

勿論、ここはビル・エバンス・トリオでの最後のドラマーとして知られる、ジョー・
ラバーバラの貢献も見逃せないところです。
まして、そこにエバンス的なピアノ・プレイをするブロードベントとの相性も抜群で
あり、背景の静けさが上擦りせずに、エキゾチックで彫の深いこのピアノ・トリオは、
まさに究極で見事な奏功といっていいでしょう。
それでいて三位一体となっているところの小気味よさといい、このトリオならではの
音楽性に富んだサウンドが、全開で展開されていくところのスイング感が、最高な気分
で盛り上がるところがたまらないのです。

音質的にもピアノの艶やかで温もりがあり、そのスケール感といい、分厚くて太い
熱くうねりあるベースと、明瞭感たっぷりなブラッシュワークの繊細な切れ込みは、
まさに透明感抜群で、オーディオ的にも最高のプレイを聴かせてくれるのです。



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