メイン [05-02. インシュレーター レゾネーター]ケーブルインシュレーター RCI-3H/RCI-3HK 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる | 投稿するにはまず登録を |
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PAKA | 投稿日時: 2013/9/4 12:25 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
旧RCI-3のグレードアップを模索してみる みなさんこんにちは、PAKAです。
Acoustic Reviveのケーブルインシュレーターの現行品はRCI-3Hですが、その前作にRCI-3という製品がありました。 当時は、製品としてのケーブルインシュレーターがほとんどなく、個人的に黒檀ブロックをケーブルインシュレーターとしていたものと比較した時のクォリティ差には驚いたものです。 特にデジタル機器の電源ケーブルへの使用は顕著な効果がありました。 しかし、その後ヒッコリー材を使用した改良版のRCI-3Hが発売され、旧RCI-3からのクォリティアップの大きさに、使用していた旧RCI-3を全てRCI-3Hに差し替えたため、たくさんの旧RCI-3が余っていました。 今回、その旧RCI-3をなんとか有効活用できないか考え色々と試してみたところ、我が家ではなかなか効果的なグレードアップを達成することができましたのでご報告いたします。 まず、現行品のRCI-3Hはケーブルに触れる部分がヒッコリー材ですが、旧RCI-3はフォックのシートになっています。 フォックのシートは振動対策には有効ですが、個人的には直接機器に触れるような使い方をすると、歪み感は大きく軽減されますが、少しソフトな傾向が強くなり、解放感や抑揚感が殺がれてしまうことがあるように感じていました。 上記の印象から、まずは旧RCI-3もケーブルが触れる部分を再検討してみれば更に良くなるのではないかと考え、現行品のRCI-3Hを参考に旧RCI-3のケーブルが触れる部分をヒッコリー材にすればグレードアップにつながるのではないかと考えました。 思いついたのがヒッコリーキューブインシュレーターのHQ-4で、旧RCI-3のフォックシートと設置するケーブルの間に挿入してみようというものです。 当初はHQ-4を1個使用することを考えていましたが、よく見てみると2個並べれば旧RCI-3の内寸と同じくらいに見えたので、試してみるとなんとピッタリのサイズで勘案も良く旧RCI-3の内寸に収まりました。 嬉しい想定外により、カッチリとかみ合って一体化したような状態になったので、グラつきなく安定してケーブル設置ができるだけでなく、お互いを異種木材でダンプする形になることで、より整振効果が期待できそうです。 早速、未対策の旧RCI-3と差し替えて比較してみました。 オーディオ環境には既にRCI-3Hを使用しているので、AV環境のBDプレーヤーの電源ケーブルに使用してみました。 音楽再生をしてみると、想像どおりケーブルが直接触れるヒッコリー材特有の瑞々しく温かみのある音質傾向が反映され、解放感や抑揚刊も向上し、旧RCI-3からのグレードアップを達成することができたと感じています。 その後、試しにRCI-3Hと差し替えて比較してみましたが、生々しさなどには差があり、さすがにそのクォリティには及ばず、旧RCI-3とRCI-3Hの間のクォリティという印象でした(苦笑) ただ、手軽にグレードアップが期待できますので、旧RCI-3が余っている方には個人的にオススメです。 また、HQ-4以外にもQR-8を使ってのグレードアップも試してみました。 QR-8を3点支持でRCI-3のインシュレーターとして使用するもので、ケーブルインシュレーターにインシュレーターとは何だ、と思われる方も多いかと思います(苦笑) ただ、ケーブルインシュレーターでも、それが直接触れる部分は無視できない程に音質に影響があり、特に我が家ではカーペットに直接ケーブルインシュレーターを置くと高域の滲みなどが感じられますので、可能な箇所はケーブルインシュレーターに対して小さいボードなどを敷いて、安定した設置ができるようにしています。 さすがに全てにボードを充てることはできないので、ケーブルインシュレーターがカーペットに直接触れないようにすることと、グラグラせずに安定した設置を狙ってQR-8をインシュレーターとした3点支持での設置をしてみました。 こちらもやはり効果があり、滲みが軽減され落ち着いた音質傾向に改善されました。 音質傾向的に、QR-8の効果が強く出ているようにも感じます。 こちらはカーペットに直置きしていたRCI-3Hに試してみても確かな効果があり、やはり設置部分は重要なのだと再認識させられました。 QR-8を3個使用するということもあり、他の箇所に使用した方がより大きな効果が期待できるかもしれませんが、ケーブルインシュレーターの設置面を考慮することで、より効果を引き出すことができるというご報告とさせていただきます。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/9/5 23:49 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん
こんばんは 余ったRCI-3の有効活用拝見させていただきました。 色々と試していますね 確かにRCI-3Hを利用した時の音質改善効果は凄く、旧RCI-3が見劣りしてしまう程ですが、PAKAさんの様にメインのオーディオ以外に使ったり、重要度の高くない箇所に使う事等でまだまだ有効活用可能です。 私もHQ-4との組み合わせで以下のような使い方をしていました。 これは後ろ側にあるRBR-1のDCケーブルをRWL-3の上に通している写真ですが、DCケーブルのインシュレーターとしてHQ-4を使い、RCI-3は上下を逆にしてケーブルに接触しない状態でケーブルを通しています。 これはRCI-3に入っている鉱石のノイズ除去作用を効かすためです。 この状態でずっと使ってきましたが、PAKAさんの投稿をヒントに以下のような使い方を考えてみました。 PAKAさんが仰る通り、HQ-4は丁度RCI-3の間に2個入り、隙間なくピッタリと収まります。(さかさまにしても落ちません) 一枚目の写真の様な使い方ですと、小さなHQ-4がケーブルの引っ張る力に負けて浮き気味になることがあるのですが、これなら問題ありません。 またケーブルと鉱石が入っている部分との距離も、2個のHQ-4をずらすことで調整できます。 ※写真ではRCI-3の左右の底面(本来の上面)にQR-8を貼ることで高さを稼ぎ、太いケーブルでも通るようにしています。 QR-8を貼った時、HQ-4の高さを変えた時、HQ-4を2個直線に並べるのではなく、ずらしてRCI-3の間に入れる時(見にくいですが上記の写真は少しHQ-4をずらしています)等、やり方次第で音質も変わり調整も可能です。 私もPAKAさんと同じで、余ったRCI-3の有効活用と言うことで書かせていただきました。 参考になりましたら幸いです。 |
PAKA | 投稿日時: 2013/9/7 20:16 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる zappa1993さん
こんばんは、PAKAです。 返信をいただきありがとうございます。 zappa1993さんのRCI-3有効活用術のご紹介ありがとうございます。 RCI-3を接触させずにケーブルを通すという使い方は思いつきませんでした。 RCI-3内部の鉱石類の効果を与えるというのは面白い使い方ですね。 HQ-4とのアレンジされた併用も面白く、とても参考になりました。 私も、また面白い使い方を思いつきましたらご報告いたします。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/9/8 11:15 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん
おはようございます。 私が試した形はちょっとした思い付きです。 何事もそうですが、機能美と言うものがあります。 不思議なことにオーディオは見た目の美しさが良い音に繋がるという事が多々あります。 部屋の環境や、オーディオ類のセッティングは勿論の事、機器やアクセサリーのデザインも大切だということが言えると思います。 その点では私のアイデアは今一つかなと言う感じです。 アコリバの製品はその優れた音質改善効果は勿論の事、質感の良さや機能美の美しさにおいても優れていると思うのは私だけではないと思います。 |
PAKA | 投稿日時: 2013/9/12 5:44 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる zappa1993さん
おはようございます、PAKAです。 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 確かに何事も見た目が良い方が気持ちも良く、音にも表れてくるような印象がありますね。 ケーブル一つをとっても、ぐちゃぐちゃしているよりもスッキリとキレイに取り回している方が音も良いように感じますよね。 見た目が良くない施策でも音には良い場合も経験がありますが、やはり気分的には良くないので、そういう施策はできるだけ見えないところでやっています(笑) その後、更にRCI-3の使いこなしを模索して、我が家では劇的に効果のあった設置を発見することができました。 現在様子を見ている段階ですが、まとまりましたらまたご報告いたします。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/9/14 9:43 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん
お返事ありがとうございます。 >その後、更にRCI-3の使いこなしを模索して、我が家では劇的に効果のあった設置を発見することができました。 現在様子を見ている段階ですが、まとまりましたらまたご報告いたします。 楽しみにしています。 「劇的に」という言葉に期待しています。 とプレッシャーかけてみました ケーブルの取り回しですが、一度投稿しようと考えていたのですが、これだけのネタで書くのもどうかと思い、そのままになっていました。 私がよく感じるのは、PCOCC-A単線の曲げ具合はきれいなカーブを描くようにする方が音が良いという事で、今更と思われる方も多いと思いますが、気にされていない方は一度お試し下さい。 例えば上記のように適当に曲げた状態では、曲線のアールが小さく、ところどころに凸凹があります。 これに対し上記のようにアールが大きくきれいな曲線になるように線を曲げ、また凸凹した部分が無くなるように親指と人差し指で線を挟んでなめすようにすると、きれいに真っ直ぐになります。 音の違いはというと、ストレスが無くなり開放的になると言えば大体お分かり頂けるのではないかと思います。 案外この様な些細な部分がネックになっていることもありますので、細やかな確認作業が大切だと思います。 音を確認すればその違いは明白です。 オーディオってこのような事の積み重ねなんですね。 |
ケロロ | 投稿日時: 2013/9/16 12:30 |
半人前 登録日: 2010/8/18 居住地: 投稿: 39 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん、zappa1993さん、こんにちは
ケロロです。 お二人の投稿、楽しく拝見させていただきました。 どちら様も有効活用されていますね! QR-8をケーブルインシュレーターの脚に使う所も抜かりないです。 特にRCI-3を逆さまに使う所は、天然鉱石による電磁波吸収が 期待できますのでこの形はありですね。 またケーブルの曲げについても共感できる所があり、細かな 確認作業が大切! 同感です、ケーブルの曲げ、角度、ケーブルテンションのかかり具合、ケーブル同士の干渉、床とケーブルのクリアランス、レイアウト、様々な要素が絡み合い良くも 悪くも音が変わりますからシビアにもなりますね(苦笑) ですから細かな確認作業はオーディオにとって重要になると思います。 PAKAさんも、更なる使い道が見つかり次の投稿が気になりますね(笑) お待ちしております。 |
PAKA | 投稿日時: 2013/9/17 15:43 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる zappa1993さん
ケロロさん こんにちは、PAKAです。 返信をいただきありがとうございます。 いつもながら、すぐにお返事ができず申し訳ありません。 ケーブルの取り回しは精神衛生上の問題だけでなく、工夫一つでコストをかけずに音質を向上させることができる施策だと思いますので、是非多くの方に気を払っていただきたい項目ですよね。 これは我が家のスピーカー後方の写真で、バイワイヤ接続のスピーカーケーブル、プリメインアンプの電源ケーブル、AVアンプの電源ケーブルの様子で、お互いのケーブルが接触しないようにしたり、絨毯に触れないようにしています。 これだけでも、ケーブルが重なり合った状態と比較すると音の濁りを軽減し、スッキリ明瞭な方向へ改善されました。 また、Acoustic Reviveのケーブルは単線構造のものが多く、一般的に想像する単線ケーブルに比べて非常にフレキシブルで、とても取り回し易いものですが、あまり鋭角に曲げないように気を付けていました。 zappa1993さんのご投稿内容から、思いがけず音質的には良い施策となっていたのかもしれませんね。 RCI-3のその後の施策ですが、こちらも工夫一つのとても簡単なものですが、我が家では本当に驚きの効果がありました。 最初に投稿した内容に、絨毯に直置きしているRCI-3にQR-8のインシュレーターを使用するというものがありましたが、試しにヒッコリーボードの土台に設置しているRCI-3HにもQR-8のインシュレーターを試してみたところ、音質の変化はもちろんありましたが、期待していたものではなく、私的には必要ないという結論となりました。 そこで、他に何か試すことができるものはないかと考えたところ、RAF-48Hの底板に貼っている丸型のフォックシートを思いだし、SIP-8Qに付属している余っていたフォックシートを試してみました。 写真のものがそれで、RCI-3Hに3点支持で貼り付けてみました。 これまで設置していたヒッコリーボードも水平は良く取れていてRCI-3Hとの間にガタ付きは感じませんでしたが、平滑なのでスルスルと滑ります。 それをフォックシートを貼ったものに交換してみると、ヒッコリーボードにピタっと軽く固着し、ボードと一体化したような状態になりました。 その状態で音楽を再生してみると、これまでの状態と比較して、再生音が豊かになり、ピーキーな質感も更に軽減されて、RCI-3Hを延長線上に効果アップしたような、思いがけない効果にとても驚きました。 例えるなら、システム全体の蛇口が一回り大きくなったようで、耳に届く音の情報が豊富になっていることを顕著に感じます。 今回の成果は、接触歪みと僅かなガタ付きを排除し、あわせて微振動をフォックシートで緩和することによってRCI-3Hの効果をより引き出すことができた結果ではないかと考えています。 ただ、RCI-3Hをフォックシートで一体化させた土台がヒッコリーボードということもあり、そのボードの素性も大きく影響しているのかもしれません。 また、設置面が平滑でない場合や絨毯などに設置している環境だと大きな効果は期待できないような気もします。 現行のSIP-8QにはQR-8が付属しているため、フォックシートの出番がないケースがほとんどかと思いますので、フォックシートの余っている方は、よろしければ是非一度お試ししてみてください。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/9/22 10:36 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん
皆さん おはようございます。 いつ見てもきれいな配線と余裕のあるスペースですね。 羨ましい 劇的変化のアイデアは、RCI-3と付属のfo.Qの有効活用コンビでしたか。 確かに滑らかな塗装面同士ですと、摩擦抵抗が少なくどうしても横滑りが気になります。 ここをしっかり固定することで音は間違いなく良くなるでしょうね。 QR-8をインシュレーターとして利用した時もこの横滑りがいつも気になります。 ある程度の重量がある機器ならそう簡単には動きませんが、軽い機器ならケーブルの引張りでも動くことがあります。 QR-8に限らず、滑り止めとして、音質に変化がない接着性のあるノリのような物があればそれを塗りたいと思うのですが、試された方は居られますか? (QR-8に付属の紙シールを貼ると言う手もありますが、もっと何にでも使えるような液体の物の方が好ましいのです) 例えば水晶を極細かく粒子にして薄く表面に敷きつめたようなテープや、溶け込ませた液体、或いは水晶をショットブラストで底面に加工するとか・・・ 私も最近RCI-3Hを追加で購入しました。 効果的な使い方などまた情報交換お願いいたします。 |
RANZAN | 投稿日時: 2013/9/29 14:33 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3265 |
Re: 旧RCI-3のグレードアップを模索してみる PAKAさん zappa1993さん
こんにちは。 RANZANです。 前回のオフ会時、PAKAさんは「RCI-3Hは凄くいいですよ!」と、いっておられましたね!! お二人ともアクセサリーの魔術師とあって、よくぞここまで色々と模索考案され、 試しておられることが凄いことです。写真付きなので、より明解です。 こうして様々な方法でアコリバアイテムの良さを編み出していく、その好奇心旺盛 なところが、オーディオアクセサリーの楽しみと面白さの真髄でしょう。 これからも良質な音の誕生に向けて頑張ってください。 いい方法を学び供用していきたいと思います。 これからも良案を!! |
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