皆様、こんばんは

ここの所ご無沙汰しておりましたが、平素よりお世話様になっております。


お陰様でSPCをtriple Cへとバージョンアップさせて頂きました。
思い起こせば、SPCを導入したのは12年程前になります。
当時は単線導体がPCOCC-AなのかOFCなのか分からなく、只々出音に惚れこんで導入した経緯があり、私にとっては導体の種類などどうでも良かったのではないかと追憶しております。

初めてtriple C導体を使用したケーブル（試作品でtriple Cにシルクを巻いただけの物）を聴かせて頂いた時の衝撃は忘れる事が出来ません。（ごめんなさい、ラインケーブルですが）
完成品（通常の市販品）のRCA-1.0PAとの比較試聴では、大変失礼ながら試作品のtriple Cシルク巻きの方が100倍位は良く感じてしまいました。
試聴会でのPA（略）との決定的な違いは、全帯域バランスが著しく整った事と質感が滑らかになり密度が増す事で、求め続けている生音へと限りなく近づける事が可能になったと確信できたのです。
これで初期段階での試作品の音？と驚愕して終了しましたが、後日完成品を再び比較試聴させて頂いた際には、開いた口が塞がらない程に変化しておりました。
更に全帯域バランスが整い、プラスされた効果としては音場が広がり定位も揺るぎなく定まり、音像も明瞭になり、音の分離感も抜群に増し、そして何と言っても質感がナチュラルそのものでした。
絶縁材がテフロンに変更になった点も大きく貢献していた様です。

試聴会数ヶ月後にプリ〜CDP間、プリ〜フォノイコ間をバージョンアップ、フォノケーブルを買い替えてtriple C化を実現して身震いした数ヶ月後、SPCのバージョンアップが実現した所感と致しましては、全帯域が更に整って音場が格段に向上して質感は更に滑らかに変化し、低域が締まり柔らかく明瞭になり、定位が更に定まるだけではなく引き込まれる様な浸透力が特筆すべき点ではないかと思われます。
千葉の会員さん方々とのオフ会にぎりぎり間に合ったバージョンアップでしたが、僅か2時間しか通電していない状態での出音は、PA（PE絶縁）とは比較にならない位良かったので安心して聴いて頂く事が出来ました。（特にクラシック再生は）
今後長期に渡るエージングで更に音がほぐれて向上する事は間違いなさそうですが、劇変とまではいかないと思われます。

ホワイトメタルさん

こんばんは、リモコン二刀流です。

なんと幸せで熱烈なレビューでしょうか。
読ませていただいて私までtriple C化を実現したような気持ちになりました。

試作品のシルク巻きとは、テフロン絶縁すら施されていない生線にシルクを巻いただけのものですか？
ちょっと取扱注意ですねｗ

引き込まれるような浸透力とは、音楽の臨場感や説得力が増したような感じでしょうか。
PEですら他メーカーでは高級機種の一部に使われているハイエンド素材なのに、テフロン絶縁を多くの製品に一斉に採用したアコリバの品質重視の姿勢には唸らされます。
もったいぶらないですよね。

私はアンプの電源ケーブルを自作したのみで、そちらはPEです（POWER STANDARD-tripleC8800）。
LINEケーブルも同軸デジタルもスピーカーケーブルもまだ他社のまま。。。
テフロンの衝撃、いつか味わってみたいです。

リモコン二刀流さん、こんばんは

私の拙い所感にご感想を添えて頂きまして有難うございます。
そして、いつもリモコン二刀流さんのご投稿を楽しく拝見させて頂いております。

リモコン二刀流さんは、電源ケーブルを自作されたのですね。
POWER STANDARD-tripleC8800、以前イベントで他社との比較試聴をした際にPOWER STANDARD-tripleC-FMを聴き、他社のREFERENCE電源ケーブルを軽く凌駕していました。
アコリバ製品はSTANDARD品でも侮れません。
安価な普及品だからこそ企業の真価が問われると思うのです。
決して高給取りではない方にも、音楽に陶酔出来る事をモットーに販売している事は周知の事実です。
但し、テフロンは高いのです！
加えてテフロンの内側には㊙高級素材が使用されています。（個人的に管理人さんへお聴きになられて下さい）
贅を尽くしたREFERENCE品も勿論魅力的ですが、これからオーディオを本格的に始めたい方にはSTANDARD品でも感涙間違いないと思っております。

音楽を深く理解している方にもっともっとオーディオを普及させたいのが、ホワイトメタルの切なる願いであります。

今後とも宜しくお願い致します。

ホワイトメタル　様

こんばんは、イナバウ庵です。御無沙汰しております。

>贅を尽くしたREFERENCE品も勿論魅力的ですが、これからオーディオを本格的に始めたい方にはSTANDARD品でも感涙間違いないと思っております。

仰る通りです。私もtripleCラインケーブルや電源ケーブルを導入後早一年が経過致しましたが、日々益々ヘッドホンとの親和性が増すというか豊潤な音の成熟を感じます。
本当に驚愕する奇跡のケーブルです。多くの方この素晴らしさを啓蒙していきたいですね。
愛着あるCDPが持てる性能に対して最大限の仕事をしてくれているようで愛おしく感じます。

好きな音楽を良い音で聴くことは毎日の激務を癒してくれます。K様に感謝ですね！
またいつかメタルさんの進化したシステムも聴かせて下さい。
秋の新蕎麦、信濃1号も持参致します。

イナバウ庵さん、こんにちは

ご無沙汰しております。
ご丁寧にご所見を頂きまして有難うございます。

イナバウ庵さんも電源、ラインケーブルとtriple Cへとバージョンアップをされていて数か月が経過しておりますが、エージングも進む事でかなり耳馴染みが良好でより音楽的な再生が得られている事が確信出来ます。
一際ヘッドフォン再生となりますと、SP再生とは少々異なる感覚と快感が得られていると推測されます。（申し訳ございません、ヘッドフォン再生をろくに知らないくせに）
聴感上は出音を直に耳で聴くわけですから、質感が滑らかに感じる事で鼓膜にも優しいと思いますし、右脳への創造力が増して仕事で疲れ果てた左脳とのバランスを整えてくれている事でしょうね。（申し訳ございません、勝手な解釈です）

私もイナバウ庵さんと同様に、この夢のケーブル類を啓蒙していきたいです。

またいつかお会い出来る日を楽しみにしております。

ホワイトメタルさん

こんにちは、リモコン二刀流です。

＞他社のREFERENCE電源ケーブルを軽く凌駕
価格に似合わず納得の性能が出せるのは、やはり構造と素材に科学的な分析がしっかりと伴っていることが大きいと思います。
そして、ケーブルは味付け・色付けしてはいけないという揺るがない方向性が守れているだけに、私たち音楽を愛する者の心を打つのだと。

＞テフロンの内側には㊙高級素材が使用されています
なんですとー！？
それは初耳です。今度機会があったら聞いてみます。

＞オーディオを本格的に始めたい方にはSTANDARD品でも感涙間違いないと思っております。
その通りですよ。
私はお金がないので、カーボンCFSチューブや高級なプラグ・インレットは使用できませんでしたが、支払ったお金を遙かに超える満足感、いや幸せと言ってもいいですね。
ぜひ、多くの人にトライして欲しいです。