Ｋさん、みなさま　こんにちは。

yasualfaと申します。


　最近のオーディオのイベントやショップの試聴会などでアナログ製品を取扱うものが多く、
アナログレコードの音を聴く機会が増えアナログへの興味が高まったことがきっかけとなり、
当掲示板のアナログ関連のスレッドに目を通すようになりました。
　当掲示板においてもリード線、インピーダンスの完全マッチング、イコライザーカーブ、
プレーヤーのケーブル交換などアナログについての熱い書き込みが多く、私のアナログへの
興味も更に高まりアナログ再生を我が家でもという漠然とした思いが芽生えておりました。

　この様なときに、オーディオショップでのアコリバさんの試聴会に参加させて頂き、
absolute LEAD WIRE、インピーダンス完全マッチングトランスの音を実際に聴くことが出来、
その次元が違う音の素晴らしさに感銘させて頂きました。
　イベント終了後に、Ｋさんとお話をさせて頂いた中でアナログを再開するにあたり掲示板で
話題になっている国産の往年の名器についてお伺いしたところ、Ｋさん所有のプレーヤーを
お譲り頂けるお話をして頂きました。
　そのプレーヤーはなんとパイオニアのPL-50L2ということで、思いもよらぬ展開に戸惑いが
ありましたが、謹んでお譲り受けさせて頂くことに致しました。

　アナログ再生に必要なカートリッジ(DL-103)、フォノイコライザー（CEC社製）、ヘッドシェル
等についてもアドバイスを頂き、アナログ再開に際して最低限の資金でハイレベルな性能を持った
機種を取り揃える事が出来ました。

　プレーヤーをお譲り受けさせて頂くにあたり、当掲示板で絶大な効果があることを書き込みさ
れていたフォノケーブル(ANALOG-1,2Triple C-FM）の交換をご依頼させて頂きました。
　また、リード線については、試聴会の際にDL-103を使用してabsolute LEAD WIREのデモを実施
した際、その効果の大きさに深く感銘を受けておりましたのでabsolute LEAD WIREwhiteを取付て
頂くことに致しました。

　今回、揃えさせて頂いたアナログシステムの出音ですが、Ｋさんが以前に書込みをされていま
したPL-50L2はフォノケーブル交換により超強力アナログプレーヤーに変身することと、absolute
LEAD WIREの効果は数十万円する超高額なカートリッジへ交換したよりも大きいという取組みを
まとめて導入したシステムから出てきた音は、もの凄くまだケーブルのエージング、プレーヤー
の音質調整（QR-8、ﾎﾞｰﾄﾞ等）など取組んでいないにも関わらず、いきなり私が所有しているD社の
上位モデルのSACDプレーヤーの音を大きく上回る音楽性豊かな音を奏でました。

　私が特にアナログ再生に求めていたものは、クラッシックでのヴァイオリンなど弦楽器の音の柔
らかくかつ艶やかで繊細な弦の音色でしたが、その思い描いていた弦の音色、併せて音像が自然に
浮かぶような生々しい音が再生され、非常に感動させて頂きました。
　編成の大きいオケでは、各楽器のパートの位置が鮮明というより自然なかたちで定位し、奥行き、
横への拡がりは広大で、スケールの大きな音にアナログ再生の音のレベルが想像以上に高いこと
に驚きました。

　最近は聴く機会が減っていたロックを聴いてみると、特に低域の躍動感が高いことに驚きました。
ドラムスの音は、スピード感があり、かつ革の張り具合がわかるような表現が豊かなアタック音は
　我が家のSACD&CD再生では再現されていなかったものでした。
　ロックについても、ボーカル、各楽器のパートの位置が自然に定位し、奥行き、横への拡がりが
広大、かつ躍動感に満ちた音でした。

　アナログ再生の出音は総じて自然と聞き入ってしまう音楽的な再現性が非常に高いもので、その
音色に惚れ惚れさせて頂いております。

　アナログならではの醍醐味としてカートリッジ交換による音色の違いを楽しめることがあります
が、Ｋさんのご厚意で今回のアナログ再開に併せてこれを実現することが出来ました。
　実は、absolute LEAD WIRE取付依頼の為に、DL-103、DL-103LC2というモデルを持ち込み
どちらをリファレンスで使用するのが良いかご相談させて頂いたところリード線のレベルの差に
より一方のカートリッジが聴けなくなってしまうとのご進言で、absolute LEAD WIREを
2つのカートリッジ共に取付て頂きました。
　おかげさまで高次元でカートリッジの音色差を楽しめ、音楽のジャンルで使い分けるなど
アナログならではの醍醐味を楽しませて頂いております。

　ｋさん、この度はお忙しい中、わたしのいろいろな要望にご対応して頂き有難う御座いました。
　今回は、Ｋさんにたくさんのご厚意を頂き、すばらしいかたちでアナログを再開することが出来
大変感謝しております。
　今後もお譲りして頂いたプレーヤーを末永く愛用させて頂き、充実したアナログライフを楽しみ
たいと思っております。
　これからも、多々ご相談させて頂くことがあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

yasualfa さん
　　　こんにちは。


アナログ再開されてよかったですね！

パイオニアPL-50L2は、同社ハイエンド・ブランド“EXCLUSIVE”の高級機 P3で培われた高い技術と感性を生か
したプレーヤーだと思います。
そのことでレコードの溝に収められたすべての情報を、より音質向上に磨きのかかった音質で、アナログなら
ではの醍醐味を堪能してください。

また、マニアなら聴く音楽ジャンルによってカートリッジ交換も極意の一つであり、その音色の違いを試みるのも
アナログ唯一の醍醐味でもあるのです。

これからも楽しいアナログライフを続けていってください。

RANZANさん　　こんばんは。

　yasualfaです。

　ご返信して頂き、ありがとうございます。

　今回のアナログ再開は、Ｋさんのご厚意にてすばらしいスタートを切ることが出来ました。

　パイオニアPL-50L2は、同社ハイエンド・ブランド“EXCLUSIVE”の高級機 P3で培われた高い技術と感性を
生かしたプレーヤーなのですね。Ｋさんが同プレーヤーのトーンアームは高感度・高性能であることを
おしゃっておりました。
　
　アコリバさんのフォノケーブル(ANALOG-1,2Triple C-FM）の交換、absolute LEAD WIRE取付により
高級機 P3の高度な技術・感性を踏襲しているPL-50L2の性能が大きく引き出され、アナログならではの
醍醐味を味わえているのですね。この再生音は、私の想像を超える世界で感激ものでした。

　アナログ再生の世界は、まだまだ駆け出しですのでみなさんの掲示板の情報などを
参考にして勉強させて頂き、良いアナログライフを送れればと思っております。

　今後ともよろしくお願い致します。