皆さん　こんにちは。

私は、大阪にある結構有名な某店のホームページを昔から参考にさせてもらっていました。その店で特にお薦めになっている国産メーカーの○○パネルは、以前より興味がありました。

この○○パネルとＲＷＬ−３を比較して購入をどちらにするか決める為、両方のパネルをお借りしてみました。

先に○○パネルが届きましたので、こちらを設置して視聴してみました。
ずっしりと重いパネルで設置は少々大変でしたが、この重さが低域のこもりを改善してくれるのかと期待しました。



外観は、お世辞にも良いとはいえず、高級感が無い印象を受けました。
存在感のある木材の塊で、ちょっとリビングには置けないように思います。
でも専用ルームに設置しますので、良い効果が出ればそんなのは我慢我慢？
（貸出し品の為色はバラバラですが、実際の製品は色合いの違いは無い筈です）

さて聞きなれたＣＤを聴いてみると、良くも悪くも凄い変化でした。
聴き出して直ぐに、奥行きが感じられ、センターの定位が良くなったように感じました。それと低域のこもりが改善されクリアーになった感じがします。

ですが、音楽の生命線とも言える質感と音色が凄く酷い！
木材の反射音が音色を変えてしまい、質感を台無しにしてしまっているように感じました。多分使用している素材(木材の種類)に問題があるような？
ただ、元々の環境が酷い部屋に導入された場合には、質感の悪さが分かりにくいかもしれません。

そして暫く聴いていると、定位がふらふらして音像がしっかりしないのに気が付きました。
また、左右の音が反対側からも聞こえてきたりと、何か不思議な違和感の有る音の出方に気が付きました。
音がうまく拡散されておらず、只の反射音となって耳に入ってくるような感じがします。
パネルの角度等を色々調整してみましたが、この現象は変わりませんでした。
あと、センターの定位が良くなったように感じたのですが、何か変な感じでセンターの真中部分の密度が薄く音像が割れている感じがします。
設置前は聴く位置が多少左右にずれても、センターの定位は中心にありましたが、聴く位置が少しでもずれると酷くずれてしまいます。
これらは、中央パネルの▽形状に問題があるように思います。中央パネルが、定位や位相を滅茶苦茶にしているように感じました。

結構期待していたのですが、とても使う気にはなれないなーというのが正直な感想です。
大阪にある結構有名な某店のお薦めのパネルが、こんな物とは…。
少なくとも、この質感と音色の悪さは分かると思うのですが、余程質感と音色の悪いシステムで聴いていて気付かないのでしょうか？それにこの定位？
このお店（店主）の言うことがもう信じられなくなりました。
このパネルは、この店主のセッティングでインターナショナル・オーディオショウにも使用されたそうですが、酷い音だったのが想像できます。

あまりに驚きましたので、取り急ぎご報告させて頂きました。
良い方をと思っていましたが、これでは比べる以前の問題です。
私の耳が変？　ＲＷＬではどう聞こえるか少々心配になってきました。
続きは後日させていただきます。

ユーハルさん、こんばんは。大変な試聴ご苦労様でした。

発表会の時にはあんなに朗々と自然に鳴っていたFOCAL STERA UTOPIA tmEMtmがインターナショナルオーディオショウでは定位があいまいでしかもセンターで音像が割れており、何よりも質感が最悪でした。ジェーン・モンハイトがザラザラに聴こえました。その要因はスピーカーのセッティングとこのパネルだったのは間違いないと思います。

実際にセンターにハの字に設置してあったパネルを平らにしたら音像の割れが軽減されました。またスピーカーの前方下側にもパネルが設置されており、失礼ですけどなぜこんな所に木の梱包剤がおいてあるのだろう、お客が近づけないようにしてあるのだろうと思いました。おかげさまでFOCAL STERA UTOPIA tmEMtmへの恋心が一気に覚め、現実に引き戻されました。シグネチャー・ダイヤモンドとともに歩んでいこうと思いました。

結果として、ただ拡散すればいい訳ではないということがわかりました。定在波よりも質の悪いものによる反射波の方がたちが悪いことが身をもって理解できました。製造元もそして販売店も信用度にかけるということもあらためて確認できました。今後も有益な情報発信お願いします。

ケミさん　こんばんは。　ありがとうございます。

ケミさんは、実際にインターナショナル・オーディオショウで某店主がセッティングされた音を聞かれたんですね。私の感じた、センターの音像割れと質感の酷さは間違っていなかったようで安心しました。

＞定在波よりも質の悪いものによる反射波の方がたちが悪いことが身をもって理解できました。
全く同感です。木材を凸凹に並べた雑な拡散構造は、質の悪い反射波となって質感や定位を滅茶苦茶にしているように感じます。

また、▽形状の中央パネルをどんどん鋭角に尖らせていくと、音像割れと定位がさらに酷いことになっていきました。

某店主はインターナショナル・オーディオショウのセッティングについて、ホームページで上手く仕上がったと凄く得意げに書かれているのですが、いったいどんな耳をされているのかな？

皆さん　こんにちは。

ＲＷＬ−３が届きましたので、○○パネルを全部撤去しＲＷＬ−３を３枚で早速試してみました。
設置は、こちらの投稿を参考にさせていただき効果の高そうな位置にしてみました。
ツイーターがＲＷＬ−３のセンターになるよう、有り合わせの物で３０ｃｍ程浮かせています。
ＲＷＬ−３は軽量で設置や位置調整はとても簡単にできました。
外観は、○○パネルと比べて見た目も美しく高級感があります。



さて聞きなれたＣＤを聴いてみると、凄い効果でした。

１．なんといっても、艶のある音色に、滑らかな質感になりました。
　　パネルによってこんなにも良くなるものかと、私にとってこれが一番の驚きでもあり、収穫でもありました。
　　極めて素晴らしく生々しい質感表現です。
　　これだけの効果だったとしても、導入する価値は十分にあると思います。

２．澄み渡る音場に奥行き感がぐっと感じられ、左右にも大きく音場が広がりました。
　　○○パネルは、凸凹面の反射によって音を無理やりにかき乱して音場が広がったように錯覚させている感じがします。その為、ゴツゴツとした印象の違和感のある音場でした。
　　それに比べてＲＷＬ−３はとても滑らかな空間表現で、自然な音場が広がります。
　　比べてしまうとこの差は歴然です。

３．センター定位が抜群に良くなりました。
　　また、それぞれの楽器の定位がより明確になり、ふらつくことなく実に安定しています。
　　とてもクッキリとした音像になり非常にびっくりしました。凄いです。

４．情報量が増え解像度が物凄く良くなりました。
　　解像度は増えましたが、音の厚みは減少することなく、密度が濃くなった感じです。

５．音の余韻が鮮明で自然になりました。残響の最後まで聴き取れます。

６．低域のこもりが解消され、締まった抜けの良い音になりました。

７．低域から高域まで非常にバランスの良い音になりました。

ＲＷＬ−３は癖も感じられず、全く弊害が無いように感じました。
変な癖を出す事も無く、完全にシステムに溶け込んでいます。

○○パネルと比較してしまうと、天国と地獄程の差です。
今回の比較では、パネルを設置することによって、良くも悪くも物凄く音や空間が変りました。ルームチューニングの重要性を改めて認識する結果ともなり、良い経験にもなりました。

ＲＷＬ−３は、もう外せないです。購入決定です。
しかし、このパネルちょっと位置を変えただけで凄く効果が変わります。
購入しましたら、色々セッティングを試しながら追い込んでいきたいと思います。
シルク生地との併用も考えていますので、良い結果がでましたらまた報告させていただきます。

ユーハルさん、こんばんは。

詳細な比較試聴リポートありがとうございます。自分自身の感覚と同様の試聴記をみるとはやり安心します。五感による感じ方は人によって異なり、他人がどう感じているかはまったくわかりません。その感覚を言葉ではうまく表現することができず、そこに誤解が生じることもあります。

しかし、ユーハルさんの１〜７はまったく同感です。もし仮に今後ルームチューニングを考慮したオーディオ専用ルームを作ることができたとしてもＲＷＬ−３は絶対に設置したいアイテムです。

普段からこのＲＷＬ−３による音楽再生を耳にしている私にとって、○○パネル使用の試聴環境は何も得ることはありませんでした。スピーカーの優位性だけではどうにもなりません。

また、ユーハルさんも気づかれているように、ＲＷＬ−３の置き方によって音が大きく変化します。壁際に後ろ向きにおいても音がよくなってしまいます。この置き方をつめていくことも楽しいと思います。

ユーハルさん

ケミさん

今晩は、スタビです。
OOパネルですか？
やはり、何にしても特に使用材質は大切ですね。
本当そう思います。
それに、見た目それも大切です。
正直見た目も音に出ますから・・・？
その様な製品を平気でハイエンドショーで使用すること自体考えられませんね。何を考えて使用したのかしら？
あの大阪んの某店は！

それにしても、RWL-3は素晴らしいでしょう。
私もケミさん同様に、書いて有る効果は間違い無いと思います。

微調整で、RWL-3の効果が若干ながら効果が向上するポイントも有りますので、是非購入した際はトライしてみて下さい。

また、他の部分にシルク生地を併用しながら楽しんでみて下さい。

ケミさん、 スタビさん、　こんばんは。

ありがとうございます。
経験豊富なお２人にそう言っていただけると、私の感じた効果に間違いなかったんだと安心できました。

エアー・フローティング・ボード　ＲＡＦー４８を使用してみて、これは究極のアンダーボードだと感動しましたが、ＲＷＬ−３は究極のルームチューニング・パネルと思います。
拡散効果(音場再現)も最高ですが、音色や質感をこれ程良くするパネルは他に無いですよね。

ひとまず３枚購入しましたが、スピーカーサイドやスタック配置や天井など、まだまだ増やしていきたいと思います。
まだポン置き状態ですが、この質感と空間と定位、最高です。
これから、色々セッティングを試しながら追い込んでいきたいと思います。楽しみです。

しかし、大阪の某店を信じて購入していたらと思うと本当に怖いです。

ユーハルさん

こんにちは。
私も以前に、今回ユーハルさんが比較されたSL社のパネルを使用していた時期がありました。
私はセンターパネルは使用せず、スピーカー後方のコーナー用パネルを両コーナーへ使用していました。
SL社のパネル導入当初の印象は、ユーハルさんが感じられたのと同じように、特に中低域がスッキリとした傾向になり、篭りの解消により中高域が明瞭になった部分にはメリットを感じましたが、その後導入したRWL-3と比較すると、音の芳醇な響きや質感などがスポイルされていたのがよくわかりました。

音の篭りやフラッターエコーなどを解消する方法はいくつもありますが、それらを実現させつつ音楽の質感や芳醇な響きをスポイルさせないことは容易なことではなく、それを両立させているRWL-3は本当に優れたパネルですよね。

ＰＡＫＡさん、　こんばんは。

ありがとうございます。

ＰＡＫＡさんは、ＳＬ社のパネルからＲＷＬ−３に変更されていたんですね。
言われる通りで、弊害も無く良い所を両立させているＲＷＬ−３は、本当に素晴らしいパネルですね。

現在３枚使用中ですが、スピーカーサイドやスタック配置や天井など増やしていくのが本当に楽しみです。
想像しただけで、ニヤリとしてしまいます。
ＰＡＫＡさんは既に、ＲＷＬに囲まれた世界で音楽を楽しまれているのですね、羨ましい限りです。

今お持ちのＡＵ-０７アニバーサリーも私が知っている音とは全く別次元の素晴らしい音を出しているのでしょうね。使いこなしなど未熟な私は、生かしきれる前に手放してしまい残念に思ってます。

今後ともよろしくお願いします。

ユーハルさん

こんばんは、PAKAです。
レスありがとうございます。

RWL-3は数を増やしていくに連れてどんどん効果もプラスされていき、ルームチューンの重要さを再認識させてくれると思います。
ユーハルさんも今後の追加導入のプランがあるようで、想像するだけで、それはとても楽しみですね。
私も現在はRWL-3をたくさん使用していますが、無料貸し出しサービスなどを利用させていただきながら、効果を確認して少しずつ追加導入していった結果です。
結果に納得して導入できるので、ユーザーにとってはとても安心できる良いシステムですよね。


＞今お持ちのＡＵ-０７アニバーサリーも私が知っている音とは全く別次元の素晴らしい音を出しているのでしょうね。使いこなしなど未熟な私は、生かしきれる前に手放してしまい残念に思ってます。

私も以前使用していた機器を、今だったらもっと良い音で鳴らせただろうなぁ、などと思うことがあります(苦笑)

こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。