メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 自宅で再現可能な、最高の音とは? | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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バジル | 投稿日時: 2010/6/16 22:32 |
新米 登録日: 2010/1/27 居住地: 投稿: 8 |
自宅で再現可能な、最高の音とは? チューンUPしたばかりの
オーディオ初心者バジルです。 聴けば、聴くほどすばらしい音で 毎晩、CDをとっかえひっかえ、各国のワインを飲んでおります。 ほんとうに、ほんんとうに感謝いたします。 ただ今は、カリフォルニアのシャルドネ kistler で チョン・トリオのベートーヴェンの三重奏曲を聴いております。 チョン・トリオは、ジュリアードで音楽を学んだ人達なので カリフォルニアかな、と選んでみたんですが、正解でした。 ところで、この掲示板で、いくつか意見を読ませていただき 疑問がわいて、投稿しました。 自宅でコンサートホールのナマ音をリアルに再現するためには 次に、どういう方法があるのですか? CDのチョイスにも慎重にならないといけないんでしょうか? または、自分の好みの音を純粋に追い求める方法に 進むべきなんでしょうか? 私は、クラシック音楽が好きで好きで 毎夏、資金をなんとかやりくりしてヨーロッパへ コンサートを聴きにいっています。 今年は、ヴェニスのフェニーチェへ チョン・ミョンフンのオペラを聴くため チケット、航空券、ホテルの手配を済ませてましたが 猫が重病で、旅をあきらめることにしました。 猫の診察代のため、今年の秋は、ポリーニを諦め アーノンクール1本に絞ることにしました。 それは、さておき 先輩方は、最高の音の再現について どのようにお考えなのですか? 少しでもアドバイスをもらえると助かります。 |
スタビ | 投稿日時: 2010/6/16 23:58 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 1116 |
Re: 自宅で再現可能な、最高の音とは? バジルさん
今晩は、スタビです。 ん〜 難しい内容ですね。 もちろん良い場所で生の音楽に触れる事は、重要な事ですし幸せな事だと思います。 ただ、この最高の場所や音楽を聴きに行けるのは、年に一度程度だと思います。 時には、数年に一度程度かも? 特に、クラシックですと生の音楽に触れても聴く場所によっては全体の音が聞こえず不発に終わる事もしばしば・・。 オーディオは、実は音楽を聴く特等席が常に用意されています。 こんな環境で聴けるスペースはそうは有りません。 生の空間や環境や雰囲気には適う事は有りませんが・・・。 常に最高の音楽を手軽に聴ける環境は、音楽ファンなら必要だし欲しいのではないかと思います。 現在お持ちのシステムを生かして、自宅で猫とワインと音楽で幸せなひとときを手に入れる事をお勧めします。 オーディオは、お金が掛かります。 ですが、そのお金をかければ良い音で良い音楽を特等席で聴けます。 まず、一番オーディオの音の改善に必要なのは電源環境の改善だと思います。壁コンセントの交換・電源ケーブルの交換・ラインケーブルの交換此れだけで、正直良い音にする60〜70%は完了すると、個人的には思っています。(アコリバケーブル以外では無理ですが・・・。) バジルさんが、何処までその度合いが進んでいるかは解らないのでアドバイスが難しいのですが、その辺だけでも構築すれば音質は改善されて、さらに生の音に近ずくと思います。 女性でも、ケーブルの交換は容易ですから安心して行えると思います。 また、情報を出すソフトを最高の状態にする、RD-3やRIO-5やRR-77なども導入して使用すれば、さらに美味しい音楽と美味しいワインを飲む事が出来ます。 自分が求める音楽を常に聴ける環境は、自分で作るしか方法は有りません。つまり、そう思って行動するかしないかだと思います。 また、ソフトを何を選ぶかによってさらに気持ち良く聴ける事も可能です。特に、クラシックはなかなか良いソフトが少ないと言えます。だからこそ、オーディオ機器の状態を良くして、出来る限りよい状態で聴ける環境が必要だと思います。 最高のお音を求めるなら、今まで聴いた中で最高の空間や音楽を自宅で聴ける環境が、最高の音かな? 答えになったかしら? |
PAKA | 投稿日時: 2010/6/17 11:25 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: 自宅で再現可能な、最高の音とは? バジルさん
初めまして、PAKAと申します。 お好きなワインを飲みながら、好きな音楽でオーディオを楽しまれるというスタイルは、大変素晴らしい時間を過ごされていることと思います。 また、毎年コンサートに出かけられ、実際にホールでの生音に触れることは、オーディオにおいても音質向上の明確な指標となり、とても良いことであると思います。 >自宅でコンサートホールのナマ音をリアルに再現するためには次に、どういう方法があるのですか? >最高の音の再現についてどのようにお考えなのですか? という問題ですが、これはスタビさんもおっしゃられているように大変難しいことであると思います。 「自宅でコンサートホールのナマ音をリアルに再現する」ということについては当然一筋縄でいきませんが、オーディオ的な観点から、「少しでもそれに近づける」というアプローチは数多くあると思います。 私の経験上、オーディオにおける再生音を良くするアプローチで有効だと思われる優先的な要素は ・録音やマスタリングなどを含めたソフト自体の音質。 ・壁や天井の振動や定在波・フラッターエコー問題などを含めたルームチューン。 ・スピーカーやその他の機器のセッティング。 ・壁コンセントや電源ケーブルなどの機器への給電環境。 ・ラインケーブルやスピーカーケーブルなどの音声伝送ケーブル。 その他にも色々なアプローチはありますが、上記の辺りから固めていくのが音質向上の近道ではないかと思います。 また、気をつけなければいけないのが、各社から数多のオーディオアクセサリーが発売されていますが、私の経験上、その製品のほとんどに固有のクセや音質傾向があり「音質は変化するものの、良くなる部分と悪くなる部分がある」ということで、中には「その音質傾向が自分の好みに合わなければ全く使い物にならない」という物も少なくありません。 この10数年間で色々なメーカーの物を雑誌の評価を頼りに試してみましたが、この点ではとても苦労させられました。 しかし、色々なアクセサリーを使っていく中で、自分なりの判断基準ができたことはとても良い勉強になったと思っています。 その中で、Acoustic Reviveの製品は、バジルさんの目指す「ナマ音をリアルに再現する」ことに近づく手段において最も近道で、オーディオを初められてすぐに出会えたことは大変幸運であると思います。 Acoustic Reviveの製品にも色々なアプローチがあり、一気に揃えるのは資金的にも困難だと思いますので、管理人K様やClub Acoustic Reviveの皆さんの投稿やアドバイスなどを参考にして、少しずつゆっくりと、その過程を楽しみながら導入されていくとよろしいかと思います。 かく言う私も、まだまだ発展途上で偉そうなことは言えませんが、お互いに目指す音質に少しでも近づけるよう、これからも頑張っていきましょう。 |
管理人K | 投稿日時: 2010/6/18 19:28 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: 自宅で再現可能な、最高の音とは? バジルさんこんにちわ。
先日はお世話になりました。 スタビさん、PAKAさん、アドバイスありがとうございます。 説明が足りなくて申し訳ございませんでした。 バジルさん宅は、機材のチューンUPの他に、各種ケーブルは全て弊社製に変更して頂いております。 また、壁コンセントやコンセントベースも変更済みです。 バジルさんがお使いのマランツCD・アンプ、KEFのスピーカーは高域寄りで細身で若干高域にスパイシーな傾向があるため、この辺を補う製品を選択し、その他、クオリティと質感を高める処理を施しました。 通常聴いて頂くには充分満足頂ける質感と音色は実現されたかと思います。 バジルさんが求める「自宅でコンサートホールのナマ音をリアルに再現する」についてですが、完全に生音を再現する事は正直申し上げて難しいです。 何故ならば、ソフトに収録された時点で既に生音とは違ってしまっているからです。 但し、優れた録音のソフトをよく調整された優れたオーディオシステムで聴かれれば、生を彷彿とさせる再生、もしくは生で聴くよりも生々しさを感じて頂く事も可能です。 スタビさんも書かれている通り、席が良くないコンサートで聴くよりもオーディオで聴いた方がずっと良い状態で楽しめる事も多いです。 ちなみに現在のバジルさんのオーディオシステムの音は質感、音色、オーディオ的なクオリティはほぼ問題ないレベルに達しておりますが、オーディオシステム自体は変則的な奥の部屋に置かれて、聴くのは隣の部屋という状況です。 オーディオにはステレオイメージというか、ステレオ効果というものがあります。 このステレオイメージはある程度、オーディオシステムの正面に対峙して聴かないと味わえません。 ステレオイメージはコンサートホールが見えるような臨場感、空気感などに繋がります。 本当のステレオイメージを体験するには、ある程度オーディオシステム正面で聴ける環境を整える事が必要です。 要はバジルさんがこのような肩肘張ってまでオーディオを聴く気持ちがあるかどうかになります。 現在のリラックスしてオーディオを楽しむのも悪くはないと思いますが、本当の録音芸術を楽しまれる(つまり極めて生に近い再現をする)にはオーディオに真摯に向かい合う姿勢も必要になるという事です。 事実、コンサートや演奏会においても寝転がったり、食べながらだったり、他に何か用をしながら聴くことはない訳ですから。 個人的な意見ですが、現在のオーディオシステムは設置状況はそのままに、他のACOUSTIC REVIVEのグッズを使って更にクオリティや質感を高める程度にされておいて、あくまでもオーディオはリラックスしながら聴かれて、生演奏は出来るだけ良い席を確保出来る演奏会に行って楽しんで頂くのが宜しいかと思います。 お伺いした時にもお伝えした通り、オーディオにこれ以上を望まれるならば、きちんとオーディオに対峙出来るお部屋に引っ越された時にでもまたご相談頂ければと思います。 宜しくお願い致します。 |
バジル | 投稿日時: 2010/7/7 10:36 |
新米 登録日: 2010/1/27 居住地: 投稿: 8 |
ありがとうございます。まだまだ新米です 皆様、真剣で丁寧なアドバイス、ほんとうにありがとうございます。
先だって、石黒さんに来て頂いて、ケーブルなどすべて交換して頂いた時、動きも言葉の一つ一つも、これまでの場数と音楽への愛を感じ、これはプロの仕事だと実感しました。私のような素人が、踏み込める領域ではないなと圧倒されました。 オーディオと生演奏は、録音されたものを聴くというスタート時点から、異質なものなのですね。 実は、閉所恐怖症な部分があり、コンサートホールの密閉感恐怖症でもあります。だから、家で、音楽をいつもの精神状態で楽しめたらいいなあ、と単純に願ってきました。 でも、今回のチューンUPで、音は素晴らしく向上し ピアノやヴァイオリンのソロは、何度聴いても、この世にいることを忘れるほどの素晴らしさです。 現在、東京を離れて、田舎の、出来れば海が見える広い部屋へ引っ越す準備を真剣にしています。何年後かには、また、オーディオのセッティングなど、ぜひお願いいたします。 |
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