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   [00-04]PC&ネットワークオーディオ
     (8)NASノイズ対策ver試聴報告
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投稿者 スレッド
zappa1993
投稿日時: 2012/10/27 9:43
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告
tomoyukiさん

おはようございます。

>因みに、手持ちのデスクトップPCとノートでは、スペック自体にさほど違いは見られないものの、デスクトップの方が音が良く、力が溢れています。

私は、これは電源の違いだと理解しています。
ACアダプターで駆動するノートパソコンと、内部のスイッチング電源で動作するデスクトップパソコンの違いです。

>そして実際に体験すると、PCのその時点でのOSのバージョン、再生ソフトの違い、音楽の再生処理を優先させるスクリプト等の有無が、ともすればケーブルをアコリバの製品に交換する以上の効果を生むことに驚きました。
手元の操作で容易に変化が生まれる、この手軽さがPCオーディオの魅力だと思っています。

仰るようにほぼオーディオとは無関係と思われるところの設定次第で音が変わるのは面白い部分ではありますが、果たしてそれがケーブルの変更等のオーディオ的なアプローチの変化と同じかどうかを見極める耳を持たないと音楽の魅力をそぎ落としまう可能性もあります。
そういう意味では手軽な反面、実は難しい部分だと私は思います。
改めて言うまでもありませんが、何をやっても音は変わります。
PC内部の設定による変化は、必ずしも良い変化ばかりではありません。
オーディオの経験の少ない人はこの辺の過ちがあるように思います。
(tomoyukiさんのことを指しているわけではありませんので、誤解のないようにお願いいたします)
時にはCDの再生と聴き比べて極端に変わった音になっていないか確認するのが良いいですね。

>zappa1993さんは TS-259Pro+とTS-119II にどのような違いを見出されましたか。

TS-259Pro+に使っていたRBR-1を別の機器に繋いでいるため、現在NASの電源はTS-119?だけ入っています。
両者を聴き比べたわけではなく、保存媒体がSSDとHDDという違いもありますが、最初にTS-119?の音を聴いた時に今までリッピング音源の不満の一つであった音の先細り感が軽減されているのに驚きました。
音の分離が良くクリアで透き通った音はそのままに、肉付きの良い厚みのある音に少し近づきました。
ネットワークオーディオはこのクリアさと厚みの両立が難しい部分で、中高域の綺麗さがある反面、押し出すようなエネルギー感が乏しいのが欠点です(これは私の場合だけかもしれませんが)

tomoyukiさんはTS-219IIをお使いとのことですが、これはTS-119?を2ベイにしたモデルで、仕様もほぼ同じですね。
今までは1ベイと2ベイのモデルではCPUやメモリの容量に違いがありましたので単純に比較ができませんでしたが、この両者は同じ傾向の音だと思います。
2ベイモデルはどうしても消費電力が大きく、HDDを2台内蔵するとなるとその分熱を持ちます。
私がTS-259Pro+を使って感じたのは、内蔵ファンの五月蠅さです。
これに次いでTS-119?も結構ファンの音がしますが、最初に購入したTS-119P+はそれ程気になりませんでした。

>現在のSSDの普及を考えると、×256MB、512MB→◯256GB、512GBではないですか?
SSDとHDDは鑑賞の際に曲の傾向やご自身の好みで使い分けたり、リッピングの性能の検証材料として使われるのでしょうか?

仰る通りでGBの間違いです(恥ずかしい
もともとはSSDとHDDの両方を試してみたいという事で購入したのですが、好みのHDDが見つかるまではSSDの方が良い音に感じたため、特に好きなアルバムやDLしたハイレゾ音源だけをSSDに入れ、他はHDDに入れるという使い分けを考えていました。

>嘘でしょう!? 
確かにオーディオに絶対的な終着点はありませんが、細かな検証を報告されていて、音楽を漸く楽しめるようになったと仰っていたと記憶していますが、まだテスト音源を用いた鑑賞ということなのですね。
今回のNASの購入に際し3TBのHDDを選択したのも、既にCD音源だけで数千曲、ハイレゾ音源でも数百曲あるためで、正直CDをリッピングし直して、再度ダウンロードする気力はありません。
だからこそ、莫大なデータが消え去ると心身共にショックが大きいので、バックアップの重要性を痛感しています。
zappa1993さんもテスト音源だから少ないだけで、お持ちのCDをリッピングするとなると膨大な量になりませんか?
それとも旬の曲やマイブームの曲だけをNASに置くつもりなんでしょうか?

いえいえ本当です。
リッピング音源の音はほぼ満足いくようになりましたので、以前のようなリッピング音源の検証はストップしていますが、本番のリッピング作業自体はまだ始めていません。
今はオーディオ機器のセッティング等の調整に時間を割いており、再生音源を固定としているためです。
この間にリッピング音源の悪い部分も少し見えてきて、本番のリッピングを始める前にまた少し微調整をすると思います。
私も何度もリッピングをやり直したくないがためにここまでリッピングに拘った経緯がありますので、tomoyukiさんのお気持ち良く分かります。
もともとCDの整理を兼ねていたリッピングですので、あまり聴かない(CDを段ボールに片づける)CDから始めるつもりでしたが、1年ではとても終わりそうにありませんので、旬のCDからリッピング始めるようになると思います。

>これなんですよ。
USBケーブルやRCAケーブル等物理的な変更は可視される上に、音質の変化も大きいので、躊躇いなく交換できます。
しかし、データの変化となると、「思い込み」の影響も否定できません。
勿論、LAN-1.0PA&RLI-1を用いたリッピングでは大きな効果が得られるのですが、NASのデータを元にしたコピーは、出発点が既にオリジナル音源ではありません。
バックアップ自体にも抵抗があるのも心理的な影響は大きいです。

全く同じ悩みですね。
ならばここでオリジナルとバックアップの音質差を検証して、「バックアップでも構わない」と思えるようになる事は大切ですね。
人間何処かで割り切りが肝心です。
まぁバックアップが必要になる事は稀であると仮定して、万が一オリジナルが消失しても何のためらいもなくバックアップ音源をリストアできる土台を作る意味でも、良いバックアップの方法を考えましょう。

バックアップの方法で一つ書き忘れましたが、2ベイをお使いでしたらRAID1を組んでミラーリングをするという方法もあります。
この場合は、最初に両HDDに同時書き込みをしますので、これによる音質低下が無いか確認することから始めなくてはなりませんが・・・

tomoyuki
投稿日時: 2012/10/26 11:30
新米
登録日: 2011/5/27
居住地: 愛媛県
投稿: 17
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告
zappa1993さん返信ありがとうございます。
>CPUの処理速度、データの転送速度、バッファ・メモリの容量、消費電力等でオーディオ用として良い音がするかどうか大体の感じは分かります。

これは経験だと思って実際に聴き比べて、自分好みのNASの型を発見するしかありません。
zappa1993さんはネットワークオーディオを楽しまれているのですよね。
PCオーディオでは、私が選考基準に挙げたNASの転送速度は勿論のこと、メモリやHDD/SSDの残量、CPUのクロック等のPC自体の性能が非常に影響が大きいです。
因みに、手持ちのデスクトップPCとノートでは、スペック自体にさほど違いは見られないものの、デスクトップの方が音が良く、力が溢れています。
そして実際に体験すると、PCのその時点でのOSのバージョン、再生ソフトの違い、音楽の再生処理を優先させるスクリプト等の有無が、ともすればケーブルをアコリバの製品に交換する以上の効果を生むことに驚きました。
手元の操作で容易に変化が生まれる、この手軽さがPCオーディオの魅力だと思っています。

>私は最初TS-119P+を購入し、次に2ベイのTS-259Pro+、ファンレスのTS-119、最後にTS-119?と買い増しました。

zappa1993さんは TS-259Pro+とTS-119II にどのような違いを見出されましたか。
今回、比較検証と後のバックアップのために購入したのはTS-219II で、家庭用モデルとしては持て余す程の高スペックが搭載されています。
QNAP社のNASはホームモデルでもなまじ高性能であるために、メモリや消費電力については音楽鑑賞として負の側面を齎すこともあります。
音楽鑑賞の際の転送速度、リッピングの際のCPUの処理速度は高性能であれば、それだけ有利に働くと思います。
試聴を通して何を妥協し何を重視するのか判断し、結果としてどんな音質の変化に直結するのかを見極めたいものですが、TS-219II でも十分だと思っていて、それ以上のモデルにも手を出すかは悩む所です。

>2ベイのモデルは、256MBのSSDを2枚入れRAIDを組んで512MBのSSDとして使用しています。

現在のSSDの普及を考えると、×256MB、512MB→◯256GB、512GBではないですか?
SSDとHDDは鑑賞の際に曲の傾向やご自身の好みで使い分けたり、リッピングの性能の検証材料として使われるのでしょうか?

>バックアップの問題ですが、これは悩みの種ですね。
現状ではバックアップをするほどリッピングもしていませんし、まだテスト段階のリッピング音源ばかりで最終的には全てやり直すつもりです。

嘘でしょう!? 
確かにオーディオに絶対的な終着点はありませんが、細かな検証を報告されていて、音楽を漸く楽しめるようになったと仰っていたと記憶していますが、まだテスト音源を用いた鑑賞ということなのですね。
今回のNASの購入に際し3TBのHDDを選択したのも、既にCD音源だけで数千曲、ハイレゾ音源でも数百曲あるためで、正直CDをリッピングし直して、再度ダウンロードする気力はありません。
だからこそ、莫大なデータが消え去ると心身共にショックが大きいので、バックアップの重要性を痛感しています。
zappa1993さんもテスト音源だから少ないだけで、お持ちのCDをリッピングするとなると膨大な量になりませんか?
それとも旬の曲やマイブームの曲だけをNASに置くつもりなんでしょうか?


>それでも、万が一NASのデータが消失してしまい、バックアップで聴かなければいけなくなった場合、ほとんど音質に違いが無いと分かりながらも、オリジナルよりは劣っているという事がずっと気になってしまいます。

これなんですよ。
USBケーブルやRCAケーブル等物理的な変更は可視される上に、音質の変化も大きいので、躊躇いなく交換できます。
しかし、データの変化となると、「思い込み」の影響も否定できません。
勿論、LAN-1.0PA&RLI-1を用いたリッピングでは大きな効果が得られるのですが、NASのデータを元にしたコピーは、出発点が既にオリジナル音源ではありません。
バックアップ自体にも抵抗があるのも心理的な影響は大きいです。

〇 HUB(ルーター)にNASを2台つなぎ、PCの操作でファイルコピーをする。
〇 NASのUSB端子を使って、NASの機能のバックアップをする。

この2つに関しては、既に試しています。
2番目の方が、USBだからなのか、転送が速く終わりました。
1番目については、PCの画面で途中経過を見ていましたが、時々コピーが遅くなったり、2つの曲を同時にコピーしていました。
2番目でも同様の事はあり得ると思いますが、単独にコピーするのでなく平行処理するのを目撃して、尚の事コピーをしても大きな影響はないのか不安でなりません。
仰るように、一曲ずつ確認すればその差異を認識できると思いますが、全ての曲をチェックするなら、リッピングし直したほうが早いですし、安心するでしょう。
zappa1993
投稿日時: 2012/10/26 0:45
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告
tomoyukiさん

こんばんは
zappa1993です。

アコリバ製品を効果的に使ってPCオーディオを楽しまれていますね。
今回はNASのノイズ対策をされたとのことですが、恐らくグリーンカーボランダムやトルマリン、シルクアブソーバー等が効果的に使われているのだと思います。
私も管理人さんに分けていただいた資材で、同じことを我流でしています。
今回はあまり効果が感じられなかったとのことですが、私の経験ではかなり大きな変化があり、透明度や上がりにじみや膨らみが減少しました。
これは再生時のみだけでなく、リッピングにも効果を発揮しますのでリッピング音源の音質向上にも効果的でした。

tomoyukiはQNAPのNASを推しておられますが、私も同感です。
国内のPC周辺機器メーカーのNASと比べた場合、あちらはPC用、QNAPはオーディオ用と区別できると思います。
もちろんQNAPもPC用の周辺機器ですが、オーディオ用途として通用するクオリティがあります。
ただ、同じQNAPのNASでもモデルにより微妙に音が違います。
少しマニアックな世界になるのですが、CPUの処理速度、データの転送速度、バッファ・メモリの容量、消費電力等でオーディオ用として良い音がするかどうか大体の感じは分かります。
私は最初TS-119P+を購入し、次に2ベイのTS-259Pro+、ファンレスのTS-119、最後にTS-119?と買い増しました。
この中で最も音が良いのは最後に購入したTS-119?で、1ベイで扱いやすいNASですので、最初に買われ方にはこれをお薦めします。(唯一不満なのは安っぽいプラスチックの外ケースになりHDの振動でビビり音がすることです)
2ベイのモデルは、256MBのSSDを2枚入れRAIDを組んで512MBのSSDとして使用しています。
ファンレスのモデルは、今となっては非力なスペックでメリハリのないどこか見通しの悪い音で好みではありませんでした。

バックアップの問題ですが、これは悩みの種ですね。
現状ではバックアップをするほどリッピングもしていませんし、まだテスト段階のリッピング音源ばかりで最終的には全てやり直すつもりです。
デジタルデータなのでコピーしても劣化や変質が無いのは理屈では分かりますが、コピーしたデータとオリジナルとでは音質に違いがあるのは経験上理解しています。
ただ、オリジナルとコピーを何も知らされずにどちらかを聴いたなら、その差を指摘することはほぼ不可能だと思います。
神経を集中して両者を聴き比べてようやくわかる程度のものです。
(音質劣化の少ないLANケーブルやLANアイソレーター等でノイズ対策をした上での話です)
それでも、万が一NASのデータが消失してしまい、バックアップで聴かなければいけなくなった場合、ほとんど音質に違いが無いと分かりながらも、オリジナルよりは劣っているという事がずっと気になってしまいます。

私はまだNASのバックアップ作業をしたことが無いのですが、tomoyukiさんはどの様な方法をされていますか?
一言にバックアップといっても幾つかの方法があり、そのやり方によっても音質劣化の度合いが違うと思います。
思いつくまま書かせていただきますと

〇 HUB(ルーター)にNASを2台つなぎ、PCの操作でファイルコピーをする。
〇 NASのUSB端子を使って、NASの機能のバックアップをする。
〇 2台のNASを同期し、メイン(リッピング時の保存ドライブ)との差分を自動的にサブに転送する。

一番簡単なのは2番目の方法ですが、USBの性能がネックになるような気がします。
時間を見つけてそれぞれの違いをテストしてみます。
他にも良いバックアップの方法があれば教えてください。
tomoyuki
投稿日時: 2012/10/23 22:49
新米
登録日: 2011/5/27
居住地: 愛媛県
投稿: 17
(8)NASノイズ対策ver試聴報告
今回はRCA-1.0PA、USB-1.0SP、RHC-2.5HE-B、LAN-1.0PA&RLI-1、RUI-1、USB-1.0SPS、RHC-2.5HE-B-SFに続いて第8回目の試聴報告です。

抑々、zappa1993さんにNASもノイズ対策が可能だと教えて頂いたのが事の発端でした。
折角対策をして頂くのだから比較検証が必要で、NAS自体も性能の高い物が良いと思って、同じ型を2つ用意することにしました。
本格的にデータをNASに集約させる際に、もう1つはバックアップに使えますから。
ただ、zappa1993さんを始め、リッピング等の音質への影響を考証されている方に伺いたいのですが、バックアップ時に伴うコピーの影響は如何なものでしょうか。
オリジナルへの影響が懸念され、中々バックアップ(コピー)には踏み込めない状況です。

ところで、当方がNASとしてお薦めしたいのはQNAP社の製品になります。
有名なIODATAやBUFFALOのモノと比較すると、費用対効果も加味した総合的な側面で優れていると思います。(決して会社の優劣を付ける意図はありません)
QNAP社のNASは全て本体のみで、HDDは別途に用意する必要があります。
そのため、価格だけに注目すると上記2社よりも高額になりますが、家庭用タイプに限るとその性能差が目立ちます。
公式の数値では大差はありませんが、実際に使用するとQNAP社のホームモデルとBUFFALO社のビジネスモデルがほぼ同等の感覚でした。
それも以前は、BUFFALO社の家庭用を使用していて、大きな不満はなかったものの転送速度の遅さがネックで、同社の高額な法人用を購入した経緯があり、当時は一大決心でした。
それから2年経てば家庭用の性能の方も向上していますが、つい先日別の用途で購入したもの(BUFFALO/家庭用)もオーディオ用には適しませんでした。
実際、具体的な転送速度が云々よりも、CD音源は勿論のことハイレゾ音源が瞬時に読み込めて、尚且つ全く音の途切れないことを基準にしています。
当方の環境下でこの基準に則れば、QNAP社の家庭用モデルが最もコストパフォーマンスが優れているというだけで、絶対的な評価ではありませんので念の為。
他の利点としては、導入時に自由にHDDを選択出来ることでしょうか。
バルク品からエンタープライズ向まで3TBだと1万〜3万まで開きがあります。
他2社は交換用のHDDが公式で限定されていて、特段希少性は見当たらないものの高価で、RAIDやバックアップの際も新たなNAS(HDD)を用意する方が安く済むのは当然でしょうか。

上記の通り音質の比較が目的なので、夫々に試験用の曲をリッピングしました。(当方の環境はNAS→ルーター→PC→DAC→HPA となっています)
PCはmacbook pro、ソフトはXLDを用いて、LAN-1.0PA&RLI-1でPC-ルーター-NAS間を接続、それと新製品のRLT-1も付けて。
そういえば、 肝心のNASに施された対策の詳細ですが、全く判っていません。
内部はHDDに発泡スチロール製のシートのようなものが密着していたような・・・いや外見上は大きな証拠がないので・・・。
あっ、電源にQR-8が1つ見つかりましたが、もう対策をして頂いたという事実で判別しましょう。

試聴曲は、TrondheimSolistene の演奏による、アルバム「DIVERTIMENTI」より
Benjamin Britten - Simple Symphony op. 4 - I. Boisterous Bourree
(e-onkyo music で購入出来ます)
元々非常に録音が良いので、アコリバのアクセサリーを一つ導入する度に変化の指標とする曲の一つです。
安定した音質の前では、アクセサリーによる変化を除く少々の改善では誤差の範囲内に収まってしまうというのも、私自身、書きながら不思議な現象だと感じます。
理屈から言っても、オーディオの試聴に適した品質の曲であれば、少しの変化も正確に反映されそうなものですが、事実、環境の大きな変化が要求される曲なようです。
だからこそ、想像通りケーブルの交換程は音質の向上が望めないのか、或いは変化が感じられる程の効果が得られるのかを明確に計る手段として最適であると考えたのです。

というわけで、試聴した感想はというと・・・・・・お、おなじでした。
区別が付かないのは、やはり私の耳が鈍感な所為なのか。
いや、そんな筈はありません。
このままでは私自身情けないですし、効果は望めないと報告するのも気が引けますから、あらゆる手段を探した所、変化を体感できる方法が見つかったのですが・・・
それは「0.5倍速で再生する」というもの。
・・・恐らく、いや間違いなくオーディオの鑑賞としては不適切な方法であって、データ自体への影響も否定できませんが、それでもこの方法しか効果を実感出来ませんでした。他のやり方(異なる再生ソフト、PCの音楽再生以外の機能を制限するスクリプト等)では、ループ再生していて今聞いている曲がどちらなのか分からなくなりました。

まあ、手段はどうであれ「0.5倍速の再生」を前提にした結果を一応記します。
バイオリンらしき音(想像)が少し前に来て、空間がコンパクトになった代わりに音場が心持ち濃密になったような印象です。
バイオリンが中音から高音に移る際、更に脱力したような自然な繋ぎになりました。
サブのコントラバスらしき低音が全体をより支える感じになり、重厚さが押し出されて他の音を妨げるのではなくて、存在感はそのままに良い意味で抑え気味に。

このように、低速で鑑賞するという暴挙で出れば変化を実感できたのですが、如何せん通常の再生ではどうにも。
PCの画面を見て漸く「あれ、今聞いているのが対策したNASの方の曲か」と気づくという体たらくで、不甲斐ない結果に終わりました。
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