連休も終わりいつもの生活に戻りましたが、最終日にｹﾐさん宅の音をじっくりと聴く機会を頂きました。かれこれ3度目のｹﾐさん宅でしたが。一言、すさまじい音でした。音場が明瞭で密度もあるという月並みな表現は当然再現されてはいるのですが、心打たれたのはひとつひとつの出てくる音色でした。ピアノの響き、漂う弦、その音はその音色を聴いているだけで夢心地に浸れるものでした。
そしてこの音色はRWL3を核としたﾙｰﾑﾁｭｰﾆﾝｸﾞの確かさとﾋｯｺﾘｰ&天然ｸｵｰﾂによる音源の純度凝縮を積み重ねた結果なのだと自分には映りました。
とかくｵｰﾃﾞｨｵの世界は音に満足いかないのを機材のせいにしたりするのですが、まずは今の機材を100%活かしきる努力をし、ひとつひとつの音を大切にしないとたとえより上級の機材に替えても今の悪い環境が助長されるのみになってしまい永遠に解決されないのだと確信しました。この音を聴けばｱｺﾘﾊﾞ製品の確かさが間違いないものであることが分かるでしょう。絶対に誰もがぐうの音を上げますよ。ひるがえって思うのは自分の音もこれらひとつひとつ情熱をもって実践していけばこのような音にもいつかたどり着けるのだろうとも思えたことです。
一度にはできないかもしれませんが少しづつ自分も実践していきたいと思います。また自分一人で聴いているだけではこのような思い、音にたどり着くことは出来なかったでしょう。それを可能にしてくれたこの掲示板にも心より感謝します。ｹﾐさんその他みなさんありがとう。

BABAさん，こんにちは。先日はお世話になりました。

BABAさん宅の再生音にも大きな刺激をいただきました。訪問後の数日間の集中した取り組みにより，大きく良い方向に変化しました。

わが家はステレオ用のターンテーブルのモータードライブが故障し，半年以上ステレオレコードが聴けなかったため，モノラルレコードとCD再生に注力できました。

また，最近竹素材のカーテンや絨毯を試しまたが，なかなか思うようにいかず，迷路に迷い込んでいました。

しかし，元の状態に戻してみると，以前の状態がわが家ではよかったという事実にたどり着きました。

それはRWLの位置も同様で，いくつかのパターンを試しましたが，以前の状態がわが家ではよかったです。

それらの報告は別スレッドで紹介させていただきますが，現状を崩しての試行錯誤の結果，さまざまなことを学ぶことができました。

新素材のPC-Triple Cはまだ使用していませんが，PC-Triple Cを使用したかのような再生ができていると感じています。

BABAさんがおっしゃるように，現在の機材を活かしきる取り組みを継続していき，音楽を十分に堪能したいと思います。今後ともよろしくお願いします。

BABAさん
ケミさん
おはようございます。

お2人のやり取りを読んでいますと、真摯なオーディオへの取り組みが目に見えるようで、思わずレスさせていただきました。

良く調整されたオーディオで聴く音楽には、陳腐な言葉では語り切れない感動があります。
それは良い機材があれば誰にでも簡単に出せると言うものでは無く、寧ろ機材を手に入れた後の調整の方が主と言ってもいい位だと思います。
私もあれやこれやと、日夜オーディの調整に取り組んでいますが、それがたとえわずかな差であったとしても、良い音になったと思える瞬間は嬉しいものです。
細部にばかり目を向けず、時には全体像を客観的に見る必要もありますが、その為にはケミさんがされたように、一度以前に状態に戻すと言うのも一つの手ですね。
そして、同じ志を持つ者同士の交流も大切なことだと思います。
良い悪いは別として、自分のシステム以外の音を聴くことは刺激になりますし、新たな音楽の解釈に出会えるかもしれません。

オフ会は技術的な勉強だけでなく、オーディオに取り組む姿勢への共感や、未知の音楽への出会いなど、有益なことが沢山あります。
そして何より、共通意識を持つ者同士の会話は楽しいものです。
私もこの掲示板に集う方々、オフ会でお世話になった方々にはとても感謝しています。

zappa1993さん，こんにちは。

良く調整されたオーディオで聴く音楽のすばらしさやオフ会によって得られるものの大きさは計り知れないものがあると思います。

最近竹素材のカーテンや絨毯を試しましたが，特にカーテンは重量もあり，部屋の半分以上の面積をカーテンで覆ったため，たいへんな重労働でした。

しかし，その重労働の結果得られた再生音はわが家の長所を消し去るものでした。

犯人はそのカーテンだったのですが，私の中では最後の最後まで容疑者として挙げられませんでした。

理由は，竹が天然素材であるということと，重労働の結果つるしたカーテンが犯人だとは思いたくなかった心理があると思います。高価な製品が良くない製品であるとは思いたくない心理と似ていると思います。

こんな時には，他の人の家を訪ねるか，他の人に着ていただくというオフ会が適当だと思います。自分だけだと永遠のループに陥ってしまいますが，そこに他の人の判断が加わることによって，霧が晴れるように客観的に眺めることができます。

これは逆の場合，つまり自分では良くなっていると感じているときでも，同様のことがいえると思います。

このような経験を多くの方と共有することによって，永遠に終わらないであろうオーディオライフの発展・向上があるのでないでしょうか。

ケミさん
お返事ありがとうございます。

竹素材のカーテンや絨毯があるのは知りませんでした。
不規則な反射面が得られ、拡散目的では良い結果になりそうに思いますが、想像通りにはいかなかったわけですね。
モノの構造や形だけでなく、素材が音に与える影響も無視できませんので、この辺の吟味も欠かせませんが、何事もやってみないと結果は分かりませんし、また一度ダメだったからと言って単に相性が悪かっただけという事もありますので、探求は尽きませんね。

オフ会の捉え方は私も同感です。
（例えに出して申し訳ないのですが）PAKAさん宅には何度かお邪魔させていただきまして、日々真摯にオーディオに取り組んでおられる様子はその都度聴かせていただく音楽を聴けば分かるのですが、透き通るようにクリアで見通しの良い音に惚れ惚れするときもあれば、高域がキツすぎるように感じられる時もあります。
また、低域がふくらみ気味に感じることもあれば、すごくタイトでリズミカルな演奏に驚くこともあります。
他の方のオーディオの音を聴くと言うのは、自分のオーディオの音との相対的な比較でもありますので、その時々の自分の音との違いという面もありますが、毎回少しずつ印象が違って感じられます。
そうした時、自分の感じたこと等を（多少は言葉を選ぶとは言え）自然に伝え、また相手もそれを嫌みなく受け止める関係が大切だと思います。
それは反対の場合も同じです。
PAKAさんだけでなく、私がお会いした方々の中にはオーディオや音楽について気兼ねなく話せる方が沢山おられます。
そうした方々とお付き合いできるのもオーディオの楽しみの一つですし、自己満足的な音に陥らないためにも必要なことだと思います。

※優等生的な意見ですみません

BABAさん
ケミさん
zappa1993さん
みなさん

大変ご無沙汰しております、PAKAです。
3月、4月と仕事関係で取り組まなければいけないことがあり、ほとんどオーディオを楽しむことができませんでした。
先日やっと元の生活に戻ることができましたので、休みの日には音楽を楽しむ余裕ができました。
掲示板の方へもまたマイペースで参加させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

zappa1993さん、例に出していただき恐縮です。
オフ会は自分のオーディオを客観的に見直すことができる良い機会となりますよね。
私もzappa1993さんをはじめ、幸運にも多くのAcoustic Reviveユーザーさんのお宅の音を聴かせていただきましたが、その全てのユーザーさんの音の中に「我が家でもこんな風に鳴らせたらなぁ」という部分が必ずあり、自宅の音と擦りあわせて、良い刺激と多くのヒントをいただいています。
まだまだ発展途上ではありますが、今の我が家の音があるのは訪問させていただいた全ての方のおかげであり、とても感謝しております。
また是非機会を作ってみなさんと交流できる日を楽しみにしております。