メイン [00-04]PC&ネットワークオーディオ (8)NASノイズ対策ver試聴報告 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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tomoyuki | 投稿日時: 2012/10/23 22:49 |
新米 登録日: 2011/5/27 居住地: 愛媛県 投稿: 17 |
(8)NASノイズ対策ver試聴報告 今回はRCA-1.0PA、USB-1.0SP、RHC-2.5HE-B、LAN-1.0PA&RLI-1、RUI-1、USB-1.0SPS、RHC-2.5HE-B-SFに続いて第8回目の試聴報告です。
抑々、zappa1993さんにNASもノイズ対策が可能だと教えて頂いたのが事の発端でした。 折角対策をして頂くのだから比較検証が必要で、NAS自体も性能の高い物が良いと思って、同じ型を2つ用意することにしました。 本格的にデータをNASに集約させる際に、もう1つはバックアップに使えますから。 ただ、zappa1993さんを始め、リッピング等の音質への影響を考証されている方に伺いたいのですが、バックアップ時に伴うコピーの影響は如何なものでしょうか。 オリジナルへの影響が懸念され、中々バックアップ(コピー)には踏み込めない状況です。 ところで、当方がNASとしてお薦めしたいのはQNAP社の製品になります。 有名なIODATAやBUFFALOのモノと比較すると、費用対効果も加味した総合的な側面で優れていると思います。(決して会社の優劣を付ける意図はありません) QNAP社のNASは全て本体のみで、HDDは別途に用意する必要があります。 そのため、価格だけに注目すると上記2社よりも高額になりますが、家庭用タイプに限るとその性能差が目立ちます。 公式の数値では大差はありませんが、実際に使用するとQNAP社のホームモデルとBUFFALO社のビジネスモデルがほぼ同等の感覚でした。 それも以前は、BUFFALO社の家庭用を使用していて、大きな不満はなかったものの転送速度の遅さがネックで、同社の高額な法人用を購入した経緯があり、当時は一大決心でした。 それから2年経てば家庭用の性能の方も向上していますが、つい先日別の用途で購入したもの(BUFFALO/家庭用)もオーディオ用には適しませんでした。 実際、具体的な転送速度が云々よりも、CD音源は勿論のことハイレゾ音源が瞬時に読み込めて、尚且つ全く音の途切れないことを基準にしています。 当方の環境下でこの基準に則れば、QNAP社の家庭用モデルが最もコストパフォーマンスが優れているというだけで、絶対的な評価ではありませんので念の為。 他の利点としては、導入時に自由にHDDを選択出来ることでしょうか。 バルク品からエンタープライズ向まで3TBだと1万〜3万まで開きがあります。 他2社は交換用のHDDが公式で限定されていて、特段希少性は見当たらないものの高価で、RAIDやバックアップの際も新たなNAS(HDD)を用意する方が安く済むのは当然でしょうか。 上記の通り音質の比較が目的なので、夫々に試験用の曲をリッピングしました。(当方の環境はNAS→ルーター→PC→DAC→HPA となっています) PCはmacbook pro、ソフトはXLDを用いて、LAN-1.0PA&RLI-1でPC-ルーター-NAS間を接続、それと新製品のRLT-1も付けて。 そういえば、 肝心のNASに施された対策の詳細ですが、全く判っていません。 内部はHDDに発泡スチロール製のシートのようなものが密着していたような・・・いや外見上は大きな証拠がないので・・・。 あっ、電源にQR-8が1つ見つかりましたが、もう対策をして頂いたという事実で判別しましょう。 試聴曲は、TrondheimSolistene の演奏による、アルバム「DIVERTIMENTI」より Benjamin Britten - Simple Symphony op. 4 - I. Boisterous Bourree (e-onkyo music で購入出来ます) 元々非常に録音が良いので、アコリバのアクセサリーを一つ導入する度に変化の指標とする曲の一つです。 安定した音質の前では、アクセサリーによる変化を除く少々の改善では誤差の範囲内に収まってしまうというのも、私自身、書きながら不思議な現象だと感じます。 理屈から言っても、オーディオの試聴に適した品質の曲であれば、少しの変化も正確に反映されそうなものですが、事実、環境の大きな変化が要求される曲なようです。 だからこそ、想像通りケーブルの交換程は音質の向上が望めないのか、或いは変化が感じられる程の効果が得られるのかを明確に計る手段として最適であると考えたのです。 というわけで、試聴した感想はというと・・・・・・お、おなじでした。 区別が付かないのは、やはり私の耳が鈍感な所為なのか。 いや、そんな筈はありません。 このままでは私自身情けないですし、効果は望めないと報告するのも気が引けますから、あらゆる手段を探した所、変化を体感できる方法が見つかったのですが・・・ それは「0.5倍速で再生する」というもの。 ・・・恐らく、いや間違いなくオーディオの鑑賞としては不適切な方法であって、データ自体への影響も否定できませんが、それでもこの方法しか効果を実感出来ませんでした。他のやり方(異なる再生ソフト、PCの音楽再生以外の機能を制限するスクリプト等)では、ループ再生していて今聞いている曲がどちらなのか分からなくなりました。 まあ、手段はどうであれ「0.5倍速の再生」を前提にした結果を一応記します。 バイオリンらしき音(想像)が少し前に来て、空間がコンパクトになった代わりに音場が心持ち濃密になったような印象です。 バイオリンが中音から高音に移る際、更に脱力したような自然な繋ぎになりました。 サブのコントラバスらしき低音が全体をより支える感じになり、重厚さが押し出されて他の音を妨げるのではなくて、存在感はそのままに良い意味で抑え気味に。 このように、低速で鑑賞するという暴挙で出れば変化を実感できたのですが、如何せん通常の再生ではどうにも。 PCの画面を見て漸く「あれ、今聞いているのが対策したNASの方の曲か」と気づくという体たらくで、不甲斐ない結果に終わりました。 |
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» (8)NASノイズ対策ver試聴報告 | tomoyuki | 2012/10/23 22:49 |
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告 | zappa1993 | 2012/10/26 0:45 |
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告 | tomoyuki | 2012/10/26 11:30 |
Re: (8)NASノイズ対策ver試聴報告 | zappa1993 | 2012/10/27 9:43 |
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