みなさん，こんにちは。ちょっと報告が遅くなりましたが，RWL-3(2)の脚の変更およびシルク布の導入について報告させていただきます。



写真のようなRWL-3(2)の脚を建具屋さんに作成していただきました。変更の理由は，ライン・電源ケーブルをこのスペースを通すことによって，よりきれいに配線するためです。

その結果，予想通りに見た目と音質の両方によい影響がでました。以前は高さ15cmに切った木片にRWL-3(2)をのせただけでしたが，良質でかたい脚をRWL-3(2)にしっかりねじ止めしたことで，音に安定感が生じ，締まりました。やはりやっつけ仕事では必ずマイナス面があるということだと思いました。

もう一点は，シルク布の導入です。前々からやりたかったのですが，よかれと思って試してみた竹素材のカーテンが逆効果だったため，急遽シルクの登場と相成りました。

天然素材である竹は良いのでしょうが，竹を編んでいる化学繊維がどうも悪さをするようです。カーテンの重さからすると相当な量の化学繊維が使用されていそうです。音にきつさが出て，位相も乱れてしまいました。

最初はガラスの反射が音のきつさを招いているのだろうと想像し，次のような白いシルク生地を竹カーテンとガラス窓の間に挟みました。しかし，何の効果も感じられません。ここで容疑者は苦労して設置した竹カーテンだということになり，竹カーテンをはずしてみると，元の音に戻りました。



竹カーテンの設置でとてもシックにおしゃれになったのに，はずすのには抵抗がありましたが，音のためには仕方ありません。さらに，カーテンもシルク生地で追加作成しました。写真では厚手に見えると思いますが，ドレス用の生地で昼間は光も通します。



いろいろ考え，実践してみて見えることがたくさんありました。失敗も多いですが，その失敗から学んだことこそがその次のステップへの原動力になりました。

これからは，いよいよPC-TripleC＋FMに登場してもらい，ディスクの情報をより忠実に引き出したいと思います。