みなさまこんにちは

オーディオユニオンアクセサリー館　リレー試聴会にて
アース機器としては最も有名なエン●レ●ク（定価30万超）と
アコースティックリバイブRGC-24tripleC-FM（定価68,000円）
の比較試聴をしました。

エン●レ●クはスウェーデン産針葉樹集成材で出来た大きな箱です。そこにアース端子があり、機材と接続すると仮想アースが実現するというものです。箱の中にはミネラルミックスとして金・銀・亜鉛・銅などの鉱物をオリジナルミックスしてあります。付属のアースケーブルはPCOCCAの細めケーブルです。

RGC-24tripleC-FMは直径88mm　厚さ16mm　重量384gで付属のアースケーブルはPC-tripleCとなります。電位の低い鉱物をオリジナルブレンドをしております。仕組みは似ていますが、見た目の存在感は圧倒的にエン●レ●クが大きいです。CDﾌﾟﾚｲﾔｰ並みの大きさです。鉱物ミックス・金額・存在感を見ると誰もがエン●レ●クの方が改善効果があると感じると思います。

いよいよ試聴開始です。まずは仮想アースなしで試聴です。
特に不満もなく良い音です。　次にエン●レ●クを接続して試聴です。音が変わりません。付けたか付けていないか判別が難しいです。しいて言うならば、躍動感が削がれこじんまりした感じとなりました。これを解像度が上がったとか、帯域バランスがフラットになったという方がいるかもしれませんが、そういうクオリティアップとは違った感じです。おとなしい音になっていました。期待していただけに少し残念でした。

次にアコースティックリバイブ　RGC-24tripleC-FMを接続しました。効果は一聴して誰もがうなずくほどの改善です。SNが抜群に良いです。躍動感が蘇り、定位も良くなりました。立体感もでています。私が一番良いと感じたのは付帯音が取れてにじみがなく実在感ある音になったことです。

金額・サイズ・同じ鉱物ブレンド・雑誌での評価などを踏まえると、エン●レ●クの方が良いだろうと思っていた先入観を大きく覆されました。「鉱物ブレンド」という言葉は同じでも、どの鉱物をどれだけ入れるかという知見に違いがあるのではないかと思います。

雑誌や評論家の方々のコメントよりも実際聴くことがなによりの
選択基準であると再認識しました。

RGC-24tripleC-FMは仮想アースですが、これだけ明確にシステムを
クオリティアップしてくれるのであれば、超良心的価格であると思います。まともにアース接地工事をしたら大変な金額になります。ましてや接地技術の善し悪しや土地などにも影響され効果が100%保障されるわけではありません。集合住宅では接地工事そのものができないと思います。そう考えればこの金額で確実に効果がある仮想アースという選択は充分にありだと思います。またRGC24は機材に
接続してアース効果が得られるだけでなく、使いこなしとして黒い本体の設置場所によっても音に改善効果が現れるのです。一般的にはトランスの下に設置するのが効果がありますが、ベストポイントを
探すのも楽しみのひとつになります。まだ導入していない方は是非貸出制度を活用して体感してみてください。その効果に驚くはずです。