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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2024/3/9 14:03
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
いまなお高音質 !

皆さん
  こんにちは。

< いまなお高音質 DCD-SX >

最近のアナログレコード人気も分りますが、しかしまだまだCDソフトを聴くことが多い今日において、
ここは自身が大切に保持している、デノンの技術ノノウハウを集結した高い音楽表現力を誇る最高峰モデル
DCD-SX(管理人KさんバージョンUP済)を改めて聴いてみたのです。

発売当時、豊富なデジタルプレーヤーが揃う中でも、デノンの優秀な技術力で本機はその頂点に君臨する
CD/SACD対応型で、ドライブメカニズムは自社開発でした。
ボディ両側はバーズアイメイプル突板ボードは、豪華で感じのいい雰囲気を醸し出しているのでした。
重要とする技術面での注目は、32bitのDAC、CD再生時のアドバンスドAL32プロセッシングやこれに対応した
デジタルフィルター、三重にフローティングしたデジタル/アナログ独立電源トランスなど、トータルで低重心・
高剛性・高制振化等を上げることができるのです。

そこで改めて試聴するSACDクラシック・アルバム(ESOTERIC版)リムスキー・コルサコフ曲
「交響曲《シェラダード》 ボロディン曲「だったん人の踊り」エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド
管弦楽団から聴いてみたのです。
まさにスムーズに立ち上がりも美しく、耳の良さ定評のあるアンセルメならではの演奏は見事なバランスを保ちながら、
それはオーケストラ全体として輝かしくしかもスケール感も大きな波の中で、生き生きして弾む音楽のうねり感の
素晴しい臨場感を持っており、弦楽セクションの優秀さに加えて、木管楽器が誇る味わいの豊かさ、そしてブラス・
セクションの何んとも素晴らしい音色も見事で、「もうこれしかない!」という距離感と臨場感としてリアルさ静寂さに
おいて、ここはさすがSACDで堪能させてくれたのです。

そして、好みとするJAZZではヴィーナス盤のハイパー・マグナムサウンドと称する24KGolddisc・CDの、
それは究極の音質での試聴です。
リッチー・バイラーク・トリオ「恋とはなんでしょう」では、リッチー・バイラークの最高傑作ともいわれる文句なしの
圧巻バージョンが収められた、まるで息もつかさぬカッコイイ演奏の数々です。
それはピアノの魔術師と言われたリッチー・バイラーク、輝きを増した鋭いタッチが自慢で、ダイナミックに我が心に
優雅さとやすらぎを与えてくれるのです。今回は何時ものピアノ・トリオではなく、リリカルでクラシカルなジャズ・
ピアノ・ソロなのです。

まず、これはバイラークが得意とするクラシック曲であり、いきなりインタープレイの新鮮なアドリブを聴かせてくれる
のです。
活気に満ちた演奏が素晴しく、リラックスしたスイング感のある高テンションを伴うリズムを、これを多彩なソロで展開
していくところです。輝くように奏でていくメロデックなピアノの究極な美しさが優雅であると同時に、そのスローテンポにも
かかわらず、リスナーをグイグイと引き込んでいくような、情感溢れる心地よい躍動感が断然魅力なところです。
それは、ビル・エバンスのようなクリスタルな響きと、ロマンティックで斬新なセンスを伴った煌びやかなピアノの音色は
独自のゆったりした美しい響きが魅力です。
美しい旋律とリズム感でぐいぐいと強烈に引っ張っていく。バイラークの優雅な響きと切々と哀愁を込めて奏でるメロディは
溢れんばかりにキラキラと輝いていくところが、たまらなく心癒される瞬間でもあるのです。

サウンドも明るく繊細な音を織りなすピアノが、ハイパー・マグナムサウンドの音の素晴らしさと演奏がマッチし鮮やかさを
増してソロを先導するところは、さすがバイラークならではのもので、そのガッツ溢れるプレイには心が高鳴る瞬間です。
濃密に繰り出される音はリラックスしたスイング力と、ハイテンションを伴うリズムとが交錯するところがたまらなく素晴しい
もので、ましてオーディオ的にも大変優れていて、録音もなおこのハイパー・マグナムサウンドが断然優秀なのです。

これはDCD-SXでの同社の高音質化のノウハウの結晶であり、優秀さも手伝いいわゆる”デジタル臭さ”が十分に抑えられ、
低域方向はハリよりも、伸びと量感に特徴があるといっていいでしょう。

そのことで、現在なお長く愛用しているのは音楽的にもオーディオ的にも納得できるからです。



RANZAN
投稿日時: 2023/12/11 13:19
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
再び心ふるわする喜びを!

皆さん
  こんにちは。

〜 最高級の音を気軽に体感 〜

地元新聞とPHILE Webにおいて次のように報道されたのです。
高級オーディオブランド「テクニクス」の音響機器で再生する音楽を楽しむ ”カフェ” を、12月6日に
京都市内に初めてオープンするというのです。
高性能の機器で再生する上質な音を気軽に親しんでもらうのが狙いで、テクニクスは
「ハイエンドの音を聴く機会が少ない人に届けるのが使命」というのです。

カフェは「テクニクスカフェ京都」。製品デザイン拠点「パナソニック・デザイン・キョウト」
のビル1階を改修したとのことです。
パナソニックは2010年にテクニクス事業から撤退したが、2014年に再びブランド復活させたのです。
DJ用ターンテーブルやスタンドスピーカーなど販売価格が100万円を上回る高級オーディオを
次々に市場に投入し、専門家らの高い評価をえてきたのです。

音楽をサブスクリプション(定額)サービスで聴く人が増える一方、アナログレコードの生産枚数
は22年が213万枚と10年間で約20倍に伸び、楽しみ方は多様化しているいる。同社は音楽好きの
幅広い層にブランドを浸透させる手法として、カフェの出店を決めたというのです。

5日に開かれた記者会見でテクニクス事業を率いる小川理子氏は「伝統のアナログ技術と先進の
デジタル技術に情熱を掛け合わせ、多様な人が交わる京都から新たな音楽スタイルを発信する」と
語った。カフェは地元小川コーヒーが監修したコーヒーや軽食を提供するというのです。
6日午後6時からオープニングイベントを開催し、今後はオーディオやDJのいべんとを定期的に
実施するとのことです。



RANZAN
投稿日時: 2023/10/22 14:47
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
時代の変化か!

皆さん
  こんにちは。

最近のアナログレコード人気の後押しで、ソフト面でのレコード生産が、現在のCDを超える
生産状況であり、更にはハード面での各社の新製品が続々と登場しているのが現状です。
ここにきてアナログレコードが爆発的な人気を博しているといっていいでしょう。

その中でも価格的にいってGrandioso T1は別格としては、デノンから新しいレコードプレーヤー
「DP-3000NE」が登場したということです。ここはデノンとしても新フラグシップにふさわしい
モデルということです。

デノンはプロフィショナルから家庭用まで伝統の技術を継承し、現代の技術を用いて設計されきた
信頼される経緯があるのです。
デノンは放送局用の伝統のダイレクトドライブプレーヤーを1970年に開発、誰からもこの信頼される
技術によってアナログ時代をけん引してきたといっていいでしょう。

新しいDP-3000NEは針を落とす動作がしやすく、往年のレコードファンにとって非常に操作がしやすい
設計デザインになっているということが、我らファンにとって嬉しいですよね。
強力な駆動力を持つ「3相16極DCブラシレスモーター」を搭載し、さらに「空間ペクトル・パルス
幅変調」回転制御によって滑らかで高精度なダイレクトドライブを実現しているというのです。

このことでコントラストの高い表現力と、マニアにもビギナーにも大変使いやすい設計になっていると
いうのです。アルバムの特徴を最大限に発揮してくれるプレーヤー登場ということです。

なお、このデノンの最新レコードプレーヤー「DP-3000NE」の試聴会が11月日(金・祝)に大阪・
日本橋のジョーシン日本橋店5F Reference 1 にて開催され、時間は11時からと14時からの2部制で
予約順に10席を用意しているということです。

問い合わせ・予約:06-6634-1211



RANZAN
投稿日時: 2023/9/22 13:01
長老
登録日: 2008/2/16
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投稿: 3265
贅沢な時間のひとときを!

皆さん
  こんにちは。

最新PHILE Web Audioによると、FTFは、レコード専門店「Face Records」の京都店「Face Records
KYOTO TAKASHIMAYA S,C,T8」を京都高島屋S,C[T8]に10月17日オープンする。

京都市の百貨店・京都高島屋の4Fフロアにオープンする。Face Recordsは今年に入ってから札幌店、
名古屋店と地方への出店を進めており、今回の京都店は地方3店目、かつ関西初進出の店舗となる。

同店舗は「こだわりの音響設備」が特徴だとしており、JBLの巨大ビンテージスピーカーにマッキン
トッシュのパワーアンプを2台繋いだ「既存店舗の中でも最も上質な音響設備をセッティング」したい
という。
自身も初期愛用していた名コンビ群です。

カウンターにはDJブースも備え、インストアイベントなど、さまざまな企画を展開するほか、ふらっと
立ち寄った際にもアナログレコードの魅力を体感できる環境を用意。また今回の京都店オープンによって、
関西エリア在住の方には、近年のアナログレコードブームの中、レコード買取サービスがより一層柔軟に使い
やすくするとアピールする。

このようなチャンスはまたとない地元京都高島屋、このJBL&マッキントッシュの銘機オーディオ環境において、
愛用時代の想いを深くし、アナログレコードに心行くまで酔いしれ、贅沢な時間を愛でてみたいと思うところです。



RANZAN
投稿日時: 2023/1/1 15:06
長老
登録日: 2008/2/16
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投稿: 3265
プレイバック・リファレンス!

皆さん
 明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

“記憶に留めておきたい” (39)TDA-Reference One(TAD–R1)

我が国を代表するオーディオブランドのひとつであるパイオニアは、TDA(テクニカル・オーディオ・デバイセズ)
ブランドを1975年にスタートさせたのです。
世界の録音スタジオなどのプロフィショナルにモニター・スピーカーを供給してきたのです。この業務用の世界で
培われたテクノロジーと、そのノウハウをコンシューマーのプレアイバック・リファレンスに生かし、2003年に
同軸型CSTドライバーを中心に組み上げられたウェイ機TMD-R1は、高音質CDの音やニュアンス違いも確実に
表現してくれる民生用システムでした。

その後TADホーンの流れを受け継ぐ独自のエアロ・ダイナミック・システムなど、その最新技術を盛り込んで
進化させたタイプが、TAD Reference One (TAD-R1) なのです。
一見していかにも頑丈そうで「威風堂々とはこのことか!」と思わせる迫力ある佇まいだったのです。
高品位なソースを圧倒的なスケールで再現する、世界でも一流のプロフィショナルが認めるスピーカー技術は、
世界最高峰の同軸スピーカーユニットを、妥協を許さぬ音響哲学の結晶でTDAは至高なる技術で、過度反答性の
忠実度を高め、音楽情報が複雑に重なり合った際の分離・粒たちを向上させ、音像と音場空間の表現分けを際立た
せることを可能としたのです。

聴いたのは、試聴用に用意されていたクラシック盤「シューベルト:美しき水車小屋の娘/クリスチャン・ゲルハ
ーエル、ゲロルト・フーバー」では、ゲルハーエルのバリトンが生々しく、響きが豊かでその存在感が凄くその
再現性で楽しませてくれたのです。圧倒的なスケールで再現される一方で、完璧ともいえる描写力で原寸大で目前に
再現されるのです。低域は曖昧さがなくハイスピードで高域のハーモニックスは、実に美しく描き出されてくるのです。
一方、ジャズサウンドでは持参した「ワン・フィンガー・スナップ〜インクレディブルー・ライアン」を聴いたのですが、
さすがTAD-R1で聴くライアン・カイザーの繰り出す、ワンホーンの魅力を余すところなく捉えたサウンドの響きは
最高といえるもので、適度な遠近感でバンドが左右に展開、その中央にソロ・トランペット音像がリアルなサイズに定位
、全体を包み込む音場空間も広々と再現されるのです。
オーディオ的に聴いてもトランペットのリアルな響きは高く聳え立つように、その熱いブロウにはいっそう魅せられる
のでした。ジョン・ウェーバーの厚いベース音は解像度が上がり、今まで体験したことのない深く沈み込み、身体を揺ら
されるかのような音源はさすがでした。
TAD-R1の豪華なスピーカーで聴く、このゴリッと感のあるジャズ音源は断然魅力があり、最高の音色表現力は文句なく、
中、低域は解像度と分離バランスもよく、ドスッと深く沈み込むところが非常に素晴らしいという強い印象を持った
のです。

我が国のフラッグシップ・スピーカーでもあるTAD –R1、その音は原寸大で目前に再現される描写力に、ハイエンド
マニアをまるでオーディオ未踏の境地へと誘ってくれるかのようでした。



RANZAN
投稿日時: 2022/12/26 16:12
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 技術のノウハウ!

皆さん
  こんにちは。

現在、愛用しているパワーアンプはモノラル型のM-6000、プリアンプはC2820です。

今も次々と新製品が登場していますが、久しぶりに新しいプリアンプC-2900を試聴してきました。
初代C-2800が発売されたのが2002年のことで、それから4世代にわたり改良されてきていますが、
このC-2900は第5世代にあたり独自の音量調節回路であるAAVA回路がバランス化されたことが大きいことです。
因みに、お家芸的なAAVAのバランス化によって得られたマイナス2㏈の低雑音化が見事達成されたのです。
愛聴盤を聴いても、レンジの広いジャズやクラシックを再生すると、その搭載技術が活かされ、低音を引き締め、
ダイナミックなパワー感を実感させてくれる制動力の高さも体験できたのです。

一見して剛性度はC2820と比べても極めて高い作りであり、電源回路は左右chに各1基のトランスを配する
贅沢な設計でした。
試聴して、やはり経過年月の差は大きく、C-2900のボリュームの感触は直感的にサッと回しても音量がピタリと
決まるのが実に心地いいものでした。
ここはC-2820でも十分と感じるところですが、C-2900はよりワイドレンジで聴感上のS/N比が高く、カラレーションが
極めて少ないような感触を受けたのです。

こうして時間をかけて試聴していくと、段々とこの新しいC-2900に魅せられるのは、オーディオに魅せられた性でしょうか。



RANZAN
投稿日時: 2022/10/27 13:37
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 技術のノウハウ!

皆さん
  こんにちは。

A社ブランド創立50周年記念モデルの第5弾となるモノパワーアンプ「A-300」を10月下旬より発売するという情報は、
掲示板で前述した通りです。
同社が2019年より展開しているブランド創立50周年記念モデルの最後を飾る製品として、2017年発売したモノパワーアンプ
「A-250」をも超える性能・音質を目標に、おおよそ5年間にもおよぶ開発期間を経て完成させた理想のパワーアンプという
ことです。

アンプ部は“究極の低雑音化”を目指すため、インスツルメンテーション・アンプ方式の理想を突き詰め、フルディスクリート
構成にて新規設計。信号入力部はフルバランス回路となっており、プラス入力/マイナス入力の条件を理想的に揃えることで、
バランス回路の性能を極限まで向上。LINE入力も同じ回路を使うため、同じ性能を発揮できるというのです。
また、雑音性能を改善するためには、雑音指数の良い信号入力部に高いゲインを割り当てることが効果的という考えのもと、
低雑音ディスクリート回路の信号入力部に22dBの高ゲインを割り当てることで、低雑音化を実現、信号入力部専用電源を搭載
して、電力増幅部からのノイズ混入を防ぎ、歪み率やS/Nを改善。S/Nは130dB以上と、A-250から約20%の向上を達成しているのです。

電力増幅部は許容損失電力約200W、ドレイン電流約30Aの大電力オーディオ用パワーMOSFETを20パラレル接続、プッシュプル
A級動作させることで、低い出力インピーダンスを実現。さらに大電力領域での動作安定による諸特性の向上や、素子を大型ヒート
シンクに分散して搭載することによる高効率な放熱も実現したのです。
加えて大電力容量の大型トロイダル・トランスと、71V/100,000μFの特注アルミ電解コンデンサーで強力な電源部を構築し、
これらによって定格出力125W/8Ω、250W/4Ω、500W/2Ω、1000W/1Ω(ノーマル、バイアンプ接続時)という、A-250から
25%アップのハイパワーを可能にしたとのことです。

電力増幅部の電圧増幅段には、同社の独自技術「Double MCS+(Multiple Circuit Summing-up)回路」を採用し、
理論上歪み成分やノイズ成分を約30%低減。信号入力部と電力増幅部には、ゲインを切り替えても周波数特性の
変化がほとんどなく、自然で躍動感のあるスピーカードライブを可能にする「カレント・フィードバック増幅回路」
を採用しているのです。

アンプ回路やNFB経路などの最適化により、1,000以上の高いダンピング・ファクターを実現。加えてダンピング・
ファクターを向上させる「バランスド・リモート・センシング」技術も搭載するのです。

そのほか、接点がないため経年劣化の問題が起きず、プロテクション回路の長期に渡る信頼性を確保できる
「MOSFETスイッチ」や、長方形断面により線材を隙間なく密着させて巻くことで、直流抵抗を抑えダンピング・
ファクターを向上させる「エッジワイズ・コイル」などを採用しているのです。
スピーカー端子はインピーダンスをより低く抑えるため、プロテクション基板と結合。上下の端子は大型プレートで接続され、
電位差が生じないように配慮されているということです。
フットには優れた振動減衰特性を確保したハイカーボン鋳鉄のインシュレーターを採用。外形寸法は465W×240H×515Dmmで、
質量は46kg。電源ケーブルも、同社製5芯マルチ構造OFC導体電源ケーブル「APL-1」が付属するということです。




RANZAN
投稿日時: 2022/10/10 13:11
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
技術のノウハウ!

皆さん
  こんにちは。

SACDソフトが増えてこないこの時期に、改めて現在愛用し続けているDENON技術のノウハウを結集、
高い音楽表現力を誇る最高峰モデルのSACDプレーヤー「DCD-SX」の優れた性能を再検証してみたのです。

比較はどうしても前使用していた「DCD-SA1」との評価になるのです。
DCD-SA1にも搭載されていましたが、DCD-SXではフロントパネルの右下に切り替えスイッチがあります。
これをONすることで、デジタル出力がOFFとなり、またディスプレーの表示が消えます。
このモードに切り替えることで、S/Nが格段によくなり、より高音質なサウンドを得ることができるのです。
この他にも新設計のドライブメカ、薄型トレイ、サイドキャビネット、バランス設計などの魅力なところが
満載されているのです。

PURE DIRECTモードをONにすることで、S/Nが良くなり、強弱のメリハリが増し、音の消え際も非常に
自然になり、見通しが良くなった感じがします。まず音場の広さと全体的な開放感を一番に感じるもの
でした。情報量も向上していますが、それが決して音というものを全面に出すことなく、高域の響きを整え、
音の繋がりをスムースにすることで・ピアノ・ヴォーカルが聴き易くなり、 音楽に没頭する事が出来るのです。
低域のエネルギー感に関しては、DCD-SA1よりもやや少なく感じる所もあるのですが、DCD-SXは既に管理人Kさん
にバージョンUPを施してもらっていることから、音の質感が向上しており、より重心が下がり深みが増している
ように感じるのです。 スタジオの空気感やライヴの熱気などの色彩感の豊かな高域が向上し、ましてボーカルは
艶やかに、各楽器は滑らかでクリアになるのです。
特にピアノの高域サイドがきれいにヌケて、ベース、バスドラムが重厚かつパワフルになり、ダイナミック感、
骨太な低音とその躍動感も向上するのです。
スピード感が上がり音が生き生きとしたように活力が高まり、それはサウンドの精密度の高さの素晴らしさで、
ワングレード上の生っぽい存在感があり確かな進歩だと感じるのです。

良い意味で膨らみが減り、より質の高い低域再生に繋がっていることから「もう手放せない!」ものです。
DCD-SXでは細かいニュアンスや情報量といった部分では、圧倒的な差を感じます。 また、SACDであればより大きな
差を感じる事が出来るのです。情報量だけがオーディオではないですが、その情報量やS/Nの良さによる静寂感、
見通しの良さを感じる事で、音楽の面白さを再発見することが出来るのが、これリスナーとしての喜びでもあるのです。
ピアノ、オーケストラに至るまでスムーズでどの帯域にも強調感がない聴こえ方で、いわゆるデジタル臭さが抑えられて
いるのです。

あえて言えば多少落ち着いた分、エネルギッシュさが減ったようにも感じますが、狭い場所に押し込まれていたものが
広い所へ解放され、音がのびのびして、肩の力を抜いて聴けるようになるので、音楽的にもオーディオ的にも納得できる
のが、DCD-SXの優れているところです。



RANZAN
投稿日時: 2022/9/5 13:26
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
コロナ禍の新しい楽しみ方 !

皆さん
  こんにちは。

最近、読売新聞の「BIGLOBEニュース」に下記の記事が載ったのです。

日本発、高級オーディオで鑑賞する「ジャズ喫茶」世界に広がる…コロナ禍の新しい楽しみ方

〇音味わう「リスニングバー」

日本発祥のジャズ喫茶に影響を受けた、音楽を楽しむための「リスニングバー」が、海外で続々と
オープンしている。欧米でジャズバーやジャズカフェといえば生演奏が一般的。高級オーディオで
レコードやCDを静かに鑑賞する日本独自のスタイルが、新鮮と受け止められているようだ。
客の会話が少ないため、コロナ禍での新たな音楽の楽しみ方としても注目されている。

〇「音楽への敬意感じ」NYに出店

バーの奥にある高級スピーカー。ジャズやファンクのレコードが流れ、リラックスした客たちが静かに
耳を傾ける。3月に米ニューヨークでオープンしたリスニングバー「イーブスドロップ」。
オーナーの一人、ダン・ウィッシンジャーさん(31)は5年ほど前、「ユーチューブ」でジャズ喫茶の
存在を知り、出店を決めた。「客を踊らせるのではなく、聴かせようとするのが新鮮で、音楽とレコード
への敬意を感じた」と話す。
ジャズ喫茶は1929年(昭和4年)頃に東京で生まれたとされ、60〜70年代に最盛期を迎えた。
本場・米国のミュージシャンを遠く離れた日本へ頻繁に呼ぶのは難しく、代わりにレコードを鑑賞する
ジャズ喫茶が流行したとされる。その後、ジャンルを限定しないリスニングバーへと変遷した。
ジャズ喫茶事情に詳しい編集者の楠瀬克昌さん(63)によると、この10年で欧米やアジアなど世界各国で
少なくとも50店のリスニングバーができたという。きっかけは2010年頃から、来日した海外ミュージシャン
がジャズ喫茶やリスニングバーを訪れ、SNSで発信したことだ。日本のジャズ喫茶は趣味性が高く利益度外視の
店が多いのに対し、海外では大規模で内装などに多額の投資が行われる傾向があるという。楠瀬さんは「レコードや
ビンテージオーディオは世界的な流行。ビジネスになると判断されているのだろう」とみる。

〇コロナ下「安全」

20年に新型コロナが流行した後も、海外では開店ペースが落ちていない。リスニングバーのプロデュースを手がける
藤田祐介さん(39)は「昔はジャズ喫茶で会話すると怒られたが、(コロナ禍の)今は黙って音楽を聴く方が安全だと
思われるようになった」と分析する。
昨年7月、独ビーレフェルトでジャズ喫茶「owls」を開いたローリン・ジョエル・シャーフハウゼンさん(41)は、
スローフードや、瞑想(めいそう)などで心をコントロールする「マインドフルネス」の世界的な広がりと連動していると考える。
「ジャズ喫茶はゆっくりと物事をすることを知る場だ」と話している。

このニュースを見て 「なるほど納得!」



RANZAN
投稿日時: 2022/8/18 13:34
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3265
Re: 記憶に残る一台!

皆さん
  こんにちは。

”記憶に留めておきたい”  (38)  FOCAL  Maestro Utopia Evo

フランスの名門スピーカーブランド「FOCAL」のハイエンドスピーカー”Maestro Utopia Evo”を、
大阪日本橋のハイエンド・オーディオショップで試聴できるという情報を得たので、早速試聴させて
もらったのです。

「Maestro Utopia Evo」は上級型としての3ウェイでした。そのエンクロージャー色はスポーツカー
のような清々しいメタリック・ブルーだったのです。キャビネットは3Boxに完全独立3つに分かれ、
上部からトゥイーター、ミッドレンジ、そして下部は27cm口径のダブルウーファーのバスレフ型でした。

最初に管弦楽を試聴してみると、Maestro Utopia Evoはさすが豪華な鳴りっぷりで、スケールの大きい
低域が充実しスムーズな音の繋がりを聴かせてくれたのです。解像度と空間性が格段によく、低域の
濁りもなく、胸に響くその大音圧の低音は豪華な再現性で、輝くような色彩感でオーディオ的快感が
満載の魅力を堪能したのです。
ここで聴くピアノは非常に自然に聴こえて穏やかさも兼ね備えているようでした。
早速、持参したヴォーカル・アルバム、「JACINTHA/Autumn Leaves」を試聴してみると、それは色が
つかず意外なほど自然な聴こえで穏やかさもあり、ニュートラルで口元はピンポイントに瑞々しく陰影の
深いニュアンスに包まれていくようで、特に最後の曲(10) Moon RiverはS/N感が非常に高く、いやが
うえにも静寂感が漂うようてくるのが素晴らしいと堪能させられたのです。
また、ショップの試聴用のSACDアルバム、ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」を聴かせて
もらうと、肉厚なブラスの張り出しがグランカッサの重低音と風圧に圧倒されるようで、パーカッションの
ビートと中高音の金管楽器響きも低歪で、アンサンブルの精度は室内楽的といってもよく、それでいて
金管・打楽器のパワーが炸裂する様は、カラフルで音像定位とクオリティが極めて高く、細部の音の表情も
繊細に表現してくれるのです。
こうして奏者や歌い手の表情、巧みな演奏の様子を高解像で描写するところは、S/N比も高く静寂感も
あり、壮大な交響曲やハードなジャズのキックドラムスはドスッと芯があり、ベースにも十分弾力が
あって聴きごたえ十分であり、躍動する手ごたえを感じさせてくれるのでした。



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