出川式MDユニット搭載電源ケーブルは、正式発売前にISOTEK AQUARIUS用の20Aを特注して使っている。
その感動は6月5日に投稿しているのでそちらをご覧いただきたい
ゾウをこなしているウワバミ 新電源ケーブル到着

製品版が発売されたので、今度はプリメインアンプに用いてみた。
箱は高級感溢れる優れもの。表が黒で中はバーガンディ。




特注品と製品版の違いはあるのだろうか。
上が特注品、下が製品版だ
出川式MDユニットの色が、端と中で逆になっている。素材が変更されているのかもしれない。



ところで、今のプリメインとPOWER SENSUAL-MDを合わせた定価は同じメーカーの2ランク上のアンプに匹敵してしまう。
ならばアンプを買い替えればよいものだが、そこは”鳴らし切る”の精神に背くことになる。
また、アンプをグレードアップしても、POWER SENSUAL-MDは買うことになるのであろうから、無駄にはならない。
・・という屁理屈で導入することにした。

私のアンプの持ち味は静寂性とストレートな出音のダイナミックさだと感じている。
AQUARIUSに出川式ケーブルを接続した際には、持ち味のダイナミックさに加えて、音の粘りが増すと共に音の抜けが圧倒的に向上した。
既にクリーンになっているであろう電源周りに、更にPOWER SENSUAL-MDを通すとどうなったであろうか。

・静寂：楽器の背景の無音が見えるよう
・粘り：バスドラやベースの震えが生音のよう
・抜け：スネアやシンバルの金属音が極めて綺麗な余韻を残す
・奥行：録音したスタジオの空気感のような雰囲気が見える
・音圧：音圧は厚くなり、ボリュームを上げても喧しくない

まだエージング途中だが、確実にワンランク上のシステムになった。
次はCDP/DACに用いたいが、費用対効果は如何に・・