みなさんご無沙汰しております、PAKAです。

先月に機器の入れ替えを行いましたので、久しぶりに近況など投稿してみようと思います。

この度、17年間愛用してきたサンスイのアンプ「AU-07 Anniversary Model」をドイツのB.M.Cというメーカーの「CS-3」に入れ替えました。
以前からアンプの入れ替えは検討していたのですが、当時すごく気に入って導入したアンプでしたので、替えてもいいと思えるような機種との出会いもなかったことからここまで使ってくることができました。
このアンプでは長い間オーディオを楽しませてもらい、本当にありがとうと言いたいです。

今回導入したB.M.Cは、そのコンセプトや思想、また、最近では珍しい物量投資型の大きなトランスを搭載した重量級のもので私の嗜好に合い、音も鮮度感の高いストレートな音がしそうな予感がして、久しぶりに検討してみたい機種であると感じました。
ただ、導入するとしたらもちろん永く使っていきたいので、実際に見て聴いてから検討したいと思っておりました。
そこで、実際に聴けるところを探してみましたが、なかなか一般的なショップでは置いておらず、また信用できる環境での試聴でないと判断も難しいと思い管理人Kさんに相談させていただいたところ、代理店のゴールドムンドジャパンからから試聴機を借用してくださり、Acoustic Reviveの会社試聴室で実物をゆっくりと見て、試聴させていただくことができました。
おかげさまで、末永く使っていくことのできる良いアンプであると確信し、安心して導入を決めることができました。
本当にありがとうございました。

発注後2週間ほどで納品され、いざセッティングです。
アンプ本体の重量が40kgもあり、2階のリスニングルームまで運ぶだけでも大変でした。
開梱して、なんとかラックにセッティングできました。


デザインはとても個性的ですが、愛嬌があり個人的には気に入っています。
また、熱交換の効率化のためか、筐体サイドから天板までがヒートシンクのようになっていて存在感があります。


こちらは一通り接続も落ち着いた後、現在の背面パネルの様子です。
メインソースはバランス接続で、CDプレーヤーと接続しています。
バランスケーブルはサンスイとB.M.Cで極性が違うため、アンプ導入と同時にバランスケーブルの極性入れ替えを行っていただきました。
その際に、PC-TripleC導体から新開発されたPC-TripleC/EX導体へ換装していただいています。
上記理由によって比較はできませんでしたが、他の機会でPC-TripleC/EX導体の比較をしてその素晴らしさは体験済みですので、今回のグレードアップは導体のバージョンアップも大きく影響していると思います。

また、「CS-3」はパワーアンプとしても使用できるので、映画などを見るときのためにAVアンプからフロント2chをプリアウトで「CS-3」にRCA接続しています。
その他、電源ケーブルやショートピン、RGC-24、QR-8などを1箇所ずつ効果を確認しながら配置していきました。
何度も体験していますが、今回もこのような1つ1つの施策でどんどんクォリティがアップしていくことを確認することができました。

その音質ですが、とても鮮度感が高く、音のつながりも大変滑らかで躍動感ある音は音楽をとても楽しむことができ大変満足しています。
また、電源部の大きさからか、以前よりも音全体にも余裕が感じられ、とにかくピーキーな嫌な音を出しません。
まだまだ音も馴染んでいくと思いますので、今後の細かい調整も含めて、更に好みの音に仕上げていくのがとても楽しみです。

導入を検討するときにインターネットで色々と調べましたが、あまり使っているユーザーさんを見つけることができず、もっと注目されても良いメーカーではないかと感じました。
今後、良さを共有できるユーザーさんが増えれば嬉しいな、と思います。
という間に早速、光ちゃんさんがB.M.Cを導入されたというお話をうかがい驚きました（笑）
おめでとうございます！