メイン [00-02]オーディオ全般
相反する要素は両立出来るのか? | 投稿するにはまず登録を |
| フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
| 投稿者 | スレッド |
|---|---|
| zappa1993 | 投稿日時: 2013/2/21 0:41 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 相反する要素は両立出来るのか? 管理人Kさん
皆さん こんばんは zappa1993です。 相反する要素を両立することが可能か?と問われれば可能だと言う他ありません。 何故ならば、それらの両要素は言葉では対義語になっていようとも音(音楽)の中では決して相反するものではなく、本来どちらも含まれているものだからです。 そもそも自然に存在する音に相反する要素などという考え方をするでしょうか? 良質の生音は実に多彩な音色を持っており、繊細な音であっても同時に強さを感じることが出来ます。 間近で発せられた音は密度が高く明瞭ですが、極端に不快な音色と音量でなければ耳に突き刺さることもなく、音の広がりを意識することもありません。 そして生演奏を聴いたことがある方なら簡単に分かることですが、例えどんな高域にも柔らかさがありますし、どんな低域にも心地よく感じる優しさがあります。 ではなぜ相反する要素という考え方が生まれるのかと言えば、それはオーディオでこの両方の要素を合わせ持つ音を実現している人が少ないからではないでしょうか。 キレのいい音に調整すれば固くキツイ音になり、柔らかく耳当たりの良い音に調整すれば全体にぼやけて音にしまりがなくなる等々、それらのどちらかに焦点を合わせた調整しか知らない(考えない?)からです。 低域のしまりやキレのいい音を求めて硬質なインシュレーターやアンダーボードを使い、線の細い音をカバーするために付帯音を伴ったケーブルを使い分厚い音になったと勘違いする人が如何に多いことか。 普通に考えれば分かることですが、硬質な素材は低域にだけ作用するのではなく全ての音域に影響を与えますし、付帯音は繊細な表現を失うことに加担します。 そして何より大切なのは、得られた良い効果の確認と合わせ失った負の効果の確認もしてものの良し悪しを判断することなのです。 誰も最初からオーディオで相反する要素を両立することが出来ない等と考えることは無いでしょう。 恐らく正しい知識なしに試行錯誤を繰り返した結果、出口の見えない迷路に迷い込んでしまい、ほとんど諦めに似た気持ちでそう考えるのか、或いはどちらかに偏った音ばかりを聴いてきたために両要素が両立した音と言うものの存在が理解できず、またそれを実現させるだけの努力も感性もないのでしょう。 私個人の考えとすれば、これは極端かもしれませんが、生演奏を良質な音で記録したソースを再生してごく普通に(自然に)感じることが出来るのが最もバランスの良い音のように思います。 相反する要素も含め、色んな要素を自然なバランスで実現した音を目の当たりにすると、解像度がどうとか高域の伸びがどうとかその様な分析的な聴き方になることは無く、(聴き始めは耳に入る情報に意識が行くでしょうが)ただそこには多くの感動を与えてくれる心地よい音楽が流れるのみで、オーディオの存在を忘れ音楽に身を委ねることが出来ます。 しかし、現実を言えば私も日々音の調整に精を出し、色んな要素を高次元で両立できる音を目指し試行錯誤を繰り返す毎日です。 丁寧に録音された音楽を出来るだけ変質させずに電気信号に変え、そして空気の振動に戻してやることがソースの情報を忠実に再現することになり、如いては相反する要素を内包した生音の再生に繋がると私は考えています。 ただそれだけでは駄目なのがオーディオの奥深いところで、聴感上好ましいと思えるプラスアルファの要素が必要なのが難しいところなのです。 |
| フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
| 投稿するにはまず登録を | |