みなさん，こんにちは。スペンサー＆ホークさん，お声がけしていただきありがとうございました。

去る9月28日(日)にヨドバシカメラ秋葉原店4Fオーディオフロア試聴室(防音処理がされておらず外からの音が入り込み，音響処理もされていないため，試聴環境としてはよい環境ではありません)で，福田雅光氏による「新導体Pc-TripleCを採用したアコースティック・リヴァイブのケーブル一斉比較」のイベントに参加させていただきました。

イベントの詳細については割愛させていただきますが，最初のCDPの電源ケーブルを「POWER STANDARD-tripleC-FM」(38,000円／2m)に交換した時点で，すべての方向性が決定されました。大大大激変です。音楽の表情が一変しました。私は電源ケーブルのPC-TripleC化は未実施のため，早急に1本だけでも導入したいと強く思いました。

その後，屋内配線FケーブルEE/F-2.6をこのイベント用に電源ケーブルにしたものをプリ・パワーに用いたり，CDPとプリ間を「LINE-1.0R-tripleC-FM(アンバランス)」(28,000円／1mペア)，プリとパワー間を「LIN-1.0X-tripleC-FM(バランス)」(38,000円／1mペア)に替え，スピーカーケーブルを「SPC-REFERENCE-tripleC」(6,000円／m)とするごとに背景が静かになり，音楽の立体感が増していきました。

ラインケーブルを高級版に替えるとさすがに安定感が増し，音楽表現がより克明に描くことができました。

しかし，私を最も驚かせたのが，グランディングコンディショナーRGC-24tripleC-FMをパワーアンプに付けたときでした。ケーブルをPC-Triple化させたことによる効果の向上だけではなく，もとからのポテンシャルが高かったからなのでしょうが，最初のCDPの電源ケーブル交換くらいの，いやそれ以上のインパクトがありました。

この変化もすべての電源ケーブル・ラインケーブル・スピーカーケーブルのPC-TripleC化がすんだ後の変化ですから，線材の効果による割り増し効果が必ず存在するはずですが，RGC-24をお持ちのみなさんは設置方法を含めて研究の必要があると感じました。福田先生もかなり驚いたいました。

そして，USBターミネーター「RUT-1」も最後にとどめを刺す効果を示しました。CDPにUSBポートを設けざるを得ない現状があるのでしょうが，USBをしない場合のデメリットは計り知れないことを実感できました。

前回のイベントほど混むということはありませんでしたが，立ち見が出たり，最初から最後までイベントに参加される方がほとんどでした。PCOCC亡き後，新線材(？)を謳うさまざまな線材が登場しているようですが，ユーザーが正しい選択ができるこのような機会はたいへん重要であり，イベント中や終了後の質問の多さからも参加者に響くイベントで会ったことがうかがい知れました。