Kさん、そしてアコリバの皆さんへ


素敵なコンサートをありがとうございました。

満員の聴衆、ロビーの和やかな談話*、とても暖かい雰囲気の中でコンサートが始まりました。
（談話*…長老の皆さんにもお会いできました。さすが凄い方々！とても嬉しかったです。）

前半のMozartはRR777の効果も相まって、α波ビンビン（？）でしたが、今回は毎日のように（ハイレゾ版を）聴いている、コンサート後半プログラムの「鱒」についての感想をお話させて頂きます。

（１） 先ずは、たたみかけるようなエンディング、まるでオケのような迫力に、思わず身を乗り出してしまいました。
これがライブの醍醐味ですね。
また、一楽章の反復はハイレゾと異なる趣がありました。奇を衒わない研ぎ澄まされたオーソドックスな演奏が、
長く聴き続けても決して飽きることのない理由と実感しました。

（２） しかし、ヴィオラ、チェロの、まぁ美しかったこと。また、ピアノの転がすような粒立ち、バイオリンの弦が弾けて
軋むような音ですら、ライブならではの滑らかさに心地よい快感となって染み入ってきました。

（３） 特筆したいのは、ハイレゾとの差が、思いの外少なかったように感じられたことでした。
耳には未だ自信のない私ですが、音についてはベール１枚の差（？）でしょうか…超えられない決定的な違いは
ライブのドライブ感、予想もできなかった展開と感動だと体感しました。今回のライブ録音がとても楽しみです！
（しかしコンサートの常ですが、咳払いや物を落とす人がいたのには、ムムムッ…ときてしまいました）

（４） Kさんが小池様からムチャ振りされた（？）ご挨拶も、フランクで、「何も引かない、加えない」のポリシー通り、
とても良かったです。
私もコンサート、ライブ中心から、アコリバさんのお蔭で、自分のポリシーをオーディオに反映させてレベルアップ
していく喜び、オーディオによるライブ感の追求に目覚めました。
Kさんのご挨拶を聞いた、私と同じ環境のクラシックファンの方々にも、一歩を踏み出して頂けることと存じます。

（５） また、お忙しいところ無理を申して、20周年ということで、Kさん、Iさんにサインをお願いしました。即、笑顔で快諾して下さり、ロビーで購入したCDのブックレットにサインして頂きました。そして、パンフレットには小池ストリングスの皆様にもサインして頂き、どちらもサプライズの記念すべきプレゼントとして頂戴しました。ありがとうございました。

ダラダラと長くなり、申し訳ありません。未だ書き足りませんが、先ずは冷めやらぬ感動、感想まで。

とても素晴らしい一夜をありがとうございました。

光ちゃん拝