メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2016/8/9 23:51 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 皆さん
こんばんは 私もRPC-1についての所感を書かせていただきます。 以前に投稿させていただきましたように試作品の効果は体験しておりますが、自宅で使うのは初めてです。(届いたRPC-1はまだパッケージも取扱説明書もない出来立ての製品の様です) 設置方法等についてはPAKAさんが写真付きで紹介されていますので重複は避けますが、拙宅ではオーディオルームの壁コンセントに空きがありませんので、RTP-4 ultimate(absoluteにバージョンアップ済み)に繋ぎました。 また今のところ設置方法についてはまだ何も検証はしておりません。 RPC-1を繋いで最初に音楽を聴いた印象は、音のセパレーションが良くストレートに音が出てくる印象で、雑味が削がれて音がスッと立ち上がりサッと広がるように感じました。 その為か、曲の雰囲気がとても良く伝わってくるようになり、しかもそれが誇張のようなものがなく兎に角ストレート、この言葉に尽きます。 しかし、聴く音楽によっては灰汁のようなものが無くなって物足りなく感じるのではないかと危惧しましたが、じっくりと聴き込めば一音一音の実在感が高まっているのが明らかに分かりますし、今まで感じられなかった音の狭間、聴き取れなかった演奏ニュアンスといったものが明確に捉えられるようになり、とても新鮮な気持ちで音楽を聴けるようになりました。 この手の製品にありがちな音の鈍りや変質といったものが感じられないのも特筆すべき点です。 RPC-1を繋いで音楽を聴けば音の違いは明らかですが、電源コンディショナーの効果が他の機器にも及んでいるのかを確かめるために、CDのリッピング音源に違いが出るかどうかもテストしてみました。 ※リッピングは周りの電源環境の影響を受けにくい日曜日の午後に行いました。 テストに使ったCDは以下の3枚です。 1. FREE/Fire and Water 2. Laura Nyro/New York 3. ketil bjørnstad、Svante Henryson/Night Song リッピング音源は、RPC-1有り無しの2種類の他に、PCが繋がっている電源ライン上の電源BOXにRPC-1を繋げた時のものも用意しました。 ※オーディオの電源ライン上にはNAS、HUB、NAS用のバッテリー電源RBR-1等が繋がっています。 試聴はまずRPC-1を使わない状態でリッピングした音源を2回通して聴き、次にオーディオの電源ラインにRPC-1を繋いでリッピングした音源、最後にPCの電源ラインにRPC-1を繋いでリッピングした音源を聴きました。(これらに加え、出だしの部分だけを何度か音源を切り替えて聴きました) 以下の感想は、RPC-1を使わない音源と比較しての感想になります。 まず1番のFREEから7曲目のAll Right Now この曲はギター、ベース、ドラムだけのシンプルな構成で非常にソリッドな音です。 まず音場が広くなったように感じられます。 これは音の立ち上がりが良いのと、音がクリアになった為にその様に感じられたのだと思います。 バッキング部分のギターは左右の音が重ならずにそれぞれがクリアに聴こえ、キレも良いです。 RPC-1を使わない音源を聴くと、それ程歪ませたギターではないにも拘らずやや混濁感があるのが分かります。 バスドラは元々硬く重い音なのですが、それが更に引き締まりベースラインのキレの良さと相まってテンポ感が良くなった印象です。 間奏部分のギターソロも音が良く伸びクリアで明瞭、またシンバルの音も良く広がります。 シンプルな演奏ゆえ、あまり違いは出ないかと思いましたが、余計な付帯音が減ったことでバンドの演奏がより浮き上がり生の音に近づいたような感じを受けました 。 2番のLaura Nyroから6曲目のGibson Street 非常に繊細で、魂の叫びのような彼女の歌声と、静寂感・孤独感といった曲が持つ雰囲気がどう変わるかがポイントです。 まずイントロのピアノの粒立ちから全然違いますし、こちらも一聴で音がクリアで開放的になったと感じました。 静寂感の中からさっと音が立ち上がり、そして余計な音がしない。 コーラス部分のスネアの音が明瞭になり軽やかでとても小気味よい、またオルガンの存在感も高まりました。 消え入るような小さな声がより明瞭に聴こえ、祈りにも似たローラのボーカルが心に沁み亘ります。 今はもう生では聴けない彼女の音楽と時間を超えて繋がった気がしました。 3番目のketil bjørnstad、Svante Henrysonから8曲目のShare このCDはピアノとチェロだけのとても静的な作品で、ECMらしい透明感のある音が特徴です。 もともと北欧の冷たく静かな雰囲気が漂う録音ではあるのですが、ベールを剥いだように更に透明感が増しました。 そのことにより、チェロの音には芯が出て弦が擦れる様子がより分かるようになりましたし、ピアノはより粒立ちの良い音になりました。 音がクリアになっても決して線が細くなるという事はなく、逆に深みが増し、上はよく伸び下はより沈み込みます。 それぞれの楽器の実在感が高まることで、生の演奏に近づいた印象を持ちました。 中間部のピアノは透明感のある音ながら幾分暖かみの感じられる音になり、残響音との調和が美しい。 ECMのコンセプトというものがよりストレートに伝わって来たように思いました。 以上、思いつくところを簡単に箇条書きにしてみましたが、聴けば聴くほど違いは明確になってくる印象です。 簡単なテストでしたが、RPC-1を空きコンセントに繋げると確かに電源環境が改善されるようで、それはCDのリッピング音源にも表れました。 CDをリッピングして聴く、或いはハイレゾ音源をダウンロードして聴く場合は、まず音源の準備する段階でRPC-1による恩恵が受けられるというメリットがありそうです。 以上の感想はオーディオの電源ラインにRPC-1を繋いでリッピングした音源を聴いた時のもので、PCの電源ラインにRPC-1を繋いでリッピングした音源はまた違った印象でした。 端的に言えば、全体にエネルギー感が増した様な変化で、私には前述の方が良いように感じられました。(決して悪いという意味ではなくより効果が感じられたという意味です) 尤も、後述の方はPC用の電源BOXに繋いだ別の電源BOXにRPC-1を繋ぎましたので、そのことで効果に違いが出た可能性もありますし、単純にPCにRPC-1を使うよりもNASやHUB等にRPC-1を使った方が効果的だったという事かも知れません。 今後はどこにどの様に繋ぐかというという事も含め更に検証してみる予定です。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | PAKA | 2016/8/6 10:46 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | ケミ | 2016/8/6 15:46 |
» Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | zappa1993 | 2016/8/9 23:51 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | PAKA | 2016/8/10 16:11 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | ケミ | 2016/8/11 12:00 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | PAKA | 2016/8/12 20:26 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | モリア1 | 2016/8/12 21:58 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | zappa1993 | 2016/8/13 10:30 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | ケミ | 2016/8/17 13:58 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | PAKA | 2016/8/18 15:53 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | zappa1993 | 2016/8/21 23:45 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | marchan | 2016/8/23 14:14 |
Re: 電源コンディショナー、『RPC-1』導入記 | スペンサー&ホーク | 2016/8/17 17:26 |
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