皆さん
こんばんは

SONGSでの「ひとつだけ」は本当に良い音でしたね。
ピアノのイントロを聴いただけで普通ではない音の透明感を感じましたし、ケーブルや機材を一切介していない素の音をそのまま聴いているかのような感覚を覚えました。
とにかくストレートに歌とピアノがテレビからスッと前に出てくる感じで、比べると他の2曲は音の濁りがテレビの中の音楽という印象を抱かせていたように思います。

矢野顕子さんは昔から好きで何度も生演奏を聴いていますし、TIN PANとのコンサートも観ています。
記憶に照らし合わせて考えると、他の2曲の音が特別悪かったと言うことでは無くごく一般的なライブ録音の音ではないかと思います。
ちなみに3年ほど前に放送されたSONGでの矢野顕子さんのスタジオライブも再度見ましたが概ね同傾向の音でした。
それだけに、アコリバのケーブルを使った音に特別なものを感じましたし、矢野さんの歌声やピアノの音色というものが一段と魅力的なものに感じられました。

願わくば、アコリバのケーブルを使って吉野金次さんとまたピアノの弾き語りアルバムを作っていただけたらなぁなんて思います。
今回の放送にどれ程の反響があったのかは分かりませんが、アコリバの名は知らなくても放送を見た人々の中に良い音の記憶は残ったのではないかと思います。
こうした試みが大きな成果になっていくことを心から期待しています。