にゃー君さん、こんばんは。
さっそくの返信誠にありがとうございます。

大植映次はこちらの盤ですね。
























大植映次指揮のミネソタ響のREFERENCE RECORDINGS盤は優秀録音の宝庫ですが、この道化師の朝の歌はその中でも３次元的な空間情報が克明に収録されている盤ですね。
私もオーディオチェックによく使う盤です。
演奏現場の気配成分や低弦の深い響きなどチェックポイントが盛り沢山です。

EAGLESのHell Freezes Overももはやオーディオファイルの定番音源と言えますが、オリジナルのHotel californiaのコンプレッサーとリミッターで潰れ捲った楽曲がライヴ音源ながら名手エリオット・シャイナーの手により素晴らしいクオリティで蘇っているのが嬉しいですね。
こちらもライヴ会場の雰囲気や楽器やヴォーカルのリアリティなどチェックポイントの宝庫で特にパーカッションとドラムの質感の違いなどは最も有効な重要な箇所になるでしょう。
パーカッションが巨大な打ち込みキックドラムのようにならないようにしたいですね。

オーディオのクオリティを見極めるに当たって重要なのはしかるべき情報やクオリティが収録されている音源を使うこと、更には実際の生演奏やライヴなども体験し、真の音色や質感、倍音成分や空間情報を習得し、正しくオーディオ再生音との擦り合わせ作業が出来るかどうかです。
一聴したインパクトに強さに惑わされないためにもとても重要なポイントになるかと思います。