先日B＆W社からマランツを通して，Signature Diamond購入のお礼と写真のように額に入ったシリアル・ナンバー及びカラー・バージョンの内容証明書が送付されてきました。シリアル・ナンバーはNo１２０/500であり，以下の文章が日本語で記載されています。

“バウアーズ＆ウィルソンのスピーカー、Signature Diamondのペアをお買い上げになられたことをお喜び申し上げます。

お客様がお買い上げになった限定版Signature Diamondは、私たちの知る限り過去最高のツーウェイ・スピーカーであり、音響技術を達成し、本物の音を追求してきたバウアーズ＆ウィルソンの40周年を記念する理想的な製品でもあります。

Signature Diamondは、他の普通のスピーカーでは成しえないような方法で本物の音を再現することに賭ける私たちの情熱を表すものであり、他の追随を許さない音楽の再生を生涯にわたってお楽しみいただきますことを嬉しく思っております。”

さらに，外装デザインを担当したケネス・グランジ卿と，音響設計・調整を行ったB＆W社のジョン・ディブ博士の直筆サインがありました。

このようなことがあることは管理人Kさんから事前に聞いていましたが，あらためて手にすると，B＆W社の明確な自信と誠意，そしてよりよい音で再生しなければという責任が生じたように感じました。

追記

せっかく届いた二名のサイン入りのレターなので，オーディオルームに飾ろうと思い，とりあえずオーディオルームに運び入れて，いつものように音楽を再生しました。

すると，いつもより音がよいのです。気のせいかと思い，リファレンスにしているtaTuをかけてみると，明らかにエネルギー感が違います。音場もより広大であり，明瞭です。

そこで，額入りのレターを部屋から出してみると，いつもの音に戻りました。

にわかには信じがたいことですが，以前にも似たことがありました。友人から譲ってもらったエリック・クラプトンのスロー・ハンドのジャケットに記された直筆サインを部屋に飾ったところ，クラプトンの演奏がスケールアップしたように感じたのです。


たぶん私自身の気持ちの変化による音の感じ方の変化であろうと思いますが，何事にも誠意をもってあたらなければならないとあらためて思うようになった出来事でした。自分でも他人の誠意ある言動には敏感に反応しますし，逆も必ずあるとはずです。科学的には解明されていない“気”というものの存在を感じました。