メイン [00-02]オーディオ全般 ☆電源ケーブルの上流と下流に繋げての比較試聴☆ | 投稿するにはまず登録を |
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kanoa | 投稿日時: 2016/9/2 4:34 |
長老 登録日: 2016/3/26 居住地: 投稿: 258 |
☆電源ケーブルの上流と下流に繋げての比較試聴☆ こんばんは。kanoaです。 今回は、電源ケーブルの繋ぐ場所によっての音の比較試聴をやってみました。 リファレンスCDは『CHANTICLEER』1曲目と9曲目。 実験1 壁コン→他社ケーブル→absolute6→他社ケーブル→プリアンプ(下流) 壁コン→他社ケーブル→absolute2→アコリバケーブル→CDプレーヤー(上流) *アンプに繋ぐケーブルを他社ケーブルとアコリバケーブルで比較試聴。* 他社ケーブルの場合 声質が基音だけの単調な歌声になり、カサついた音。コーラスの掛け合いが混濁してハーモニーが伝わりにくい。 アコリバケーブルの場合 声質が太く、潤いがある。コーラスの掛け合いが美しく、音符が見えるような感じがした。 実験2 *同じ条件でCDプレーヤーのケーブル比較* 他社ケーブルの場合 低域が伸びずに中高域が目立ちキツく感じ、コーラスとしては合唱団員が減ってしまったようだ。 アコリバケーブルの場合 低域の伸びが圧倒的に違い、高域、中域、低域のバランスが取れている。 実験3 壁コン→アコリバケーブル→absolute6→アコリバケーブル→プリアンプ(下流) 壁コン→他社ケーブル→absolute2→他社ケーブル→CDプレーヤー(上流) *CDプレーヤーのケーブル比較* 他社ケーブルの場合 奥行きがなく、平面的で音場も狭い。 アコリバケーブルの場合 奥行きがあり、立体感が出て、音場も広くなった。 実験4 壁コン→アコリバケーブル→absolute6→アコリバケーブル→プリアンプ(下流) 壁コン→アコリバケーブル→absolute2→他社ケーブル→CDプレーヤー(上流) *CDプレーヤーのケーブル比較* 他社ケーブルの場合 高域が目立ち、低域が埋もれて聴こえない。 重心も少し浮いて、エネルギー感も落ち、薄く聴こえる。 アコリバケーブルの場合 空間が広くなり、左右の音場だけでなく、上下も広く天井の高さが分かるようだ。 声質もよりはっきりとして、明瞭。 低域のコーラスもよく分かるようになり、合唱の凄みが分かるようになった。 実験5 壁コン→アコリバ→absolute6→他社ケーブル→プリアンプ(下流) 壁コン→アコリバケーブル→absolute2→アコリバケーブル→CDプレーヤー(上流) *プリアンプのケーブル比較* 他社ケーブルの場合 高域が強調され、一瞬抜けが良くなったようにも聴こえるが、倍音が軽減され基音が目立ち、重心が軽くなる。 アコリバケーブルの場合 重心がしっかりとしてて、雄大。 教会の空気感が伝わり、倍音が広がり、重厚な音になった。 実験をトータル的に見てみると、ケーブルを交換する上流と下流によって音の見え方が違ってきます。実験1は壁コンから他社ケーブルで実験4からは壁コンからアコリバケーブルに交換したので、より音楽が分かりやすくなりました。 下流だけ交換していたら見落としてしまっていたものも、上流から繋ぐ事によって本来の音楽が見えてくる。アコリバケーブルを繋がないと分からないというのも残念ではありますね。他社ケーブルは部分的に音がハマったりする事がありますが、全体的な空間表現や質感、奥行きや立体感、滑らかさや、伸びやかさ、バランスが取れているケーブルってほとんどないような気がしますね。 実験してみるとそれがよくわかりました。。 |
管理人K | 投稿日時: 2016/9/2 23:30 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: ☆電源ケーブルの上流と下流に繋げての比較試聴☆ kanoaさん、こんばんは。
入魂の実験結果のご報告誠にありがとうございます。 結論から言うと、電源ケーブルの交換は上流(前段)からですかね? 電源ケーブルをまず1本交換するならどこが一番効くのか?というのには諸説ございます。 某ケーブルの大家の評論家は「最下流(下段)のパワーアンプである」と言い切っていましたし、デジタル機器であるとか、いやアナログ機器であるとか様々な主張があります。 私個人的にはkanoaさんの実験結果と同じく、電源ケーブルの交換は最上流(前段)からだと思っております。 確かに最も電源の容量を食うパワーアンプに効くというのはそれなりの説得力もあるのですが、実際に実験してみると消費電力が大きい機器が絶対的に電源ケーブルの交換で効果が出るとは限りません。 かえって小電力のデジタル機器の方が電源のクオリティに敏感だったりします。 電源ケーブルを上流(前段)から交換すると良質な効果が発揮されるのは、自然界において川が上流から濁ると下流まで濁った水が流れてしまうのと同じようなものだと例えれば解りやすいでしょうか? オーディオにおいてもいくら下流(下段)を綺麗にしても上流(前段)が濁っていれば濁った成分がそのまま伝送され増幅されてしまうということです。 これは電源ケーブルに限らず、ラインケーブル〜スピーカーケーブルにも言えることですね。 そのため、弊社では貸し出し時に電源ケーブルを使う場合は最も前段の機器にてお試し下さいとお願いしております。 またスピーカーケーブルだけ貸出希望の方にもラインケーブルに個性や癖の強いものを使用されている場合は弊社ケーブルを使用することでかえって粗が引き出されてしまう危険性がありますとお伝えしております。 kanoaさん、大変な時間と労力を伴う大実験誠にありがとうございました。 皆様とても参考になったと思います。 |
kanoa | 投稿日時: 2016/10/5 13:29 |
長老 登録日: 2016/3/26 居住地: 投稿: 258 |
Re: ☆電源ケーブルの上流と下流に繋げての比較試聴☆ 管理人Kさん
こんにちは。 長々と実験をしましたが、結論から言うと、きちんとした判断をするなら最上流から繋げないと判断を誤るって事です。 川の流れの例えは分かりやすいですね。私も今度から使わせて頂きます ! 途中からケーブル替えても、前の汚れを打ち消してくれる浄化ケーブルがあるといいですね(笑) |
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