メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 【AMBIENT】R-AU1-PL購入後の感覚的評価 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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点と線 | 投稿日時: 2022/8/26 19:06 |
新米 登録日: 2022/8/10 居住地: 投稿: 1 |
【AMBIENT】R-AU1-PL購入後の感覚的評価 大前提として私はこの掲示板の多くの方のようなピュアオーディオマニアではございません。
専門的な知識、信憑性の高いエビデンスをもとにした批評は到底できませんので以下、感覚的な感想となります。 私は物販店舗BGMの音質向上を目的としオーディオへの関心をいくばくか持ちました。 これまでの人生の中で、素敵なお店にはしばしば素敵な音が漂っていたためです。 しかしながらオーディオレビューの多くはリスニングポイントを想定した指向性の強い環境でした(スピーカーセッティング例を含む)。 またacoustic revive ユーザーの多くがjazzやフュージョン、ロックを中心に聞いておられる印象を持ちました。 私の場合は無指向性の空間を満たす音楽、ひらたくいえば美術館などの音響に近いものを目指しています。 再生する音楽もアンビエントやドローン、エレクトロニカなど電子音が多いです。 そのような私がこのたびPC-DAC間のUSBケーブル R-AU1-PLを購入、使用してみました。 私のような事例で試行錯誤されている方に向けて微力ながらお伝えいたします。 現在の環境はPCのサブスク音源をRME ADI-2DACに接続、その後 YAMAHAのアンプで5.1 Chで再生しています。メインとなるフロントF/Rはlistudeの多面体スピーカーを使用しております。 もちろん無指向性です。R-AU1-PLの前はoyaide d+USB class Sを使用していました。 d+USB class Sはコスト面も考慮するととても良いケーブルであることは疑いの余地がないです。 R-AU1-PLに比べるとヴォーカルが一歩前にでているイメージ。 中高音が引き立ち、エネルギッシュでコントラストが比較的強いです。 一方R-AU1-PLはヴォーカルが各パートと横並びのイメージ。 均整のとれたバランス型で、角がとれて「丸い」音を感じます。 しばしばR-AU1-PLのレビューで「音が粒だっている」という表現をお見かけいたしますが 私の環境下ではシャープネスでいうとd+USB class Sのほうが強いです。 ゆえにjazzのシンバル音やベースの低音、ボーカルの張り感がかなり前にでます。 R-AU1-PLは「良い音」というより「正しい音」と感じるので モニターに適しているという評価は大変頷けます。 こちらに変えてからマスターの音量を+1dbrあげました。 高音が耳障りになるということもないです。 コントラストが物足りない方はアンプ等でお好みにあわせ微調整すれば問題ないかと。 また「丸い音」すなわち球体状に広がる音場が特徴的なので当然今私が使用している 球体上の無指向性スピーカーとの相性も良いです。 ※listudeは「本来、自然な音は球体上に広がる」という理念のもと多面体のスピーカーを製造されている国内メーカーです。 アンビエントなどディレイやリバーブのかかった電子音楽との相性がほとんど語られていませんが 私個人としてはこのケーブルの良さはそういった音場の広がりを感じる音楽の視聴にこそ最適なように思います。 空間に溶け込む全体的な音像の中で、細やかなディテール(有機的なノイズや収録された物音)が埋没することなく再生できます。 同様の理由でスタジオ録音よりもライブ音源のほうが相性が良さそうです。 共通している理由は「空気感の再現性」でしょうか。 しばしば語られることですが使用目的や主に聞くジャンルなどでオーディオの最適解は変化するのだと あらためて認識いたしました。 いずれにしましても私のように資本力もなくピュアオーディオの世界など怖くて飛び込めないけれど、 好きな音楽をもっと好きになりたい方にはきっかけとしてこちらのケーブルは価格的にもかなりおすすめですし、 間違いはないと思います。 一度「正しさ」に触れて、そこを起点に自分なりの居場所をお探しになれば良いと思います。 駄文失礼いたしました。 |
あじなめろう | 投稿日時: 2024/10/23 15:20 |
長老 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 583 |
Re: 【AMBIENT】R-AU1-PL購入後の感覚的評価 点と線様、こんにちは!
こんな2年以上も間を空けてのお返事で恐縮です。 奇譚無いレビューをじっくり拝読いたしました。 オーディオマニアには、O社さんのケーブルのような明確でハッキリと輪郭を伴ったサウンドを好きな一定層はおいでです。 ただそれは電気的な歪みによって個性を持たせていることが多く、O社さんに限らず、アコリバ以外の国内外のメーカーにもよく見られる傾向でした。 悪く言ってしまえば、人工的、ドーピング的とも言えます。 アコリバ製品はケーブル、ケーブル以外にも共通して言えることは、一切の個性やクセを持たせないために究極の引き算をして、しかも電気的エネルギーを一切損なわないということです。 話は変わりますが、 僕も実は元物販店舗の経営者でした。 店舗BGMには相当な予算を割いていました。 S/N比に優れノイズを伴わない音はその音量がある程度大きくても、不思議なことにお客様同士の会話や接客応答の邪魔になりません。 22年の店舗経営の経験がありますが、一度たりとも「BGM静かにして」というクレームはありませんでしたし、逆に「今かかってる曲って何ですか?」とご質問されるくらいでした。 空間に溶け込むBGM演出は本当に大変ですよね。 その空間を異空間にさせつつ、決してうるさくあってはいけない。 。。。そこを履き違えて、ガナリまくったBGMを流す店舗の非常に多いこと。 投稿から2年以上が経過されていますが、その後の変遷はいかがご状況でしょうか。 |
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