メイン [14-01]その他の話題 やはりアナログはいいね! | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
RANZAN | 投稿日時: 2015/3/31 16:57 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3283 |
オープンテープ・デッキ (TC-777-4J) 皆さん
こんにちは。 目まぐるしく移り変わる時代の変化の中で、オーディオでも時代が進化していくと同時にその技術は日進月歩の道をたどり、アナログからデジタル時代の幕開けでのレコードからCDへと進化していき、その音質は目覚ましいものがありました。 そしてこれからのオーディオでは、更に進んだこれまたハイレゾ音源が欠かせなく、まさに次世代オーディオの主役となる勢いです。 しかし、ここはデジタル化する早足を一旦止め、ゆっくり振り返ってみると、そこで懐かしく甦って来るのはアナログの音でした。 それもレコードではなく、手に取ったリールテープをテープテンションに掛け作動させることで、オープンテープの音が大変気に入っていた時代を思い起こすのです。 1961年頃、SONYがアメリカで先行発売したセミ・プロ級オープンテープ・デッキ TC-777-4J (3モーター、3ヘッド、4トラック)が大変人気を博したという時代でした。 1年後には日本でも発売になり、ちょうどその時日本でもFM放送が開始され、オープンテープ・デッキがオーディオマニアの心を掴んだのです。 そのオープンテープ・デッキでマニアに人気のあったのは、SONY、TEAC、DENON、AKAI等が挙げられます。 こうして当時、中学生ながらオーディオの魅力に嵌り込みFM放送の美しい音に魅了されていったのです。 どうしてもそのTC-777-4Jでエアーチェックがしたく、高価なTC-777-4Jであるがゆえ、なおそんな高額な機器を買える小遣いもないことから、一身に親に頼み込んで何とかTC-777-4Jを手に入れたのです。 そのTC-777-4Jの雄姿は見た目のかっこよさもあり、ダイキャスト製骨格の美しい造りはビクともしない頑丈なものでした。 さすが、メーカーがいうセミ・プロ級といったイメージがプンプンするものでした。 最初、羨望していた購入希望機はTEACの俗にいう2トラ・3パチ・デッキだったのです。 でもここはオーディオの物流ルートからいって、まだTEAC製品の入手ルートが無く、地元オーディオ店で手に入りやすいのがSONYだったことから、ここは憧れでもあることから高価ではあるがTC-777-4Jをやっと手に入れたのです。 以来、FM放送でのステレオ音楽番組を毎日のようにエアーチェックして楽しく聴いていたのです。 高まるオーディオマニアの究極な音の願望は、レコード会社のマスターテープと同じ音のクオリティを得ることでした。何しろオープンテープの音が非常に気に入り、FM放送でのエアーチェックでのテープだけでは物足りなく、その頃まだ日本では発売されていない海外でのクラシック、ラテン、ジャズ音楽テープを、わざわざレコードショップに無理をお願いし、何度か取り寄せてもらった思い出がよみがえるのです。 それまでにして聴くマスターテープからのミュージックテープの音に惚れ込んみ、オーディオの虜となり邁進していったのです。 なお現在、そのTC-777-4Jはリスニングルームの片隅にデーン!と居座っていますが、ヘッドアンプと磁気ヘッドがダメになり音は出ませんが、それは往年のオーディオ・インテリアとしてはまだまだ貫禄十分であり、今でもそこからアナログ色の濃い雰囲気がカッコよく伝わってくるのです。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
題名 | 投稿者 | 日時 |
---|---|---|
やはりアナログはいいね! | RANZAN | 2008/2/27 17:20 |
Re: アナログ回帰へのロマン | 管理人K | 2008/2/28 20:15 |
» オープンテープ・デッキ (TC-777-4J) | RANZAN | 2015/3/31 16:57 |
アナログレコード ブーム! | RANZAN | 2015/4/22 18:28 |
Re: アナログレコード ブーム! | RANZAN | 2023/5/29 17:02 |
投稿するにはまず登録を | |