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     USB1.7-SP-TripleC
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投稿者 スレッド
50T3
投稿日時: 2018/12/13 16:01
新米
登録日: 2018/11/6
居住地:
投稿: 14
USB1.7-SP-TripleC


皆様初めまして。
私は半年ほど前にひょんなことからAcoustic Reviveの製品と出会い、その効果の大きさに驚き、品質の高さと音づくりに共感を覚えました。
その後、拙宅では秋頃から、中古品やセール品を見かけるたびに少しずつAcoustic Reviveの製品を導入し始めております。

しかしながら、通常のラインナップではケーブル長のバリエーションが無いのは皆様ご存知の通りです。
私の環境ではUSBケーブルは1.5m-2.0m程度長さが必要で、ラインナップにある1.0mではどう頑張っても長さが足りません。
PCオーディオメインの私の環境にとって、USBケーブルは無視できない経路ですから、これまで敷居の高さを感じていましたが、意を決して問い合わせフォームより特注サイズのUSBケーブルの見積もりをお願いしました。
オーダーメイド専業のメーカーではないのに、初見の私にも大変丁寧にご対応いただいて、希望する長さのケーブルをご製作いただくことが叶いました。
注文してから一週間程で納品され、素早い仕事にも驚きです。

同時にUSB-DACに使用していた電源ケーブル(Power Standard-TripleC-FM)についても、これまで標準の2mで長さを持て余していたところ、半分の1mの長さに分割をお願いすることが出来て(工賃とプラグ代はもちろん必要ですが)、ごちゃごちゃしていた配線がすっきりして大変助かりました。
また、1本を2本に分割したので片割れが出来たわけですが、そちらは届いたUSBケーブルの電源ラインに接続するアナログ電源に使用することが出来、一石二鳥(一本二台?笑)でした。
中神様、石黒様、ありがとうございました。

さて、肝心要の音質ですが…これまで、Aから始まる舶来メーカーの品(Carbon)を使用していました。
それもUSBケーブルとしては結構いいお値段をしており、当然数百円で買えるUSBケーブルと比較すると音は雲泥の差です。自分自身、特に不満無く使用していました。
(じゃあ何で買い替えたんだという話になりますが、コンセントから先の経路は他全てをPC-TripleC化しており、最後に残ったのがUSBだったのです)
そんな状況の中、納品されたケーブルに繋ぎ替えて、エージング前に動作確認がてら音を出すと…あまりの音の違いにびっくり!!!
具体的には、まず、低音域のエネルギー感が増して、よりクリアになりました。音程がはっきり聞き取れるようになりました。それによって、音の重心が下がったように聞こえるようになりました。全体にうるさいと感じる要素が無くなって、聴きやすくなりました。アコースティックな楽器は、音に艶が出て生っぽさが出てきました。
また、これまである程度音量を上げた時(-25db)と、夜に少し音量を落とした時(-33db)で曲によってはバランスが多少変わって聞こえてしまうことがありましたが、小音量時でもバランスが崩れず同じように聞こえるようになりました。
エージング前でそんな状況ですから、エージング後が楽しみです。
電源ケーブルをPower Standard TripleC-FMに変えた時や、アナログケーブルをXLRTripleC-FMに変えた時と同じぐらいの、劇的な変化がありました。
私のDACはBulk petに対応しておらず、アイソクロナス転送でしか動作しないということもありますが…USBケーブルにしては凄まじい値段ですが、価格に見合うだけの効果があり、購入して良かったです。

最後に、私の環境は古いPCということもあり、ケーブルとチップセットのUSBコントローラーの相性問題が出て初めは上手く動作しませんでした。
(前のケーブルでは全く問題無く動作していました)
M/BがAsus H87-Plus, OSがWin10で、ASIO出力、信号線のみリアのI/OパネルにあるUSB2.0ポートに接続、電源線は外部電源に接続という環境です。
OSもDriverも問題なくデバイスを認識しますが、再生をすると数秒〜数分後にいきなり出力が止まり、以後再生不可能になるという現象が起きました。
DACの再起動、PCの再起動、USBケーブルの差し直しのいずれかで復旧しますが、復旧してもそのような状況ですぐに再発するので使い物にならず。
色々試した結果、回避するためには特定のUSB3.0ポートに接続するか、xHCIを無効にすればどのUSB2.0ポートでも安定動作するようになりました。
USBの経路上に挟み込む形のノイズフィルターや、外部ハブを噛ました環境、PL仕様のケーブルにしても回避できる可能性があると思いますが、未検証です。また、当然ながらPCI ExpカードでコントローラーごとUSBポートを増設して、そちらに繋げば回避可能だと思われます。
同様のケースの方の参考になれば幸いです。
50T3
投稿日時: 2018/12/18 17:15
新米
登録日: 2018/11/6
居住地:
投稿: 14
Re: USB1.7-SP-TripleC
追記。

エージングもとりあえず一週間が終わりましたので、A端子の刺す場所を色々変えてみました。
まず、信号線ですが、USB3.0ポートよりはUSB2.0ポートの方が音が柔らかく、僅かに音が良いという結論になりました。
しかし、人によっては誤差程度にしか感じない程度の差だと思います。通常利用時はxHCIを無効にしておいて、3.0での転送が必要な時はその都度設定を変える運用にすることにしました。

次に電源線ですが、外部電源に接続した状態で電源OFF、その辺に転がっていたUSB用ACアダプタに刺して宙ぶらりん、外部電源に接続して電源ON、PCの空きUSBポートに接続、何も接続せず宙ぶらりん、という順に音が悪く変化していきました。
しかし、検証の過程で、電源線に電気が流れていないと、アイドル時に当方のDACはPCから認識を失ってしまうので、外部電源への接続は必須だということがわかりました。
特に、端子が宙ぶらりんになった時は、音の重心が高くなってしまって、なんだか気持ち悪い音場に感じました。何かが接続されていることは必要なようで、恐らく、Aメス-Aメス変換を挟んでRUT-1等を接続するのが一番良い音がするのではないかと思います。
あくまでも当方の環境の固有の結果ではありますが、ご参考まで。
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