absolute-POWER CORD-K
並行輸入にて購入しました。

現在、壁から電源タップにかけてTPL-2000A を使用していて、再生時間は100hを超えています。それを当製品に変更しての比較です。
TPL-2000Aはインレットの手前に奏3段組と少し手前にNCF-BOOSTER-SIGNALの上に奏03を使用。
absolute-POWER CORD-Kはインシュレーターは何も使用せず、適当な木の台をユニット部の下に配置して床から15cm浮かせたくらいです。

エージング0h
一聴して色々と変わっていることに気がつくが、顕著なのはドラムの音が滲みが無くタイトになる、つまりかなり生音に近くなる。S/Nは1曲目でTPL-2000Aと比較して若干落ちるくらい、1曲目の途中〜2曲目で既に超えてくる。情報量も再生時間に比例して増え解像度が高くなり、背景は静寂、押し出しはフラットで煩過ぎず繊細すぎることも無い。
単線は分離が悪い傾向にあると何かの本で読んだが、自分の耳では判別できず特にそんなことはないかと思いました。

ミュージシャンの方々も、これだけ曲の魅力を引き出せるケーブルを使用して聴けば喜んでくれるのではないかと思う。
服でもインテリアでも、基本的にはワンブランドにはしない主義ですが、この時点で、うちのオーディオ電源ケーブルは全てこれにしたいと思った。まぁ物事には例外もあるだろうと。
ご参考にしていただければと思いますが、購入を強くお勧めできる製品だと思います。

エージング2日
再生曲数は20曲ほど。
見通しがかなり良くなり、音圧、広がり、ボリュームを上げていないにも関わらず音量が上がってきました。
ここら辺で、B'z松本孝弘氏のギターやTUNE GUITAR MANIACなど押し出しの強いギターを聴いてみたくなりますね。アーティストが望む音が出そうですね。

エージング16日
今回、TPL-2000Aとの比較を書かせていただきましたが、実をいうと数年前にはESOTERIC MEXEL9900、ACROLINK PERFORMANTEも新品で購入→売却した経緯があります。
そのどれと比較しても違います。
アコリバに共通する生の質感、躍動感、アーティストの熱量そういった聴き手の心に訴えるものがあり、尚且つそれらが自然に感じられます。
今まで電源ケーブルを変えてもエレキギターの音で驚くことはなかったですが、聴いたことのない鳴りをします。ベースも埋もれませんし、スネアやバスドラの皮の質感まで伝わります。
最高です！