この度は前回のヘッドホンケーブルに加え、RR-777を私の環境に導入すべくアコリバ様にメールのお問合せにてモニター価格でRR-777を購入しました。


正直、1日目は前回のヘッドホンケーブルに比べて今回のRR-777は体感がうまくできないなと思いました。
しかし、導入3日目の10日、電源を切ってみてとんでもないほどの変化があったことに気づきました。電源を切ってみることによってRR-777によって何が変わったのか、ちゃんと認識できるようになりました。
違いを体感するにはRR-777を付けた時に何が変わったのかを見るより、なるべく長時間電源を入れて「切ってみる」方が体感しやすいと思います。
その変化は大きく二つありました。

1.音場が広がる。
正確にいうと空気感だけが新しく生成された感じがします。これがどういうことかというと、通常は音場が広がると音が「定位」そのものが左右上下前後に動いた感じがします。しかし、今回の変化はちょっと違いました。
他の音の定位はそのままで、「空気感」だけが追加された気がして、結果的にそれが音場の広がりにつながるのです。

2.音が自然になる。
これは音場の変化ほど大きくはありませんでした。しかし、この変化も通常の音が自然になるという変化とはちょっと違いました。
通常、音が自然になるというのは私が考えるには音と音の「つながり」が良くなった気がしますが、RR-777による変化はつながりが良くなったという感じはあまりせず、何かデジタルを通して聞いている感じからアナログで現実の音を再現するかのように、2Dから3Dになったかのように、音に「生々しさ」が追加されたような気がします。


上記の二つの変化とも異質的な変化でとても面白かったです。
しかし、私だけそう感じているのではないかという気がしたので、後でブラインドテストなどもしてみたいと思いました。以上です。